一度は訪れたいイタリア、エミリア・ロマーニャ州のフェッラーラは見どころの宝庫!

一度は訪れたいイタリア、エミリア・ロマーニャ州のフェッラーラは見どころの宝庫!

イタリア観光の交通の要所となるボローニャからほど近い、美しい小都市フェッラーラ。イタリアだからこその芸術に親しんだり、ショッピングに明け暮れたり、美味しいものを食べ歩いたり、もしくは古い街並みを眺めながらただお散歩するだけでもとっても楽しいこの町で、初めての方にはぜひ押さえておいていただきたい見どころをご紹介します!


フェッラーラのシンボル「カステッロ・エステンセ(Castello Estense)」

フェッラーラの中心部に雄々しく佇むのがこのエステンセ城です。四方を囲む堀には噴水も備わっていて、美しい演出を加えてくれます。青く晴れ渡った空が最高のバックスクリーンとなり、フォトジェニックなお城なので、ぜひ記念に写真を撮ってみてください。SNS映えすることも間違いありませんよ。

カステッロ・エステンセの中庭

このエステンセ城では毎年7月に「リリカ・イン・カステッロ(Lirica in Castello)」という催しが行われています。これは日本語に訳すと「お城でオペラ」というものです。上の写真にあるように、このお城には広い中庭があり、ここに特設舞台と客席が設置され、オペラが上演されるのです。

夏休み期間中は、ヨーロッパ全土で劇場は閉まってしまいます。それでも「せっかく本場を訪れるのだからオペラを見たい!」という人にはうってつけの機会です。

今年の演目は日本でも馴染みのある「蝶々夫人」。着物の着方がよくわかっていないイタリア人たちが奮闘していました。

7月12日に行われた今年の公演では、夏だからこそ味わえる野外オペラの独特の雰囲気と、舞台装置と化したお城のパワーで会場には一体感が生まれ、大盛況のうちに幕が下りました。

イタリアの観客はとても素直に拍手喝采を送ったり、時にはブーイングを出したり、しっかり全身で感想を表現しますので、その中に入ってイタリア文化を肌で感じてみるのも面白いですよ。

大通りに面したカステッロ・エステンセ正面

どの町に行ってもやっぱりマスト!フェッラーラの大聖堂(ドゥオモ)

イタリアではどの町に行っても大聖堂(ドゥオモ)があります。フェッラーラもその例に漏れません。

私は2017年1月と7月にこの地を訪れたのですが、若干残念だったのが大聖堂が補修工事中だったため、その外壁の全容が見られなかったことです。それでも内部には入れますのでどのような教会かはしっかり見ることが出来ました。

入口からすでに素晴らしい彫刻の数々に目を奪われましたが、内部に足を踏み入れればそこはまた別世界。イタリアらしい、煌びやかな装飾に彩られた壁や天井、そして祭壇は必見です!

フェッラーラの大聖堂内部

夜のフェッラーラも必見!中世の街並みが作り出す幻想的な空間

フェッラーラの旧市街は中世の建造物で溢れています。その美しい建物たちが、夜になると温かいライトを浴びて実に神秘的な空間を作り出してくれます。

イタリア人には昔から、夏の夜には用事がなくても外に出てブラブラ散歩をするという習慣があるので、夜の旧市街は人であふれています。そのため、ジェラートやさんなどは夜遅くまで営業しています。夜の街で美味しいジェラートを食べ歩くのも現地っぽくて良いですよね。

ぜひイタリア人たちの中に混じって、ここでしか味わうことのできない美しい夜のパノラマを堪能してみてください。

温かい灯が点る広場の様子

女子におすすめ!フェッラーラで日本未上陸のブランドをチェック!

アルド(ALDO)というブランド名を聞いたことがある人はまだまだ少ないのではないでしょうか?こちらはカナダ発のカバン、靴をメインに扱っているブランドで、近年人気に火が付き世界各国にショップがオープンしています。

ですが、日本にはまだ未上陸。イタリアでも大型デパート「coin(コイン)」と提携して販売ブースが設けられてはいますが、デパートの販売ブースでは品数が大幅に削減されてしまいます。

その点、フェッラーラのショッピングモール「イル・カステッロ(Il Castello)」内にオープンしたこちらのお店には、数多くの女心をくすぐる商品が陳列されています。

ALDOの魅力は何と言ってもそのコスパの良さです。高級品かと見まごうような商品に、とってもリーズナブルな価格がついています。

私がこのお店を訪れたのは7月の半ばだったため、幸運にもセールの真っ最中でした!キラッキラの装飾が付いたとってもかわいいハンドバッグが目に留まり、値段をチェックしてみてその安さにびっくりしました。

元値が50ユーロ前後のバックも(それでもとても安いですよね?)、34ユーロまで値引きされていて、テンションが一気に急上昇しました。

サングラスやアクセサリーなどの小物も充実していて、すべてとってもリーズナブルなので、何時間でも店内にいたくなってしまうようなお店です。

アルドの入り口

ちなみにこのアルドが入っているショッピングモールは、最近新しくできたものなので、とてもキレイです。たくさんの洋服屋さんが入っていて、どこも盛大にセールをしていました!

すべてのお店を見て回るとかなりの体力を消耗してしまうので、私はお昼休憩にフードコート的な場所に立ち寄りました。

生パスタを販売しているブースに心を惹かれ、フェッラーラ名物であるカボチャのカッペッラッチ(ラビオリの大きいようなもの)とフルーツのマチェドニアをいただくことに。ショッピングモールのフードコートなのにこんなに美味しいご飯が食べられるのも、「さすがイタリア!」と思うポイントです。

有名観光地には残念ながら美味しくない食べ物やさんも溢れていますが、フェッラーラは美食大国エミリア・ロマーニャ州の誇りを保持していると言って良いでしょう。

フェッラーラ人も、
「フェッラーラで美味しくないレストランを見つけるのは難しいよ。」
と誇らしげに言っていました。

カボチャのカッペッラッチとマチェドニア

まとめ

私は仕事でこの地を訪れたのですが、中日2日間でフェッラーラを満喫することが出来ました。街並みの美しさと人々の温かさにすっかり疲れを癒されました!

ローマやミラノ、フィレンツェに移動する際に必ずと言って良いほど通るボローニャから、電車でわずか30分ほどのロケーションですので、一日観光に出かけてみてはいかがですか?
ただし、夏の暑さはイタリア内でもトップクラスなので、その点にはご注意くださいね。

美味しいものの宝庫でもあるフェッラーラ。この記事では紹介しきれなかったグルメ・リポートは次回記事でじっくり展開したいと思います!

この記事のライター

ヨーロッパ在住歴13年の経験を活かしてイタリア、スイス、ドイツ、フランスのちょっとディープな観光情報をお届けします!

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