ヴェローナで食い倒れ!シックなレストランからカジュアルな食べ歩きパスタまで!

ヴェローナで食い倒れ!シックなレストランからカジュアルな食べ歩きパスタまで!

ヴェローナには隠れた名店がたくさんあります。本物のイタリアン・クオリティーの食事をしたい人におすすめのお店の数々をご紹介します。どこも私が複数回訪れ、間違いないと感じた名店ばかりです。中には見つけずらいお店もありますが、「その辺で済ませる」が危険な有名観光地ヴェローナで、ハズレ知らずの食事を是非楽しんでみてください!


言わずと知れた有名観光都市ヴェローナ。ロマンチックな街並みに魅了され、多くの観光客が世界中からやってきます。そのため、観光客をターゲットとしたクオリティーの低いレストランなどの飲食店が中心街に溢れているのが悲しい現状…しかしイタリアはやっぱり美食大国です。ヴェローナでもきちんと調べて行けば最高に美味しい食事を楽しむことができるんです!

この記事では私が実際に足を運び、ここならば間違いないと確信したお気に入りのお店の数々をご紹介します!

おしゃれでシックな王道イタリアン・レストラン兼エノテカ「カングランデ(CANGRANDE)」

本場イタリアのニョッキ

ヴェローナのシンボルになっている円形劇場のすぐ近くにあるちょっとおしゃれでシックなレストランです。メインの広場は人でごった返していますが、このお店があるのは一本裏へ入ったところなので落ち着いて食事を楽しむことができますよ。

夏の暑い時期には是非外に設けられたテーブルにつきましょう。きっちりと大きなパラソルで守られているので日焼けや熱中症の心配もいりません。

イタリア人はじめヨーロッパ人は、夏でなくてもとにかく外で食事をとりたがります。その風習を真似してヨーロピアンを気取ってみましょう。

こちらのお店では本格派のニョッキが味わえます。その他、スカンピのパスタや超熟成パルメザンチーズなども最高に美味しいんです。牛肉のタルタルなど、お肉料理もありますよ。

レストラン兼エノテカなのでワインの種類もとっても豊富で、選びたい放題です。どれを頼もうか注文に悩んだときにはもちろんボーイさんが親切に解説してくれます。

レストラン入口の看板

ワイン好きなら要チェック!アンティカ・ボッテガ・デル・ヴィーノ(Antica Bottega del Vino)

ヴェローナと言えば有名な赤ワイン、アマローネを味わわないわけにはいきませんよね。こちらのエノテカはヴェローナでも指折りの名店で、扱っているワインのコレクションには目を見張るものがあります。

もちろんご飯もいただけます。ヴェローナ名物、赤ワインのリゾットでも有名なお店です。

入り口はこじんまりしていますが、お店の中は広々としていてたくさんのテーブル席があります。外には席がないのが少々残念ではありますが、ゆっくり良質のワインを味わいたいという人におすすめです。

ワインをボトルで購入したいと申し出れば、地下にあるワインセラーに案内してくれます。ガッチガチに鍵のかかった棚の中には一本〇十万円という品も…それでももちろん日本で買うよりはずっと安いので、コレクターにはたまらないお店なのではないでしょうか。

私たちはそんなお金は持ち合わせていませんから、冷やかし程度にコレクションを見せてもらった後、手ごろな値段のボトルをひとつ買って出てきました。

入口には小さな看板が。店名とはちょっと違うのでご注意を。

まさかだけど感動的なほどに美味しいラ・ボッテガ・デッラ・ジーナ(La Bottega della Gina)

時間がないときや一人旅の人に嬉しいのがこのお店。食べ歩きもできるよう、紙の容器に茹でたてのパスタを入れてくれる、ラ・ボッテガ・デッラ・ジーナ。「ジーナの工房」という意味です。

カジュアルで小さな店内に入ると、ジーナさんらしき女性が出迎えてくれました。

ショーウィンドーには数々の生パスタが「早く茹でてくれ」と言わんばかりに並んでいます。色とりどりでどれもかわいく、迷いに迷ってしまいます。

散々話し合って時間を費やした結果、私たちが選んだのはバジルのラビオリとトリュフのラビオリ、そしてタリアテッレ・アル・ラグーとラザニアの4品。全部三人で回しながら食べます。

店内に小さなイートインスペースがあるので、本来は持って帰る予定だったのですが10分ばかり腰かけて茹でたてを食べてみることにしました。
一口食べて私たちは感動しました!どれも驚くほど美味しくて、ジーナさん(と思われる女性)にありったけの賛辞を投げかけながらどんどん食べました。

中でもバジルのラビオリの美味しさは衝撃的でした。口に入れた途端バジルの香りと中に入っているパルメザンチーズの風味がブワッと広がり、「夢の世界へ!」と表現したくなるほどのクオリティーです。

10分だけ時間があるから「ちょっと味見だけしてみる」という当初の予定を翻し、私たちは満腹になるまでこちらのイートインスペースでがっつり食事を楽しみました。

あまりのクオリティーの高さに、帰り際に瓶詰のデザートまでしっかり購入して店を出ました。

この初めての訪問の翌年にもお邪魔したのですが、この時はあいにく日曜日だったためジーナさんは16時で閉店とのこと。時間的にとてもやりにくいけれど、どうしてももう一度ここのバジルのラビオリが食べたかったので16時前に入店して、茹でる前のラビオリを買って帰り、アパートで茹でてみました。

が、去年の感動は帰っては来ませんでした。やはり、ジーナさんに茹でてもらわないとダメなようです。もちろんそれなりには美味しかったのですが…

近場で済ませないで!本当に美味しいイタリアン・ジェラートをラ・ロマーナ(La Romana)で是非!

ヴェローナには美味しくないジェラート屋さんが残念ながらたくさんあります。特に町の中心となっている円形競技場があるブレ広場付近にあるジェラートやさんはことごとくハズレです。みなさん、どうかその辺のジェラートを食べて「これがイタリアのジェラートかぁ」などと思わないでください!

本当に美味しいジェラートというものは、得てしてちょっと歩かなければ食べられません。ヴェローナもその例に漏れず、一番美味しいお店は中心街から少し離れています。とはいえ徒歩圏内ですので、面倒くさがらずに歩きましょう!

ラ・ロマーナのジェラートにはそれだけの価値があります。素材の味を生かした滑らかな舌触りのジェラートは「これぞイタリアン・クオリティー!」と叫びたくなる逸品です。

フルーツやピスタチオなどのオーソドックスなフレーバーもとても美味しいですが、何度か足を運んで変わり種のフレーバーもチェックしてみてください。ラ・ロマーナでは季節限定のものや新フレーバーが展開されています。勧められるままに食べてみましょう。気になる場合は購入前に味見もさせてくれますよ。

イタリアのジェラート屋さんの常識で、日本人があまり知らない事実が、選べるフレーバーの数です。一番小さいコーンもしくはカップでも2種類のフレーバーを選ぶことができるので、注文前に2つ選んでから頼みましょう。

これが本当のイタリアン・ジェラート!

隠れ家的名店イル・チェナーコロ(Il Cenacolo)で最高の食事を!

ちょっと高級感のある食事を楽しみたいときには、ショッピング・エリアからほど近い裏路地にあるイル・チェナーコロに行ってみてください。店内は落ち着いた雰囲気で、カジュアルな中に高級感が漂います。

人気店ということで私たちは予約を入れてランチタイムに入店しましたが、12:30の開店と同時に入ったためか店内はとても空いていました。13時くらいになるとちらほら他のお客さんの影が見え始めましたが、予約なしでも入れそうだなという印象を受けました。

ここでのおすすめは、たくさんの料理が少しずつ味わえる前菜の盛り合わせです。盛り合わせと言っても、一皿ずつゆっくりと、こちらの食べるスピードを見計らって出してくれます。イタリアに来たら欠かせない生ハムメロンもいただきました。

下の写真の中で左側に写っている、マッシュルームのバジルとパルメザン詰めがめちゃくちゃ美味しかったです!

前菜がたくさん出てきます。

まとめ

有名観光地なだけに、クオリティーそっちのけの低レベルな飲食店が多いヴェローナ。それでもイタリア人たちの食にかける情熱と、食文化に対する誇りは失われてはいません。ヴェローナはじめイタリア各地の観光都市では「その辺で適当に済ませる」のはご法度です。しっかり下調べをして、本物のイタリアンを堪能してほしいと思います!

この記事のライター

ヨーロッパ在住歴13年の経験を活かしてイタリア、スイス、ドイツ、フランスのちょっとディープな観光情報をお届けします!

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