ルクセンブルクの小空港フィンデル空港内部の様子と利用体験をリポートします!

ルクセンブルクの小空港フィンデル空港内部の様子と利用体験をリポートします!

ルクセンブルクそのものに観光に行こうと思う日本人は多くはないかもしれませんが、ヨーロッパを旅する際に大活躍してくれる数多くのLCCが乗り入れているため重宝するのが、ルクセンブルクのフィンデル空港です。観光大国である周辺の国々とアクセスが良好の、フィンデル空港利用の際に知っておきたいことを、私個人の経験からご紹介します!


ルクセンブルクはヨーロッパの中でもとても小さな国です。ですが実はお金持ちばかりが暮らすリッチな国だということを知っている日本人は意外に少ないのではないでしょうか?そのためとても治安がよく、良質のマナーが身についている人が多いのが、安全な国日本からやってくる私たちにはとても嬉しいポイントです。

ルクセンブルク自体の観光には1~2日もあれば充分でしょう。小さな国ですのであっという間に回れてしまいます。その後で周辺のヨーロッパ諸国に移動する際には、空の移動ならばフィンデル(Findel)空港を利用することになる場合が多いと思います。

小さな国の小さな空港とはいえ、意外に発着便の数は多く、結ばれている都市も数多いんです。小さいとはいえ、一国のメイン・エアポートですから、乗り換え便で日本へ行くことだって可能です。

そんなフィンデル空港をしばしば利用する私が、自分の体験をもとにこの空港の利用方法などについて解説していきたいと思います!

夜のフィンデル空港

フィンデル空港のアクセス各種をご紹介

前述したように、ルクセンブルクはとても小さな国です。そのため近隣諸国との国境がとても近く、フィンデル空港はそれらの国在住者も数多く利用する空港です。かくいう私も、ドイツに在住していながらも最寄り空港がルクセンブルクのフィンデル空港、という状況にいるひとりです。

そんな背景から、ルクセンブルクのアクセス事情は他の国の空港と比べて少し変わっています。複数の国境をまたいで運行するバスや電車などが多いんです。以下にひとつずつご紹介します。

バス会社フリプコ(flibco)

フリプコのバス

フリブコはドイツのフランクフルト国際空港と西寄りの各都市、ルクセンブルクのフィンデル空港、そしてフランスの地方空港であるシャルルロワ空港までを結んでいるバス会社です。その他の国にもいくつか路線展開していますが、ここではこのフランクフルトからシャルルロワまでを繋ぐラインに絞ってご紹介します。

フリブコは決して大きなバス会社ではありませんが、路線上近辺の移動が多い人たちにとってはとても便利なサービスを提供しています。まず第一に、国境を超えてダイレクトに各空港まで運んでくれるという点が非常に便利です。マイナー空港も結んでくれているので、利用者が多いとは言えなくとも必要不可欠なバス会社となっています。

そんなフリブコの大きな特徴は、予約方法によって乗車料金が大きく変わるというところです。例えばバスの運転手さんから直接購入した場合25ユーロの道のりが、ネットで事前予約すると最安値5ユーロから購入することができます。

この料金は変動が大きく、何によって変わるのかは定かではありませんが、例えばドイツ西端の都市トリーアからルクセンブルクのフィンデル空港へ行く場合、ネット予約ならば最大でも12ユーロです。運が良ければ5ユーロなので、大幅に値上がりする直前購入は避けたいところです。

フリブコの予約ページ:
https://www.flibco.com/en#/booking

電車プラス市内バス

ルクセンブルクからはフランスやドイツ、オランダやベルギーまで簡単にアクセスできます。前出のフリブコをはじめバスの国際線も走っていますが、長時間バスに揺られるのは嫌だな…という人も多いですよね。そんなときにはルクセンブルク中央駅(Gare de Luxembourg)まで出てしまいましょう。普通の路面バスで20分から40分ほどで到着します。

ルクセンブルク中央駅からはドイツ、フランス、ベルギー、オランダなどの周辺諸国行きの電車が数多く発着しています。

各国の鉄道会社や国鉄とのコラボで、とてもお得なチケットなども売り出されているので、駅のインフォメーションで聞いてみましょう。

ちなみにドイツ国鉄のドイチェ・バーン(Deutsche Bahn)との共同チケットでは、ルクセンブルクとドイツ西端のラインラント・プファルツ州との往復が9ユーロになる「ルクセンブルク・スペシャル」というものがあります。こちらのチケット、ネットでは購入できず、直接このサービス範囲内の鉄道駅に赴いて購入する必要があります。駅構内ならば自動券売機でも購入可能です。

空港内のショップ各種に実際入ってみた

空港の入口を入るとすぐ右手にスターバックスが見えますが、こちらは誰もが知っているスタンダードなのでスルーして、セキュリティーチェックを抜けた後に出くわすお店をいくつかご紹介します。

美味しそうな雰囲気を醸し出すモゼリエ(MOSELIER)

モゼリエ外観

フランス文化の影響が強いルクセンブルクですから、フランスと同等レベルのスイーツが食べられるのではないかと胸を膨らませて、一番雰囲気が良いと感じたこちらのお店に入店しました。

料金設定はやはりかなり高めです。ルクセンブルクの物価が高いことと、空港内使用の値段のダブルパンチだからでしょうか。

しかし選択肢の少ない空港内で、美味しいスイーツにありつけるのなら仕方がないと、腹をくくって席に着きました。下の写真の2点で8.20ユーロ…かなり高額です。

フランス風の店内の様子から味に間違いはないだろうと思っていたのですが、なんとこの時いただいたワッフルとカプチーノは、どちらもかなりのロー・レベルでした…。一口食べてショックを受けました。ワッフルはおそらく前日から店頭に並んでいた物でしょう。カプチーノはミルクの泡のキメが粗すぎて、あっという間にしぼんでしまいます。

ハッキリ言って値段とクオリティーのバランスが取れていません。

モゼリエのワッフルとカプチーノ

飲料水を買うならプレス&ブックス(press & books)

プレス&ブックスの外観

こちらは本や雑誌を扱っているお店ですが、なぜか飲料水も売っています。ドイツの本屋やイタリアのタバコ屋でも飲料水を売っていることが多いので、これはヨーロッパ共通のちょっと変な習慣なのかもしれませんね。

ルクセンブルクはとにかく物価が高いので、飲料水のボトルひとつ取ってみてもびっくりするような値段が付いています。各ショップの値札を見比べて、最終的に私がたどり着いたのがこちらのプレス&ブックスです。一番リーズナブルでした。

軽食やスイーツを売っているパノポリス(Panopolis)

パノポリス

売店型の店なのでテーブルも椅子もありません。ですが周りには空港のベンチがこれでもかというほど大量に設置されているので、食べる場所には困りません。テーブルはありませんが、パノポリスで購入できる食べ物はどれも片手で持ってかぶりつけるタイプのものなので、椅子だけで充分だと思います。

こちらも価格設定は高いですが、売っているパンやスイーツなどは新鮮でおいしいです。空港でどうしても小腹を満たしておきたいという場合には、こちらのお店がおすすめです。

インターネット事情

フィンデル空港で飛んでいるWI-FIは比較的優秀です。完全無料ですし、スピードも無料WI-FIにしては申し分ないと思います。搭乗時間までの暇つぶしに、大いに活躍してくれます。

まとめ

とても小さなルクセンブルクのフィンデル空港ですが、近隣都市に在住している私のような外国人にとってはとても便利な空港です。フランスやイタリアの空港のような、ハイクオリティーの食べ物には残念ながらお目にかかれないので、余計な出費を抑えたいという方は簡単な食べ物を持参するのが良いでしょう。

もう一つこの空港の大きな利点は、いつ行っても人でごった返すことはないという点です。荷物の預け入れやセキュリティーチェックも、いつでもとてもスムーズに運びますし、トイレに長蛇の列…なんてこともありません。

各種LCCがたくさん乗り入れていますので、上手に使ってヨーロッパを満喫したいですね。

この記事のライター

ヨーロッパ在住歴13年の経験を活かしてイタリア、スイス、ドイツ、フランスのちょっとディープな観光情報をお届けします!

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