パースのおしゃれなウオーターフロント「エリザベスキー(Elizabeth Quay)は、まだまだ進化中!

パースのおしゃれなウオーターフロント「エリザベスキー(Elizabeth Quay)は、まだまだ進化中!

パースの「エリザベスキー」は、スワン川沿いの新しい観光エリアとして、2016年に完成しました。シドニーの「サーキュラーキー」を模して作ったようだという意見もありますが、まだまだ進化の途中です。これからの、さらなる発展で、パースらしい充実したエリアになることを期待しています。


「エリザベスキー」はスワンリバー沿いの憩いのエリアです

エリザベスキーの目の前にはスワンリバー、背景にはパースのビル群が広がっています。

エリザベスキー(Elizabeth Quay)は、パースのスワンリバー沿いのウオーターフロントを、4年間かけて再開発し、2016年にオープンした新たな観光スポットです。

以前は、パースジェティ(Perth Jetty)とか、バラックストリートジェティ(Barrack Street Jetty)と呼ばれていたエリアですが、エリザベス女王の名前を冠した「エリザベスキー」として、生まれ変わりました。(Jetty, Quayは、どちらも埠頭、船着場と言う意味があります)

昔から、ここには、対岸のサウスパースに渡るフェリー、パースとロットネスト島を結ぶフェリーのほか、ワインの産地スワンバレーに向かうワインクルーズの船を利用する際の船着場として利用されてきました。そして、この再開発では、新たに人工的な入り江が作られ、それを囲むように美しい散策エリアが整備されました。

川のほとりや、海沿いの水辺は、世界中どこでも、人々が集まる憩いの場になります。パースでも例外ではありません。このエリザベスキーの北側は、高層ビルが立ち並び、パース随一のビジネス街になっています。また、スワン川沿いには、大きなホテルも複数あるので、地元の人はもちろん、観光客にとっても、アクセスしやすいエリアになっています。

エリザベスキーのシンボルの大きなオブジェ。夜にはライトアップされます。

シドニーのサーキュラーキーのミニチュア版という意見も?

スワンベルタワーは、オペラハウスを模している?

このエリアには、エリザベスキーが完成する前から、「スワンベルタワー」という建物が存在しています。高いビル群を背景にすると、タワーと呼ぶには、物足りない高さの建物ですが、西オーストラリア州の鳥であるブラックスワンを模したデザインは、なかなか個性的だと思っていました。

しかし、現地の人々の中には、スワンベルタワーはシドニーのオペラハウスを意識したデザインだと思っている人も多いようです。そう言われてみれば、羽の重なりのようなデザインの部分が、シドニーオペラハウスのボートの帆が重なったような雰囲気を思い起こさせます。

観光客を乗せたミニクルーズ船が埠頭に入ってきます。

そして、この新しいエリザベスキー一帯を、まるでシドニーの「サーキュラーキー」のミニチュア版のようだという人々もいます。シドニーに行ったことがある人なら、「サーキュラーキー」といえば、あのシドニーの象徴的な建物であるオペラハウスがあるエリアを思い出す人も多いでしょう。そういう視点で見てみると、エリザベスキーの新しい橋も、ハーバーブリッジを模して作ったのかと思えてきます。

整備された水辺を気持ち良く歩きながら、そんな話を聞いていたら、もう少しパースらしいオリジナリティのある発想ができなかったのかなあと、ちょっと残念に思いました。

シドニーハーバーブリッジよりずいぶん小さいですが、歩いて渡れる橋もあります。

それでも、このエリアには、子供達が遊べるプレイグラウンドやウォーターパークなどもあり、観光客だけでなく、地元のファミリーにも好評のようです。季節によっては、アートフェスティバルや、スクールホリデーのイベントなども行われ、いろいろな楽しみ方ができるようになってきたようです。

写真をを撮って帰るだけの観光地に比べて、歩いて橋を渡り、スワンリバーの風を感じながら、自分の足でぐるっと回って散策できるのが、ミニチュア版のいいところなのかもしれません。

散策だけの物足りなさも解消し、飲食店も充実してきました

1927年に建てられた当時のキヨスクの建物も、移築され、大切に使われています

エリザベスキーがオープンしたばかりの頃、初めて訪れたときは、夏の暑いときでした。そのときは、一通り散策したあと、冷たいものでも飲んで、一休みしようと思っても、適当なお店が少なすぎて、がっかりしたのを覚えています。

今回は、初めて訪れた時に比べると、レストランやカフェ、アイスクリームショップなどが出来ていて、お茶を飲んだり、食事をしたりする場所としても、十分機能が果たせるようになっていました。

90年前にこのエリアに作られたレンガ造りのキヨスクも、移築されて、新しいレストランとしてオープンしていました。

日曜日の昼下がりには、オープンエアーのパブで、ビールを片手にくつろぐ雰囲気も、ぴったりマッチしていました。

冬でも、日差しを浴びながらビールを楽しめます。

エリザベスキーは今もまだ発展中です

大きなホテルと高層マンションを建設中です。

空を見上げると、ベルタワーよりもずっと高いクレーンが4基、そびえ立っていました。ここには、5スターホテルの「リッツカールトンホテル」が、その隣にも、大きなタワーマンションが建設中で、2019年に完成予定です。これらが完成したら、さらに、この周辺の景色や雰囲気は、大きく変わっていくのでしょう。

これからも、このエリザベスキーが、パースらしく、小さくコンパクトにまとまった観光エリアとしてさらに充実していくことを、楽しみにしていきたいと思います。

そして、パースに観光に来るみなさんには、シドニーのサーキュラーキーと比べながら散策する楽しみも、味わってほしいと思います。

この記事のライター

オーストラリアの西海岸、パース在住です。オーストラリアの日々の暮らしの中で見つけたお気に入りを紹介していきたいと思っています。

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