鉄道の町「義王(ウィワン)市」

鉄道博物館入口
今回訪れた、鉄道博物館がある京畿道(ギョンギド)義王(ウィワン)市には、鉄道学校、鉄道研究所、貨物基地、車両製造企業などがある、いわば「鉄道の町」です。博物館のすぐ隣にも線路が何重にも通っており、列車がせわしなく通り過ぎていきます。
住所:京畿道義王市鉄道博物館路142(경기도 의왕시 철도박물관로 142)
入場料:大人2,000ウォン
小人・学生(4歳〜18歳)1,000ウォン
満4歳以下及び満65歳以上は無料
屋外には実際に使われていた車両が展示

屋外展示の列車
入り口を入ってすぐに広がるのは、屋外展示。こちらでは様々な車両が展示されています。
過去に韓国の地で活躍した日本製のSLや、大統領専用列車なども見ることができます。
一部の車両は中に入ることもできます。

屋外展示のSL
電車が好きな男の子たちは、かなりハイテンションになっていました。電車マニアの大人はもちろん、あまり電車に興味のない大人でもレトロな雰囲気を味わえます。写真が映えるので、彼女をモデルに写真を撮りまくっていたカップルもいました。
屋内にはジオラマや、歴史を感じる展示品が

屋内展示
屋内展示は、韓国の鉄道の歴史を知ることができる展示でいっぱいです。子供にはあまり人気がありませんでしたが、大人はじっくりと楽しめると思います。歴代の列車の解説や、駅員さんの小物や歴代制服の展示など、他ではなかなか見ることができないものばかりです。
平日は2回、週末や祝日は4回ガイドツアーが行われます。所要時間は40〜60分。韓国語がわかる方は、ぜひどうぞ。
私は未就学児を連れて訪れたため、こういった展示をじっくり見ることができませんでした。こどもがもう少し大きくなったら、一緒にガイドツアーに参加してみたいと思います。

屋内展示のジオラマ
一方、子供達に大人気だったのが、こちらのジオラマ。指定の時刻になると、解説員さんが解説をしながらジオラマを動かしてくれます。私たちが訪れた日は祝日だったため、大混雑。一度に会場に入りきらなかったため、指定時刻以外にも急きょジオラマを動かしてくれました。こういった臨機応変な対応は非常に韓国らしいですし、お客さんとしてもありがたいですよね。
夏はかなり蒸し暑いですので、扇子やうちわなどは必須です。
子連れにオススメな施設

押しボタンで動かせる踏切
この施設、やはり圧倒的に家族連れが多かったです。特に男の子は電車が大好き。電車の運転席に座れたり、普段は入ることができない線路の上を歩いたり、子供は非常に喜びます。ソウルからも1時間程度で来ることができますので、お子様連れにはオススメの施設です。
韓国のソウル郊外で旦那と子供と猫と暮らしている主婦です。
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