明洞で街歩きの途中ふと通りかかったお店

韓国ソウルの明洞に旅行に行った際、小道を歩いたりと街歩きを楽しみました。その際宿泊先の「Sieoso Hotel」周辺をうろうろしていた時に、気になったお店があったので、そこで昼食をとることにしました。
そのお店がこちら。
お店の前にある写真があまりにも美味しそうだったので、ここに入ってみることにしました。
店内の様子

店内の様子
私たちが店内に入った時間帯がまだ早かったため、店内にいたのは5〜6人組のグループ客が1組のみでした。主婦?と思われる方たちが、店内で楽しそうに食事をしていました。
店内で働いているスタッフは韓国語のみを話し、英語なども通じませんでしたが、渡されたメニュー表には日本語表記もあったので、助かりました。

キムチが入った壺
私たちはプルコギを食べたかったので、プルコギを注文することに。プルコギが出てくるまでの間、テーブルに出ているキムチをつまんでいました。キムチの大きなツボがあり、セルフサービスで食べることができるようなシステムになっていました。
プルコギ登場!

プルコギ

料理を注文して間もなくして、プルコギの鍋が出されました。カセットコンロに火をつけて、その上に鍋を置き、テーブルの上で焼きます。牛肉の色が茶色になり、食べごろになった頃、スタッフのおばちゃんがやってきてくれ、肉をハサミでチョキチョキと切ってくれました。
おばちゃんは韓国語しか話せませんし、こちらも韓国語を話すことができません。コミュニケーションの方法がなかったのですが「キムチが美味しい」ということをなんとか伝えると、とても喜んでくれました。
実際に私たちが、ローカルと同じ量のキムチ(隣のテーブルで食べていた主婦のグループと同じ量)をお皿に入れているのを見て、笑っていました。
食べ物が美味しいなら「美味しい」とそのまま伝えることで、相手に気持ちを伝えることができます。会話はうまくできなくても、「食」を通してコミュニケーションができたので、嬉しかったです。

山盛りの野菜
山盛りの野菜も一緒についていましたので、プルコギ鍋の上で焼いたり、肉を野菜に巻いて食べたりと、自分の好きな食べ方をすることができます。
プルコギと白ご飯を一緒に食べるのも美味しかったですが、サンチェに巻いて食べると、さっぱりとしているので、食事が進みました。
サイドメニューもたっぷりとあったので、2人分を注文しましたが、本当にお腹がいっぱいになりました。
サラリーマンに人気の店?

たくさんの種類のスープがメニューに含まれています
私たちがプルコギを楽しんでいるうちに、お昼の時間になったようです。店内にはサラリーマンと思われる男性や女性が続々と入ってきました。そして店内は一気に賑やか!ほぼ満員状態に!ここはサラリーマンに人気のお店だったようです。
韓国のサラリーマンたちがお昼に何を食べるのか興味津々で横のテーブルをちらりとみていると、みんなスープを注文している様子。出てきたスープとご飯、そしてもちろんサイドメニューのキムチを昼食として食べていました。
熱々のスープとご飯とキムチ。この組み合わせは、ほとんどのテーブルで見られる光景でした。昼間っからプルコギを食べている人たちは私達くらいです。「だから、メニュー表にたくさんの種類のスープが表示されていたのか」と、納得しました。
韓国のサラリーマンらしく食事をしてみよう!
しっかり調べてお店に行くのもいいですが、思いつくまま街歩きをし、気になったお店に飛び込んでみると思いがけない発見があります。今回も、思いつくまま、飛び込みで店内に入り食事をしました。
そして、プルコギを楽しみました。その結果、思いがけず、ローカルのサラリーマンたちがどのような食事をしているのかをうかがい知る機会になりました。
肉がたっぷりと入ったスタミナスープをみんな美味しそうに食べていました。韓国の人は元気だとよく言いますが、ボリュームのあるスープをしっかりと摂ることも元気の秘訣のような気がします。
今度、韓国に来る機会があった時には、私もローカルに混じって、同じスタイルの昼ご飯を食べてみようと思いました。
マレーシア在住です。海外旅行とコーヒーが大好き!マニアックなマレーシア情報や海外旅行の様子を、ハプニングを交えてお伝えします!