サムギョプサルとは?

サムギョプサル
サムギョプサルとは、豚のバラ肉を焼いて食べる韓国流の焼肉のことです。分厚いバラ肉を焼き、キムチやナムルと一緒にサンチェに包んで食べます。
実はサムギョプサルを韓国語で直訳すると「三段腹」という意味があるのだそう。「三段腹」になる程に美味しく、食べ過ぎてしまうという意味が込められている名前です。
それくらい韓国人が誇りに思っているサムギョプサルです。私たちも、韓国について初日、早速サムギョプサルを食べに行きました!
明洞で行ったオントリセンコギ 明洞店

今回行った店舗
今回私たちは「オントリセンコギ 明洞店」というショップに行きました。このショップは一緒に行った韓国人の友人が選んだ店です。調べてみると予約ができないとのことでした。それで、混み合いそうな時間帯を避けて、夕食より早めの時間帯を選びました。
店舗はビルの中に入っていました。階段を登っていくと、2階が店舗になっています。早めの時間帯を選んだはずだったのに、もうすでに何組か客が来ていて、焼肉を食べていました。ざっと見たところ、ローカルが多いように感じました。
早速注文しよう!

サムギョプサルを焼いている様子
早速サムギョプサルを注文します。時間制限がある中での食べ放題システムです。まず、とても分厚い豚肉が運ばれて来ました。早速それを、鉄板に乗せて焼き始めます。肉を焼いている間、今度は、サイドメニューを取りに行きます。
中央のカウンターにキムチ、ナムル、サラダ、サンチェなどのサイドメニューが置かれていて、セルフサービスで自由にお代わりできるようになっています。

焼き始めてしばらくして肉にほんのりと色がつき始めたら、ハサミで肉をチョキチョキと切っていきます。そして、火が通るまでじっくりと焼きます。
焼きあがった肉は、サンチェに乗せ、キムチやナムルなどを入れ、クルクルと巻いて食べます。じっくりと火を通しているはずなのに、肉が柔らかくて、びっくりしました。
こってりした肉のはずなのに、野菜の効果もあり、あっさりと感じました。その影響かどんどんと食が進みます。肉を食べ終わるとすぐに、次の肉を注文します。頼むとすぐに持って来てくれました。
■韓国での食文化の違いについて…

赤いチゲスープ
また鉄板の中央にはチゲスープが置かれていました。ピリ辛のチゲスープを飲むときには、自分のスプーンで直接飲むのが韓国流とのこと。
日本では、直箸はマナー違反だとされ、スープを飲むときにも他の器につぎ分けて、自分のスプーンがスープの中に入ることを防ぐようにして飲むことが多いですが、韓国では直箸ならぬ直スプーンです。
韓国では、一緒に食べることでお互いの連帯意識を高めることができるとされ、良い食文化の1つとなっているようです。
「郷に入っては郷に従え」、韓国人の友人と韓国で食事をしていることもあり、私たちも韓国流で食べることに。
日本人の中にはこの食文化にはどうしても慣れることができないと言う人もいるのも事実です。でも、私はあまり気になりませんでした。
むしろ、気の知れた友達同士での食事なので、同じ器からスープを飲みながら食事をすると、会話も弾み楽しい時間を過ごすことができるような気もしました。
ひたすら食べまくります!
私たちが食べ続けているうちに、人がどんどんと入って来ました。カップルやグループなどがいましたが、比較的若い人が多いように感じました。みんなどんどんと注文し焼き肉を食べています。
韓国に来たら一度は食べたい!
もともと私たちはサムギョプサルが大好きなのですが、やはり本場で食べたサムギョプサルは、肉の厚み、肉の柔らかさなどを考えても、本当に美味しく、がっつりといただきました。
サイドメニューのキムチなどもやはり本場のキムチなので、1つ1つがとても美味しかったです。時間制限でしたが、時間が来る頃にはお腹がいっぱいになってしまっていましたので、食べる時間も十分でした。
サムギョプサルは、韓国に来たら一度は食べたいメニューです!
マレーシア在住です。海外旅行とコーヒーが大好き!マニアックなマレーシア情報や海外旅行の様子を、ハプニングを交えてお伝えします!