スペインに行ったら観光だけではなくコンサートも楽しもう!セビリアで劇場に行く方法

スペインに行ったら観光だけではなくコンサートも楽しもう!セビリアで劇場に行く方法

スペインで観光だけではなく、コンサート、特にクラシックミュージックのコンサートに行って見てはいかがでしょうか。オペラなども日本より安く行けますし、スペインらしい、スペインバレエやスペインオペラであるサルスエラなども楽しめます。ここではセビリアの劇場でのチケット購入などを紹介します。


アンダルシアの州都、セビリアを歩く

セビリアといえばスペイン広場。スターウォーズの撮影にも使われた広場です。

セビリアは、「セビリアの理髪師」などのオペラ作品でも有名な街です。モニュメントも多く人気のある観光都市で、マドリッドからはもちろん、アンダルシアの各街からのアクセスも良いので、スペイン旅行では、必ず予定に入れる街のひとつではないでしょうか。

セビリアといえば、アルカサール、黄金の塔、スペイン広場などのモニュメントが有名です。ほぼ徒歩で全てのモニュメントを見て回れますから、夜の空いた時間は、劇場鑑賞に当ててみてはいかがでしょうか。

セビリアでコンサートに行ってみない?

セビリアの劇場「ラ・マエストランサ劇場」の内部です。天井の大きな照明器具に注目!

今回の旅の目的は、ラ・マエストランサ劇場(テアトロ・デ・ラ・マエストランサ、Teatro de la Maestranza)でのラファウ・ブレハッチのピアノコンサート。ラ・マエストランサ劇場は1990年頃にできた比較的新しい劇場です。もともとマエストランサがあった場所にできたので、マエストランサ劇場というんですが、マエストランサというのは、騎馬練習場などのある騎士のソーシャルクラブのこと。マエストランサ劇場では、オペラやサルスエラ(スペインミュージカル)の上演も多いそうです。天井も高く広々として、音の響きもとても良かったので次回はオペラかオーケストラコンサートに行きたいと思いました。前半が終わるとちゃんと調律師が来て、ピアノを調律していました。

コンサートはほとんどの場合、夜8時半から9時半に始まり、終了は夜11時以降です。そのため、終了してから安心してホテルに戻れるように、コンサート会場に近いホテルに泊まりましょう。歩いて帰られるのでアンコール曲をじっくり楽しめます。

ラファウ・ブレハッチはポーランド人ピアニスト。ポーランド大使も来て、演奏の前にポーランド独立のお話をしていました。

旅行中にコンサートに行くメリット

コンサートはほとんどの場合、夜8時半から9時半に始まり、終了は夜11時以降です。そのため、終了してから安心してホテルに戻れるように、コンサート会場に近いホテルに泊まりましょう。歩いて帰られるのでアンコール曲をじっくり楽しめます。

東京に住んでいる時に、コンサートに行って一番困ったのは、いつも終電を気にしなくてはならなかったことです。1度プラシド・ドミンゴのソロコンサートへ、25,000円払って行った時、4度目のアンコールを聞かずに終電に飛び乗るために外に出ました。そのようなコンサートは、みなさん家までタクシーか自家用車だったのでしょう。未だに覚えているのは、アンコールを聞き逃しのが悔しかったこともあるのですが、雰囲気の良い場所で、非難の目が肌に痛く感じたことも原因です。せっかく盛り上がっている時に立ち上がって出て行ってしまうなんて最低ですよね。

旅行中のオペラなどコンサート鑑賞は、特にヨーロッパでは時間的に遅く行われるので、旅行の予定を変更する必要がありません。ツアーでスペイン滞在の場合でも、旅行社に問い合わせてオプションとしてプラスしてもらえれば、入場券も用意してもらえるかもしれません。その場合は、ホテルから近いテアトロを選び、テアトロのホームページからイベントを確認しましょう。

例えば、今回ラファウ・ブレハッチのピアノのコンサートのために訪れたラ・マエストランサ劇場は、アルカサールに近く、もちろんスペイン広場やそのほかのメインスポットに歩いて行けます。そのためホテルの数も多く、リーズナブルなホテルから豪華なホテルまで好みとお財布に合わせて選べます。

スペインでのコンサートの入場券を買う方法

インターネットで購入したチケット。

さて、コンサートのチケットの買い方を説明します。当日券がある場合もありますし、前日に窓口で買うという方法も。また、ツーリストインフォメーションで訊くと、丁寧に教えてくれます。私は1990年に初めてスペインを旅行した時、1人でバックパッカーで、おまけにスペイン語を全く話さなかったのですが、ツーリストインフォメーションに問い合わせて、色々なコンサートを楽しみました。当時はサルスエラが500ペセタ、約300円という破格の安さでした。ただし、オペラは人気があるので、前もって購入した方が良いとセビリア在住者(スペイン人)が言っていました。

例えばロッシーニのシンデレラをベースにしたチェネレントラ(LA CENERENTOLA)は、オペラ入門としては内容もわかっているものですし、楽しめるのではないでしょうか。一方、オペラを知り尽くしている人にもおすすめはベートーベンの唯一のオペラ作品『フィデリオ』(Fidelio)など、あまり上演しないような作品まで幅広い演目の公演が楽しめます。

それでは、インターネットで入場チケットを購入する方法を説明します。まず、マエストランサ劇場のリングをクリックします。

左側の上部にスペインの旗マークとイギリスの旗マークがありますから、それで利用言語を選びます。そして、チケット購入可能なコンサートなどの名前が右側に出て来ますから、その中から行きたいイベントを選びます。
とりあえず、チェネレントラ(LA CENERENTOLA)を選んでみました。

buyと書いてある緑色のボタンをクリックして購入ページに飛びます。
チェネレントラ(LA CENERENTOLA)は、学生にお勧めということもあって時間的には早めの公演です。

GeneralTicket.comという、チケット購入ページにたどり着きました。英語を選んでいても部分的に英語が機能していないところがあります。この場合、続けたいときは右下にPara continuar, pulse aquí と書かれたところをクリックします。

席を選ぶページに来ました。座りたい場所を、まず、エリアで選び、その後席ナンバーをクリックします。

別ウィンドウで、席が見えるページが出て来ますから、購入可能な席から選んでクリックします。この場合、購入可能な席は一つしかありませんね。淡いブルーが購入可能シートです。

To confirm the purchase Click here で、購入ページ。

スペインオペラ、サルスエラやスペインバレエがおすすめ!

ヒダルダの塔。

セビリアは、モニュメントを見て回るだけなら1日でもOKですが、じっくり滞在して「スペインの雰囲気」をぜひ楽しんでほしい街。街を歩けばどこからか、カスタネットの音が聞こえて来て、タブラオに行かなくてもフラメンコを聞いたり見たりできるスペイン文化がいっぱい楽しめます。しかしそれだけではなく、プラスアルファで、ぜひ、劇場にも足を運んでみてください。チケットを前もって買わなくても、行った時の気持ちでふと訪れてみるというのもいいかもしれません。

この記事のライター

スペインに住んで18年になります。小さな素敵な町やお祭り、工芸品などスペインらしいスペインの旅を楽しむ情報をお届けします。

関連するキーワード


スペイン セビリア

関連する投稿


【スペインの城シリーズ】カソルラの山のてっぺんにある城、カスティーリョ・デ・ラス・シンコ・エスキーナス

【スペインの城シリーズ】カソルラの山のてっぺんにある城、カスティーリョ・デ・ラス・シンコ・エスキーナス

スペインの城シリーズ第8回は、私の住んでいるカソルラにある廃墟になっている城、カスティーリョ・デ・ラス・シンコ・エスキーナです。城は博物館になっているものも多いのですが、この城はただそこにある、それだけの廃墟です。周りはハーブがたくさん生えて、静かで落ち着く場所。こういう場所に来るのもなかなか素敵ですよ。


【スペインの城シリーズ】アルカラ・ラ・レアルの城は街を丸ごと飲み込んでる!フォルタレッサ・デ・ラ・モタ

【スペインの城シリーズ】アルカラ・ラ・レアルの城は街を丸ごと飲み込んでる!フォルタレッサ・デ・ラ・モタ

スペインの城シリーズ、第7回は、アンダルシア東北部にあるハエン県アルカラ・ラ・レアルにあるお城です。お城には、城下町を含めて残っていて、今発掘中という考古学ファンにはものすごく楽しめるお城だと思います。観光地として有名ではないのに、外国人観光客がたくさん来ていました。結構、穴場のおすすめ観光地です。


【簡単スペイン語会話】ありがとうと言われたらどう答えればいい? すぐに覚えられて役に立つ

【簡単スペイン語会話】ありがとうと言われたらどう答えればいい? すぐに覚えられて役に立つ

1990年に一人でスペインを3ヵ月の間、歩き回ったときは本当に少しのボキャブラリーでした。ありがとうなどの簡単な会話だけでもなんとかなるものです。そして、ちょっと言い方を覚えておくと、楽しさも倍増します。今回はありがとうとありがとうと言われたときの返し方を中心に紹介します。


スペイン人アーティストのアトリエを訪問カディスで生まれカソルラに住む:美しく生きるシリーズ第1回

スペイン人アーティストのアトリエを訪問カディスで生まれカソルラに住む:美しく生きるシリーズ第1回

現代は仕事のために住む場所を選ぶのではなく、自分のため、自分が幸せと感じられる場所を住む場所にする人が増えて来ました。好きな場所に住んで、自分のしたいことをしている素敵な人たちを紹介する新しいシリーズ「美しい生きるシリーズ」を始めました。第1回目はアンダルシア・ハエン県カソルラに住むアーティスト、アナ・ドミンゲスです。


世界遺産の街バエサはウベダとルネッサンス様式の双子都市! 歩いて歩いてもっと歩いて

世界遺産の街バエサはウベダとルネッサンス様式の双子都市! 歩いて歩いてもっと歩いて

ウベダからわずか10キロメートルの位置にあるバエサは、ウベダと一緒にルネッサンス時代に発展した街です。ウベダは、街の周りに郊外型大型スーパーができていますが、バエサは相変わらず閑静な街並みを維持し続けています。スペインらしい街を歩きたかったら、ぜひ、バエサを訪れましょう。きっと素敵な時間を持てます。


最新の投稿


【スペインの城シリーズ】カソルラの山のてっぺんにある城、カスティーリョ・デ・ラス・シンコ・エスキーナス

【スペインの城シリーズ】カソルラの山のてっぺんにある城、カスティーリョ・デ・ラス・シンコ・エスキーナス

スペインの城シリーズ第8回は、私の住んでいるカソルラにある廃墟になっている城、カスティーリョ・デ・ラス・シンコ・エスキーナです。城は博物館になっているものも多いのですが、この城はただそこにある、それだけの廃墟です。周りはハーブがたくさん生えて、静かで落ち着く場所。こういう場所に来るのもなかなか素敵ですよ。


南米のボリビアの熱帯では蚊には十分気を付けたいところ!蚊対策もご紹介します。

南米のボリビアの熱帯では蚊には十分気を付けたいところ!蚊対策もご紹介します。

南米大陸の熱帯地方はアマゾンの肥沃なジャングルに囲まれていて自然がたくさんあります。そして、多種多様な動植物を垣間見ることができ世界的にも人気の観光スポットとなります。しかし、熱帯、ジャングルと聞く中で気を付けておきたいのは病気です。蚊が媒介する病気がいくつかあり予防接種が義務付けられることもあり注意が必要です。


ボリビア人も大好きな豚肉料理!休日の定番かつ豚は町でも普通に歩いているので面白いです

ボリビア人も大好きな豚肉料理!休日の定番かつ豚は町でも普通に歩いているので面白いです

南米大陸の国ボリビアは日本でも少しづつ知名度が上がってきています。経済発展を遂げていますが、まだまだ途上国です。そんなボリビアで休日の楽しみと言えば豚肉料理を味わうこと。スープで味わったり、フライや炭焼きにしたりと様々です。そして、その料理の仕方もダイナミック!豚に関しても日本と比べてより身近な存在で興味深いです。


ドイツ最古の町トリーアで歴史ある美しい街並みを堪能するためのおすすめポイント

ドイツ最古の町トリーアで歴史ある美しい街並みを堪能するためのおすすめポイント

トリーアはドイツ最古の都市と言われる、ドイツ西端に位置する町です。その街並みはとてもかわいらしく、どこか女性的。インスタ映えスポットにも事欠きません。日本で言うところの奈良のような存在、ドイツの古都トリーアの観光名所を、私が実際に行ってみ良かったと思うものに厳選してご紹介します。ぜひ次回の旅行の参考にしてください!


【ベトナム】スタバ好きな人必見!ベトナムホーチミンのスターバックスコーヒーに行ってみました

【ベトナム】スタバ好きな人必見!ベトナムホーチミンのスターバックスコーヒーに行ってみました

スタバが好きな人!?海外旅行や海外で生活をしていて、現地のカフェやレストランなどに入るのがちょっと勇気がいるな〜という時に重宝するスターバックス。スターバックスはどこの国でも大体同じドリンクがあって、店員さんが優しくて私はとても安心できます。今回はベトナムホーチミンのスターバックスの雰囲気を紹介します。


アクセスランキング


>>総合人気ランキング