美しい夜景とビル群の映像コラボ!中国広州市に流れる「珠江」と「海印大橋」の華やかな夜景の楽しみ方

美しい夜景とビル群の映像コラボ!中国広州市に流れる「珠江」と「海印大橋」の華やかな夜景の楽しみ方

中国広東省広州市には、夜間に楽しめる観光スポットがたくさんあります。今回は、大本命の「広州タワーの夜景はもう見た」という方のために、筆者がおススメの穴場夜景スポットの一つをご紹介します。「海印大橋」と「珠江」の夜景です。地元の人々の日常に溶け込んでいるこの美しいエリアを、今夜は私たちも一緒に歩いてみることにしましょう。


広州市の夜景はなかなかの絶景

中国広州の夜景と言うと、広州タワーがダントツで有名です。確かに、初めて広州市に来られた方は、まずは広州のシンボル広州タワーを見るべきでしょう。広州タワーは夜遅くまで大勢の人でにぎわう観光スポットで、しかも無料で楽しむことができます。

でも、広州タワーに行ったことがある人ならわかると思いますが、一度行けば良いと思いませんか?多くても昼間と夜間で合わせて2回、それ以上はそんなに何度も広州タワーに行く必要も感じないですよね。

海印橋付近の路上。

それで今回は、「もう広州タワーは見た」という人や「広州は初めてじゃないから他の所に行ってみたい」という人のために、広州タワーと同じく無料で十分満足できる穴場夜景スポットをご紹介していきますね。では、他の旅行者とはひと味違う広州の夜景の味わい方を見てみましょう。

おススメの「海印大橋」と「珠江」の夜景

今回ご紹介するのは、「海印大橋」とその近辺から楽しむことができる「珠江」の夜景です。ここの夜景も広州タワーに負けず劣らずの見応えなんですよ。ではまずは、海印大橋についてご紹介していきましょう。

美しい「海印大橋」とは

海印大橋とは、広州市の越秀区と海珠区を渡す大きな橋の一つです。アクセスとしては、越秀区側は広州地下鉄6号線の「東湖駅」から徒歩で行ける距離にあります。海印大橋の東湖駅側には、比較的小さいですがイオンスーパーがあり、目印の一つとなっています。

もう一方の海珠区側は、広州地下鉄8号線「晓湾駅」や2号線の「江南西駅」、大きい駅で言えば2号線と8号線の交差駅である「昌岗駅」の方角となりますが、地下鉄からは少し離れた位置となっています。

海珠区側から海印大橋に行く場合は、公共のバスを利用するのが良いでしょう。バスは61番、101番、104番、128番などたくさんあって、どれも「海印桥」というバス停で降ります。(橋には「海印大橋」という表示がありますが、一般に「海印橋」と呼ばれています。)

徒歩や自転車の場合はこちらから。

海印大橋には歩行者と自転車用に、車道とは別の上り口があります。間違えて車道の方を上ってしまうと、橋の上に着いてから歩行者側に移るのはとても難しい(高めの柵があります)ので気を付けましょう。

自転車や電動自転車でも便利なように、歩行者側は階段ではなくスロープとなっています。自転車がバツという表示がありますが、これは駐輪禁止か自転車は押して歩いてくださいという意味なのかわかりませんが、いずれにしても自転車が通れないという意味ではないと思います。

ちょっと坂道が急なので橋の上に着くまでしんどいのですが、どんな綺麗な夜景が見れるんだろう?と想像しながら上ると少しは楽に感じるかもしれません。

珠江にかけられた巨大で美しい「海印大橋」。

上の写真に少し写っていますが、橋の柱の部分の電飾がとっても綺麗です。細やかな彫り物のような模様になっていて、中国では珍しく「ギラギラ」ではありません。上品ながらも存在感があって素敵なんです。

橋の上は車は両側とも2車線ずつで、その脇を歩行者や自転車が通行できるようになっています。橋の上から巨大な海印大橋を見上げると、大迫力ですよ。

東湖より対岸に渡る橋の上から見える夜景。

でももちろん橋以上に美しいのは、海印大橋から見える夜景です。上の写真は、東湖側から上って右手に見える景色です。後でご紹介しますが、ひと際目を引くのは奥の方に見えるビルですね。

河の上にはキラキラと光を放つ遊覧船が気持ち良さそうに浮かんでいますし、沿岸の幾つかの高級マンションもこちらの夜景に貢献すべく美しく輝いています。どこを見渡しても本当に綺麗です。

「珠江」沿いの夜のお散歩が最高!

ではここからは、東湖側から海印大橋を渡った側の遊歩道をご紹介しましょう。まず、橋の上から見える大きな河は広州市内を流れる珠江(ジュージャン)です(中国語では「珠江」とも「珠江河」とも言います)。

珠江は中国南部地方を流れる大河で、中国ではあの有名な長江に次いで流域面積の広い河となっています。

珠江沿いに設けられている遊歩道。

そんな珠江の両側にはずっと遊歩道が設置されています。歩道にはたくさんベンチがあって、美しい珠江の夜景を眺めながら一休みするのにぴったりです。

私たちが今回夜景を見に来たのは夜の8時~9時頃だったのですが、この時間でも散歩している年配の方やストレッチやランニング、サイクリングなど運動しに来ている人々、子連れの家族などまさに老若男女が集っていました。素敵な夜景なので、デートにも活用できるでしょうね。

遠目には虹色の広州タワーが見えます。

海印大橋の海珠区側で、橋を背にして左手に歩いて行くと、遠くに水面に美しく輝く広州タワーを見つけることができます。

このまままっすぐ歩いて行くと、最終的には広州タワーのふもと辺りに出るのではないかと思います。でも今回は広州タワーとは反対方向へ進んで行きたいと思うので、少し引き返しますね。

遠くから眺めても圧巻のブリッジ。

今度は、海印大橋を背にして右手の方に進んでみます。橋から少しずつ離れていきますが、遠目に見ても海印大橋はとっても綺麗です。海印大橋のこの美しい形は、巨大な蝶が羽を広げている姿をイメージして建設されたそうですよ。

この橋を眺めていると、個人的には天空の城ラピュタに出てくるあのロボットを思い出します。蝶の胴体部分にあしらわれている輝く繊細な模様が、何だか古代文字のようにも見えてくるんです(あくまでも個人の感想ですが)。遠くからでも橋の模様がしっかり見えて素敵ですね。

珠江沿いの何だか味のある喫茶店。

特に海珠区側の海印大橋を背にして右手側エリア遊歩道には、味わいのある喫茶店が何軒もあります。上の写真の「思惑茶館」は、個人的に気になったお店の一つです。

この日は時間がなくて寄りませんでしたが、ネーミングもたたずまいも良い感じかなと思いました。白い大きなワンコが出迎えてくれるみたいですね。(中国では、個人の喫茶店やスーパー内に犬猫がいるケースはそれなりにあります。)

他にも何軒も雰囲気のある小さなお店があって、店によっては座席から珠江の夜景を見ることができそうでした。フラッと気になるお店に立ち寄ってみるのも旅の醍醐味です。

5つ程のビル表面に映し出される映像アート。

さらにまっすぐ進んで行くと、海印大橋の上からもよく見えたあのビル群を間近に見ることができます。こちらのビルは、夜になるとビルの表面全体を使って不思議な電飾アートを見せてくれるんです。

5つ程のビル(もっとたくさんあるかもしれません)の表面がまるで繋がっているかのようで、右から左へと絶えず映像が流れ、とても躍動感があります。映像の種類もかなりたくさんあって、なかなか見応えがありますよ。

海印大橋と珠江夜景のまとめ

海印大橋と珠江の夜景はいかがだったでしょうか?広州タワーの夜景と比べても、引けを取らないと思いませんか?ここは広州タワーほど人が多くないので過ごしやすいですし、でも寂し過ぎるということもなく安心感があっておススメです。

ちなみに今回はこちらの夜景を紹介しましたが、ここは昼間に来てもとっても気持ちの良いスポットなんですよ。また後日機会があったらレポートしたいと思います。

珠江沿いで夜の散歩をする人々。

ここは、都会の喧騒を少し離れたゆったりとした空気の流れる素敵な場所です。地元の人たちの日常の生活を垣間見ることもできますし、もし越秀区か海珠区で夕食を取る機会があるなら、ちょっと立ち寄ってみるのはいかがでしょう?

「あとはホテルに戻るだけ・・・」という短い時間を活用して、旅の思い出を一つ増やしてみましょう。「また広州に来ることがあったら立ち寄りたい」、ここがそう思えるスポットの一つになるかもしれませんよ。

この記事のライター

中国広東省広州市に住む30代主婦です。今の目標は広東語をマスターすること!大好きな広州を、楽しく詳しくレポートしていきます★

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