スペインで中世へタイムトリップして迷子になる旅!エストレマドゥーラの街トルヒージョを歩こう

スペインで中世へタイムトリップして迷子になる旅!エストレマドゥーラの街トルヒージョを歩こう

私たちが思い描くスペインがここにあったと実感できるエストレマドゥーラの旅。特におすすめなトルヒージョ(Trujillo)は16世紀の建物が続き、まるで中世の時代に迷い込んだようです。そんなところではとにかく歩いて、迷子になってスペインを実感して、素敵な思い出を作ってください。


エストレマドゥーラへ!タイムトラベルできるかも

トルヒージョ城から見下ろした風景

エストレマドゥーラにはバダホスとカセレスの2県があります。カセレスのある北部の方が綺麗な町や村が多く、観光地になっています。カセレス県のカセレス市とバダホス県のメリダ市が世界遺産に選ばれていますが、街全体の美しさではカセレスとその周辺の町の方が優れています。

カセレス市からわずか43キロメートルのトルヒージョもその一つ。ある意味、トルヒージョのように、外国からの観光客があまりいない町の方が古いものが古いままに残っていて旅をしていると言う感じが強いかもしれません。

迷子になる旅が楽しい!

城まで登れば道がマジョール広場に繋がっているのがわかります。

こう言う街全体が中世そのままと言うところではとにかく歩いて迷子になる旅が最高です。迷子になっても、遠くに見えるお城を目指し、戻る時は教会の塔を目指します。そして、仮に迷子になっても危険がないのも、こういう昔ながらの町の良いところです。

しっかり歩いて迷子になる!トルヒージョの正しい歩き方

マジョール広場への入り口

まず、サンミゲル広場からマジョール広場に通じるトンネル。いえ、トンネルではないですが、古い街は城壁に囲まれていますから、旧市内に行くとなると城壁の入り口から入らなくてはいけません。

マジョール広場

マジョール広場

マジョール広場にはピサロの彫刻、教会、があります。ピサロの彫刻はアメリカ合衆国の彫刻家Rumsenの作品で、未亡人によって寄贈されたものです。

パラシオ・マルケス・デ・ラ・コンキスタ (Palacio Marques de la Conquista)

マジョール広場の反対側です。ピサロの像のところから見るとこんな感じ。パラシオの左にはバルが並んでいます。パラシオの上の塔をよく見ると…

コウノトリの巣が見えます。中世の街並みが残っているところには、高層の建物が立てられないのでコウノトリの巣がたくさんあります。春に来て卵を産み、夏になると北ヨーロッパに発ちます。

歩く!歩く!

細い道があっちにあり、こっちにありします。どっちに行けばいいか迷ってもどちらも正解。古い街は、道が網の目状になっていますから歩いていれば必ずお城にたどり着きます。

La Sonata(ラ・ソナタ)という名のレストランが見えます。素敵なレストランですが、ちょうど閉店中。トルヒージョは夏は観光客が減少するので7月は閉めているレストランが多いようです。

トルヒージョ城

そして、カスティージョ。城です。ここでもたくさんの映画が撮影されました。最近では「ゲーム・オブ・スローン」などです。

ペルーから持って来たモニュメント。これを持ってくるのは大変だっただろうなと想像します。大地の上に流れる時の流れを感じます。そして、そんなに大変だったのに城の前にほったらかしというのにも驚かされます。

帰り道

トルヒージョ城から降りて行く道。同じ道を通るのはつまらないから別の道を通って、もっと迷子になりましょう。

Aljibeと呼ばれる建物。中から水の音が聞こえます。貯水タンクで、水の精製もしている場所。イスラム文化の遺産です。内部も見られるようですが、今回ははいりませんでした。暑い日だったら入ると涼しいかもしれません。

ピサロの生家(左)と当時の貴族の邸宅。ピサロの家は博物館になっていますが他の邸宅はそのまま誰かが住んでいるようで、改修されていました。古い家がまだ使われています。街の風景が変わるので、外壁を大きくつくり直すことはできないそうです。

トルヒージョはどこにあるの?行き方

トルヒージョの夕日

マドリードから行く場合は、地下鉄またはレンフェ(国鉄)のメンデス・アルバロ(Méndez Álvaro)駅に行き、バスステーション、エスタシオン・スール(estación sur)でavanzaと言う会社のバスに乗ります。

毎日、10本近く出ていますから、比較的楽にチケットを購入できます。バスは基本、指定席になりますが、空いているときはどこにでも座れますし、運転手さんに頼めば席を変更できます。

インターネットでも購入できます。英語対応。ほぼ、3時間〜4時間。時間に違いがあるのは、停車駅の数が違うからです。もちろん値段も違います。13ユーロから19ユーロくらいです。

途中で休憩がある場合があります。バル(カフェテリア)のある場所に止まり、トイレに入ったり、コーヒーやオレンジジュースを飲んだりします。

バスの場合、降りる場所がはっきりしないことが多いので、乗るときに運転手さんに知らせてもらうように頼みましょう。質問の仕方を載せます。

Cuando llegue Trujillo, avisame,por favor. (クアンド ジェゲ トゥルヒージョ、アビサメ、ポルファボール)

ポルファボールは英語のpleaseです。

たいていの場合、運転手さんはトルヒージョで降りる人を紹介してくれて、その人に一緒に降りるように言ってくれます。

ついでに世界文化遺産の街カセレスにも行きましょう。同じ路線のバスで、トゥルヒージョから3ユーロくらい、約1時間です。

Timetables and bus lines | Avanza Bus

http://www.avanzabus.com/web/timetables.html

Lines and bus timetables in Avanza. Routes information and national and international destinations. Book online.

バス会社のホームページ

迷って歩くトルヒージョ!迷えば迷うほどスペインが好きになる

せっかくスペインに行くなら、古い街並みの中で迷子になりましょう。路地の写真や猫の写真、素敵な写真がたくさん撮れます。知らない人とのふれあいも嬉しい、スペインの旅。思いがけない出会いがあるかもしれません。

この記事のライター

スペインに住んで18年になります。小さな素敵な町やお祭り、工芸品などスペインらしいスペインの旅を楽しむ情報をお届けします。

関連する投稿


スペイン人はパン無しでは生きられない? アンダルシアで行われたパンのイベントに行ってきました

スペイン人はパン無しでは生きられない? アンダルシアで行われたパンのイベントに行ってきました

スペイン人にとって一番大事な食べ物といえばパンです。食事には必ずパンが必要。料理を味わうためにも、味があまりないパンで一度口をリセットします。料理の風味を大事にするために、絶対バターは使いません。常に料理の味が第一というのがスペインの考え方です。そんな大事なパンを紹介するイベントがカソルラでありました。


スペインに来たらハモンセラーノを食べよう!気軽に食べられるお店がコルドバにオープン

スペインに来たらハモンセラーノを食べよう!気軽に食べられるお店がコルドバにオープン

スペインに来たら、是非、本場でハモン・セラーノを食べましょう。気軽にハモンセラーノを食べられるお店ができました。サラマンカのハモン・セラーノの会社ファウスティーノ・プリエト(Faustino Prieto)直営のお店です。今回は、コルドバ店にお邪魔しました。


バレンシア空港を使ってスペインに入国も悪くない! バルセロナやマドリードだけじゃないスペイン国際空港

バレンシア空港を使ってスペインに入国も悪くない! バルセロナやマドリードだけじゃないスペイン国際空港

スペインに行こうと計画を立てる時、たいていの場合はマドリードか、バルセロナからですよね。意外と穴場なのがバレンシアです。格安航空券も見つかります。おまけに、ホテルや物価も安いので、予算も抑えられますし、疲れているときはすりに狙われやすいのですが、バレンシアは比較的治安がいいのでその心配もありません。


【スペインの城シリーズ】公式「スペインの美しい村」に選ばれたセグラ・デ・ラ・シエラにある城

【スペインの城シリーズ】公式「スペインの美しい村」に選ばれたセグラ・デ・ラ・シエラにある城

スペインの城シリーズ9回目はハエン県にあるセグラ・デ・ラ・シエラにある城です。セグラ・デ・ラ・シエラは、自然に囲まれ、有機農業をしている美しい町です。観光客も少なく、野生動物がその辺りを歩き回っているので、癒されること間違いなしのお城です。


パティオに咲く花を1年中愛でる街プリエゴ・デ・コルドバがおすすめ!コルドバからも近い歴史のある街

パティオに咲く花を1年中愛でる街プリエゴ・デ・コルドバがおすすめ!コルドバからも近い歴史のある街

スペインといえば、パティオですが、パティオはコルドバだけではありません。コルドバ県内、グラナダからも行きやすいプリエゴ・デ・コルドバでは、美しいパティオが見られます。パティオは1年中美しく手入れされているので、見たいときにゆっくりとまわれます。


最新の投稿


スペイン人はパン無しでは生きられない? アンダルシアで行われたパンのイベントに行ってきました

スペイン人はパン無しでは生きられない? アンダルシアで行われたパンのイベントに行ってきました

スペイン人にとって一番大事な食べ物といえばパンです。食事には必ずパンが必要。料理を味わうためにも、味があまりないパンで一度口をリセットします。料理の風味を大事にするために、絶対バターは使いません。常に料理の味が第一というのがスペインの考え方です。そんな大事なパンを紹介するイベントがカソルラでありました。


日本でもぜひ知名度アップを!ボリビアの隠れて秘境スポットその名もチョチス

日本でもぜひ知名度アップを!ボリビアの隠れて秘境スポットその名もチョチス

南米ボリビアはまだまだ途上国です。それは観光業においても同じで、数年前に世界一観光客に不親切な国として第一位に輝いたという不名誉な記録もあります。それだけ観光客に対しても観光スポットに対してもまだまだ上手に向き合えていないという現状があります。それで隠れた秘境がたくさんあるボリビアのチョチスといいう観光スポットをご紹介


となりのトトロがペットに?中国で見かけた不思議で超可愛い生き物「龙猫(ロンマオ)」!その正体と特徴まとめ

となりのトトロがペットに?中国で見かけた不思議で超可愛い生き物「龙猫(ロンマオ)」!その正体と特徴まとめ

最近、広州市内で得体の知れない可愛い生き物を発見しました。中国語表記によると、その名は「龙猫(ロンマオ)」。ロンマオってまさかあのトトロのことでは?いやいや、いくら中国でもトトロがペットショップにいるわけがないでしょう・・・今回はそんないきさつで調べたロンマオと、広州市にあるロンマオ専門ショップの様子をレポートします。


ルクセンブルクの小空港フィンデル空港内部の様子と利用体験をリポートします!

ルクセンブルクの小空港フィンデル空港内部の様子と利用体験をリポートします!

ルクセンブルクそのものに観光に行こうと思う日本人は多くはないかもしれませんが、ヨーロッパを旅する際に大活躍してくれる数多くのLCCが乗り入れているため重宝するのが、ルクセンブルクのフィンデル空港です。観光大国である周辺の国々とアクセスが良好の、フィンデル空港利用の際に知っておきたいことを、私個人の経験からご紹介します!


「セントラル・エンバシー(Central Embassy)」の地下にある高級フードコート「Eathai(イータイ)」がおすすめ!

「セントラル・エンバシー(Central Embassy)」の地下にある高級フードコート「Eathai(イータイ)」がおすすめ!

タイには高級ショッピングモールがいくつかありますが、その中でもとくに豪華とされているのが「セントラル・エンバシー」です。2014年5月に完成したばかりのセントラル・エンバシーは、高級ブティック、高級レストランが並びます。地下には高級フードコート「Eathai」が入っていて、このフードコートは人気スポットとなっています。


アクセスランキング


>>総合人気ランキング