インドネシア料理ってどこが違うの?ぜひ食べてもらいたいオススメのインドネシア料理

インドネシア料理ってどこが違うの?ぜひ食べてもらいたいオススメのインドネシア料理

日本ではレストランではマレーシアやタイ、ベトナムなどの料理と、東南アジア料理とまとめられることが多いインドネシア料理。日本ではあまりなじみがないけど日本人が食べやすい味付けの料理や、辛いだけではない子供にも食べやすい料理、また地方ごとに違う特徴をもつ料理があります。インドネシア料理店でぜひチャレンジしてほしい料理を紹介


インドネシアの食材について

日本では”東南アジア料理”で一くくりにされますが、インドネシアは地域や島ごとに独自の文化を持つ民族が集まった国です。赤道直下ということで、日本とは違う野菜や果物が豊富です。民族によって、食文化も味付けも違いますので、インドネシアでの食材について少し紹介したいと思います。

豚肉

インドネシアは国民の80%以上がイスラム教です。マレーシアなどに比べると宗教的には厳しくないとは言われていますが豚肉を扱うキッチンや調理器具を使ってもだめなので、街中では豚肉を食べられる店は少ないです。

中華系が多く住む北の方のエリアまで行けば、中華料理店でも豚肉の料理が食べられますが、街中では台湾から来ている某有名小龍包店も中身は鶏肉だったりします。日本料理店でもトンカツがある店は少ないです。

サンバル

サンバル売り場

テーブルにおいてある場合もあるし、料理と一緒に出される場合もあります。ケチャップのボトルと同じ大きさで、色がケチャップが赤、サンバルはややオレンジ色です。

フレンチフライなどのウエスタンの料理には両方出てきます。ラベルに唐辛子のイラストが書いてあるのをチェックしてください。インドネシア人は辛いものが大好きです。何でもこのサンバルソースをかけて食べますが、激辛です。

バリ料理には”サンバルマタ”という名前のピクルスのような、香味野菜と唐辛子を刻んだ塩気のあるピクルスのようなものがありますが、サンバルソースと比べると辛さは控えめで、塩気があるのでご飯にかけても食べられます。

テンペ(tempe)

テンペはインドネシアの食材の中でも、日本でも手に入りやすい代表的なものです。健康食品としても有名です。

テンペ

大豆を使った発酵食品で、バナナの葉についたテンペ菌で発酵させます。日本の納豆を作る時にわらを使うのと似ています。

スーパーなどで売られているのは、バナナの葉に包まれた四角や三角の形のものです。日本ではあまりついていませんが、発酵した証に白い酵母菌のようなフワフワの膜で覆われています。

日本でよく食べる調理方法としては、1cm幅くらいに切って焼いて、蒲焼のたれをかけてうなぎ風にしたり、から揚げ風にしたろして食べる方方ですが、インドネシアでは、バラバラにして子魚やピーナッツとあわせて味付けしたふりかけ(佃煮)のようなおかずにしても食べたりします。

食べやすい料理

ソトアヤム(SOTO AYAM)

ソトアヤム

アヤムというのは鶏肉のことです。スパイスと塩味の効いた薄いカレー味のスープです。スープの中にはゆで卵、春雨、鶏肉などが入って、白いご飯とセットになっているところが多いです。カレー味といっても、決して辛くはないので、カレー味ということもあり、子供でも食べやすいです。

ガドガド(gado-gado)

ガドガド

ピーナッツを揚げたあとすり潰し、ライムや生姜、ニンニク、唐辛子、塩などなどを混ぜ合わせて作ったドレッシングを温野菜に和えて食べるサラダです。ジャカルタに来るとお腹を壊す人が多いですが、最初は生サラダよりもガドガドのように1度火を通したものがおすすめです。

だいたいはモヤシやキャベツ、インゲン豆、生のレタス、テンペゴレンや豆腐いりなど様々な具材でお店独自の味を出しています。
私はパイナップルが入ったお店のものが好きです。ピーナツ味なので、フルーツにも合います。

ちなみに、生野菜に同じドレッシングをかけた全く別のサラダも存在します。

サテ(sate)

サテ

鶏肉が主な食材になりますが、ヤギ肉や牛肉もあります。AYAM(アヤム 鶏肉)の串焼き。日本の焼き鳥と同じです。マレーシアにもありますが、サテと呼ばれています。1つ1つは小さいし、よくやいて出てくるので、香ばしく食べやすいです。

インドネシアのは塩気の効いた味付けで、ソースは甘いピーナッツソースをつけて食べます。辛い場合もありますが、そこは「Tidak pedas(ティダ プダス)」か「jangan pedas(ジャンガン プダス)」辛くしないでといえば大丈夫です。

ちなみにマレーシアのサテは、もともとが甘い味付けで、辛いソースをつけて食べることが多いようです。

アヤムゴレン(Ayam goreng)

アヤムゴレン

ただの鶏のから揚げではありません。意外と手間のかかる料理です。

スパイスをすりつぶした物とココナッツミルクで鶏肉を煮込んでから、ココナッツフレークと共に油で揚げたもので、イチから手作りで作るとかなりの時間がかかります。市場では、味付けして煮込んだものが売られていて、家に帰って揚げるだけというのも売っています。

辛いわけではありません。ココナッツフレークと一緒に素揚げするのですが、煮込むココナッツミルクも家で絞って作るとちょうど良いしっとり加減のフレークが作れます。衣がないので意外と油っぽくないです。

ナシゴレン(nasih goreng)

ナシゴレン

nasih(ナシ=ご飯)goreng(ゴレン=炒め)でナシゴレン。

日本のアジア料理店でもよく見かけるメニューで、インドネシア版チャーハンです。ケチャップマニスという甘いソースのようなもので味付けするのですが、一緒にいためるスパイスのなかに唐辛子が入っているとかなり辛いです。

ナシバカール(nasih bakar)

ナシバカール

nasih(ナシ=ご飯)bakar(バカール=焼き)でナシバカールです。
中身はいろいろあるのですが、ご飯に野菜や、鶏肉、牛肉、魚などの具材を混ぜた混ぜご飯だったり、海苔巻きのようにご飯の真ん中に具を挟みこんであったりします。それをバナナの葉で包んで、さらに焼いた料理です。

ナシゴレンもそうですが、インドネシアだけではないですが、東南アジアで食べられているお米は細長く、少しパサパサして匂いも強かったりするので、このように味付けしたものが食べやすいです。バナナの葉に包むくらいなので、量的にも1膳分ないくらいなので、主食でもありおかずでもあります。

特徴ある地方の料理

パダン料理

パダン料理店

インドネシアの中のスマトラ島にミナンカバウ族という、現存する世界最大の母系社会があります。男性はみんな相続権がないため、外へ働きに出かけるのでスマトラ島からもジャカルタへ多くのミナンカバウ族が進出してきています。インドネシアではミナンカバウというよりは、地名をとって(パダン人)と呼ばれることが多く、このようなレストランが多いです。

ミナンカバウ族の代表的な伝統家屋の屋根や伝統衣装は水牛をあらわしていて、このようなパダン料理店は屋根の形が伝統家屋を模した水牛の角の形をしています。

外から見える窓のところに、大きなお皿におかずをのせて積み重ねられていますが、これはとりあえずいろんなお皿が目の前に並べられて、手をつけた料理の分だけお金を払うというシステムになっています。

ジャカルタのレストランでは?

テーブルには

席に案内されるとテーブルの上にこのようなチップスが用意されている場合がありますが、これはサービスではなく有料です。あとで請求されますので、ご注意ください。

もちろん食べたいかたは、料理が出てくるまでの間につまむのもよし。ナシゴレンやミーゴレンなどのプレートにはこのチップスがついている場合が多いので、味見したい場合は注文の品が届いてから、ついてなければ袋のものをたべてください

辛いマークがついてないメニューも辛い場合があります。ミートスパゲッテイなどは辛いはずがないと思って頼んでも、意外とローカル向けに辛い味付けになっている時もあります。もちろん唐辛子マークのついてメニューは激辛です。

インドネシア料理は地位や島によって料理に特徴があります。なじみのない料理名でも、以外と日本人の口に合うものもあります。東南アジア料理のなかでもインドネシア料理は幅広いので、ぜひ試してみてください。

この記事のライター

2017年4月よりジャカルタに在住。旅行者と同じように観光スポットめぐりをしてますので、在住者ならではの情報をあわせてお届け

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