南米ボリビアを旅行するときに注意しておきたい野犬事情についてまとめてみました

南米ボリビアを旅行するときに注意しておきたい野犬事情についてまとめてみました

南米ボリビアはウユニ塩湖と首都ラパスが日本でも取り上げられて、いつか行ってみたい地球の裏側の国として知名度も上昇しています。近年目覚ましいほどの経済発展を遂げてはいますがボリビアはまだまだ途上国です。旅行する際には衛生面や治安など注意が必要。そしてボリビアを旅行する際に、気を付けてほしい野犬事情についてもまとめました。


ボリビアでは犬は神聖な生き物

先住民族の言い伝えで、犬は神聖な生き物としてボリビアでは知られます。

南米ボリビアは日本から飛行機で乗り継ぎを経て30時間ほどで到着できる国です。日本から最も遠い場所と言っても過言ではありません。このボリビアは他の南米の国と同様に、スペイン統治時代を経て独立した歴史を持っています。アルゼンチンやチリなどはスペインの文化が色濃く残ります。

ボリビアも、第二の都市のサンタクルスなどはスペインの色が濃いですが、山岳地帯になるとインディヘナと呼ばれる先住民族のカラーが濃くなります。インディヘナは部族意識、もしくは国家主義の見方が強く外国人に対して厳しい態度をとることがあります。

首都ラパスやウユニといった山岳地帯はインディヘナの割合が多く、少し誤解されてしまうこともあり、外国人にとって不親切な国としてボリビアは上位にランキングされてしまう悲しい現実があります。一度打ち解ければ、気さくで愛情深いボリビア人だけにその点は残念です

そんなインディヘナの昔から伝わる伝統があります。それによって彼らは犬を神聖な生き物として大切に扱います。特に、山岳地帯のオルーロという町ではその動きは顕著で、町中に野犬がいるという事態になっています。政府も少し焦っているようです。そんなボリビアの野犬事情とはどんなものでしょうか。

犬が放し飼い?狂犬病には注意

犬が放し飼いは当たり前。ぞろぞろと歩いてくるのはまさに恐怖

ボリビアの都市部でもたまに見かける光景です。そして田舎町へ行くとよく見かける光景は、犬が普通に放し飼いにされているということ。特に田舎町では家にきちんとした柵があることが少なく、鉄条網だけで隣の家と仕切られていることがよくあります。なので、犬を家で飼っていてもいつでも抜け出せる状況です。

そして、犬も餌や縄張りを求めて普通に出かけてゆきます。縄張りを家の前の道にまで広げられると、その道を歩くだけで家から飛び出てきて吠えてきたりします。犬嫌いにとっては最悪な状況です。私も、もともと犬は嫌いでしたが、ボリビアに来てからさらに大嫌いになりました。

この状況はインディヘナが多く住む町ではもっと最悪です。犬を神聖な生き物という考え方があり、飼い犬が悪いことをしてもしからないという風習があります。たたいたり、しつけてはいけないのです。なので、オルーロという町では犬が街を歩き回り通行人を襲ったりという被害が多くあります。

そして、政府もこの状況を打開しようとしています。そうした犬の被害から、ボリビア国内でも何件か狂犬病の被害が発生しているからです。

狂犬病は主に哺乳類が感染する病気で、発症すれば致死率ほぼ100%という非常に危険な病気です。この病気に感染している動物に噛まれることで感染します。犬だけでなく猫やこうもりなどにも注意が必要。ボリビア国内でも何人かの死者が出て、保健局も犬にワクチンを打つように必死に活動しています。

とにかく、ボリビアを旅行中は犬に近づかないことが賢明です。もし、万が一犬にかまれてしまっても、ワクチンを注射すれば発症を防ぐことができます。何度かワクチンを打たなければいけませんが。とにかく、犬には近づかないようにしましょう。

また、犬は夕方や夜になると攻撃的になりますので、夜歩いているときには十分注意してください。こうした犬に対する管理や扱い方などを見てもまだまだ、ボリビアは途上国だということがわかりますので、決して動物に対して油断しないようにしてください。

ボリビアは珍種・雑種の宝庫?

ボリビアには血統書付きの犬はごくわずか。雑種の宝庫です。

ボリビアも最近経済発展を遂げてきて人々の生活も以前に比べれば豊かになってきています。それはペット事情も同じです。最近では、ドーベルマンやシベリアンハスキーなどの人気の犬が飼われるようになっています。しかし、それは都市部の富裕層などの話です。

ボリビアでの飼い犬事情としてはほとんどが雑種です。しかも、見たこともないような雑種がいてなかなか興味深いです。いったいどうやってかけあわさったんだろうと思うような雑種もいますし、日本ではあまり見かけないような珍種の犬も町の中で見つけることができます。

逆に犬好きにとってたまらないボリビアの雑種犬事情と言ったところでしょうか。これからボリビアで見つけた珍種、雑種をご紹介します。

熱帯の町で見つけた顔が脳みそのようにしわしわになっている犬

初めて見たときメロンパンが歩いてくると思いました。よく見るとまるで脳みそのようにしわしわになっている珍種。調べてみるとこれはチャイニーズ・シャーペイという中国原産の犬のようです。そのしわしわ具合がとても愛らしいのでしょうか。たまにボリビアの家庭で飼われています。

ハスキーやポメラニアン、うーん。いったいいくつの種類が混じっているのか

こちらもボリビアの熱帯の町で町を歩いている犬を撮ってみました。いったいいくつの種類が混じっているのか。雑種中の雑種の犬です。逆に血統書付きの犬よりも価値があるんではないかと思ってしまうような雑種具合です。

片方の目が青い珍しい雑種の犬

こちらも熱帯の町で見つけた雑種の犬。特徴的なのは片方の目だけが青いということ。白内障なのかと心配になりましたが、飼い主によるとどうやら親犬も同じ目をしているようで普通に見えているそうです。もちろんもともとこういう種類の犬ではないでしょうから、どこかで混ざってこうなっているのでしょう。

なかなかシャッターチャンスはないですが、ボリビアの田舎町を歩いていると面白い犬たちにたくさん出会えます。おっとりした性格の犬も多いですが、凶暴な犬が出歩くこともあります。十分注意しましょう。

ブサかわ犬を探していましたが、ブサ犬のほうが多いかも

ボリビアの雑種犬を見ていて、ブサかわ犬を探そうと思ってもなかなか出くわすことができません。ブサ犬のほうが断然多いです。日本でも雑種犬をよく見かけることがありますが、ボリビアの雑種具合は半端ではありません。日本ではなかなかいないような種類の犬がいることも理由の一つかもしれません。

もし犬好きの方がボリビアに来られたら、なかなかお目にかかれない雑種犬と出会えるかもしれませんよ。

強烈なインパクトの雑種犬。もはやホラーです。

そして最後に熱帯の町で見つけた強烈なインパクトの雑種犬。いったい何の種類が掛け合わさっているのでしょう。ブルドッグが混じっていることは間違いないような気がするのですが。もはやホラーともいうべき怖い顔付きです。体格も大きいので迫力が半端ないです。

他にもボリビアではたくさんの雑種犬に出会うことができます。ある意味、犬好きにはたまらないでしょう。でも、狂犬病を持っている犬も町を歩いていることがあります。歩き方がおかしかったり、よだれをたらしていたりと様子が明らかにおかしいので注意しましょう。

ボリビアの山岳地帯では犬は神聖な生き物として扱われます。そして、ある意味雑種の王国でもあります。町をうろつく野犬には十分注意しながら、ボリビア旅行を楽しんでください。

この記事のライター

南米ボリビアに在住。まだまだマニアックな観光地や穴場スポットがたくさんある国ですので、少しづつ紹介できたら嬉しいです。

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