シンガポールの迷テーマパーク、ハウパーヴィラ(Haw Par Villa)に行ってみよう!

シンガポールの迷テーマパーク、ハウパーヴィラ(Haw Par Villa)に行ってみよう!

シンガポールのテーマパークは、USS(Universal Studio Singapore)だけじゃない!カオスな空間に謎の中毒性があるオブジェが並ぶ「迷」テーマパーク、ハウパーヴィラ(Haw Par Villa)を紹介します。


シンガポールで1番のテーマパークは?

どこの国でも、1つや2つは名の知れたテーマパークがあるものです。シンガポールにもUSJならぬUSS(Universal Studio Singapore)があり、日本のユニバーサル・スタジオに負けず劣らず楽しいテーマパークとなっています。

しかし、今回取り上げるのはUSSではありません。

目にした際に受ける衝撃はどんな大手テーマパークよりも強く、在シンガポールの人々が日本帰国前に「まだ行き残した場所は?」と話せば「・・あそこ行くか」と何故か候補に挙がる、そんな場所を今回は紹介します。

その名は「ハウパーヴィラ(Haw Par Villa)」。

何とも言えない雰囲気の入口

こちら、元々は「タイガーバームガーデン」という名前でした。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、タイガーバームといえば日本でも熱狂的ファンの少なくない軟膏です。メンソレータムのような鼻がスッとする臭いが特徴的で、肩こりや頭痛によく効きます。

このタイガーバームを製造・販売しているのはシンガポールの「ハウ・パー・コーポレーション」で、ハウパーヴィラはこの会社を設立した胡兄弟によって建てられたものなんです。

筆者も愛用、クリームタイプのタイガーバーム

テーマ (が謎な) パーク

さて、そんなハウパーヴィラの園内はどうなっているのでしょうか。

皆さんご存知『西遊記』のワンシーンを切り取ったもの、儒教の教えをモチーフにしたものと、パーク内は全体として中華風の雰囲気です(一部の例外は後述)。

中華風だな、と思う程度

しかし、ハウパーヴィラがなぜインパクトが強いのかというと、「妙にリアル」そして「妙にコワい」んです。

タイガーバウムを両手いっぱいに載せてたたずむトラのマスコットキャラクター(?)でさえも、見つめているとこちらが目線を反らさざるを得ないという有り様。

直視しづらい

西洋美術でおなじみビーナス誕生の場面にしては華やかさのないこちらのオブジェは、シンガポール版「桃太郎」でしょうか?生まれたばかりと言うには妙齢のようにも見えますし、今一つその存在が謎でした。

桃……子さん?

まさにカオス、変なオブジェのオンパレード

そして、このテーマパークで一二を争う最も恐ろしさを誇るのは、この「カニ女」。何かの罰を受けてこんな姿になってしまったのでしょうか。

恐ろしいほどに・・人の頭とカニの胴体に一体感がありません。じっくり観察してみるとうっすら笑みを浮かべているようにも見えますし、以外とこの暮らしも気に入っているのかもしれません。

微笑を浮かべたカニ、または人

ちなみにとある一角では、日本語が書かれてあるのを発見。こんなおどろおどろしい場所で得ることの出来る縁って、きっとありがたくないですが(汗)

またなぜ赤で書くのか

中華風も儒教も何ら関係のないものもたくさん置かれていまして、油断しているとコアラ、オランウータン、カンガルー、そして自由の女神まで様々なものが一度に楽しめるカオス空間です。

正真正銘、コアラです

ここまで来たら何も驚かないかもしれませんが、相撲取りもいました。初代若乃花がモデルという話を見聞きしたことがあったのですが、土俵入りの型が雲竜型なので左の方が若乃花だと思います。

ご本人の顔写真と比べてみると、何となく似ているような。残念ながら右の方のモデルが誰かは不明です!

ところで何のテーマパークでしたか、ここ?

異空間へのアクセス

そんな異空間、ハウパーヴィラ(Haw Par Villa)へのアクセスは、意外と便利です。

中心街からは電車で20~30分。シンガポールの地下鉄、MRTのCircle Line(路線図でいう黄色の線です)でHaw Par Villa駅から降りると目の前、徒歩1分以内にあります。

周りはさほど何もない地域なので、このテーマパークのためだけに作られたかのような駅です。

単純に笑って楽しむもよし、人生に疲れた時に訪れて、やっぱり現実世界に生きるのがいいと現実に戻るきっかけにするのもよし。シンガポールに行く機会があれば、話のタネに是非行ってみてほしい場所のひとつです。

この記事のライター

在オランダ2年近く。以前は東南アジア(香港・シンガポール)にも4年半住んでいましたので、そちらについての記事も書いていきます!

関連するキーワード


シンガポール

関連する投稿


スープを頼むともれなくパンがついてくるカフェとは?シンガポールのcedeleで休憩してきました!

スープを頼むともれなくパンがついてくるカフェとは?シンガポールのcedeleで休憩してきました!

今回cedeleというカフェに行ってきました。シンガポールのあちこちに展開しているチェーン店です。テーブルでカフェラテを飲みながら休んでいると、多くの人が共通のものを注文していることに気づきました。テーブルにある、大きなボールと美味しそうなパン。このカフェの面白いシステムについてご紹介します。


大都会シンガポールで大自然に囲まれて食事ができるレストラン!PS.cafeをご紹介!

大都会シンガポールで大自然に囲まれて食事ができるレストラン!PS.cafeをご紹介!

「シンガポールでちょっと豪華な食事をしたい!」という時にオススメなレストランはどこ?とシンガポール人の友人に聞いて見たところ、紹介してもらったのが「PS.cafe」でした。行ってみると、綺麗な自然に囲まれ、開放感に溢れたレストランでした。ここが大都会シンガポールであることを忘れさせてくれる場所でした。


2018年シンガポール紀行⑤国立博物館で国が歩んできた激動の歴史に思いを馳せる

2018年シンガポール紀行⑤国立博物館で国が歩んできた激動の歴史に思いを馳せる

ほんの3年前に建国50周年を迎えたシンガポール。植民地時代を経て独立し今日に至るまでには、激動の時代を走り抜けてきました。そんなシンガポールの歴史を学び、国民のアイデンティティーをより深く理解できる場所がこの国立博物館です。日本軍占領下「昭南島」時代の貴重な展示も一見の価値あり。博物館の見所を詳しくご紹介します。


2018年シンガポール紀行④駐在員御用達サービスアパートメントのオアシスっぷりが凄い

2018年シンガポール紀行④駐在員御用達サービスアパートメントのオアシスっぷりが凄い

1月下旬に家族で5日間滞在したシンガポールのサービスアパートメント。自宅のように寛ぎながらも朝ごはんが出てくる。敷地内にプール、遊具場、カフェもジムもある。オーチャード通りまで徒歩数分。駐在員家族やホリデーメーカーに特にオススメしたい、夢のようなライフスタイルが味わえる滞在先を見つけました。その魅力を徹底解説します。


2018年シンガポール紀行③アートサイエンスミュージアムの目玉展示FUTURE WORLD展を遊び尽くす

2018年シンガポール紀行③アートサイエンスミュージアムの目玉展示FUTURE WORLD展を遊び尽くす

マリーナベイ・サンズ内の施設のひとつであるアートサイエンスミュージアム。一番人気の常設展示であるFUTURE WORLD展を訪れてきました。その名に引けを取らず、近未来感たっぷりの展示作品が目白押しで、親子でたっぷり楽しめること間違いなしです。見所いっぱいの体験型インスタレーションを、ゾーン別に詳しくご紹介します。


最新の投稿


人生初マウイ島!島で最も歴史のある町、ラハイナタウンで自転車を借りてフラフラとサイクリングで散策してみた

人生初マウイ島!島で最も歴史のある町、ラハイナタウンで自転車を借りてフラフラとサイクリングで散策してみた

自然いっぱいのマウイ島を満喫するために自転車をレンタルしてみました!出だし好調でしたが思った以上に登り坂が多く苦戦!運動不足の足が悲鳴をあげながら、美しい海と平原を冒険してきました!今回はラハイナ地区のマップ、マウイ島でのバイクレンタルの価格、またサイクリング中に見つけた美しい景色の写真などを紹介します。


街中が世界遺産!街歩きが大好きな人にオススメの場所、ベトナムのホイアンの魅力とは?

街中が世界遺産!街歩きが大好きな人にオススメの場所、ベトナムのホイアンの魅力とは?

ベトナムのハノイとホーチミンの間にダナンというベトナム第3位の都市があります。ダナンから南にバスで1時間ほどの場所に、ホイアンという街があります。ホイアンはとても小さな街ですが、街中が世界遺産になっていて、建物がとにかくとても可愛いんです!歩くだけでもとても楽しい気分になるので、街歩きが大好きな人にぴったりの場所です。


【中国広東省広州市】あの広州タワー観光時に便利!広州タワーの真下にある地下のグルメ街「花城汇」について知っておこう

【中国広東省広州市】あの広州タワー観光時に便利!広州タワーの真下にある地下のグルメ街「花城汇」について知っておこう

広州観光と言ったらやっぱり広州タワーです。でも一見して広州タワーの周りって、大きな広場とちょっとした出店の他はみんなオフィスビル。広州タワーの近くでお食事やお茶できる場所ってないの?実は、広州タワーの「真下」にたくさんのグルメスポットがあるんですよ。今回は、広州タワー観光時に役立つ地下街に関する情報をまとめていきます。


スープを頼むともれなくパンがついてくるカフェとは?シンガポールのcedeleで休憩してきました!

スープを頼むともれなくパンがついてくるカフェとは?シンガポールのcedeleで休憩してきました!

今回cedeleというカフェに行ってきました。シンガポールのあちこちに展開しているチェーン店です。テーブルでカフェラテを飲みながら休んでいると、多くの人が共通のものを注文していることに気づきました。テーブルにある、大きなボールと美味しそうなパン。このカフェの面白いシステムについてご紹介します。


途上国ならではの光景が広がる?南米ボリビアの交通事情を把握してしっかりと旅をする

途上国ならではの光景が広がる?南米ボリビアの交通事情を把握してしっかりと旅をする

南米大陸の真ん中にある国ボリビアは南米の中でもまだまだ途上国です。日本の国土の3倍ともいわれるボリビアには都市と都市を結ぶ道が少なく交通事情はまさに途上国そのもの。道路封鎖があったり、雨の日には水があふれかえったりとボリビアならではの景色も。しっかりとボリビアを旅行できるように、独特の交通事情をご紹介します!


アクセスランキング


>>総合人気ランキング