首都より有名?今も王様がいる、歴史と世界遺産の街。古都ジョグジャカルタ

首都より有名?今も王様がいる、歴史と世界遺産の街。古都ジョグジャカルタ

インドネシアの首都ジャカルタより有名。ジャワ島の東にあるジョグジャカルタは、現在も王様がいて、州知事として政治を行っています。仏教遺跡やヒンズー教遺跡など、古い歴史と文化があり、インドネシアの古い町の風景が残っています。世界遺産で有名なため観光客も多く、見所満載です。ガイドブックにはない観光スポットもたくさんあります


ボルブドゥール

この遺跡は市内から離れていますが、見るなら日の出ツアーか夕方にあわせていくのが、眺望が良いです。遺跡公園の横のホテル集合での日の出ツアーがあります。もちろん、日中でも十分きれいで壮大な眺めですが、暑さ対策が必要です。

仏教遺跡ボルブドゥール

1991年に世界遺産にも登録された、世界最大の仏教遺跡ボルブドゥールです。1000年以上の間、火山灰に埋もれて、密林に隠されたままでした。ジョグジャカルタ市内からは来るまで1時間30分くらいかかります。

世界遺産

この遺跡が何であったかは、いまだ解明されていませんが、小高い山のに石を積み重ねて作った遺跡で、ピラミッドや古墳のように中に入ったりはできません。

入口入ると、日本語のガイドさんが売り込んできますが、最後まで案内してくれてRP100000(850円)くらいなので、頼んだほうが良いです。遺跡発掘の時の話から、遺跡頂上までのみどころなど説明してくれます。

頂上付近のストゥーパ

急な石段を登りきると、遠くに火山が見えます。相当暑いですが、1万人が登場する、総延長5kmほどある仏教のレリーフを見ながらゆっくりあがっていくのがおすすめです。

インドネシア人は写真を撮るのが大好き、インスタなどにアップするため頂上付近は外国人観光客に混じってインドネシア人も多く、なかなかみんな動きません。遠慮せずどんどん写真とりましょう

プランバナン寺院

ジョグジャカルタ市内から近く、空港にもアクセスが良いので帰る前や、到着してすぐに訪れることができる観光地プランバナン寺院群です。

すぐ近くにあるボルブドゥールは仏教遺跡、こちらはヒンズー教の国の遺跡です。近い距離に違う宗教の2つの国が共存していたということだけでも、興味深いです。

プランバナン寺院

こちらも、日の出か夕方にあわせていくのがオススメです。このプランバナン寺院のほかにも崩れた遺跡も含めて、このあたりにはこのようなヒンズー教遺跡が多いです。田園地帯に突然古い遺跡が現れ、崩れかけた遺跡も見ごたえがあります。

プランバナン寺院

このプランバナン寺院の裏には、ヒンズー教に関わりが深いインドの叙事詩(ラーマヤナ)の劇をやっている屋外シアターがあります。夕食を食べるレストランも併設され、プランバナン寺院を背景に夜上演されますので、あわせてぜひみていただきたいです。

水の王宮タマンサリ

1765年に建てられた離宮で、壁で囲まれた住宅地の中にあります。全て石作りでできていて、写真でよく見かけるプールがあります。

タマンサリ

クラトン(王様)がその日の夜の相手を選ぶ為に、左側にある建物の上の階からプールで水浴びをする美女を見ていたというプールです。

 タマンサリ

細く急なはしごのような階段を昇って建物の上に上がると、プールが見渡せる小部屋があります。石作りの離宮内は涼しく、適度に日陰もあります。

旧市街中心部の王宮も見学可能ですが、今でも王様がすんでいるので、2時までしか入場できず、早くしまってしまいます。時間的に中が見学できなくても、周りの風情も、王宮だけあって少し違います。タマンサリは、その王宮からは歩いてもいけますが、自転車タクシー(ベチャ)にのって細い路地を行っても楽しいです。

ワヤン博物館

影絵芝居ワヤンクリット

王宮の近く、旧市街にあるワヤン博物館です。

ワヤンは(影)クリット(kulit 皮)という意味で、牛の皮で作った人形をスクリーンに映して上演されます。物語の数は400~500以上あるといわれ、インドの叙事詩ラーマヤナやマハーバーラタを元にした物語です。

裏側から見たところ

夜8時から毎日、この博物館ではワヤンクリットが上演され、敷地内ではワヤンクリットに使われる人形の製作風景も見ることができます。

本来ワヤンは、1人のダーランと呼ばれる人形師が語りと人形操作を同時に行い、上演中は席を立たずに1人で上演し、夜から朝方までの長い時間の上演になります。こちらは、観光用の影絵芝居ですので、毎日1幕ずつ上演されます。

裏側のガムランの演奏や、ダーランの人形操作の様子も見ることができます。

お土産アレコレ

Coklet n’Dalem

ジョグジャカルタにしかないチョコレートやさん

Colelat n'Dalem(チョコレート ンダルム)です。インドネシアはカカオの生産が世界第三位なので、お土産はもちろんチョコレートがオススメなのですが、こちらのお店はジョグジャカルタ発で、まだジャカルタや他の地域にはでていません。

バティック柄のチョコレート

産地別のビーントゥバーや、いろいろなフレーバーつきのチョコレートなど種類は多いのですが、フェアトレードであったり、混ぜ物なしであったり、こだわりがあるチョコレートメーカーで、味も美味しいです。ジョグジャカルタでしか買えないというのも魅力です

MONGO(モンゴ)

MONGO(モンゴ)

ジャカルタでも手に入りますが、Mongo(モンゴ)のチョコレートです。こちらもビーントゥバーの製品が多く、ジョグジャカルタらしいボルブドゥールの頂上のストゥーパ型のチョコもあり有名です。ワヤンに使われる人形のイラストがパッケージに使われたりしています。

本社がジョグジャカルタにあり、ファクトリーではチョコ作り体験もできます。街中にはカフェ付のショップもありますので、観光ついでにも寄りやすいです。空港にお店もあります。

ジャカルタからジョグジャカルタまでは飛行機の便数も多く、1時間くらいで到着するので、弾丸で日帰り旅行も可能です。ジャカルタにはない文化と、高層ビルや渋滞のない街、観光地なのにホテル代が安く、高級ホテルでも安く泊まることができるので、短い連休の旅行先に選ぶことも多いです。

インドネシアといえば、バリ島が観光地では有名ですが、この古都ジョグジャカルタは歴史好きにはたまらない場所です。ぜひ足をのばしてください

この記事のライター

2017年4月よりジャカルタに在住。旅行者と同じように観光スポットめぐりをしてますので、在住者ならではの情報をあわせてお届け

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