ミラノ中央駅内部をご案内!ショッピングからグルメ情報までおすすめを徹底解説!

ミラノ中央駅内部をご案内!ショッピングからグルメ情報までおすすめを徹底解説!

世界中の人々を魅了し続ける観光大国イタリア。その北部の中心を担っているミラノには、世界各国からの空の玄関口も複数あり、常に活気で溢れています。ミラノ中央駅を経由して各地の観光へ向かう人も多いでしょう。この記事では、ミラノ中央駅で有意義に待ち時間を過ごすために、私がおすすめしたい駅構内のショップや飲食店をガイドします!


イタリア経済の要となっている北部の大都市ミラノ。3つの空港と数多くの大型鉄道駅が集まるこの大都会は、いつも活気にあふれています。そして、世界中から人が集まってくる場所だからこそ、たくさん危険も潜んでいます。治安はお世辞にも良いとは言えません。

観光地としての魅力こそ、フィレンツェやローマと比べると見劣りしてしまうものの、交通の要として、またイタリアでのビジネスの中心として、ミラノは非常に需要のある都市です。

そんな大都会の中心となっているミラノ中央駅を利用する日本人観光客も数多くいます。この記事では、仕事柄しばしばミラノを訪れる私が、主にミラノを経由地としてイタリア旅行をする方へ向けて、外に出なくても充分に楽しめるミラノ中央駅の内部をご案内します。

ショッピング情報にグルメ情報、治安に関するアドバイスなどもご紹介したいと思います。

良質のカフェに入りたければ1階がおすすめ!

正面入り口付近にあるカフェ

電車の出発時間までや乗り換えの待ち時間の暇つぶしのド定番として便利なのは、やはりイタリアに数多く存在するバール(Bar)と呼ばれるカフェです。ミラノ中央駅内部にも、非常にたくさんのバールが入っています。

「カフェなんでどこでも同じだろう」と思ったら大間違いです。コーヒーに関してはイタリアではどこで飲んでも美味しいのは事実ですが、サイドメニューのクオリティーは店によって驚くほど違います。パニーニやスイーツなどの軽食をとる場合は特に、ちゃんとお店を選んで入店しましょう。

私の経験上、まず第一に言えることは、電車のホームが並んでいる3階にある「カフェ・チェントラーレ(Caffe Centrale)」は避けるべきです。はっきり言って美味しくありません。エスプレッソ・コーヒーはさすがにイタリアン・クオリティーのものが期待できますが、それ以外は飲み物も食べ物もほぼハズレです。一番便の良い場所に位置している老舗カフェのため、放っておいても人が入ることからクオリティーが下がっているのだと推測されます。

同じお金を払うなら、面倒でも階下へおりて、ちゃんとしたカフェを選びましょう。

上の写真にあるカフェは比較的新しくできたもので、正面入り口の大階段横に位置しています。このほかにも1階にはこじゃれた新しめのカフェが多く、選択肢は広くなっています。このエリアでは飲み物も食べ物も大きく外れることはないでしょう。

1階東端のカフェ

私がよく利用するのは上の写真にある、駅一階の東の端に位置するカフェ兼パティスリーです。少々料金設定はお高めですが、バリスタの技術を生かしたカプチーノと、おいしいパニーニ各種、イタリアン・スイーツも味わえます。

ちなみにこのカフェの向かいにあるモッタ(Motta)というカフェ兼レストランも、コーヒーブレイクや軽食のために利用するならばアリです。しかし、レストランで腰を落ち着けるのはおすすめしません。レストラン・スペースは広々としていて高級感もあり、さも美味しそうではあるのですが、パスタなどの料理のクオリティーは低く、少々落胆してしまうでしょう。入口付近のカフェスペースでの利用に留めておきましょう。

モッタ入口

2階中央部分にある小さなバールも悪くありません。電車のホームが並んでいるエリアからエスカレーターで1階下るだけなので、時間がないときには私もしばしばこのバールを利用します。

ただし、座って落ち着けるテーブル席はないので立ち飲み、立ち食いになります。食べ物は持ち帰りにして、電車の中で食べた方がゆっくり楽しむことができるかもしれません。イタリアの朝食の定番であるクロワッサンなどの菓子パンは美味しいですが、パニーニなどのしょっぱい系は合格ラインぎりぎりといったところでしょうか。食事がしたい場合はやはり1階まで降りましょう。

各バールでは、数は少ないながらイタリアならではのスイーツも販売されているので是非試してみてほしいと思います。私のお気に入りはナポリ発祥の「スフォリアテッラ(sfogliatella)」です。パリッパリのパイ生地の中にたっぷりのリコッタチーズとオレンジピールが詰まっていて、最高に美味しいイタリア伝統菓子です。

シチリアの名産品であるスイーツ「カンノーロ(cannolo)」が売られていることもありますが、こちらは鮮度が命のスイーツなので、バールで買う場合、味の保証はありません。中に入っているリコッタチーズを詰めてから時間が経過しすぎると、周りの皮がシナッとしてしまって味が落ちます。バールでも美味しいものが提供されている場合ももちろんありますが、こちらは念のためお菓子屋さんで買った方が賢明かもしれません。

手前がスフォリアテッラ、奥はカンノーロ

プチプラ・ブランドでお財布に優しいショッピング!

ミラノ中央駅のMANGO

ミラノ中央駅内部には、いくつかの超定番ブランドのショップが入っています。一歩も外に出ることなく町中さながらのショッピングが楽しめますよ。大きなトランクを引っ張りながらでも遠慮なくファッション・ショップに入店できるのは、駅ならではのメリットですよね。

一階東側にあるのが、ヨーロッパの20代から30代女性に人気の高いMANNGOです。お上品でかわいらしいデザインの洋服や小物がプチプライスで購入できます。

その対角線上、駅1階の西側に位置しているのが、日本でもお馴染みのZARAです。このお店も若い女性を中心に大人気のプチプラ・ブランドですが、スペイン発祥のブランドなのでヨーロッパでは日本で買うよりもさらにお得に買い物を楽しむことができます。

駅西口にあるZARA

駅構内の治安について

ミラノ中央駅は周辺含め駅構内まで、決して治安の良い場所ではありません。ホームや電車内で長年にわたって相次ぐスリや窃盗と、近年緊迫感を増しているテロの脅威も相まって治安改善策が図られ、電車のホームが並ぶエリアには入場制限が敷かれました。

以前は誰でも簡単に出入りすることができたのですが、今はゲートが設けられ、電車のチケットを提示しないと入場できなくなっています。ですがこのチケット・チェック、非常にいい加減です。混雑していない場合には、ゲートでほとんど足を止めることなく「チケットらしきもの」をスマホなどで見せながらスルー出来てしまいます。そのため、よからぬ人々も紛れ込んで入場している可能性も大いにあります。チェックを通り抜けた後も気を抜かないようにしましょう。

そしてもはやミラノ中央駅では当たり前となっている「おせっかい小銭せびり」には要注意です。自動券売機が並ぶエリアには必ずといっていいほど、この手の人々がたむろしています。危害を加えてくるようなことはないとは思いますが、佇まいからして恐怖をあおる人もいます。

ミラノ中央駅の券売機エリア

彼らの手口は、特に外国人観光客をターゲットにして、親切心を装い自動券売機の使い方をレクチャーするというものです。無事にチケットの購入が済めば、その見返りに小銭をせびってきます。チケット代のお釣りなどが裸銭で手元にあるので、押しに弱い人はついつい手渡してしまうこともあるようです。

自動券売機は英語をはじめ多くの言語に対応しています。日本語はありませんが操作は難しくありません。自力でチケットを購入する場合、しつこく話しかけてくる人には「ノー、グラツィエ」とはっきり言って、貴重品などの荷物はしっかり抱きかかえて操作しましょう。

自信が無い場合は窓口に並んで係の人からチケットを買いましょう。いずれにせよ料金は同じです。
ここ数年は、ミラノ中央駅の中を銃を携えて警備している軍人さんの姿もたくさん見られるようになりました。そのような頼もしいパトロールの姿を見れば、少し安心できますね。

まとめ

ミラノ中央駅中央入口

この記事でご紹介した以外にも、ミラノ中央駅内には数々のショップがあり、女性には特に嬉しい充実ぶりを見せています。下着専門店やオーバッグの支店、靴屋さんなど盛りだくさんです。

有料の手荷物預かりのサービスも駅構内にあるので、身軽になってショッピングを楽しみたい人は利用するのも良いかもしれません。

せっかくイタリアにいるのですから、待ち時間も楽しく過ごしたいですよね。是非駅構内での時間を有効に活用してみてください!

この記事のライター

ヨーロッパ在住歴13年の経験を活かしてイタリア、スイス、ドイツ、フランスのちょっとディープな観光情報をお届けします!

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