【中国の動物園②】格安チケットで大人も子どもも大満足できる広州動物園は、まさにお値段以上!都会の中心で動物たちに癒されよう

【中国の動物園②】格安チケットで大人も子どもも大満足できる広州動物園は、まさにお値段以上!都会の中心で動物たちに癒されよう

中国広東省広州市にある「広州動物園」は、動物園としては破格のチケットながらもかなり見応えがあり、大人だけでも超おススメな穴場スポットです。広州観光の合い間に半日程、動物園でゆっくり過ごしてみるのはいかがでしょうか?今回は、気軽に足が向く広州動物園で観察することのできる動物たちとその見所をたっぷりとご紹介していきます。


外国人観光客にとって完全に「穴場」となっている広州動物園は、アクセスが良くコストパフォーマンスも最高です。入場料はたったの20元(*日本円で約344円)、半日あればゆっくり観光することができるので、観光の合い間の息抜きにいかがでしょうか?

では早速、広州動物園内の動物たちをご紹介していきましょう。

前回の記事はこちら↓

【中国の動物園①】小さなお子さん連れの旅行に穴場観光スポットがぴったり!広州動物園で親子で楽しい思い出の時間を

http://travelclip.jp/articles/486

中国広東省広州市には有名な動物園が二つあります。広州動物園はその一つです。せっかくの中国旅行だから中国らしいところにと思うのは自然なことですが、小さなお子さんとでも一緒に楽しめるスポットもあったらいいなと思いませんか?今回は、穴場観光スポット「広州動物園」がお子さん連れの広州旅行におススメな理由をいくつかご紹介します。

20元の割りに動物の種類は多いです。

※広州動物園の具体的なアクセス、チケット料金、歴史などその他情報に関しては「【中国の動物園①】小さなお子さん連れの旅行に穴場観光スポットがぴったり!広州動物園で親子で楽しい思い出の時間を」を合わせてご覧ください。

広州動物園の動物紹介

「鹿区」で観察できる動物たち

広州動物園には「鹿区」を作れるくらいの数・種類の鹿類がいます。

広州動物園には、たくさんの種類の鹿類がいます。角がまっすぐのもの、クネクネしているもの、頭上でグルッとひと巻きしているものなど様々で、見応えがありますよ。

柵の中は広々としていて、鹿たちも寛いでいる様子です。

「お母さん、本当にシマウマいるの?全然見えないよ?」

鹿区の延長にシマウマもいます。シマウマ自体は大きくて立派でしたが、上の写真の男の子が訴えているように(?)すごく遠かったです。男の子は背丈の問題もあるでしょうが、大人もあまりよく見えません(笑)柵が広過ぎるのかもしれませんね。

余談ですが、中国語でシマウマは「斑马(バンマー)」、斑点のある馬と言います。実はシマウマの色模様にちなんで、横断歩道のことを「斑马线(バンマーシェン)」とも言うんですよ。日本語でも「シマウマ歩道」みたいなニックネームが付いたら可愛いですね。

騙し絵のような背景。キリンがいっぱいいるように見えませんか?

キリン舎の壁には何頭ものキリンが描かれています。どうもこうやって見ていると、キリンの数が倍増したような気分になりますね。これらの絵は、最初からそれが目的なのでしょうか?

一人ふてくされているようなカンガルー。

さすがにもう鹿区は抜けているかと思いますが、カンガルーの柵の前に出ました。日曜日にテレビの前でゴロゴロしながら新聞を読んでいるお父さんの背中を思わせる後ろ姿です(笑)

みんな大好き!広州動物園のパンダは?

園内のあちこちにはカラフルな標識があります。

広州動物園内の様々な箇所には標識があります。中国語だけでなく、絵と英語表記も付いているのでわかりやすいです。ただ、それぞれ標識の色は統一されていません。

よく見ると、進行方向右手にパンダがいるようです。私はそれ程パンダに肩入れしているわけではないのですが、せっかくなので人気者のパンダを見に行ってみます。

みんなが大好きなパンダ舎が見えてきました。さすがは人気者、立派なパンダ舎です。

パンダ舎の入り口には何やら看板が。

これはまさか、パンダは・・・!?看板には、「只今公園内は工事中に付き、ご理解をお願い致します。」と書いてあります。パンダは今ここにはいないみたいですね。中国の動物園なのに、こんなことがあっていいのでしょうか?

これが日本だったら、ホームページや場内表示であらかじめお客さんに知らせていなければ「チケット代返せ!」となってしまうかもしれませんが、中国でこういうことは日常茶飯事です。誰もあまり気にしません。

一風変わったサル山

ここからは、日本の動物園でもお馴染みのサル山の風景をご紹介します。広州動物園のサル山は日本のとは違って、サル以外の生き物がサルと一緒に暮らしているんですよ。

一見ただのサル山に見えますが、よく見ると地面にたくさんサル以外の動物が寝そべっています。

鹿です!

サル山のふもとで寝そべっているのは、なんとたくさんの鹿でした!私の乏しい経験上ではありますが、日本ではサル山でサル以外の動物がサルと一緒に暮らしているのを見たことがありません。どうして鹿なのでしょうか?

岩の上を自由に動き回る鹿たち。

鹿の中のある種類は、人間だったら見ただけで尻込みしてしまうような文字通りの絶壁を、歩くどころか飛び回ることができるというドキュメンタリーを見たことがあります。

ここの鹿たちもそのような能力を持っているのでしょう。サルがぴょんぴょん飛び回るのと同じように、鹿たちも自由に、まるでまっすぐな地面を歩いているかのごとく安定した足取りで楽々とサル山を行き来しています。

今まで考えたこともありませんでしたが、サル山にサルと鹿っていいコンビなのかもしれません。なかなか面白い発想ですね。

子ザルが一匹、物欲しそうにこちらを見上げています。

やっぱり!近くにいる女性が子ザルにミカンをあげていました。

子ザルがずっとこちらを見上げていると思ったら、やっぱり食べ物が降って来るのを待っていたんですね。もちろん中国でも、勝手に柵の外から動物にエサを与えてはいけないというルールになっています。でも今回何人もの人がこうして私物を動物にあげているのを見かけました。

特にこの動物園は規則に対して緩いようですが、ルールより自分の思考感情に従う風潮が強い中国ではよくあることなのかもしれません。

百獣の王のサービス精神を引き出す仕掛け

私たちがのんびりベンチで休憩していると、突然「ウォウ、ウォウ!」という恐ろしげな吼え声が響き渡って来ました。にわかに数人の人がその吼え声のする方に走り寄って行くのが見え、私も急いで向かってみます。きっとライオンです。

百獣の王は只今お休み中。

私が行った時にはすでに吼え声はやんでいて、ライオンは上の写真の通りでした。さっきまでどうしてあんなに一生懸命吼えていたのでしょうか?

しばらく見ていると、どこからか別のライオンの吼え声が聞こえてきました。他のライオンが吼えると、このライオンも寝そべったまま吼え声を上げ始めます。

カラクリがわかりました。一定時間置きにライオンの吼え声がCDか何かで流されるようになっているようです。その吼え声に反応した実物のライオンが吼えて、それがお客さんサービスになるという仕組みです。よく考えたものですね。

それにしても、吼え声自体は鬼気迫っているものの、何せ寝そべったまま片手間で吼えているので迫力に欠けます(笑)

ライオンの檻の横には大迫力のライオンの絵があります。

動物園のブロックを派手に壊して園内に飛び出して来るライオンの絵です。これはちょっと、本物のライオンの横で見るには恐ろしいですね(笑)

ちょっと残念な鳥類エリア

私たちが次にに足を踏み入れたのは鳥類エリアです。個人的には、この動物園で唯一残念だったコーナーでもありますが、簡単に見てみましょう。

たくさんの草に阻まれながらも、檻の中の鳥とにらめっこする少年。

写真にあるように、広州動物園の鳥類エリアでは、来園客から鳥類までの距離が結構あります。とにかく遠いです!

動物と観客の間にこんな池まで作ってあります。やっぱり遠いです。

性能の良いカメラならまだしも、スマホで写真を撮る場合、あまりズームすると画像が荒くなってしまいますし、かと言ってズームしないと遠過ぎます。この見えにくさが鳥類エリアの残念なところです。でもめげずにもう少しだけ見ていきます。

鳥類エリアをさらに進んで行った辺りの様子。

鳥類エリアをさらに奥へと進んでいくと、人間と鳥との距離感がだいぶ縮まってきました。通路の両側に鳥類が飼育されている檻があります。これでやっとちゃんとした写真が撮れる・・・と思っているところに、またも新たな障害が。

大きくて見応えある鳥ですが、どうしてこんなに見えにくいのかと言うと・・・?

上の写真の鳥は、至近距離の割にはどうもよく見えないと思いませんか?恐らく檻の格子が太過ぎるんです。太くて細かい格子になっているため、動物との間の溝がなくなってもやっぱり写真を撮るには向いていません(笑)もちろん肉眼でも見えにくいです。

檻に鳥の羽が散らばっています。ちょっと不衛生?

ところで、主人がいつになく早足で鳥類エリアを見て回っているのでおかしいと思っていたのですが、あとで聞いたら「鳥インフルエンザが気になってしまい、あまり鳥類とは一緒にいたくないと思った」とのことです。

以前調べたことがあるのですが、私たちの住む広東省広州市では近年鳥インフルの事件は発生していません。でも確かに、同じ広東省の他の市では少数ながら発生したことがあります。敏感になる必要はないとは思いますが、気になる気持ちは理解できます。

そもそもあまりおススメできないエリアですし、気になる人は無理せず鳥類エリアは飛ばしてしまいましょう(笑)

充実の爬虫類・両生類コーナー

大柄のワニがたくさんいます。

爬虫類・両生類の種類も大変豊富です。お好きな人にとってはかなり嬉しいコーナーかと思います。恐竜のような厚い皮に覆われたワニたちは、ガラス越しに見ても大迫力。ただみんな石のように固まっています。微塵も動かないと思ったら、口を開けたまま眠っているようです(笑)

とってもわかりやすい「毒」の表示(笑)

蛇の檻の中になぜかウサギとニワトリが・・・。

とあるケースの中に、丸々太った白ウサギとニワトリがいました。一見のどかな光景ですが、表示によればこれは大蛇のケースです。もしかして、彼らはエサなのでしょうか(汗)可愛らしいウサギとニワトリが襲われるところは、個人的にはあまり見たくありません。

大量のカメと一緒にワニもいます。

カメのコーナーには大量のカメがいます。大量過ぎてちょっと気持ち悪いくらいです(笑)その中に、なぜかワニもいましたよ。多分カメはワニのエサではないと思うのですが・・・サル山にサルと鹿、カメコーナーにカメとワニ。なかなか面白い組み合わせがたくさん見られる動物園です。

キリンのご飯タイムは大盛況

なんの前触れもなく、キリンのご飯タイム開始です。

もう一度キリン舎の横を通りかかったら、ちょうどキリンのご飯タイムとなっていました。日本だったら、動物たちのご飯タイムをあらかじめ宣伝してお客さんが楽しめるようにしそうなものですが、広州動物園では何の前触れもなく突然始めました(笑)

キリンのエサとなる葉っぱは1束20元(約344円)で販売されていて、直接キリンに手渡しで与えることができます。

キリンに直接エサをあげている少女。

キリンにあげるご飯代の20元って、動物園のチケット代と同額です。高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、チケット代と同じだと思うとどうも高いような気がしてしまって私は購入できませんでした(笑)

今回は子どもたちが嬉しそうにキリンにエサをあげるのを見学するだけにしておきましたが、今度来る機会があったら是非私も体験してみたいです。(大人もたくさんいました。)

大迫力のサイと象エリア

立派な体のサイが二頭。

お次は大柄のサイが飼育されているコーナーです。泥の中で二頭のサイが泥浴びをしていました。サイは中国語で「犀牛(シーニュウ)」。至近距離で見ることができ、立派な皮膚や角、堂々たる巨体は大迫力です。

サイのお客様サービスに大興奮の人々。

サイは自ら柵のギリギリまで寄ってお客様サービスをしてくれたので、どんどん人が集まってきましたよ。

アジア象でも、近くで見ると迫力があります。

大きさからして小柄なアジア象だと思います。二頭のアジア象が象園の端から端までをゆっくりと行ったり来たりしていたので、とても見やすかったです。

広州動物園の特徴として、全体的に動物が生き生きと活動しているという印象を受けました。動物が妙に遠いなというパターンはいくつかありましたが、大人も十分に楽しむことができる良い動物園だなと思います。

一足先に本日の営業を終了した?カバコーナー

お客さんにお尻を向けて食事するカバたち。

中国語で「河马(フーマ)」つまり河の馬と呼ばれるカバを見つけました。ちょうどお食事中で、柵の奥でみんな夢中で食べていましたよ。

それにしても、キリンのようにお食事時間をお客様サービス時間としたら、もっと観客も増えると思います。ちょっともったいないですね。

青いシャツの男性がなぜかカバの柵の中にいます。

ふと見ると、一人のおじさんがカバの柵の中にいます。勝手に柵の中に入ってしまった困ったさんかと思いきや、余裕で柵の外の人たちとお喋りしているところからすると、きっと動物園の関係者なのでしょう。でも一見、ただの通りすがりのおじさんにしか見えませんね。

閉園時間よりも前にカバは本日の営業を終了してしまったようです。

もう少しで午後4時というところです。まだまだ観客はたくさんいるのですが、カバの柵の中では早くも清掃作業が始まりました。カバたちは、他の動物たちよりも一足早く本日の営業終了です。お疲れ様でした。

一頭だけのクマコーナー

広々とした柵の中にクマは一頭だけ。

「エサを与えないでください。」の看板のすぐ横で・・・。

クマの様子からして予想通りではありますが、二階部分から中年の女性がクマにパンを投げ与えていました。クマを喜ばせたかったのでしょうが、良識ある大人が「エサを与えないでください。」という看板のすぐ横でエサをあげるなんてすごいですよね。ルールに関しては大変寛容な社会です。

ホワイトタイガーと東北トラ

トラのコーナーでは、もちろん檻やガラス越しですが、しっかり近くでトラを観察することができます。

ホワイトタイガーは、その迫力もさることながら毛皮が美しいです。

トラコーナーの一番人気は、やはりホワイトタイガーです。強さと美しさを兼ね備えたホワイトタイガーをひと目見たいと大勢の人がガラスの前に詰め掛けていました。

お隣の東北トラの檻にだけ立て看板があります。

東北トラの檻の前にだけ看板があり、直訳すると「動物が人を傷つけるのが心配です。」となっています。トラはどれも肉食で危険なイメージのある動物です。どうして東北トラにだけ「危険」と銘打ってあるのかは不明です。

「危険な」東北トラの前には一人も見物客がおらず、お隣のホワイトタイガーは常に人でいっぱいです。可哀想な東北トラは、ずっとホワイトタイガーに向かって吼え立てていました。いずれにしても、あの美しい白い毛皮には勝てそうにありませんね。

お値段以上の大満足できる動物園

初めての広州動物園でしたが、想像以上に満喫することができました。あとで園内マップを見てみたら、アルパカやレッサーパンダなど今回見逃した動物もそれなりにいることがわかりました。

もちろん今回記事内で取り上げていない動物もたくさんいますし、20元という破格のチケットからは考えられないクオリティで、まさにお値段以上です!見頃の冬季だったということもありますが、動物がみんな生き生きしていたのもポイントが高いですね。

園内マップをよく見て次回は見落としのないように。

動物園内にはベンチや売店など休憩できるスポットがたくさんあるので、ご夫婦やカップルの半日デートにもピッタリです。チケット代が安く済む分、動物園後のお食事は美味しい広東料理をいただいちゃってもいいですね!

もし広州旅行中に半日空いたら、是非広州動物園へ足を向けてみましょう。可愛い動物たちと一緒に過ごして、旅の疲れを癒してくださいね。

*記事内のレートは全て2018年1月のものです。

この記事のライター

中国広東省広州市に住む30代主婦です。今の目標は広東語をマスターすること!大好きな広州を、楽しく詳しくレポートしていきます★

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