途上国であるからこそ気を付けたいこと!南米ボリビアを旅行するときの注意点

途上国であるからこそ気を付けたいこと!南米ボリビアを旅行するときの注意点

南米のボリビアはアンデス山脈からなる山岳地帯とアマゾンの熱帯からなる国です。国土は日本の3倍もある広大な国です。近年、ぐんぐんと経済成長を遂げているボリビアですがまだまだ途上国であることに変わりはありません。そんなボリビアを旅行するときには体調管理は非常に重要。ボリビア旅行で気を付けておきたいことをまとめてみました。


過酷な山岳地帯を旅行するときは高山病に注意を

標高3000mを優に超える山岳地帯は高山病を発症しやすいです。

ボリビアで訪れてみたい場所として挙げられるのが、ウユニ塩湖や首都ラパスだと思います。ボリビアに飛行機でダイレクトに首都ラパスに到着することができます。そのラパスの空港はエルアルトという町にあり、ここは標高4100mの場所にあります。世界で一番高い場所にある空港として有名。

日本からボリビアまでは飛行機を乗り継いで30時間かかります。それだけでも相当体力を消耗します。そして、疲労がたまった状態でいきなりラパスに到着するなら、高山病を発症することがあります。人によって症状は様々です。頭痛や吐き気、倦怠感、異常な疲労感など。

ウユニ塩湖も標高3600mの場所にありますし、もし奥地ツアーと呼ばれる2泊3日のツアーに参加するなら標高5000mの場所まで車で登ってゆくことになります。なので、高山病対策は必須です。とにかく疲れをためないということを意識するようにしましょう。

長いフライトで首都ラパスに着いたなら、とにかく1日はゆっくりホテルで休むようにしましょう。胃も疲れますので、脂っこい食事を避け、スープなどの消化の良い食べ物を食べましょう。日本からも高山病用の薬を持ち込むことができますが、ボリビアでも買うことができます。

薬局で、ソローチェ・ピルと言えば売ってくれます。1粒4ボリビアーノほど(60円)首都ラパスは富士山の頂上にも匹敵するほどの標高ですから、少し歩くだけでも息切れして動けなくなります。無理に旅行を進めるよりも、余裕をもって体力を回復しながら動かれることをおすすめします。

こちらの機関では飲料水に認定されても、日本人の胃腸には少し厳しい水道水。

日本では何気ない当たり前のことでも海外では特に途上国では通用しないことがあります。ボリビアでは水道水を直接飲むことはできません。胃腸の強い方は飲んでも問題ないと言いますが、日本からボリビアに到着して、疲労もたまっていて免疫も下がっている時には水道水は危険です。

腹痛、下痢に悩まされると思います。なので、水はお店で売っているものを飲むようにしましょう。もちろん、煮沸消毒というか沸騰させた温かいお湯なら水道水でも大丈夫です。

暑い熱帯地方に滞在するときに注意したいこと

道端で売られているフルーツジュースには気を付けてください

熱帯地方だけではなく山岳地帯でも言えることですが、道端や市場などで売られているフルーツジュースは決して飲まないようにしてください。暑い町を歩いていて飲みたくなるのですがぐっと我慢しましょう。なぜかというと、たいていの露店のこのジュースには水道水が使われているからです。

他にも露店で売られているから揚げやポテトフライ、肉の串焼きなどもおいしいにおいがしてきて食べたくなるのですが、これも我慢しましょう。ボリビア人でも健康に気を付けている人は露店では買いません。食中毒なる恐れがあるからです。使われている油がものすごく古かったりします。

また、肉なども作り置いたものを利用していることもあります。衛生面に不安があるので、注意が必要です。

レタスなどの生野菜にも注意しましょう。

あと気を付けたいのは生野菜です。日本では普通に生野菜のサラダを食べることができますが、途上国のボリビアではそうはいきません。レタスなどの野菜を塩素で消毒して食べる家庭もあります。なので、定食屋などで出されるレタスは消毒されていないものも多いです。

なので、レストランで生野菜が出た場合は食べることはおすすめしません。こちらでは衛星の良くない水や生野菜が原因でアメーバ赤痢になることがあります。日本の病院では隔離される病気ですが、こちらボリビアでは一般的な病気です。強烈な下痢と倦怠感が続く厄介な病気です。

かからないことが一番ですので、ボリビアの食事では水と生野菜に十分注意してください。

鶏肉もしっかり火が通っていることを確認しましょう

ボリビアは特に鶏肉が消費されている国です。なのでレストランなどでも鶏肉を扱った店がほとんどです。その時に気を付けたいのがきちんと鶏肉に火が通っているかどうかということ。ボリビアではサルモネラ菌に感染する人が多いです。鶏肉や卵が主な原因です。

卵もきちんと火が通っていることをちゃんと見てください。もし、レストランででた卵が半焼けなら、焼き直してもらうか食べないようにしましょう。サルモネラ菌の食中毒なるくらいなら残したほうがましです。もったいないと食べるのは絶対にやめましょう。

ちなみにサルモネラの食中毒は高熱が出たり、激しい下痢や嘔吐を引き起こします。病院で抗生物質を飲んで治療しますが、その抗生物質も体に負担がかかります。なので、サルモネラには十分注意しましょう。

デング熱やチクングイヤ熱などを媒介する蚊には注意。

ボリビアの熱帯地方を旅行する際に気を付けたいのは蚊です。デング熱やチクングイヤ熱といった病気を媒介しています。40度近くまでの高熱が出たり、全身の強烈な倦怠感や、骨に痛みが走るなど症状は様々。人によって症状が変わってきて、まったく症状が出ないという人も。

なので、蚊には十分注意してください。日中でも長袖を着ることや蚊よけスプレーなどを利用することができます。すべての蚊が危険というわけではなく、一部の蚊がこうした病気を媒介しているということですから最低限の注意をしておきましょう。絶対に刺されないということは不可能ですから。

野犬にもくれぐれも注意

ボリビアには放し飼いにされている犬がたくさんいますので注意を

あと、ボリビアを旅行する際に注意したいのは野犬です。野犬と一口に言っても飼い犬が大半なのですが、放し飼いにされています。都市部の中心地でも犬がうろついていることがあります。オルーロというボリビアの工業都市があるのですが、そこは特に犬が多いことで有名です。

オルーロのカーニバルは無形文化遺産と知られ、世界的に有名なイベントですが、それに参加するためにオルーロを訪れる場合、犬には十分注意してください。ボリビアの先住民族の教えで犬は神聖な生き物というものがあります。なので町で自由に歩き人を攻撃しても注意できないという風習があります。

特に、オルーロではそれが顕著に見られます。また、第二の都市サンタクルスでも犬にかまれる被害が相次いでいて、狂犬病を発症したというケースも。狂犬病は発症すればほぼ100%死に至る危険な病気です。なのでボリビアの犬にはくれぐれも近づかないようにしてください。

むしろボリビアでは絶対に犬や猫に触らないという覚悟でもいいかもしれません。猫やこうもりも狂犬病ウィルスを持っています。むやみに動物に近づかないようにしましょう。

日本とは違う注意が必要ですが慣れればよいとこボリビア

途上国ならではというか、日本とは全く違う注意が必要な国ボリビア。まだまだ、衛生面では改善が求められていますので、飲食店などの食事には十分注意してください。露店などの食べ物は極力食べないのが無難です。また、蚊や犬にはくれぐれも注意してください。

特に放し飼いになっている犬はビビってしまいますが、ビビると犬は寄ってきますので、何ともないふりをしながら堂々と通過するようにしましょう。蚊対策でもし蚊よけスプレーを持ってこれるならおすすめです。こちらでもワンプッシュ型の蚊よけスプレーは効果があります。

慣れない環境や高山地帯、厳しい暑さの熱帯地方とうんと体力を使うボリビア旅行。無理に予定を詰めて行動するよりも、休息を交えながらのゆっくりとした滞在をおすすめします。衛生面やちょっとした病気に注意が必要な国ボリビア。それでも慣れればよいとこです。

陽気で明るく優しい人々。のんびりと流れる時間。そして壮大で美しい大自然。住めば都という言葉がありますが、慣れればよいところです。南米ならではのおいしいフルーツを味わえるのも魅力です。今回、ボリビアを旅行するうえで、また滞在するうえでの注意点をいくつかまとめました。

この記事がボリビア滞在にお役に立てることを願ってやみません。

この記事のライター

南米ボリビアに在住。まだまだマニアックな観光地や穴場スポットがたくさんある国ですので、少しづつ紹介できたら嬉しいです。

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