【マカオの旅①】世界遺産の街マカオの定番中の定番スポット!美しい「セナド広場」と「聖ドミニコ教会」観光

【マカオの旅①】世界遺産の街マカオの定番中の定番スポット!美しい「セナド広場」と「聖ドミニコ教会」観光

マカオと言えば、世界遺産がちりばめられた美しい街です。日本からも近く、短い休暇の度にマカオで過ごしてリフレッシュしている日本人リピーターも近年多いとか。今回は、超有名なマカオの世界文化遺産のうちの二つ「セナド広場」と「聖ドミニコ教会」をご紹介します。まずマカオ観光の基本を押さえて、あなたもマカオデビューしてみましょう!


マカオの基本情報

マカオは中国の特別行政区です。住民の大多数は中国系ですが、興味深いことに、マカオは1887年~1999年(つまり100年以上)ポルトガルの植民地だったという歴史があります。

公用語は広東語とポルトガル語となっていますが、観光業が盛んなので英語や中国語普通話が十分通じます。お買い物には困りませんし、治安が良いので海外からの観光客にとっても非常に行きやすい観光地の一つです。

マカオの世界文化遺産「セナド広場」とは?

やはり世界文化遺産に登録されている「セナド広場」は、波形模様の石畳が美しいマカオを代表する場所となっています。セナド広場の周りには他の世界遺産をはじめ、美しい建物や景色を楽しめるスポットがたくさん集中しています。マカオ観光には絶対に外せない場所です。

今回は、セナド広場の近くにある超巨大なカジノ「グランドリスボア(新葡京)」から、セナド広場に歩いて向かって行く街並みからご紹介していきます。セナド広場に到着する前から、ポルトガルチックな素敵な景色を楽しみましょう。

※中国珠海側からマカオまで、そしてセナド広場までのお得な行き方について詳しくは、近々【マカオの旅】のシリーズにて取り上げる予定です。

マカオの美しい「アズレージョ」とポルトガル語事情

マカオの美しい白地に青のアズレージョ。

白地に青で模様を描いたタイルのことを「アズレージョ」と言います。これ、とっても素敵ですよね!マカオでは、街のあちらこちらでこのアズレージョを見つけることができ、筆者はその度にテンションが上がってしまいます(笑)

上の写真では、建物だけでなく道路標識までもがアズレージョとなっていますね。マカオ中の標識がこのようにアズレージョで統一されていて、どこを見ても本当に可愛いです。街設計に気合いが入っていることがよくわかりますね。標識の上部は広東語、下はポルトガル語のようです。

タイルが美しい建物は、地元のポルトガル語学校でした。

気になるアズレージョの建物は、地元のポルトガル語学校でした。こんな美しい学校だったら、通うのも楽しみになりそうです。先程マカオの公用語は広東語とポルトガル語だと書きましたが、実はポルトガル語ができるマカオ人はかなり希少になっているとのこと。

もちろんマカオに住むポルトガル系の人々はポルトガル語を好んで使っているのでしょうが、マカオの人口の約95%以上が今や中国系と言われています。皆さん商売に役立つ英語ならともかく、ポルトガル語を勉強しようとはあまり思わないのだとか。

マカオが中国に返還される前、ポルトガル政府はマカオにポルトガルの文化を残そうとかなり奮闘したそうです。マカオにポルトガル語を残すのにも苦労したようで、今でもマカオでお店(看板)を出す場合、なんと無料でポルトガル語にも翻訳してもらうことができるそうです。

無料だったら・・・ということで、中国系マカオ人たちも店名を広東語とポルトガル語の両方で出すことに同意するんですね。

ただ、「マカオのポルトガル語は100年前のポルトガル語」という言葉を耳にします。筆者はポルトガル語は一言もわからないのですが、筆者が今勉強している広東語も、地域によっては随分昔の広東語が使われている所があって、現代の香港人が聞いたら思わず吹き出してしまうようなものなのだとか。

確かに日本でも日本語は時代と共に変化しているので、誰かが時代劇の登場人物みたいな日本語を話していたらつい笑ってしまいますよね。「拙者は・・・でござる。」みたいな(笑)

ポルトガル語学校でポルトガル語を習う人が増えて、マカオのポルトガル文化がこれからも素敵な街並みに貢献していってくれるといいなと思います。

有名過ぎるエッグタルトの老舗「マーガレット・カフェ・エ・ナタ」

激うまエッグタルトで有名なカフェ「マーガレット・カフェ・エ・ナタ」はこの通りの奥に。

カジノ・グランドリスボアからセナド広場に向かう途中に、全マカオで一番人気と言っても過言ではない老舗のエッグタルトのお店「マーガレット・カフェ・エ・ナタ」があります。この細い路地を進んで行くとすぐ右側にお店があり、いつ行っても大混雑しています。

マカオには至る所に名物のエッグタルト屋さんがありますが、ここのは味・大きさ・コスパ共に文句のつけようがありません。抜群に美味しいです!私の住む中国広東省広州市でもエッグタルトはよく見かけるのですが、マーガレット・カフェ・エ・ナタの美味しさとは全く比較になりません。

今回は、ちょうどお店が定休日の水曜日にマカオに行ってしまったので寄って来れなかったのですが、次回は絶対に行きたいです。

こうして見るとまるで中国です。

ポルトガル語学校を過ぎた辺りの街並みは、漢字の看板ばかりがせり出ていてまるで中国です。使われている漢字が中国国内で使われている簡体字ではなく繁体字なので、どちらかというと香港でしょうか。

マカオの街を彩る「カルサーダス」の石畳

とってもオシャレな石畳「カルサーダス」(カニ)。

カルサーダス(帆掛け舟)。

セナド広場付近の歩道は全て、「カルサーダス」と呼ばれる可愛い石畳になっています。カルサーダスは、専門の職人さんが全て手作業で石を敷き詰めて作っていくそうですよ。

カルサーダスは、ただ見た目が美しいだけはありません。人が歩けば歩くほど石が磨かれてキラキラ輝いていくんです。人が増えて街に活気が増すと、足元の石畳までもが光輝いて街全体が美しくなっていくなんて、本当に素敵です。

カルサーダスには本当に色々な種類の絵柄があって、ただ通りを歩いているだけでも十分楽しむことができます。セナド広場付近のカルサーダスにはカニや帆掛け舟、フラミンゴや魚、波模様といった「水」や「海」を連想させるものが多くあり、とっても爽やかです。

他にも星や太陽など、「宇宙」にあるものを描いたカルサーダスもあります。マカオではメインストリートから始めてどんどんカルサーダスを増やしているところだということで、どこをどうやって歩いても楽しい散策になるに違いありません。

近代的な建物と歴史的建造物が融合した街並み。

マカオでは、現代風の建物の中にいきなり古風な歴史的建造物が現われたりします。一見ミスマッチのように見えて、どこか上手く調和しているんです。街歩きが楽しいですね。

マカオで最も有名な世界文化遺産「セナド広場」

何世紀にも渡り、セナド広場はマカオの中心となってきました。波形模様のカルサーダスと爽やかなパステルカラーのゴシック様式の建造物が見事にマッチしていて、本当に美しい広場です。今でもここで、式典や公共のイベントなどが開催されることがあるそうですよ。

なんと今回、中央噴水部分が工事中のセナド広場(汗)

ついに来た!セナド広場!と思ったのですが、異国情緒たっぷりのはずのセナド広場が今回はちょっと残念なことに工事中です。あの美しい噴水はどうしてしまったのでしょう。筆者はマカオに来るのは初めてではないのでまだ良いのですが、初めてでこれだったらかなりショックですよね。

今回筆者は1月中旬にマカオに行ったのですが、マカオは中国と同じく旧正月(春節)をお祝いするので、この時は旧正月に向けての工事中だったのかもしれません。今年の春節は2月中旬から始まってすでに終了しているので、きっともう美しいセナド広場が完成しているのだと思います。

皆さんがマカオに行かれる際には、普段通りの美しいセナド広場を楽しむことができますように。

どこを切り取っても絵になります!(工事中の箇所以外・・・。)

セナド広場の周りにある美しいヨーロッパ風建築物は、民政総署や観光局、郵便局などの行政施設です。ただの観光用の見世物ではなく、普通にお役所というのが面白いです。

可愛らしいパステルイエローの建物のお隣には、これまた可愛いパステルピンクの建物が続いていて・・・ここはヨーロッパ?と思わせてくれる不思議な空間セナド広場には、何度でも足を運びたくなってしまいます。

何故かクリスマスの名残を残したまま改装中となっている建物。

日本では、毎年12月25日を過ぎるとクリスマス飾りを一斉に撤去しますが、中国は違います。この辺りの感覚は、マカオも中国なのだなと思わせられました。(ポルトガルがこの点どういう感覚なのかはわかりません。)

クリームイエロー&ホワイトの建物は細工が凝っていて、近くで見ても素敵です。

頭上には夜間イルミネーション用の電飾が張り巡らされています。

実は筆者はもう何度もマカオに来たことがあるのですが、毎回中国から日帰りで来る私たちはマカオの夜のイルミネーションを見ることができません。カルサーダスと西洋風建造物がメインのセナド広場が最も輝くのは昼間なのではないかと思いますが、夜のセナド広場も一度見てみたいものです。

ワクワクする街並みがずっと続きます。

セナド広場は、広場内だけでなくその奥もずっと映画のセットを思わせる西洋風建造物が並んでいるので、是非是非奥の方まで歩いて行ってみましょう。

ヨーロッパ風の風景を楽しみながら歩いて行くと、すぐにもう一つの有名観光名所が目に入ってきます。同じく世界文化遺産に登録されている「聖ドミニコ教会」です。

もう一つの美しい世界遺産「聖ドミニコ教会」

マカオのもう一つの世界文化遺産「聖ドミニコ教会」は、1587年にメキシコから来たスペイン人技師の手によって建設されました。彼らがドミニコ会の修道士だったことから、この名称となっているようです。

聖ドミニコ教会は、17世紀前半になって再建されるまでは木造でした。それでかつては「板樟堂(板造りの堂)」とも呼ばれ、親しまれていたそうです。

聖ドミニコ教会は大変見つけやすく、セナド広場を少し奥へと進んだ突き当たりにあります。マカオには数多くの教会があり、そのうちいくつも世界遺産として登録されているものがありますが、この聖ドミニコ教会は中でもとりわけ美しい教会の一つと言われています。必見です!

クリームイエローが大変美しい「聖ドミニコ教会」。

バロック様式の教会は、パステルイエローの壁面と細やかな白の装飾、深緑色の窓や扉という構成になっていて、この配色が素晴らしくセンスが良いです!セナド広場を見学してここを見ないで行くなんてあり得ません。

聖ドミニコ教会では、自由に教会の中を観光することもできます。中まで綺麗なイエローで、とっても可愛い教会です。

ここはカトリック教会なので、教会内には祭壇と聖母マリア象があります。このマリア像が「バラの聖母」と呼ばれることから、教会自体が「バラ教会」と呼ばれることも少なくないそうです。実際、中国語では「玫瑰堂(バラ堂)」という名称になっています。

教会内部の見学は、毎日10:00~18:00となっています。最も美しい外観をカメラに収めるだけでも十分満足できますが、時間の余裕があったら中まで覗いていきましょう。ここでクラシックコンサートが開かれることもあるらしく、詳細はわかりませんが大変気になります。

マカオが誇る世界遺産「セナド広場」と「聖ドミニコ教会」まとめ

マカオ観光で絶対に外せない「セナド広場」と「聖ドミニコ教会」は、移動を含めて半日かからずに見ることができるお手頃(?)な世界文化遺産です。中世のヨーロッパにタイムスリップしたかのような建造物から、マカオが歩んできた独特の歴史や文化を感じる取ることができるでしょう。

ヨーロッパの雰囲気を堪能したり、ポルトガルと中国の全く違った二つの文化の融合を楽しんだり・・・どこを見ても個性的でオシャレなマカオは、家族連れやカップル、女子旅や一人旅にももってこいの場所です。日本から行くのも比較的楽ですし、是非一度足を運んでみてくださいね。

ちょっとお茶目なカルサーダス(魚)。

中国特別行政区マカオには、まだまだたくさんの世界文化遺産と見所がいっぱいあります。これから【マカオの旅】シリーズで数回に分けてご紹介していく予定なので、どうぞ合わせてお楽しみください。

この記事のライター

中国広東省広州市に住む30代主婦です。今の目標は広東語をマスターすること!大好きな広州を、楽しく詳しくレポートしていきます★

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