中国に行ったら乗らなきゃ損!安くてとっても便利-中国のローカルバス利用術

中国に行ったら乗らなきゃ損!安くてとっても便利-中国のローカルバス利用術

海外への旅行、海外での生活、どちらの場合にも欠かせないのが交通手段です。効率良く動ければ時間の節約になりますし、できれば移動にかかる費用も節約したいですよね。今回は、便利に活用できる「バス」をご紹介!


中国では近年、マイカーを所有する人が増えています。私の住んでいるような比較的小さな街でも日本車をちらちら見かける様になりました。ただ、日本のように交通規制がしっかり守られていない場所も多く、慣れていないのに中国で運転なんてしたらめちゃくちゃ危険です。不必要なストレスを感じず、命の危険も冒さず、便利に利用できる交通手段を選びましょう。

その一つが「バス」。バスは安くて便利ですし、なによりも中国人や中国文化を知るためには欠かせない乗り物です。ちょっとドキドキしますが、勇気を出して乗ってみましょう。

街を走り抜けるバス。カラーや大きさは色々。

毎日分刻みで次々にやってくるバス-乗り方をマスターすれば行動の幅も広がるはず!

中国の大都市では地下鉄が主流になってきてはいるものの、まだ地下鉄の通っていない多くの都市でバスが市民の足として利用されています。そのような場所では街中にバス停があり、何本ものバスが数分単位で行き来しています。

様々なルートを経由するバスがあるので、まず自分が目指すバス停とそこを経由するバス番号を案内板で確認しておきます。基本的に時刻表は無いので、時間に余裕を持って出かけることをお勧めします。時々ですが、15分以上待ってるのにバスが来ない…なんていうこともあるからです。

よく分からなければ隣の人や、バスの運転手に尋ねることができます。バス停名をメモっておいて見せるのも簡単で確実な方法です。

この記事で取り上げる街のバス乗車価格は1回1元(約16円~20円)。安い!(近い将来、2元に値上げするという噂が流れています…それでも安い!)

申し込み時にパスポートを提示する必要がありますが、「バスカード」を作る事もできます。これはチャージ式のカードで、事前にチャージしておけば乗車の際に車内の機械にピッとかざすだけで支払えます。財布に1元があるかどうか気にせずに済むので個人的にはお勧めです。(日本のバスのように両替機やお釣りがもらえる仕組みは無いので、小銭がないとすごく不安・・・)バスに乗る前に1元不足に気付いたら、近くのお店でサッと水か何かを買ってお釣りをもらうのが良い方法!

普通バスには前の自動ドアから乗車、すぐ右手にお金をいれるボックスがあるので1元投入。「バスカード」があれば横の機械にピッとかざす。降りたい駅で後部自動ドアから下車。とても簡単です。時々バスのアナウンスの故障というドッキリがあるので、車内にあるバス停名表示を確認しておくと安心です。

バスルート案内。それぞれのバスが通る簡単な地図とバス停名と確認できます。

乗車するとすぐ右手にある料金投入ボックスと、カードをタッチする機械。

バスの運行は24時間ではない…路線ごとの運行時間をしっかり確認して賢く利用

それぞれの路線によって始発と最終の時間が異なります。

例えば、旅行者が必ず利用するであろう「火车站」フオチャージャン(汽車の駅)や、新幹線の駅や空港へ向かうバスは、始発は朝5時台、最終は夜中1時や2時まで運行しています。一方、その他のバスは夜8時台~10時台が最終の便になるので、絶対バスで帰りたいという場合には時間を気にして行動する必要があります。

それぞれの時間はバス停の案内板に表示されているので簡単に確認できます。最近では、街を走るバスが今どこにいて、そのバスが最終便かどうか等をリアルタイムで確認できるアプリがあり、スマホを持っているなら活用できます。とても便利なアプリなので若い人を中心に非常に多くの人が活用していますよ。

楽しい旅行が台無しに!バス車内でのスリに遭わないためのアドバイス

バスは便利ですが、スリが絶えません。私もこれまで何度かスリを目撃し、先日は大事な携帯を盗られてしまいました...

彼らはプロなので大抵は盗られても全く気付きませんが、動きが怪しい人を見つける時があります。そういう時にはサッと離れたり、かばんを手で押さえるなど対策ができます。バックや旅行用リュックは体の前に持ち、絶対に自分の後ろで持たないようにします。パスポートや携帯など大切なものは外ポケットに入れたりせず、かばんの中にしっかりしまうようにします。人が乗り込んでくると動きにくくなるので、私は毎回バスに乗る時点でリュックを前に持つようにしていますよ。

ジェットコースター気分を味わえる?いいえ、危険です

中国のバスにも一応、いえしっかりとマナーがあります。例えば、たばこ禁止、窓から物を投げない、小さい子どもだけの乗車は禁止、体の弱い人に席をゆずる、等々。バスに乗っていて私が個人的に好きな場面は、お年寄り、妊婦、赤ちゃんを抱いた人が乗って来ると皆がサッと席を譲るところ。そのスピードの早いこと!

車内には防犯カメラが設置されていて、運転手はしっかり車内を見ています。「じいちゃんに席を譲れ~」「子どもを座らせろ~」と促す運転手もいます。

私個人が感じている事ですが、中国のバスは交通事情の理由もあってか急停車・急発進が多いです。若者でも飛んでいきそうになる事がありますが、お年寄りや子どもならなおさら危険。それでバス乗車時は吊革やしっかり掴める場所を探して足は肩幅に開いて(笑)、転んだり隣の人にぶつかったりしないようにも注意しましょう。スマホに夢中になっていると突然の急ブレーキ、転んで携帯を落とし画面が割れる、なんていう漫画みたいなことが結構普通に起こります…。

 数分ごとに行きかうバス。

言葉も分からないし旅行者なんだから関係ないと言わず、笑顔で席を譲ってみたら「谢谢!」と笑顔で感謝されたりして、とてもさわやかな気分になります。

バスはお財布にも優しく、自分がその街の一員になったように感じられる、ローカルで便利な乗り物です。是非上手に活用して、中国の滞在に役立ててください。

この記事のライター

中国在住、日々中国人と中国文化に囲まれながらエキサイティングな毎日を送っています。地元ならではの情報をご紹介していきます。

関連するキーワード


中国

関連する投稿


【中国版クリスマス】中国人にとってのクリスマスって?クリスマスに対する人々の意識の日本と中国の違いあれこれ

【中国版クリスマス】中国人にとってのクリスマスって?クリスマスに対する人々の意識の日本と中国の違いあれこれ

もうすぐクリスマスですね!私が住んでいる中国でもクリスマスをお祝いする人が増えてきたのですが、実はこうなったのはここ1~2年のことなんです。今回は、中国(主に私の住む広東省の広州市)における人々のクリスマスに対する意識とクリスマス直前の街中の様子、クリスマスシーズンの日本との違いのあれこれについてご紹介たいと思います。


夜景好きさんは必見!広州タワーがいつも以上に美しくライトアップされる広州市の「灯光節」に出かけてみよう!

夜景好きさんは必見!広州タワーがいつも以上に美しくライトアップされる広州市の「灯光節」に出かけてみよう!

広州市のシンボル「広州タワー」をご存知でしょうか?ただ単にシンボルというだけではなく、広州市の有名な観光地の一つでもあるので、昼も夜も地元の人や観光客が多く訪れます。今回は、その広州タワーで毎年11月中旬に行われる「灯光節」の様子をレポートしてきました。特に夜景好きさんは必見ですよ!夜デートにも最適で、要チェックです!


読書好きに朗報!広州市の文化と教育の中心地にある「広東省立中山図書館」は、騒がしい中国の中でも静かに読書ができる貴重な空間

読書好きに朗報!広州市の文化と教育の中心地にある「広東省立中山図書館」は、騒がしい中国の中でも静かに読書ができる貴重な空間

「中国人」と「読書」。私たち日本人のイメージとしては、あまり結びつかない単語でしょうか。でも実は、中国の広東省広州市には、大きくて素敵な図書館がいくつもあるんです。今回はそれらのうち、中国広東省広州市の中心部にある省立図書館「中山図書館」についてご紹介したいと思います。ここは特に「静かさ」に定評のある図書館なんですよ。


海外生活を豊かにしてくれる宝の山!?中国で本物の日本のモノが揃っている輸入品専門のスーパーを散策してみよう

海外生活を豊かにしてくれる宝の山!?中国で本物の日本のモノが揃っている輸入品専門のスーパーを散策してみよう

海外生活で心配なことの一つに、食生活があります。毎日美味しい食事ができるかどうかって大切ですよね。それで今回は、海外生活を豊かにしてくれるに違いない、輸入品専門のスーパーの一つをご紹介します。また、「ニセモノ大国」として超有名なここ中国において、どれがホンモノの輸入品なのかどうかを見極める簡単なポイントもお伝えします。


【中国杭州郊外エコ・ファーム】無農薬野菜の国内配達、自然食レストランやサマー・キャンプも

【中国杭州郊外エコ・ファーム】無農薬野菜の国内配達、自然食レストランやサマー・キャンプも

中国と聞くと真っ先に「食の安全問題」が思い浮かぶ方も多いかと思います。しかし、広い中国大陸にはそんな現状を打破しようと、地道な努力をしている人々もいるのです。一人の中国人が、自分の不動産を売って始めたエコ・ファーム。完全なエコ建築を実現した、彼の友人であるアーキテクト。中国杭州の田舎には、新しい風が吹いています。


最新の投稿


マクドナルドのポテトファンに朗報!パーティーサイズが50%offということで行ってみた in Thailand

マクドナルドのポテトファンに朗報!パーティーサイズが50%offということで行ってみた in Thailand

タイにいらっしゃるマクドナルドのフライドポテトファンに朗報です!マクドナルドのフライドポテトが無性に食べたくなるときはありませんか?私はマクドナルドのポテトだけを目当てに足を運ぶほど大ファンです。塩加減が絶妙で、タイでも日本でも安定のおいしさ。パーティーサイズが50%offという噂を聞きつけ、さっそく行ってみました。


ミラノの邸宅美術館 vol.2【Museo Bagatti Valsecchi 〜19世紀の貴族の邸宅〜】

ミラノの邸宅美術館 vol.2【Museo Bagatti Valsecchi 〜19世紀の貴族の邸宅〜】

現地の美術高校、デザイン大学を卒業したミラノ在住者がおすすめする隠れスポット、それは邸宅美術館!貴族や資産家の邸宅だった建物が美術館として解放されているので普通のの美術館とはまた違う面白さがあります。そんな個性豊かな邸宅美術館たちをひとつずつ紹介!今回は1900年代のミラノの貴族が住んでいた館です。


【中国版クリスマス】中国人にとってのクリスマスって?クリスマスに対する人々の意識の日本と中国の違いあれこれ

【中国版クリスマス】中国人にとってのクリスマスって?クリスマスに対する人々の意識の日本と中国の違いあれこれ

もうすぐクリスマスですね!私が住んでいる中国でもクリスマスをお祝いする人が増えてきたのですが、実はこうなったのはここ1~2年のことなんです。今回は、中国(主に私の住む広東省の広州市)における人々のクリスマスに対する意識とクリスマス直前の街中の様子、クリスマスシーズンの日本との違いのあれこれについてご紹介たいと思います。


中欧の国「ポーランド」が、1年で最も華やぐシーズン! クリスマス・シーズンの楽しみ方

中欧の国「ポーランド」が、1年で最も華やぐシーズン! クリスマス・シーズンの楽しみ方

12月に入り、世界中がクリスマスモードに突入。どこでディナーをしようか、恋人へのプレゼントは何にしようか……など、クリスマスのプランについて考え始めた人も多いのではないでしょうか。今年は思い切って海外で過ごしてみるのはいかがでしょう? 今回は中欧の国のひとつ、ポーランドのクリスマスを紹介します。


ハワイで大人気の丸亀うどんがロサンゼルスにも上陸!気になるうどんを食べに行ってみた!

ハワイで大人気の丸亀うどんがロサンゼルスにも上陸!気になるうどんを食べに行ってみた!

今回の記事は、ロサンゼルスに最近オープンした丸亀うどんを紹介します。すでにハワイなどに店舗があり、長蛇の列ができるお店ですが、新装開店のロサンゼルス店はどのようなものなのかを調査してきました!ここでは日本スタイルのうどん、天ぷら、丼ものなどをかなり格安で楽しむことができます。お店情報や店内の様子など詳しく紹介します。


アクセスランキング


>>総合人気ランキング