キングスパークは景色を楽しむだけの場所じゃない!ジェイコブズ・ラダーでストイックなトレーニングに挑戦!

キングスパークは景色を楽しむだけの場所じゃない!ジェイコブズ・ラダーでストイックなトレーニングに挑戦!

キングスパークは、パースの美しい風景が見渡せる最も有名な観光名所です。実は、観光客が訪れるエリアは、キングスパークのほんの一部分です。今回は、キングパーク内の知る人ぞ知るトレーニングスポット「ジェイコブズ・ラダー」を紹介します。かなりストイックなトレーニングができる施設ですので、パース市民に混じって挑戦してみましょう!


広大なキングスパーク 楽しみ方はいろいろ

手入れの行き届いた緑の芝生が美しいキングスパーク

キングスパークは、パースで最も有名な観光地として、ガイドブックでもおなじみの場所です。シティの中心部にあり、交通の便もいいので、観光客だけでなく、市民にとっても、憩いの場として、親しまれています。休日には、芝生でピクニックやバーベキューを楽しむ人たちも多く、和やかな雰囲気も伝わってきます。

公園の入り口にある、戦争記念碑を中心としたエリアは、隅々まで手入れが行き届いた青々と茂る芝生が広がっています。記念碑のほか、カフェや売店もあり、常に観光客でにぎわっています。

また、ボタニカルガーデン(植物園)では、季節に応じて、西オーストラリア州原産の様々な木々や花々を見ることができます。街の中心にいながらにして、パースの自然に親しむことができます。

パースに春が来た!ワイルドフラワーが咲き誇るキングスパークフェステバルへ出かけよう!

http://travelclip.jp/articles/256

南半球のオーストラリアでは、日本とは季節が逆なので、9月が春の始まりです。パースの街の中心地にあるキングスパークでは、この時期「キングスパークフェステバル」が開催され、西オーストラリア固有のワイルドフラワーが満開になります。この時期にしか見られないオーストラリアの大地に力強く咲く花たちの特別な魅力を楽しみましょう。

高台にあるキングスパークからの眺めは抜群です。散策しながら、スワンリバーやシティの高層ビル群を一望することができます。思わず写真に収めたくなってしまう風景です。夜になると、夜景が広がり、昼間とはちがったも景色が楽しめます。

キングスパークからのパースシティの景色

キングスパークは、総面積400ヘクタールの広大な公園です。普段、観光客が足を踏み入れるのは、そのうちのほんの一部分です。奥に入っていくと、広い原生林が広がっていて、さまざまな施設が整備されています。

今回は、その中でも、ストイックなトレーニングで体を鍛えている人にぴったりのポイントを紹介します。

ジェイコブズ・ラダーで、ストイックなトレーニングに挑戦!

いろいろな世代の人が、ジェイコブズ・ラダーでトレーニングをしています

前述のとおり、キングスパークは小高い丘の上にある公園です。シティから車やバスで行くときには、さほど気にならない坂道ですが、高低差はかなりあります。

キングスパークの一角には、ジェイコブズ・ラダー(Jacob's ladder)という階段があります。「ラダー」は、「はしご」という意味ですが、キングスパークの高低差を242段のジグザグの階段で結んでいます。

ジェイコブズ・ラダーを下から見上げたところ

ジェイコブズ・ラダーは、本来、聖書の言葉で、天使が天国へ上り下りをする階段という意味があるそうです。また、雲の切れ間から太陽の光がさす様子も、ジェイコブズ・ラダーというのだそうです。すてきな名前ですが、こちらは、そんな優しいイメージとはかけ離れた、なかなかハードなトレーニングスポットです。

このジェイコブズ・ラダーは、本来は、キングスパークへの近道として1905年に作られました。最初に作られた階段は、木製で、踊り場もなく、まさに崖に立てかけられたはしごのような、かなり急な階段だったようです。その後、1960年代には、現在のコンクリートステップの階段に作り変えられ、今では、トレーニングスポットとして人気の場所になっています、

ジェイコブズ・ラダーの上から下を見下ろしたところ

パースには、スワンリバーの周囲やキングスパークの林の中にも、ジョギングやサイクリングに最適のコースが、いたるところに整備されています。ジョギングや、サイクリングのほか、ジム通いをして体を鍛えている人もたくさんいます。そんな人たちにとっては、ここジェイコブズ・ラダーでは、一味違ったトレーニングができる人気のスポットです。それも、無料で使える公共の施設なので、多くの人たちに親しまれています。

ここは、シティのオフィス街にも近いので、お昼になると、ランチタイムを利用してジョギングをしながらトレーニングをしにやって来る人たちも大勢います。毎日、ここでトレーニングをしていたら、足腰がかなり鍛えられそうです。

ジェイコブズ・ラダー入り口の看板

この日は、平日の午前中でしたが、何人かの人が、黙々と階段を昇り降りしていました。わたしも、試しに一往復してみましたが、途中で何度か休みながら登り降りしないと、かなり大変です。膝がガクガクしてきて、日頃の運動不足を痛感しながら、スイスイと登っていく人たちに感心するばかりでした。

ジェイコブズ・ラダーへの行き方 意外と見つけにくいので注意!

ジェイコブズ・ラダーは、ガイドブックに載っていることも少なく、観光客にはほとんど知られていないスポットです。

実は、私も、ジャイコブズ・ラダーの存在は何度も耳にしたことがあり、キングスパークには数え切れないほど行ったことがあるのに、この日初めて、ジェイコブズ・ラダーの場所を知りました。この日も、すぐには見つけられず、道で工事をしているお兄さんにたずねて、やっと見つけました。キングスパークにありながら、案内看板もないので、なかなか見つけにくい場所にあります。

クリフストリート看板 ここを右へ曲がると、入り口が見えます

ジェイコブス・ラダーは、キングスパークの手前に位置しています。キングスパークの入り口につながるフレイザー・アベニュー(Fraser Ave)の脇道ベルビュー・テラス(Bellevue Tce)を歩いていくと、クリフ・ストリート(Cliff St)があります。この道を入っていくと、ジェイコブズ・ラダーの降り口が見えますよ。

ジェイコブス・ラダー入り口(上)

この周辺は、パースの高級マンションがたくさん集まるエリアです。シティの真ん中に住みながら、広大なキングスパークを自分の庭のように楽しめるので、パース市民にとっては、憧れのエリアです。

さらに、自分の家の近所に、このような公共のトレーニングスポットがあったら、とても贅沢なライフスタイルが楽しめそうですね。

観光に訪れた際にも、キングスパークからの景色を楽しむだけでなく、ぜひ、ジェイコブズ・ラダーの昇り降りトレーニングを体験してみましょう。体を鍛えている人なら、毎朝スワンリバー沿いをジョギングして、ジェイコブズ・ラダーの昇り降りでトレーニングを締めくくるというのがおすすめです。素敵な思い出になりますよ。

この記事のライター

オーストラリアの西海岸、パース在住です。オーストラリアの日々の暮らしの中で見つけたお気に入りを紹介していきたいと思っています。

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