スペイン旅行はバスが便利! 特にアンダルシア周遊にはオススメのバス旅行の方法を紹介

スペイン旅行はバスが便利! 特にアンダルシア周遊にはオススメのバス旅行の方法を紹介

スペインをバスでまわって見ませんか? バスに乗っていると景色もずっと素敵だし、素顔のスペイン人の生活の一部を垣間見られます。でもチケットを買うのが面倒とかよくわからないと思ってる人も多いでしょう。バス旅行の楽しさとスペインのバスのチケットをネットで買う方法を紹介します。


バスに乗るのが楽しいスペイン!

コルドバのバスステーション。レンフェ(鉄道)駅のお向かいです。

バスで旅行するのは楽しいものです。レンフェのほうが椅子の座り心地がいいとか、早く目的地に着くのでラクとか言われますが、私はけっこうバスが好きです。バスですと、少し高いところから風景を見ながら移動できます。バスはレンフェ(国鉄)に比べ、路線も多いので鉄道駅のないような小さな村にも行けます。とくにアンダルシアをまわるときはバスがオススメです。

バスで旅行するデメリットは?

バス会社ごとに窓口があります。そのため、ちゃんとどこの会社のバスに乗らなければならないか前もって知っておかなくては! バスのない時間は閉まっている窓口も多いので注意。

バスのデメリットは、バス会社がいろいろあり、どこかに行こうと思ったときにどのバスを使えばよいか迷ってしまいます。窓口もバス会社ごとに別れているので、ちゃんと計画を立ててどのバスでどこに行くか決めなくてはいけません。いちばんいい方法は行きたい場所(村、町)をピックアップして、インフォメーションで質問することです。ツーリストインフォメーションでもいいですし、バスステーションのインフォメーションでもOKです。だいたいの情報をツーリストインフォメーションでゲットして、そのあとバスステーションのインフォメーションで具体化するというのが、確実な方法でしょう。

バスのもうひとつのデメリットは停車する場所のアナウンスがないことです。よく目を凝らして入ればバスステーションに入る前に地名が書いている場合もありますが、小さな村だと村のはずれにいきなり止まってしまいます。バスに乗ったらまず運転手さんにどこまで行くか言って、そこに着く前に知らせてくれるように頼みましょう。その場所で降りる人を紹介してくれる場合もあります。スペインの田舎のおばさまたちは(おじさまも)とても親切ですから、運転手さんに頼まれるとしっかり責任を果たしてくれます。絶対間違って他で降りてしまうなんてことは起きませんから安心してください。

バスに乗ることにポイントをおいた旅計画

バスステーションには各会社のバスが止まっています。チケットに乗り場の番号が書いているのでそれを見てバスを探しましょう。

大きなバスステーションのある街に滞在して、そこを拠点にして旅をするというのもひとつの方法です。私は1990年にひとりでバックパッカーで旅をしていたとき、10日ほどヘレス・デ・ラ・フロンテーラ(Jerez de la Frontera)に滞在して毎日周りの村や町を尋ねていました。カディスやアルコ・デ・ラ・フロンテーラなども、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラから行きました。そのためバスステーションのおじさんとはすっかり顔なじみになって、「今日はどこへお出かけですか?」と挨拶をしてくれるようになっていたのです。

そういう話をすると、私がそのころからスペイン語を話せたと思う人もいるかもしれません。しかし実はまだスペイン語なんてほとんど喋れない頃でした。スペインに来る1週間前に無理やり単語を頭に詰め込んでの旅行です。ですから、あなたがスペイン語が話せなくても安心してください。ちゃんとバスで旅行できますよ。

具体的にバス路線を見てみましょう!

カディスの街

セビージャ(セビリア)・コルドバ間 アルサ(ALSA)社のバスで約2時間、12ユーロ(2018年現在)くらいです。

コルドバ・グラナダ間アルサ(ALSA)社のバスで約3時間
グラナダ・セビージャ(セビリア)間アルサ(ALSA)社のバスで約3時間20ユーロくらい

セビージャ(セビリア)・マラガ間アルサ(ALSA)社のバスで約3時間、18ユーロ(2018年現在)くらいです。セビリア・マラガ間は2時間半の便もあれば4時間近くかかる便もあります。停車する回数にもよるのでしょう。

セビージャからカディスは1日に1本しかないようです。アルサ(ALSA)社のバスで約3時間、18ユーロ(2018年現在)くらいです。


と、主要都市はアルサがいちばん便利なようですから、アルサのWEBページでどのように購入できるか具体的に見てみましょう。


アルサのホームページの見方とチケットの買い方

バスステーションも鉄道駅や空港と同じように行き先と時刻、プラットホームの番号が電光掲示板でアナウンスされます。ただし、小さな村ではバスストップがあるだけ。

値段は前もってネットで購入すると20ユーロのところが10ユーロになったり、かなりお得なようですが、キャンセルはできません。そして問題は日本から購入しようとすると日本のクレジットカードが使えないようです。クレジットカードはたぶん国と国の間で取り決めがあるようで、日本で何かを申し込もうとすると私もスペインのクレジットカードが使えません。でもご安心ください。ペイパルを使えば日本からスペインのバスのチケットが使えます。

下のリンクをクリックして、アルサのページを見ましょう。このページの右下にアルサが提供している路線が全部見られる地図もあります。

More destinations in Spain - ALSA - ALSA

https://www.alsa.com/en/web/bus/national-destinations/more-destinations

Discover another way of travelling with the leading passenger bus company. All national destinations available.

こういう画面が出ますから、出発する場所と目的地を入れ、次に日付を入れます。
日付は左が行き、右が帰り。片道のみの場合は左だけ入れ右はそのまま。
26歳ー59歳が普通料金。路線により60歳以上は割安になることもあります。
そして黄色い部分をクリック。

いろいろな時間帯のバスの一覧が出てきます。
20時出発は29ユーロもするのに、23時は5ユーロというのもありです。
これはキャンセルできません。
買いたいチケットをクリックして次に進みます。

プラスアルファーするものを選びます。
Travel insuranceという旅行保険は距離によって1〜2ユーロが自動的にプラスになっていますから、必要ない場合はクリックして外しましょう。

次に進むと、個人情報を書く場面です。
名前と身分証。日本在住の人ならパスポートを選んで、パスポートナンバーを入れ、支払方法を選びます。

最後にチケットが出てきますから、プリントアウトしてもいいですし、携帯に取り込んでそれを見せてもOKです。

スペインのバスステーションってどんな感じ? コルドバ駅をちょっとのぞいてみよう!

コルドバ駅にあるローマ遺跡

スペインやイタリアならあり得ることですが、バスステーションを作ろうと掘り始めたらローマ遺跡が見つかってしまったため、遺跡部分を残してその周りにバスステーションを作っています。コルドバはとにかく遺跡が多いので、バスステーションの横にも広大な空き地があります。待ち時間にローマ遺跡を見てまわれますよ。

コルドバ駅のパティオ

冬に撮影しているので、葉が少し悲しげですが、コルドバ駅のパティオです。コルドバはアンダルシアの中では北部に位置していますが、雪も降らず暖かいので南国気分が味わえます。

コルドバ駅売店。駄菓子屋さんやカフェテリア、本屋さんがあります。

露店のように台に本を並べているだけの本屋さん。世界名作シリーズなどが格安で売っています。カフェテリアとお昼時のみ開店のレストランがあります。

トイレのトイレットペーパー

バスステーションのトイレはあまりきれいではないので、近くにホテルなどがあればそちらに行くことをオススメします。でもどうしても我慢できない場合のために、バスステーションのトイレの使い方を紹介します。(どこも同じとは限りませんが)
トイレットペーパーがトイレの入り口に設置されています。トイレ個室には設置されていない場合が多いので注意。大急ぎで入って紙がない!状態にならないよう、落ち着いてトイレットペーパーを確認しましょう。

スペインでバスに乗ろう

スペインバス事情を大雑把に紹介しました。たとえことばがわからなくても、スペイン人は親切だから大丈夫です。バスに乗って、近くにいる人に挨拶をするのを忘れずに。

この記事のライター

スペインに住んで18年になります。小さな素敵な町やお祭り、工芸品などスペインらしいスペインの旅を楽しむ情報をお届けします。

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