リサーチなしの飛び込みでOK!中国広東省広州市の一般的な食堂で地元民の普段の食生活を体験してみよう

リサーチなしの飛び込みでOK!中国広東省広州市の一般的な食堂で地元民の普段の食生活を体験してみよう

食の都・中国広東省の広州市を旅するなら、広州グルメは外せません。ガイドブックに載っている人気店を探して歩くのも良いですが、旅の途中にたまたま通りがかったお店に気分でフラッと立ち寄るというのも旅の醍醐味です。今回は広州市にあるごくごく普通の食堂に潜入して、注文のシステムやメニュー・お料理などの感想をレポートしていきます。


中国広東省広州市によくある食堂

世界的に有名な広東料理は、高級なものから格安のB級グルメまで実に様々です。広州旅行の際には、是非とも行列必至の人気店をリサーチして食べていってみてください。どこも本当に美味しいです!

でも海外旅行のあるあるですが、お目当てのレストランが見つからなかったり、すでに閉店してしまっていたりすることもザラです。また何か予定外のことが起きて、プランを変更する必要がある場合もあるでしょう。

広州市には色々な食堂があって目移りしてしまいます。

他にも、ただ単に気分で入ってみたいなと思うお食事処があるかもしれません。せっかくの旅行です。そういう時は、是非ご自分の感覚に従ってフラッと地元の食堂に立ち寄ってみてください。

広州市歴六年の私個人の経験としては、好みはあるものの、少なくとも「これはハズレだ」と思うような食堂は今まで一度もありませんでしたよ。

そんな訳で、今回ご紹介するのは中国広州市にある何の変哲もない食堂の一つです。広州市の一般的な食堂も、システムさえわかっていれば入るのに躊躇する必要はありません。では早速、普通の食堂の中の様子を覗いてみましょう。

一般的な食堂に入ってみよう

美味しそうな食堂をどうやって見極めるの?

ごく一般的な食堂の入口。

ごく普通の食堂と言っても、かなりたくさんあります。中国では毎日外食の人が多いので、ご飯時には平日でもそれなりの人が食堂に集まっています。できるだけ「より美味しい」食堂を見極めるポイントとして、まずはやっぱり「人が入っているか」でしょう。

ただこれはタイミングによってかなり変わりますし、ほとんど人が入っていなくてあまり期待していないような時に、「何これすごく美味しいじゃん」というお料理に巡り会うこともあったりします。

筆者が一番良いと思うのは、「食べている人たちのお料理を覗いて「いいな~」と思ったら入る」です。とりあえず自分の感覚を信じてレッツ・トライです。メニューが入口付近にかかっていることが多いので、内容はわからなくても大体の値段だけ確認しておけばまず問題も起きないでしょう。

広州市の食堂の様子

店内はまずまず清潔です。

中国の食堂でのもう一つの見極めポイントは「清潔さ」ですが、最近は少なくとも市内の食堂はどこもそこそこ清潔です。日本の衛生基準には達していないかもしれませんが、ほとんど問題はないと思いますよ。

メニュー

メニューは結構豊富。

食堂によって違ってきますが、私たちが今回突撃で入ってみた食堂はメニューが豊富でした。ご飯か麺か、牛か豚かそれとも魚か、他にも豆腐や茄子などは日本人としては読めますね。

でも中国語会話がほぼ問題ない私たちでも、意外とメニューって読めないんです。(中国語をちゃんと勉強している方はそんなことないかもしれませんが・・・。)

それで、よっぽど嫌いなものがあるわけでなければ、とりあえず感覚で注文しちゃいましょう。どんなお料理が出てくるのかドキドキワクワクというやつです。思っていたのとは全然違っても、味は悪くないと思いますよ。

こちらの食堂のメニューは、ご飯ものであれば大体12元~20元(*約207円~346円)前後で、この辺りではごく一般的な食堂の相場です。このお値段で量は十分ですし、日本の物価と比べると随分お安いですね。

ちなみに、今回私は13元(約225円)の「梅菜肉饼饭」を、主人は16元(約277円)の「炸菜肉片饭」を注文してみました。初めてなので、どんなお料理かは見てのお楽しみです。

注文の仕方はいたってシンプルです

入口のところにいる女性にまず料金を支払います。

大抵の食堂は料金先払いです。このお店のように店先にレジがあり、そこで注文を告げて料金を払うタイプの食堂は多いです。他に店員がテーブルまで注文を聞きに来て、その場でお金を払うパターンもあります。(その場合、お釣りは少ししたらテーブルまで持って来てくれます。)

基本的に日本語はもちろん、英語も対応していません。一言も通じないところが多いでしょう。でもレジのにもメニューはあるはずなので、読めなくても指差しで大丈夫なので心配いりません。

地元の食堂は、中国語ができない人にとってもそれほどハードルは高くありません。あとは番号札をもらって、テーブルについてお料理を待つだけです。

中国の食堂では、飲み物は持参するのが安全

座席には調味料もあり。

各座席には箸や調味料が用意されています。(もし用意されていなかったら、勝手に他のテーブルから持って来ましょう。)

こちらのお店は各テーブルに飲料用のお湯が用意されていましたが、この手の食堂では飲み物が有料のところも多いです。店内の缶ジュースやペットボトル飲料を購入するか、持ち込みOKなので飲み物だけ持参するようにしましょう。

こういった一般的な食堂の場合、準備されているお湯は水道水を沸かしただけのものが多いです。中国では飲料水は買って飲むのが基本(地元の人はその限りではありません)なので、敏感な人はお腹を下してしまうこともあるようです。

私たちも普段は購入した水を飲んでいます。私たちの場合、たまにこうした水を口にする分には特に問題ありませんが、鉄っぽい味がしてあまり美味しくないので結局あまり飲みません。旅行者の方は、コンビニや商店で買ったペットボトルを持っておいた方が安全でしょう。

もう少し良い「レストラン」だったら、美味しいお茶を出してくれるはずです。飲み物を持参する必要はありませんよ。

気になるお料理は?

こちらのお料理は13元(約225円)です。

ほどなくして、お待ちかねの料理がやって来ました。上の写真は、私が注文した「梅菜肉饼饭」です。ご飯の上に乗っているのは野菜(恐らくこれが梅菜)と「肉餅」と呼ばれる、挽肉を押し固めたお肉です。

私は「肉餅」の意味がわかっていなかったので、私にとっては正直予想外のお料理でしたが、塩系の比較的あっさりしたお味で、醤油をかけて食べると美味しかったです。

このお料理は「蒸饭」という種類のもので、字の通りですが蒸したご飯が特徴となっています。このくらいのレベルの食堂だと、大抵白ご飯自体の質はあまり良くありません。個人的に許容範囲内ではありますが、日本のようなこだわりは見られません。

その点蒸しご飯だったら、ふっくら軟らかいご飯が期待できるんです。一般的に蒸しご飯は他の料理よりも時間がかかるのですが、こちらの食堂では主人の注文した別の料理とほぼ同時に出てきました。それもそのはず、蒸しご飯的にはあまり気合いが入っていませんでした(笑)

これはこれで悪くはなかったのですが、次回またこの手の食堂に入る時には他のお料理に挑戦してみたいです。

こちらは16元(約277円)。

こちらは主人が頼んだ「炸菜肉片饭」です。豚肉と玉葱、ピーマンなどをザーサイと炒めたお料理でした。(この辺りの玉葱は、皮も中身も紫のものが主流です。)

オイスターっぽい味付けで、これは文句なしに美味しかったです。料理自体はシンプルで家でも作れそうと言えば作れそうではありましたが、私たちが普段使わないような調味料(中国ならではの調味料もたくさんあります)も入っているように思います。

調味料を揃えたり料理や片付けの手間を考えると、やっぱり外食の利点は大きいですね。主人的には思った通りの料理だったそうで、満足していました。

白ご飯も悪くなかったですし、これはまたリピートしても良いかなと思える料理でした。どちらの料理も量的には十分で、食欲次第ですが大人の男性でも足りないということはないと思います。

今回の料理一式。

各料理には簡単なスープも付いていました。はっきり言って、スープはあってもなくても良いかなという感じでしたが、せっかくなのでいただきました。

造りがおかしい割り箸(笑)中国ではこういうことはしょっちゅうです。

店内に見られる色々なサービス。

店内には「外卖加收1元」という表示があり、お持ち帰りは1品1元(約17円)で対応しますという意味です。1元は簡易タッパー代で、このように大抵のお店はお持ち帰りに対応しています。食べ切れなかったお料理を1元のタッパーに入れて持ち帰ることも可能です。

また店の壁に貼ってある緑の表示は、今や中国で使っていない人はいないと言えるほど爆発的に普及している「We Chat(中国語では微信)」で料金を支払うこともできるという表示です。

日本のライン的な存在で、少し長めに中国に滞在する場合We Chatは必須です。中国人の友達ができた時には必ず「We Chat交換しよう!」となりますし、今は小さな売店でもWe Chatでの支払いに対応しているんですよ。

広州市の普通の食堂まとめ

今回、私が初挑戦したお料理は個人的な評価で言ったら「フツウ」、主人が注文したのは「アタリ」でした。いつでも「アタリ」というわけにはいかないかもしれませんが、「ハズレ」がないのはかなりいいことですよね。

店内は比較的清潔ですし、中国で食べる中華料理は基本的にどれも美味しいです。広州市では、通りすがりの普通の食堂でもハードル低めで、旅行者でも大丈夫です。

このくらいにぎわっていると、入ってみたくなりますね。

この手の食堂は、多少混雑していても料理が出てくるのが速いです。時には地元の人たちと相席になったり、中国の人々の普段の生活の雰囲気を間近で見ることもできます。旅先で、フラッと地元のごく普通の食堂に入ってみるなんて楽しいです。是非旅の醍醐味を味わっていってくださいね。

*記事内のレートは全て2018年4月のものです。

この記事のライター

中国広東省広州市に住む30代主婦です。今の目標は広東語をマスターすること!大好きな広州を、楽しく詳しくレポートしていきます★

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