これこそまさに!正真正銘の本物の天然温泉?ベントンにある温泉で泳いでみました!

これこそまさに!正真正銘の本物の天然温泉?ベントンにある温泉で泳いでみました!

マレーシアの首都、クアラアルンプールから車で約1時間ほど内陸側に走った場所に、ベントンという小さな街があります。ベントンにはなんと天然温泉があります。文字通り「天然温泉」としか言いようのない場所でした。地元の人と混じってベントン温泉を楽しんでみました。


ベントン(Bentong)って?

ベントンウォークの様子

マレーシアの首都、クアラルンプールから車で内陸側(高速道路のE8に乗ります)に走ると、約1時間くらい行った場所に、ベントン(Bentong)という小さな街があります。街の規模は小さいのですが、美味しい食べ物や、大自然を中心としたアクティビティがあります。週末になるとベントンウォークというナイトマーケットも開かれるので、クアラルンプールから多くの人が訪れます。


私たちも友達がベントンに住んでいることもあり、ベントンに行く機会が多くあります。その友達が紹介してくれたのが「ベントン温泉」です。友達曰く「温泉で泳ぐと、疲れが取れるのでオススメだよ。ぜひ行ってみて!」とのこと、私たちも早速行ってみることにしました。

日本とマレーシアの温泉の違いって?

私たちは、早速温泉に持って行くものを用意します。水着、タオル、着替えなどです。「え?」と思われる方が多いかもしれません。実は日本とマレーシアでは「温泉」の感覚が違うのです。

日本で温泉というと、お風呂のイメージが強いのですが、マレーシアで温泉というと温水プールというイメージを強く持ちます。もちろん男女混合です。

まるでプールで楽しむかのように、水着を着て泳ぐのがマレーシアでの温泉の楽しみ方です。さっき友達が「温泉で泳ぐのがいいよ」と勧めてくれたのは言い間違えではないのです。

温泉までの行き方は?

ベントンの街の中心から高速道路の入り口へ行く途中、街のはずれにガソリンスタンドのシェルがあります。そこから、右に曲がりひたすら細い道を20分ほど走ります。何もない細い道をくねくねとどんどんと走って行くので本当にこの道であっているかと心配になりますが、所々に温泉の看板が出ています。

ひたすら走ること20分ほど、いきなり温泉が見えて来ます。温泉というより「大きなため池」と行った感じです。とても綺麗な状態とは言えないので「ここで本当に泳ぐの?」と思う人もいるかもしれません。日本の温泉とは全く違うものがそこにはありました。

実は2タイプあるベントンの温泉

実はベントン温泉には2つのタイプがあります。1つはちゃんと整備されている、有料(2017年12月現在で10リンギットでした)の温泉です。ここは更衣室もきちんと完備され、温泉自体も子供が溺れたりしないように、プールのような状態になっているいるとのことです。


もう1つは無料の温泉です。ここは、ほとんど完備されていない状態の温泉です。近くにトイレがあり更衣室とシャワーも兼ねているのでそこで着替えをすることができます。

車で走っていていきなり見えてくるのは(さっきの写真に写っているのは)無料温泉の方です。有料温泉は、無料温泉が見えてもう少し走ったところにあります。車で走ると、無料温泉が手前に、有料温泉が奥にあることになります。私たちは、無料温泉に入ることにしました。

無料の駐車場が完備されています

駐車場に思い思いに車を駐車しています。

温泉の横には無料の駐車場が完備されていました。無料温泉の屋根付きベンチと駐車場の位置が本当に近いのもメリットの1つです。あまり歩かないでいいですし、車の様子を確認しやすいので車上荒らしにあう危険が少なくなります。

もちろん、貴重品の管理は、自己責任です。無料温泉の方にはロッカーなどありません。貴重品を持って温泉に行くにせよ、車に残しておくにせよ(例えば、車の外から荷物が見えるようにしておかないなど)、狙われないように気をつけましょう。荷物を持って行くことにした場合、誰か一人は荷物番として責任を持って荷物を見ておくことをお勧めします。

温泉の様子

温泉の周りには出っ張りのような場所があります。みんな思い思いにそこの出っ張りに座ったり、サイドに座ったりして足湯を楽しんでいます。

近くには屋根付きの休憩所があるので、そこで持って来たお弁当を広げ、ピクニックを楽しんでいる団体さんも見かけます。ちいさな子供たちは腕に浮き輪をつけさせられてプカプカ浮いています。

本当に自由に好きなことを楽しんでいる様子です。私たちも早速と思い足を入れて見ると……冷たい…。温泉というより、本当にプールです。

奥には熱い温泉の場所も

コンクリートの壁があるのが見えます。壁の手前が冷たい温泉のコーナー、壁の奥が熱い温泉のコーナーです

この温泉はコンクリートでできた壁を隔てて、2つに分かれています。道路側から見て右は冷たい温泉のコーナー、左は、熱い温泉のコーナーです。

私たちは熱い温泉のコーナーに行きました。中に入ると、それでもぬるい!「これがマレーシアの温泉か…」と思いながら中に入ります。そうすると、中から何やらプクプクと泡が出て来ます。そこに近づいて行くと、「熱い!」立ってられないくらい熱く感じる場所でした。どうやら、ブクブクと泡が出ている場所は源泉のようです。

温泉の底は、泥や苔が溜まっていることがあります。場所によっては底なし沼のように、足がどんどんと沈んで行くような感覚になる場所もあります。ふと足を確認すると指の間に苔が付着してくることもあります。

入った時点で胸の下(私の身長は154cmです)くらいだった水位がだんだんと深くなり、足が底に付かないくらい深くなった場所までありました。本当に整備されていない状態です。まさしく文字通りの「天然温泉です」。いきなり足が付かなくなる時があるので、そんな時には、泳いで移動します。

マレーシア人の反応は?

夫と私はできるだけ、水温が高い源泉の近くを探し、その付近で温泉を楽しんでいました。一緒に行ったマレーシア人の友達の反応はというと、まず、熱いコーナーの温泉に入った時点で「熱い!」と騒いでいました。なかなか体を中につけることができません。そこは、私たちが「ぬるい」と感じていた場所です。

私たちに笑われてもまだなかなか入ることができず、ようやく意を決して中に入って来ました。でも比較的短時間で外に出て、冷たいコーナーの温泉で楽しそうにしていました。

マレーシアにはもともとお風呂に浸かるという習慣がありません。多くの家はシャワーか、たらいに貯めた水で水浴びをし洗います。シャワーに温水器が付いてない家もまだあり、そんな家は水を浴びるのが当たり前です。温水器がついている家でさえ、「暑いから」という理由で、水シャワーを好んで浴びる人もいます。

そんなマレーシア人にとって、温泉は「とても熱すぎて入れない」場所なのかもしれません。私にとって、「水プールだ。こんなの温泉じゃない」と感じた冷たい温泉のコーナーくらいの水温がマレーシア人にとって楽しむことのできる水温なのかもしれません。

地元の人と行くと、ちょっとした文化や生活習慣の違いを垣間見ることができるので面白いです。

意外とリフレッシュできました

ベントンの温泉で「泳いで」くることで、リフレッシュすることができました。「泳いで楽しむ」という別の温泉の楽しみ方でしたが、温泉の効力は変わりません。

気のせいか肌もツルツルになったような気がします。日本ではなかなか味わうことのできない、本物の「天然温泉」を楽しむことができたのも、面白い経験でした。今回私たちは無料の温泉のみで、有料の方に入っていません。無料でも十分に楽しむことができました。もしもっと完備されている側を望む方は、有料の方がいいかもしれません。

この記事のライター

マレーシア在住です。海外旅行とコーヒーが大好き!マニアックなマレーシア情報や海外旅行の様子を、ハプニングを交えてお伝えします!

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