中国で「マックカフェ(Mac Cafe)」を利用してみよう!そのお味やサービス・日本との相違点まとめ

中国で「マックカフェ(Mac Cafe)」を利用してみよう!そのお味やサービス・日本との相違点まとめ

中国旅行でちょっとひと息つきたい時、日本にもあるよく知っているお店があると安心するものです。特に中国のコーヒーやケーキは日本人にとってはあまり美味しくないことが多く、手堅く美味しいカフェを知っていると重宝します。今回は、中国にもガンガン進出している「マックカフェ(Mac Cafe)」のお味やサービス情報をまとめました。


中国広州市で知らない人はいない「マックカフェ(Mac Cafe)」

マックカフェはドリンク・フードの素材や質に非常にこだわっている割にはリーズナブルなカフェとして、日本でも人気がありますね。

マックカフェには「バリスタ」と呼ばれるおもてなしのプロフェッショナル(有資格者)が常駐していて、最高のドリンク(特にコーヒー)とクオリティの高いサービスを提供してくれることで知られています。

季節毎にバリスタがおススメする期間限定メニューもありますし、進化していくマックカフェを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

中国マックカフェ入口。

中国広東省の広州市には、無数のマクドナルド「麦当劳:マイダンラオ」があります。都市部のマックの集中ぶりは、凄まじいものがありますが、そのマックの全ての店舗にマックカフェも入っています。

通常マックの入口は二ヶ所あって、そのうち一ヶ所はマックカフェのカウンターに繋がっています。もちろん同じ店舗内なので、お店の中でマックとマックカフェを行き来することもできます。

マックと比べてマックカフェは質が高い分コストも上がりますが、それでも地元で結構な人気でいつもたくさんの人が利用しています。

中国マックカフェのフード・ドリンクとサービス

マカロン&ケーキ

中国マックカフェのショーケースを見てみると(下の写真)、日本と同じようなケーキ(蛋糕:ダンガオ)の他に爽やかなパステルカラーが人目を引くマカロン(马卡龙:マーカーロン)が並んでいます。マカロンは1つ10元(*約172円)で、4つ買うと32元(約551円)とお得になります。

筆者はつい最近知ったのですが、日本のマックカフェでは今までマカロンを扱っていなかったんですね。調べたところ、昨年末にお試しで数量限定のマカロン販売を開始した後、この度2018年4月27日よりレギュラーメニューの仲間入りをすることになりました。

正確にいつからかはわかりませんが、実は中国のマックカフェでは少なくとも2014年の時点ですでにマカロンがレギュラー化していたんですよ。その面では、中国のマックカフェの方が日本のよりもだいぶ先取りしていたということになります。意外です。

日本のマックカフェではマカロンは1つ150円で提供されるので、今のレートでは1個買いだと中国の方がやや割高となります。

ただ中国のマックカフェではマカロンを4つ購入すると通常より8元(約138円)の割引きとなり、このサービスは今のところ日本にはないので、多めに購入したい場合は中国の方がお得になりますね。

中国マックカフェのショーケース。

気になるマカロンの種類ですが、今回日本で初レギュラーとなったマカロンは全部で4種類です。ピンク色の「ラズベリー」と焦げ茶の「チョコレート」、ベージュっぽい「バニラ」とレモン色の「シトロン(レモンクリーム)」です。

中国マックカフェのマカロンも同じく4種類なのですが、日本のとは少し違うようです。色からしてラズベリーとチョコ・シトロンはありますが、もう一つはグリーンのマカロンでした。こちらネーミングが「开心果マカロン」となっています。

开心果とはこちらではとてもメジャーな実のことで、イメージとしてはピーナッツのような感覚で口にするものです。茶色のものをよく見かけますが、時期的なものなのか黄緑の実もあります。中国マックカフェのグリーンマカロンは、日本のとは全く違うものでした。

きっと、それぞれ地元の人の口に合うお味が選ばれているのでしょうね。ちなみにケーキですが、例えばチョコレートタルトやショコラは中国では21元(約361円)となっているのに対して、日本では320円です。やっぱり単品だと日本の方が割安ですね。

ドリンク&ドリンク無料サービス

マックカフェはやっぱりドリンクが気になります。

今では中国にもたくさんのカフェがオープンしていますが、数年前まではマックとケンタしかありませんでした。お洒落なカフェ利用者は実に多いのですが、実際にはコーヒーや洋風ケーキ、チョコレートといった日本では大好物だと言う人が多いようなものは食べ慣れない人が多くいます。

大変にぎわっているマックカフェでも、よく見てみると純粋にコーヒーを楽しんでいる人はほとんどいません。大抵は紅茶やフラッペなどを飲んでいて、コーヒーでも甘いコーヒーばかりですし、上にクリームがたっぷり乗っているタイプのドリンクが特に人気です。

とってもお得なマックカフェのサービス。

中国マックカフェには大変お得な企画があり、Mサイズ以上のドリンクを購入する際に上の写真のカードに印をつけてもらい、4杯飲んだら1杯無料でお好きなドリンクをいただくことができます。

実は今回フリーで1杯ドリンクがサービスになるということで、普段あまりマックカフェに立ち寄ることのない私たちも来てみたんです。しかもこのカードはお友達にいただいたものです。せっかくの無料券をサラッとプレゼントしてくれるなんて太っ腹ですね。

中国マックカフェのドリンクメニュー。

ご覧の通り、ドリンクメニューは豊富です。コーヒーや人気のフラッペは十分種類がありますし、紅茶もいくらかあります。全てのメニューに英語訳が付いているので助かりますね。

これは中国らしいなと思ったのは、中国マックカフェには「ジャスミンティー(茉莉花茶)」や「ウーロン茶(乌龙茶)」、「鉄観音茶(铁观音)」、「プーアール茶(普洱茶)」といった中国茶もしっかり揃っているということです。

これらは日本でも比較的知名度の高いお茶ではありますが、マックカフェのような場所には普通置いていないですよね。中国の人にとっては、これらのお茶はあって当たり前と言えるくらい生活に溶け込んでいるのでしょう。

マックカフェだったら、中国でもリーズナブルで美味しいコーヒーをいただくことができます。

中国と日本のマックカフェの料金設定も比べてみましょう。例えば中国ではアメリカーノはS13元(約224円)、M17元(約293円)、L21元(約361円)です。またチョコレートフラッペはM22元(約379円)、L26元(約448円)となっています。

日本ではアメリカーノSは230円、Mが270円でLサイズは取り扱いがありません。またチョコフラッペはMが370円、L410円でした。ドリンクの価格も大体は日本の方がお安いですが、一部中国の方が安かったり扱っているサイズが違ったりするようです。

ちなみに地元の物価ですが、大衆食堂だったら大体20元(約344円)も出せばしっかり一食食べることができるので、マックカフェのドリンクは決して安いとは言えません。それでも大勢が利用していることを考えると、生活水準が上がったのとマックカフェの人気があるのと両方なのでしょう。

接客レベル

さて、商品の他にもう一つ確かめておきたいのは接客サービスレベルです。実のところ、中国の全てのマックカフェに有資格者バリスタがいるのかどうかは不明です。でも確かに、「中国ではあまりないな」という丁寧な接客ではありました。

中国でも、高級なホテルやレストランなど一部の場所では日本と同じような質の高い接客はあります。でも、その辺のお店の接客には到底期待できません。

今回マックカフェでは、空いている時間帯だったということもあるかもしれませんが、スタッフの手際は良かったですし、なかなかスマートな接客ぶりでしたよ。

漢字の広告以外は日本とあまり変わらないマックカフェ。

中国のマックでは、基本何も注文しなくても座っていることができます。もちろん良いことではありませんが、空調の効いている店内で突っ伏して寝ていたり、明らかに注文する気なしで会話に熱中している人たちやずっとスマホをいじっている若者たちが山ほどいるんです。店員は何も言いません。

でもマックカフェはもう少し精錬されていて、そういう雰囲気ではありません。またマックカフェの店員は、マックの店員と違って積極的に接客しようとしているようです。

時々マックとマックカフェの境界があやふやな店舗があるのですが、ある時私は境界ギリギリ辺りの席(マック側)でマックのアイスを食べ終わったところでした。その時すかさずマックカフェの店員がテーブルまでメニューを持ってきて、今のおススメを紹介してくれました。

これでもししつこかったら完全にバリスタ失格だと思うのですが、「また今度」とちょっと言っただけで店員さんはスッと引き下がっていったので、この辺りもきちんと接客を心得ているのだなとは思いました。

中国ではセールスや客引きがしつこくて、どんなに嫌な顔をして断っても無表情でセールストークを続けたり、果ては無理やり買わせようとしたり、路上だったら手を引いて強引に店舗内に引きずり込もうとしたりする人もザラにいます。

中国マックカフェの店員の態度は日本では当たり前の接客かもしれませんが、こんな中国の背景を考えるとマックカフェ店員たちの接客はなかなか好感の持てるものでしたよ。

お目当てのドリンクのお味は?

文句なしの美味しさ!

今回無料サービスでのドリンクは、抹茶ラテフラッペ(鲜奶抹茶雪冰)にしました。サービス券によると無料の1杯はMサイズ(22元:約379円)とあったと思ったのですが、確認したら「ラージサイズ(26元:約448円)でOKですよ」とのこと。

これも親切丁寧な接客の一環かはわかりませんが(笑)、遠慮なくLにさせてもらいました。この抹茶ラテフラッペは今現在日本のマックカフェでは扱われていないようですが、日本で販売しても全く問題ないと思いました。

上に乗っている生クリームも抹茶ラテ味の本体も、また飲みたいと思うお味でした。爽やかでとっても美味しかったです。

マックカフェは外テーブルも大人気です。

暑い季節の長い中国の広州市ですが(大体4月~11月までは半袖でもOK)、マックカフェは店内だけでなく、お馴染み「M」のマークが目印の屋外席もいつも混みあっています。店内は全席禁煙ですが、屋外席は喫煙可です。

「中国のマックカフェ」まとめ

中国のコーヒーやケーキ、そして生クリームは期待しているような味ではなく、ガッカリさせられることもしばしばです。でもマックカフェなら、中国にいながらにして、期待通りのものを味わいながら心地良く休憩することができます。

一つマイナス点なのは、マックと隣り合わせだということです。入店のタイミングによっては子どもたちが通路で走り回っていたり、大声でお喋りする若者グループがいたりと落ち着かないこともあるかもしれません。

でもフード・ドリンクのクオリティとコストパフォーマンスからすれば、マックカフェは十分ありです。冒険はせずに手堅くいきたい場合、知らない地元のカフェに入るよりもずっと確実でしょう。

暑い広州市観光のお供にどうぞ。

一見日本と同じように見えるチェーン店でも、お国柄色々違いはあるものです。休憩がてら、そういった相違点や地元の人たちの様子を観察するのも面白いものですよ。

日本ではこの春からレギュラーとして販売されることになったマカロンを4つでお得にゲットするというのも良いですね。旅の合い間に休憩がてら、是非とも立ち寄ってみましょう。

*記事内のレートは全て2018年4月のものです。

この記事のライター

中国広東省広州市に住む30代主婦です。今の目標は広東語をマスターすること!大好きな広州を、楽しく詳しくレポートしていきます★

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