韓国式ジャージャー麺「チャジャンミョン」
まずご紹介するのは、韓国式ジャージャー麺「チャジャンミョン」です。真っ黒なソースがインパクト大です。映画やドラマで登場人物が出前を取るシーンには必ずと言っていいほど出てくるメニューで、私も韓国ドラマを見ながら「あの真っ黒麺は、どんな味がするんだろう・・・。」と気になっていました。
黒いソースの正体は黒豆から作られた黒味噌。甘めの味に香ばしい香りが特徴です。辛いものが多い韓国料理ですが、このチャジャンミョンは全く辛くありません。ですので子供や辛いものが苦手な方にもオススメできるメニューです。
韓国には、2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーを過ぎても恋人ができなかった人たちが4月14日に集まって、チャジャンミョンを食べて慰め合う「ブラックデー」というイベントがあります。
激辛海鮮麺「チャンポン」
次にご紹介するのは、激辛海鮮スープ麺「チャンポン」です。名前の由来は日本の「長崎チャンポン」なのですが、メニュー自体は韓国独自のものです。海鮮の出汁がよく出た辛いスープにハマってしまいます。辛いのが得意な方には是非食べてみていただきたいメニューです。
日本でいうカレーうどん同様、白い服を着て食べるのを避けたいメニューでもあります。麺をすする時に赤い汁が飛びますのでご注意を。お店にエプロンが準備してある場合もあります。
ちなみに私の韓国No.1のチャンポンは下記の記事内でもご紹介したキョドンチャンポンです。

絶品ウニビビンバを食べに!冬の海と山を楽しむソクチョ(草束)への韓国地方旅行
http://travelclip.jp/articles/405韓国の日本海側の港町、ソクチョ(草束)。夏は海水浴場として人気が高いエリアです。今回は冬のソクチョ(草束)を旅してきました。韓国の名山、雪岳山(ソラクサン)の冬だからこそ楽しめる絶景と超オススメの絶品ウニビビンバや名物の韓国チキンなどを堪能。韓国の地方の観光とグルメをレポートいたします。
韓国式酢豚「タンスユク」
チャジャンミョンかチャンポンのおかずとして一緒に注文することが多いのが、この韓国式酢豚「タンスユク」です。日本の酢豚との一番大きな違いは、豚肉がカラっと揚げられている点です。タレは日本の酢豚に似た感じで、甘酸っぱい味です。豚唐揚げのサクっとした食感がクセになる一品です。
一人で二つの味を楽しみたい時は?韓国中華のハーフ&ハーフ!
一人飯だけど、チャジャンミョンもチャンポンも両方味わってみたい!という方には「チャンチャミョン」を!チャンポンの「チャン」とチャジャンミョンの「チャ」で、「チャンチャ麺(ミョン)」です。写真の通り、器の中央に仕切りがあり、二種類を同時に味わえます。主に出前の中華屋さんで注文することができます。中華のハーフ&ハーフですね。
チャジャンミョン+チャンポンの組み合わせの他にも、チャジャンパプ(チャジャンミョンの丼バージョン)、チャンポンパプ(チャンポンの雑炊バージョン)、タンスユクなどを組み合わせたハーフメニューも揃っているお店もあります。
韓国の出前はどこへでも!
韓国映画やドラマで見たことがある方も多いかもしれませんが、韓国の出前は家以外でも公園などの場所にも配達してくれます。宿泊先でも、フロントで了解さえ取れれば出前が可能な場合も。
韓国旅行の際には、韓国映画の主人公になった気分で韓国中華の出前にチャレンジしてみるのも面白いかもしれませんね。
韓国のソウル郊外で旦那と子供と猫と暮らしている主婦です。
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