南米ボリビアに住んだからこそわかる、日本料理とはひとくせ違うボリビア料理のラインナップ!

南米ボリビアに住んだからこそわかる、日本料理とはひとくせ違うボリビア料理のラインナップ!

南米の料理と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?そして、南米ボリビアの料理と聞くと何と答えますか?やはり、ボリビア料理を日本で食べられるレストランがほとんどないのでわからないと答える方も多いと思います。日本食とは全然違うボリビア料理の数々。なかなかクセが強い料理も多いのですが、現地に居るからわかるボリビア料理をご紹介!


日本で全く知名度のないボリビア料理

リャマやアルパカのいる山岳地帯が有名なボリビア。

南米のボリビア。以前はどこにあるの?と全く有名ではありませんでしたが、近年ではTV番組やCMでウユニ塩湖の映像が使われることも多く、いつか行ってみたい絶景スポットとして日本でも知名度が上がってきています。

また、海外の国々を取り上げる番組などでも世界で一番標高の高い場所にある首都として有名なボリビアの首都ラパスが取り上げられたりと、日本人の間でもボリビアの存在が少しづつ知れています。そんな南米ボリビアのグルメ事情と聞くとまだまだ、知らない人が多いかもしれません。

ボリビアは山岳地帯と熱帯地帯で大きく分かれ、気候によって食事も大きく異なってきます。そんなボリビアの食事事情をご紹介します。

ボリビアの首都ラパスでは魚も食べられる

世界で一番高い場所にある湖、チチカカ湖はふんだんに湖の幸を提供しています。

ボリビアは海のない内陸国です。なので、海産物が流通しにくい国でもあります。海の魚や魚介類をこれまで食べたことがないというボリビア人もたくさんいます。牛肉、鶏肉を用いた料理が多いのがボリビア料理の特徴。しかし、首都ラパスでは魚を食べることができます。

なぜなら、ラパス郊外にある世界で一番標高の高い場所にある湖として有名なチチカカ湖でたくさんの魚を獲ることができ、首都ラパスでは川魚が流通しています。ボリビアに住んでいると本当に魚が恋しくなりますが、こうして川魚を食べることができるのは本当にありがたいです。

ラパスの名物料理とも言える、トゥルーチャのフライ

チチカカ湖で獲れる魚の代表格、トゥルーチャ。これは川にいる鮭になりますので、マスということになります。味はほぼサーモンと同じなので日本人にとってはものすごくうれしい味です。ボリビア人は魚を揚げて食べることが多いです。なので、このトゥルーチャのフライはラパスを訪れたならぜひ食べてほしい名物料理です。

健康食品のキヌアのスープ。

また、ラパスのような山岳地帯に住む人々にとって大切な食事はスープです。野菜をふんだんに用いたスープが体を温めるのに役立ちます。また、ボリビアは日本でも最近注目されている健康食品、キヌアの産地でもあります。なので、キヌアを用いた野菜スープがよく食されます。

ボリビアの熱帯地方の軽食

パン・デ・アロースという朝食もしくは軽食。

野菜スープ中心の食生活を送る山岳地帯の人々に比べて、熱帯地方の人々の食生活は少しジャンクなものになります。サラダよりはポテトフライやユカという植物のフライを好みます。揚げ物とコカ・コーラが大好きな熱帯の人々の食生活は少しカルチャーショックを受けます。

朝と晩は軽い食事で済ませて、お昼はがっつりスープと定食料理のようなメニューを楽しみます。その軽食の代表的なものがパン・デ・アロース。米粉で作られたパンのような食べ物で、バナナの葉で巻いて提供されるのが一般的。

少し脂っこいですがクセになる味です。でも何個も食べると胃がもたれるので2,3個にしておきましょう。

マイースと呼ばれるトウモロコシ粉を用いた食べ物

マイースと呼ばれるトウモロコシの粉を用いて作られた食べ物もあります。ボリビア人はこれを朝食や夜食にコーヒーもしくはティーと共に食べます。朝、晩は軽食で済ませる文化がありますので、朝、昼、晩しっかり3食食べる日本人とは食文化が全く異なることがわかります。

ハモナーダと呼ばれる家庭料理。

こちらも熱帯のボリビアの家庭の朝食として食べられているハモナーダという料理です。スパムとチーズを角切りにしてクラッカーと一緒に食べる料理です。こちらボリビアのチーズは日本のとろけるチーズのようなものはなく、固くて塩が混じったチーズが一般的です。

おそらく、熱帯で暑いので腐ることのないように塩を多めに混ぜてあるのですが、チーズはあまり美味しくはありません。これもボリビアあるあるの一つです。

ボリビアの現地のソウルフードたち

ボリビアの熱帯地方のソウルフード、サルピコン

ボリビアの熱帯地方のソウルフードの一つ、それがサルピコンという料理です。ポテトサラダの味付けに鶏肉とさらに野菜を加えるような料理です。熱帯地方の人々は大好きで、よく定食屋さんでもこのメニューが並びます。

日本人にもポテトサラダがなじみ深い味なので、結構好きになる方は多いのではないでしょうか。ボリビアを訪れたならぜひ試してみてください。

ミラネッサ・デ・ポジョというソウルフード。牛肉版のミラネッサ・デ・カルネもおすすめ

また、ミラネッサシリーズもボリビア料理を語るうえで外すことはできません。ミラネッサは鶏肉、牛肉を薄く引き伸ばして味をつけて小麦粉をまぶして揚げる料理です。スペイン語でポジョは鶏肉、カルネは牛肉を意味します。

ミラネッサ・デ・ポジョは鶏かつ、ミラネッサ・デ・カルネは牛かつを意味しています。日本人の舌にも程よくマッチするこの料理はおすすめです。もし、ボリビアのレストランを訪れてメニューを選ぶのに困るならミラネッサを頼んでください。間違いないですよ!

マハディートという少し炊き込みご飯にも似た料理です。

マハディートという炊き込みご飯にも似た料理。ボリビアのレストランでボリビア料理を提供している店には確実に置いてある料理です。ボリビアの家庭料理としても知られています。パリージャと呼ばれる色を付ける粉と一緒にチャルケと呼ばれる干した牛肉などと一緒にご飯を炊きこんだ料理。

目玉焼きとプラタノと呼ばれる揚げバナナをトッピングして提供されます。ボリビアのソウルフードの代表格といってもいい一品です。

サイセと呼ばれる一般家庭料理

他にもご飯と牛肉やジャガイモを少し甘く煮詰めたサイセと呼ばれるソウルフードもあります。日本でいう肉じゃがに少し近い料理です。ボリビア料理の特徴ですが、ご飯とジャガイモを一緒に食べることが多いです。炭水化物をふんだんに取り込む料理が多いような気がします。

ファッハロという少し変わった熱帯の田舎料理も

また、ボリビアの熱帯地方の田舎町のソウルフード、ファッハロという少し変わった料理もあります。ブラジル料理から少し影響を受けたこの料理は、ジャガイモや鶏肉にユカと呼ばれる植物の粉をふんだんにまぶした料理です。

熱帯の都市部ではあまり目にすることのないマニアックな料理ですが、田舎町で食すことができます。そうした意味でも少し興味深い料理です。

アヒルのオーブン焼き

そして最後に、ボリビアではアヒルの肉が食されることがあります。よくレストランでPATOという文字を見かけることが。これはスペイン語でアヒルの意味です。アヒル肉のオーブン焼きもよく食べられています。日本ではあまりアヒル肉を食べることがありませんので貴重な体験です。

鶏肉よりも少し歯ごたえがあっておいしいです。ぜひ、ボリビアに来られた際には試してください。日本食とはひとくせ違うボリビア料理。脂っこく、胃が疲れるメニューも多いですが、独特の食文化を楽しむことができます。

ボリビア人は日本食が好きで、近年寿司やほかの料理も少しづつ浸透しています。ボリビア人との食文化の意見交換なども良い旅の思い出になるのではないでしょうか。ぜひ、日本ではほとんど食べることのできないボリビア料理を現地で堪能してみてください。

この記事のライター

南米ボリビアに在住。まだまだマニアックな観光地や穴場スポットがたくさんある国ですので、少しづつ紹介できたら嬉しいです。

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