ボリビアを訪れたらぜひ飲みたいボリビアコーヒー!その歴史と産地をめぐりたい

ボリビアを訪れたらぜひ飲みたいボリビアコーヒー!その歴史と産地をめぐりたい

ボリビアはコーヒーの産地として知られます。世界的にも評価の高いコーヒー豆を産出していることで有名です。しかし、途上国ならではのあるあるですが高品質なコーヒー豆はアメリカやヨーロッパ、日本などの先進国に輸出されてしまって2流品の豆がボリビアに出回るという現実です。そんなボリビアコーヒーについて、また産地についてご紹介!


ボリビアコーヒーの90%はユンガス地方から

ボリビアの首都ラパスよりもさらに北のユンガス地方

ボリビアのコーヒーの産地は、首都ラパスよりもさらに北へ進んだ熱帯地方のユンガスというところが有名です。このユンガス地方でなんとボリビアのコーヒーの90%を生産しているというから驚きです。もともと、ボリビアのコーヒー栽培はスペイン植民地時代にスペインからの入植者が始めました。

アンデス山脈の山岳地帯で始まったボリビアのコーヒー栽培。しかし、山岳地帯は標高4000mを超えるような場所もあり、土壌も痩せ細っており、寒くコーヒーを栽培するのに適しませんでした。それで、だんだんと標高を下げてきて、ユンガスの熱帯地方がコーヒー栽培に適していることがわかりそこで栽培が盛んにおこなわれるようになりました。

熱帯かつ温暖で湿度が十分に保たれるユンガスのジャングルはコーヒー栽培にうってつけ

熱帯地方かつ、年中温暖でふんだんに湿度が保たれるジャングル地帯のユンガス。この場所はコーヒーを栽培するのにうってつけの環境です。実際にこの場所にたくさんのコーヒー農家がコーヒー豆を栽培しています。アメリカからの援助指導もあり、ボリビアコーヒーは世界的にも高い評価を得るまでになりました。

世界のコーヒー選手権で良い成績を収めるまでになりましたが、近年ボリビアの大統領がアメリカとの国交に積極的でないのでこの援助が打ち切られ、コーヒー栽培に近年陰りが見られるようですが、現在でも積極的にコーヒー農家はこのユンガスでコーヒーを栽培しています。

ユンガス地方のカラナビとコロイコは有名なコーヒーの産地。

首都ラパスからユンガス地方へ行くには車1台がようやく通れる道として知られるデス・ロードが有名です。断崖絶壁を横目に細い道を通るこのデス・ロードはボリビアの必見スポットとしても知られます。命の危険がありますので、この道を通ることはあまりおすすめしません。

ここを通って、ボリビアコーヒーの産地であるカラナビ、コロイコに行くことができます。最近では道ができてデス・ロードを通らなくても大丈夫になったという話も聞きます。特に、コロイコはラパスに住むボリビア人がバカンスで訪れる場所で、観光地です。

のどかな小さな町ですが、自然に囲まれたのんびりできる場所です。そして年中温暖な気候ですので年中寒い気候のラパスに住む人々がここを訪れる理由がわかります。ぜひ、おいしいコーヒーを飲むこともかねてこの町を訪れてみてください。

高原の町ブエナ・ビスタの絶品コーヒー

ボリビア第二の都市サンタクルス近郊の町ブエナ・ビスタ

ボリビアコーヒーの90%以上がユンガス地方で栽培されています。ただ、ユンガスのコーヒーだけがボリビアコーヒーではありません。ボリビア第二の都市サンタクルス近郊のブエナ・ビスタという町でも積極的にコーヒー栽培がおこなわれています。

少し高地にある熱帯のこの町は、熱帯でありながら涼しく外国人にも人気の町となっています。観光地として多くの旅行者がやってきます。この町でつくられるコーヒー豆は先進国にも出荷されておりスターバックスやドトールといった大手の企業にも提供されています。

ボリビア人に聞くとそれは知らなかったという人がほとんどです。もちろんブエナ・ビスタのコーヒーはおいしいと現地の人の間では有名ですが。しかし、悲しいかなここでも高品質の豆は先進国へ、残った2流品がボリビア国内へと流通します。

途上国の悲しい現実です。しかし、その残った品質の低い豆で販売されているコーヒーでも十分おいしいので、日本へのお土産にいかがでしょうか?

実際に流通しているボリビアコーヒーを見てみよう

飲みやすく少しフルーティーな後味が特徴のブエナ・ビスタコーヒー

先ほど紹介したブエナ・ビスタコーヒーです。ブエナ・ビスタの町で栽培されたコーヒー豆を利用して販売されているものです。2流品の豆を利用している聞いても十分おいしいのが実際のところです。飲みやすく、フルーティーな後味が特徴。

挽き方に関して言えば、ボリビアコーヒー全体に言えるのですが少し細かすぎるかなというのが正直なところです。なので、全体的にすごく味が濃くなってしまっているのが残念なところ。先進国に輸出されるならおそらくもう少し粗挽きでおいしくいただけるのかなと思ってしまいます。

それでも、濃くて後味の良いコーヒーを味わうことができます。アイスコーヒーやコーヒーゼリーにするのにピッタリなコーヒーなのかもしれません。

右がブエナ・ビスタ。左がユンガスコーヒー

右のイデアルコーヒーもブエナ・ビスタで生産されたコーヒー豆を利用しています。こちらも少し濃いめですが、後味が良くどこかフルーティーな香りを持つ独特のコーヒーを味わうことができます。ボリビアコーヒーはどれも細かく挽いているので味は濃くなります。

濃いめのコーヒーが好きな方にはぜひおすすめしたいです。また左はユンガスでつくられたコーヒーになります。味は同じように少し濃いめで苦みがちょうどよいコーヒーです。

ほとんどが生産地がラパスになっています。それはユンガス地方を表しています。

そして、ボリビアのスーパーマーケットでおかれているボリビアコーヒーたちですが、このほとんどの生産地は首都ラパスになっています。それはユンガス地方の事を表しています。ブラジルコーヒーもボリビアには輸入されていますが多くのボリビア人はボリビアコーヒーを飲みます。

今でも積極的にコーヒー豆が生産されているボリビア。アメリカの援助が打ち切られてコーヒー農家にとっては厳しい状況にあるようですが、温暖な気候と豊饒な土地があるこのボリビアで引き続きおいしいコーヒーが生産されることを願います。

そして、高品質で1流品のボリビアのコーヒー豆が先進国だけではなくてボリビア国内でも出回るその時が来ることを願わずにはいられません。ボリビアにはコーヒーの産地があり、そこは観光地としても知られます。ボリビア旅行を考えておられる方、そしてコーヒー好きな方はぜひ訪れてみてくださいね。

この記事のライター

南米ボリビアに在住。まだまだマニアックな観光地や穴場スポットがたくさんある国ですので、少しづつ紹介できたら嬉しいです。

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