総建設費はなんと17億円!プミポン前国王のために建設された天国(巨大な火葬場)が美しい

総建設費はなんと17億円!プミポン前国王のために建設された天国(巨大な火葬場)が美しい

去る10月25日~29日は、プミポン前国王の国葬の日でした。王宮前広場にて火葬が行われたのですが、一般公開が年末まで伸びたのを機に、(一般公開は11月末までの予定でしたが、12月末までに延長されています。)行ってみることにしました。火葬当日はテレビ中継を見ていましたが、実際に目の前にすると、美しさで息を呑むほどでした。


国民から愛されたプミポン前国王。別れを惜しみ、たくさんの人が涙し、王宮には連日たくさんの人が足を運び、今でもいたるところに写真が飾られています。こんなに愛された王様はいないのではないでしょうか。

昨年の10月13日に国王が死去してからというもの、人々は喪服期間に入りました。黒い服装をした人々で溢れるタイ。日が経つごとに街の中から黒い服が姿を消していった印象はありますが、皆派手な格好をしないよう気をつけていたかと思います。私も思い返せば黒い服ばかりを着ていました。現在はカジュアルな格好をしている人が多いですが、寺院や王宮、高級ホテルに行くときくらいはドレスコードを意識しましょう。

10月25日~29日、5日間にわたる国葬の儀式が行われ、火葬は10月26日。火葬当日、私は家でテレビ中継を見ていました。テレビ中継を見ているだけでも身の引き締まる思いで、自然とテレビの前でくぎづけに。日本からも、秋篠宮ご夫妻がお越しになっていました。国葬期間中には、25万人以上もの人が訪れたのだとか。

プミポン前国王のために建設された巨大な火葬場が美しい

天国をイメージしてつくられたもの

サナームルアン(王室前広場)では巨大な火葬場が建設されています。去年10月に前国王が死去した直後から建設が始まっていて、約1年の歳月をかけて完成させたものなのですが、黄金色に輝く建物は、それはそれは美しいものです。

王族が死後に戻って暮らすと信じられている、天国(ヒンズー教の世界観の軸となる黄金のメル山の上にあるもの)をイメージしてつくられたそう。「プミポン前国王のために建設された天国」なのですね。総建設費は17億円とのことで驚きです。火葬するためだけにつくられたこの建造物を見るだけでも、プミポン前国王への感謝や愛が伝わります。

どこから見ても完璧な美しさ

王宮裏に到着すると、入り口で荷物検査と服装チェックがありました。身分証明のためにパスポート提をし、パンフレットとバッチを頂きました。その後白いテントに案内されるので、指示があるまでそこで待機します。待機中はボランティアの方々が、水やお菓子を配ってくれます。しばらくして指示があり、中に入ります。

まわりにはさまざまな動物の仏像が

待ち時間はそんなにありませんでしたが、火葬場は凄い人でした。社会科見学のように、学生の団体もたくさん。パネルから、葬儀に使われた品物まで、さまざまな展示物があります。天井も装飾があったりして、どこから見ても完璧な美しさ。職人たちが気持ちを込めてつくったのでしょう。

プミポン前国王の生い立ちが解説されていたりして、歴史に触れることもできました。愛用されていたグッズなども展示されています。プミポン前国王をしのぶビデオが流れてきたときに、タイ人は涙を流しながら見ていて、私もついつい涙が溢れます。

葬儀で使われた棺

ここでの写真撮影はokですが、ビデオ撮影は禁止されていたかと思います。出口にて、入り口で配られたバッチを回収されます。

普通は火葬場で写真撮影をすることはありませんが、今回は特別で、タイ人も写真撮影をしています。タイ全土のあちこちにある寺院にも火葬場はあるものですが、カメラを向けることはありません。マナー違反というわけではありませんが、小さい頃からそう親に教えられているのだとか。火葬場だとは知らずに、写真をたくさん撮る観光客は多いですが、タイ人はあまり写真を撮りません。

暗くなるとライトアップされて幻想的

開場時間は午前7時から午後10時、ライトアップは18時からです。
昼の雰囲気も夜の雰囲気も楽しみたかったので、私はここへ2度足を運んでいます。
夜はライトアップされて幻想的な空間になりますよ。

美しい建造物

鳥肌が立つほどの美しい建造物。天国という名にふさわしく、偉大なプミポン前国王のためにあるものだと強く思いました。

すごい迫力です

一般公開終了後、この素晴らしい建物も解体が予定されているそうです。取り壊されるのは残念ですが、このような貴重な機会に居合わせることができ、誇りに思います。

この記事のライター

タイ在住5年目の専業主婦です。今でも、カルチャーショックに驚く日々。タイのおすすめ情報や、ローカルな部分をお伝えいたします。

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