1865年開業ミラノの老舗百貨店La Rinascente(ラ・リナシェンテ)を徹底解説!

1865年開業ミラノの老舗百貨店La Rinascente(ラ・リナシェンテ)を徹底解説!

ミラノの1番の観光スポット大聖堂Duomoの横に位置する老舗百貨店La Rinascente(ラ・リナシェンテ)は面積は小さいながらも全部で9フロアあり見応え十分。自分へのご褒美や大切な人へのプレゼント、人へのばら撒き用のお土産を探すのにも最適なスポット。フロアごとの紹介から観光中のトイレ情報まで書いていきます!


その魅力は何といっても好立地

La Rinascenteの外観。

ミラノの中心、大聖堂ドゥオモの横という好立地にある百貨店La Rinascente(ラ・リナシェンテ)。開業は1865年という超老舗で、イタリア各地に11の店舗をもつ高級百貨店チェーンです。
外観も屋内もとてもシンプルな作りとなっているので同じヨーロッパでもパリやロンドンの派手な百貨店とは大違い。広さもそこまでないですが雑貨からファッション、食品まで幅広いジャンルのアイテムが揃う伝統的な百貨店はミラノでここだけ。観光の合間のショッピングやお土産探しに最適なスポットです。

1950年のLa Rinascente。

1950年と今のLa Rinascenteの外観写真と見比べても周りを含め、ほとんど変わってないのがさすがイタリアという感じですね。明らかに違うのはLa Rinascenteが位置するCorso Vittorio Emanuele II(ヴィットリオ・エマヌエレ・セコンド通り)は今は車が通れない歩行者天国になっていることくらいです。

百貨店内の全9フロアをを徹底解説!

地下一階。

まず、地下一階からスタート。このフロアはデザインスーパーマーケットと呼ばれるデザインプロダクトのセレクトショップとなっています。ハイブランドの家具から文房具に本、日本の無印良品もMUJI TO GOという名前で入っています。カフェテリアもあるので休憩もできます。
この地下一階は地下鉄のDuomo駅の改札とも繋がっているので人が多い地上に出ることなくすんなりと百貨店に入ることができるのでアクセスの面でも良いです。
イタリアのプロダクトだけでなくインターナショナルな家具や雑貨が並ぶフロアとなっているので個性的なお土産がきっと見つかるでしょう。

1階から見た地上階。

その上は地上階とも言われるゼロ階。(ヨーロッパは日本でいう1階がゼロ階、2階が1階とカウントされていくので気を付けましょう!この記事でのフロア表記はすべて現地のもので書かせていただきます。)地上階には日本の百貨店と同じように化粧品売り場となっていて、コスメティックや香水がメインに売られています。奥には時計やジュエリー、めがねなど小物アクセサリーも並んでいます。

1階(日本でいう2階です。)

そして1階はラグジュアリーブランドの中でも誰もが知るトップブランドが並びます。この階は女性ものの鞄やアクセサリーなどがメインに置かれています。それぞれのお店の面積が小さいので路面店に比べると品揃えはあまり良くないですが有名どころのブランドをまとめて見ることができるので、特に「これが欲しい!」と決まっていなくて複数のブランドの商品を見比べたい時には便利です。

2階、3階はメンズ服売り場。男性に人気のブランドが並んでいてカジュアルウェアからスーツなどのフォーマルウェアまで揃いますし靴や下着なども充実しています。

続いて4階、5階はレディース服売り場。4階の方が年齢層が低く20代から30代向け、5階はマダム層のアイテムが並んでいます。やはりハイブランドのものばかりが揃うのでお値段は高いですがここを回ると最新のトレンドがわかります。

6階は子供服売り場。ベイビーからキッズサイズまでの洋服から鞄などのアイテムが揃い、大人サイズだったら欲しい!と思うくらいハイセンスな子供服ばかりが並んでいて見ているだけでもうっとりしてしまいます。

7階はインテリア・雑貨売り場。キッチン用品からベッドリネン、バスルーム周りのアイテムまでおしゃれなインテリアグッズが勢揃いしています。また、だいたい11月くらいからクリスマスアイテムが一気に並び店内はさらに華やかになります。ツリーのオーナメントやスノーボールなど心をくすぐられる商品がずらりと並びます。

そして最上階の8階。ここは食品売り場となっています。日本のデパ地下のような現地の人が利用するようなところではなく観光客がお土産として買うような綺麗なパッケージングがされた商品が多い印象です。イタリアらしいお菓子やオリーブオイル、バルサミコ酢、缶詰や瓶詰めなどがたくさん取り扱われているのでここに来ればとりあえずお土産は買えるでしょう!また、この階にはレストランも併設されていてテラス席も設けられています。ここからはドゥオーモ広場を見下ろすことができ、さらに大聖堂はすぐ隣という贅沢な立地で食事を楽しむことができます。ちなみに小さな回転寿司屋もあります。もちろん日本人経営ではないですし、立地のせいもあり値段も高いので日本人の方にはあまりおすすめはしません!

観光中のトイレ休憩にも最適!

ヨーロッパの観光中に意外と困るのがトイレ。駅でもたまにトイレが設けられていますが必ずお金を支払わないといけません。イタリアには気軽に入れるコンビニなどは存在しないですしバールやファストフード店でも何かを頼まないと使わせてもらえないところがほとんど。そんな時に助かるのがLa Rinascenteのトイレです。(笑)
トイレ利用は無料で5階(婦人服売り場)と8階(食品売り場)にあります。百貨店なので割と綺麗ですし、イタリアのトイレあるある「トイレットペーパーが切れてる!」「水が流れない!」「とにかく汚い!」なんてことはあまりありません。(たまにありますが...)トイレの数も多く設けられていますが、女性トイレはだいたい長蛇の列ができているので前もって行くようにした方が良いでしょう。

ショーウィンドウはまるでアート展のよう

そしてLa Rinascenteの見どころといえばショーウィンドウ。ショーウィンドウのディスプレイは1週間だったりそれよりもっと短い期間で変わるのですが、毎回デザイン性が高く凝っている展示はもはやアート。さすがデザインとモーダの街ミラノという感じで思わず足を止めて見入ってしまいます。イタリアは何年も不景気だと言われ続けていますがこのショーウィンドウだけは常にバブリー。クライアントは百貨店に入っているラグジュアリーブランドがほとんどですが、市内のイベントや有名デザイナーとコラボしたりしている時もあるので前を通る時はぜひ注目してみてください!

ある時のショーウィンドウ。

毎日営業しているのも嬉しい!

気になる営業時間ですが毎日オープンしていて、月〜木は9:30-21:00、金・土は9:30-22:00、日曜日は10:00-21:00と夜までやっているので観光を楽しんだ後に駆け込むこともできます。金曜日に関しては24時まで営業する場合もあります。レストランは毎日24時まで営業しています。祝祭日は休業していますのでお気を付けください。

この記事のライター

フリーランスデザイナー・ライターのaikaです。15歳からミラノに住んでいます。現地のライフスタイルや観光情報をお届けします!

関連するキーワード


ミラノ イタリア

関連する投稿


生ハムの町パルマは観光地としても魅力的!イタリアの食と芸術を贅沢に味わおう!

生ハムの町パルマは観光地としても魅力的!イタリアの食と芸術を贅沢に味わおう!

イタリアはエミリア・ロマーニャ州に位置している小都市パルマ。生ハムやパルメザンチーズで有名なこの町は、観光地としても見所たっぷりです。イタリアの伝統文化や芸術の底力を感じさせてくれるこの町で、食、美術、音楽、ショッピングまで、イタリアの良さを短期集中で上手に堪能するために、私の個人的なおすすめポイントをご紹介します!


ミラノ近郊都市ベルガモのオリオ・アル・セリオ空港で楽しめるショッピング!

ミラノ近郊都市ベルガモのオリオ・アル・セリオ空港で楽しめるショッピング!

オリオ・アル・セリオ空港は、格安航空会社専用ともいえる空港ですが、空港内でのショッピングに関しては大型の有名空港と比較してもなんら遜色ありません。イタリアならではのとってもオシャレなショップたちがギュッと詰め込まれているので、効率よく回れます。この記事では、私が特に気に入っている空港内のショップをいくつかご紹介します!


斜塔だけじゃないピサの魅力をご紹介!空港アクセスや食事情、ショッピングも!

斜塔だけじゃないピサの魅力をご紹介!空港アクセスや食事情、ショッピングも!

ピサと言えばピサの斜塔で有名なイタリア屈指の観光地ですが、実は斜塔以外にも見所はたくさんあります。それぞれ毛色の違ったレストランでトスカーナ州のグルメに舌鼓を打ったり、プチプラ・ショッピングを楽しんだり、美しい歴史的建造物を訪れたりしながら、斜塔までの道のりを最大限に楽しむためにおすすめのスポットをご紹介します!


ボローニャ旧市街で観光するなら知っておきたいディープな情報をご紹介します!

ボローニャ旧市街で観光するなら知っておきたいディープな情報をご紹介します!

学生の町として有名なボローニャは、日本人にはあまり馴染みのない町かもしれません。ですが実は隠れた名所や、それにまつわる数々のエピソードが語り継がれている興味深い町なんです。超有名都市間の移動途中に立ち寄ることのできる便利なポジションを利用して、コンパクトにボローニャの町を楽しむためのポイントをご紹介したいと思います!


アマルフィ海岸を見に行こう!カプリ島などの周辺スポット情報も一緒にお届け!

アマルフィ海岸を見に行こう!カプリ島などの周辺スポット情報も一緒にお届け!

イタリアの南西部、ティレニア海に面する美しい海岸線アマルフィ。ユネスコ世界遺産にも登録された、断崖絶壁に立ち並ぶカラフルな家々と青い海と花々が織りなすコントラストは、この地域でしかお目にかかることのできない絶景です。この記事ではそんなアマルフィ海岸を訪れる際に知っておきたい基本情報とおすすめスポットをご紹介します!


最新の投稿


インドネシアのお土産はバティックだけではありません。欧米人に人気のインドネシアの木彫り

インドネシアのお土産はバティックだけではありません。欧米人に人気のインドネシアの木彫り

インドネシアのお土産の代表といえばバティック(布)ですが、実は欧米人には、インドネシア各地の木彫りが大人気です。住宅環境のせいもあるかもしれませんが、日本人はあまり目をむけていない木彫り。博物館や美術館には、木彫りの物があり、見ることもできますが、各地の特徴があり手に入りにくい貴重なものも多いのです。ベルギーには専門の雑誌まであります。日本人がよく利用するお店には取り扱いが少ないこともありますが、各民族の伝統が反映された面白いものや、味のあるもの、1つとして同じものがないという高価なものもありますので、購入できるお店とあわせて紹介します。


【ベトナムホーチミン】ローカルスパでオイルマッサージとボディスクラブを初体験!!

【ベトナムホーチミン】ローカルスパでオイルマッサージとボディスクラブを初体験!!

ベトナムに来てから、ベトナムはマッサージ天国なんだよ〜多くの人が教えてくれました。いいサービス、良心的な価格でリラックスできる娯楽として海外から来た人だけでなく、ローカルの人々もたくさん利用しているようです。今回は私が現地の女性たちに連れて行ってもらったローカルのCoconut Spaというマッサージ屋さんを紹介します


コーヒー好きにたまらない、カフェ天国のジャカルタ人気カフェめぐり

コーヒー好きにたまらない、カフェ天国のジャカルタ人気カフェめぐり

インドネシアはコーヒーの生産量・輸出量が世界第三位です。コーヒー栽培は植民地支配していたオランダが持ち込んだものですが、インドネシアの気候にあい地域や各島ごとに特徴あるコーヒーが作られています。国内のコーヒーメーカーも多く、インドネシア人が気軽に楽しむ、インドネシア独特の飲み方のコーヒーから、若いオーナーがこだわってブレンドしたコーヒーを出すカフェ、インスタ映えするお洒落カフェまで様々です。おなじみスターバックスでもインドネシア各地のコーヒー豆を使ったコーヒーもだされているので、ジャカルタにきたらコーヒー好きの人には天国です。インドネシアのお土産として最適なコーヒーや、幻のコーヒー、今話題のカフェなどを紹介します。


人生初マウイ島!島で最も歴史のある町、ラハイナタウンで自転車を借りてフラフラとサイクリングで散策してみた

人生初マウイ島!島で最も歴史のある町、ラハイナタウンで自転車を借りてフラフラとサイクリングで散策してみた

自然いっぱいのマウイ島を満喫するために自転車をレンタルしてみました!出だし好調でしたが思った以上に登り坂が多く苦戦!運動不足の足が悲鳴をあげながら、美しい海と平原を冒険してきました!今回はラハイナ地区のマップ、マウイ島でのバイクレンタルの価格、またサイクリング中に見つけた美しい景色の写真などを紹介します。


街中が世界遺産!街歩きが大好きな人にオススメの場所、ベトナムのホイアンの魅力とは?

街中が世界遺産!街歩きが大好きな人にオススメの場所、ベトナムのホイアンの魅力とは?

ベトナムのハノイとホーチミンの間にダナンというベトナム第3位の都市があります。ダナンから南にバスで1時間ほどの場所に、ホイアンという街があります。ホイアンはとても小さな街ですが、街中が世界遺産になっていて、建物がとにかくとても可愛いんです!歩くだけでもとても楽しい気分になるので、街歩きが大好きな人にぴったりの場所です。


アクセスランキング


>>総合人気ランキング