高原の美しい町ブエナ・ビスタ!コーヒー好きにはたまらないボリビアの隠れた観光地

高原の美しい町ブエナ・ビスタ!コーヒー好きにはたまらないボリビアの隠れた観光地

ブエナ・ビスタとはスペイン語で良い眺めという意味があります。その言葉を町の名前にあてはめたボリビアの町があります。このブエナ・ビスタは少し高地になっていて隣接する密林地帯の絶景を眺めることができます。まさにブエナ・ビスタという名前にピッタリ。しかもこの町はボリビアの有名なコーヒーの産地です。そんなブエナ・ビスタをご紹介


ブエナ・ビスタへはボリビア第二の都市サンタクルスから行こう

サンタクルスからはヤパカニ行きの乗り合いタクシーで

ブエナ・ビスタへのアクセスとしてはボリビア第二の都市サンタクルスからが簡単です。コチャバンバからでも長距離バスに乗って通過する町なので途中下車することも可能ですが、サンタクルスからの方がアクセスは便利です。

ブエナ・ビスタへ直接向かう乗り合いタクシーはありません。ブエナ・ビスタよりもさらに先に向かうヤパカニ行きの乗り合いタクシーに乗って到着できます。距離はおよそ110㎞ほど。2時間ほどで到着します。ヤパカニ行きの乗り合いタクシーは必ずブエナ・ビスタを通過しますから下車する旨を運転手に伝えてください。

クーラーのない乗り合いタクシーで出発

乗り合いタクシー乗り場はサンタクルスの2番環状のキリスト像の近くと、エクス・テルミナルと呼ばれる乗り合いタクシーが集まっている場所にヤパカニ行きの乗り合いタクシーがあります。乗り合いですので、1台に着き乗客が揃わなければ出発しません。

予定がスムーズにいかないのがボリビアのリズムです。また乗り合いタクシーも満員で出発しますが、たいていの車にはクーラーがついておらず熱帯の町をクーラーなしの長距離移動は時にこたえます。なので、水分補給だけは忘れないようにしましょう。

サンタクルスから北のモンテーロという町を経由して西へ向かいます。そして、2時間ほどでブエナ・ビスタへ到着します。

まさに良い眺め!ブエナ・ビスタの高台から見る景色

町の広場に乗り合いタクシーは到着

少し閑散とした雰囲気が漂う静かな町の広場に乗り合いタクシーは到着します。そしてここで降りてブエナ・ビスタの町を散策することになります。レンガで舗装された道が印象的な町ブエナ・ビスタ。ここは少し高地に造られた町で、熱帯地方でありながら気温が涼しいことで知られます。

広場の雰囲気は静かでいい感じ

熱帯の花ときれいに管理された植物が印象的な広場。サンタクルスの町の喧騒が嘘のように、静かで穏やかな時間を過ごすことができます。町もゴミがあまり落ちていなく清潔に保たれており、この町を気に入った外国人が移住することもしばしば。静かで涼しい環境はやはり外国人には人気の様です。

町の手工芸品などのお土産屋さん

そして、ボリビアでお土産として買って帰りたいのは手工芸品。特に田舎の町では独自の商品がプロデュースされていることもあり、日本に買って帰りたいところ。かわいらしい手工芸品を手に入れることができるでしょう。

そして、いよいよ高台から見える絶景を見に行きましょう。良い眺め!ブエナ・ビスタの町の意味をぜひ見たいです。

町の広場の近くから見える一面の密林地帯!

町の高台から見える絶景。まさに良い眺め!という町の名前をもらい受けるにふさわしい絶景です。まさにブエナ・ビスタ。この一面に広がる密林地帯の緑の深さは写真だけでは伝わりきれないほど心に突き刺さるものがありました。まさに、地球の作り出す深く美しい緑。

この密林地帯に世界遺産にも認定されている国立公園があります。その名はアンボロ国立公園。熱帯の多種多様な動植物を見学することができます。キャンプで泊まり込みで見学するそのツアーはブエナ・ビスタにある旅行会社から申し込むことができます。

この密林地帯の中には野生のピューマもいると評判です。もちろんキャンプツアーでは安全は保障されていますが、豊かな大自然と共存する熱帯ならではの動植物を見ることができるのは嬉しいですね。アウトドア好き、野生動物や植物に興味がある方はぜひツアーに参加してください。

ブエナ・ビスタはボリビアコーヒーの産地でもある

右のIdealという会社はブエナ・ビスタで獲れたコーヒー豆を使用しています。

ボリビアは実は世界的にも評価の高いコーヒーの産地です。首都ラパスの北にある熱帯地方ユンガスのコーヒーは有名で、日本にもユンガスのコーヒーが輸入されています。熱帯地方にありながら少し涼しい場所がコーヒー豆の産地として良いようで、このブエナ・ビスタもコーヒー豆の産地として知られます。

ブエナ・ビスタのコーヒー豆を提供しているのはIdealとAGRICABVという会社です。前者の方は上の写真の右側のもの。左側はユンガスでとれたコーヒー豆を使用しています。特にIdealのコーヒーは飲んだ後にフルーティーな香りがして飲みやすい味が特徴です。値段も250gで11ボリビアーノ(180円ほど)で安価で飲めるのが魅力的。

カフェ・ブエナ・ビスタはこちらになります。

そしてもう一つの会社が提供しているブエナ・ビスタのコーヒーは、カフェ・ブエナ・ビスタとして売り出しています。ボリビア国内でもこちらの方が知名度が高いです。味もスッキリとした飲み心地とマイルドな味わいが癖になります。こちらはだいたい40ボリビアーノ(650円ほど)前後で売り出されています。

Idealと比べてしまうと少し割高に感じますが、味の好みは飲む人によると思います。日本へのお土産にもおすすめですと言いたいところですが、実はボリビア国内で生産されるコーヒー豆の上質のものすべてはアメリカやヨーロッパ、日本といった先進国に輸出されます。

そして、残った2流品の豆がボリビア国内に流通されるというからくりがあります。なので、日本でもボリビア産のコーヒーを見かけることがありますが、実はそちらのほうが1流品だと考えると少し悲しくなります。これがコーヒーの産地の途上国あるあるです。

実はこのブエナ・ビスタのコーヒー豆はボリビア国内のスターバックスや世界ではドトールにも卸されているらしく、高く評価されているコーヒー豆です。コーヒー工場もあり、見学できるそうなので、コーヒー好きな方はそちらを見学することもおすすめです。

工場内にはスタバやドトールに卸している証明書の様なもの展示されているそうな。

少し足を伸ばして、日本人移住地へ

ボリビアに根付く日本人の文化を体験しましょう

ブエナ・ビスタから40分ほど西へ向かった場所に、サンタ・フェという町があります。そこからサンファン行きの乗り合いタクシーに乗って、サンファン日本人移住地に向かうことができます。ここは日本人であるならぜひ行っておきたい場所です。

日本の九州出身者によってつくられた町で、移住60周年を越えた町です。ボリビア政府からの誘いでたどり着いたこの場所にはブエナ・ビスタから眺めたような密林地帯しかありませんでした。そこから一から町を開拓して今現在に至ります。

日本人居住区ですから、日本語が通じます。たくさんの日本人が居ます。そして日本食を存分に味わうことができます。ぜひ、ブエナ・ビスタから少し足を伸ばしてこの日本人の住む、そして日本人が作った町を見て、日本の文化をボリビアの地で体験してほしいと思います。

ヤパカニでは、貴重な魚を食べられます

魚の養殖が盛んな町、ヤパカニ

サンファン日本人移住地から20分ほどの場所に、ヤパカニという大きな町があります。サンタクルスから乗った乗り合いタクシーの終点がこの町。特に見どころはありませんが、6万人以上の人が住む巨大な町でこの近隣の経済を支えている町です。

実はこのヤパカニは魚の養殖が盛んです。なので、レストランで魚をふんだんに食べることができるのが魅力。なぜ魅力か。それはボリビアは海のない内陸国であって魚があまり流通していません。ボリビア人は牛肉や鶏肉を好んで食べますが、手に入りにくい魚はあまり食べません。

しかし、このヤパカニでは養殖がおこなわれているので気軽に魚を食べることができます。町でも人気のレストランで魚のコース料理を頼んでみました。

タンバキという魚のスープ。

最初に出てきたのはタンバキという魚の身がふんだんに入ったスープ。脂がのりまくったその味はまさに絶品。ボリビアに滞在していると魚を食べる機会はほとんどありません。なので、貴重な魚を食べられる瞬間ですのでうれしかったです。

正直、これだけでお腹いっぱいになるくらいボリュームのあるスープでしたが、ボリビアのコースはこれだけではもちろん終わりません。次がメインディッシュになります。

メインディッシュのパクーのフライ。

メインディッシュはパクーと呼ばれる淡水魚のフライとその下にはたっぷりごはんが敷き詰められています。スープだけでもうお腹一杯だったのですが、メインのボリュームの破壊力に圧倒されました。それでも脂がのりきったその魚の味は本当に絶品です。揚げ具合もちょうどよくおいしかったです。

ボリュームがすごいので胃に負担が相当かかるのでしょうか。地元のボリビア人でも次の日には少しおなかの調子が悪くなるそうです。私自身も少し崩しましたが大丈夫でした。それよりもボリビアでおなか一杯魚を食べられることのほうが幸せです。

ブエナ・ビスタからサンファン日本人移住地、そしてヤパカニと隠れた穴場スポットを紹介してきました。ボリビアにはまだまだ知られていない観光地や穴場スポットがたくさんあります。もし、ボリビアを訪れる方は今回紹介した町へ行ってみてくださいね。

この記事のライター

南米ボリビアに在住。まだまだマニアックな観光地や穴場スポットがたくさんある国ですので、少しづつ紹介できたら嬉しいです。

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