タイで最も古い都市!世界一高い仏塔(プラパトムチェディー)があるナコンパトム県

タイで最も古い都市!世界一高い仏塔(プラパトムチェディー)があるナコンパトム県

バンコクに隣接している県、「ナコンパトム」をご存知でしょうか。あまり知られていませんが、タイ国内で「一番古い町」とされている都市です。有名な仏塔(世界一高い仏塔プラパトムチェディ)があったりして、観光に来る人も珍しくありません。バンコクを出て探検したい方にはおすすめです。ナコンパトム県と有名な仏塔についてご紹介します。


タイで王道な観光都市といえば、バンコク・パタヤ・プーケット・チェンマイあたりですよね。少しタイに詳しい人は、クラビ・カンチャナブリー・ホアヒン・カオヤイ・カオコーあたりもご存知でしょう。今回ご紹介するナコンパトム県については、知らない人がほとんどだと思います。

バンコクに住んでいる日本人でも、お寺などに興味のない人は知るきっかけがないはずです。「バンコクから出て少し探検したいな」という気持ちがない限り訪れない場所でしょう。

ナコンパトムは中央平原部にあり、バンコクの西側にあります。バンコクの市街地は、ナコンパトムまで広がっているようです。大型ショッピングセンターなども見かけました。高い建物も次々と出来ているようです。

バンコクに隣接しているため、ナコンパトムに住んでバンコクに通勤する人もいるのだとか。ただ、一言にナコンパトムといってもかなり広いです。栄えているところはバンコク寄りの一部と、有名な仏塔の周辺ぐらいで、あとは普通の田舎のイメージでした。バンコク寄りの一部と有名な仏塔の周辺は、道路も広々していますが、渋滞することもしばしば。観光で来た車に対して、駐車場がまったく足りていない様子でした。

有名な観光都市には、リゾートや宮殿など、コレといったアクティビティがあるものですよね。少し地味なナコンパトムでコレといったものといえば「仏塔」です。ナコンパトム県と有名な仏塔についてご紹介します。

タイで最も古い都市「ナコンパトム県」とは

ナコンパトム県はタイ中部の県のひとつです。バンコク、アユタヤ県、カンチャナブリー県、スパンブリー県、ノンタブリー県、サムットサーコーン県、ラーチャブリー県と隣接しています。電車でも行くことができるので、バンコクを出て探検したい方にはおすすめです。首都バンコクから50km離れた県で、1時間30分程度で行くことができますよ。

ナコンパトムは「最初の町」と言う意味です。そのため、バンコク西部にあるこの町は、「タイで最も古い都市」といわれています。インドシナ半島で最初に仏教が伝わり、「初めて仏塔が建てられた地」ともされています。

高さが120メートルを超える世界一高い仏塔「プラ パトム チェディー(Phra Pathom Chedi)」は、ナコンパトムのシンボルでもあり、有名な観光地です。プラ パトム チェディー以外の観光地といえば、人間とワニが格闘するショーが見られる動物園や、B級グルメが楽しめるプラパトムチェディー夜市でしょう。プラパトムチェディー夜市は、プラパトムチェディーの境内の一角に出現するので、夕方行けばまとめて楽しめます。巨大な仏塔を眺めながら、安くておいしいB級グルメを食べ歩くのがおすすめです。

・「サンプラーン エレファントグランド&ズー」
クロコダイルショー、マジックショー、エレファントショーなどのアトラクションが毎日開催されていて、園内には数千匹のワニがいます。象とワニを主体にした動物園で、バンコクから車で約1時間ほどで行くことができるところにあります。エレファントショーは他の場所で行われるものとは一味違います。単なる象の曲芸ばかりではなく、タイ人が昔どのように象を使っていたかを学べるのです。象を捕らえる時の狩の様子や、古代ミャンマーとの戦争のときに象をどのように用いどのように戦ったかなど、タイ人と象の歴史を知ることのできるとても興味深いショーとなっています。

外国人大人料金 550バーツ/ 外国人子供料金 350バーツ
タイ人大人料金 100バーツ/ タイ人子供料金 60バーツ
(タイでは外国人料金が設定されていることが多いです)


・「プラパトムチェディー夜市」
16時過ぎころから、プラパトムチェディーの境内の一角に出現する巨大な屋台街で、1959年から続く老舗夜市です。たくさんの屋台が年中無休で営業していて、いつも人で賑わっています。営業時間は16時頃から22時頃までです。
プラパトムチェディーは駅からはすぐのところにあるので、駅からもわかりやすいでしょう。ただし、鉄道は便が少ないので、帰りは注意が必要です。帰れなくなるのは困りますよね。また、地方の町の夜なので、安全面にも注意してほしいものです。バンコクでは英語が通じることも多いですが、ナコンパトムでは基本的に英語が通じません。これらを考慮した上で計画をするとよいでしょう。タイを旅行する際に、ガイドやチャーター車を頼んだりする人も珍しくありません。私もチャーター車を利用したことがありますが、とてもスムーズで良かったです。

今回は自分の車で行ったのですが、大通りを走っていたかと思えば、急に田舎すぎるところに出てしまったり、かなり極端な印象があります。コレといった観光地は少ないですが、プラ パトム チェディー周辺は、ローカルながらもさまざまな飲食店や新築のホテルが立ち並んでいます。

バンコクを出て、ローカルな雰囲気を楽しみたい人にはいいかもしれません。大人の遠足といったところでしょうか。このローカルさが新鮮に感じられることでしょう。

世界一高い仏塔「プラ パトム チェディー」はライトアップも綺麗!

この日は、有名な仏塔の近くのホテルを予約していました。地図によると、「プラ パトム チェディー」まで2キロほどのところにあるホテルです。夕方まで用事があったので20時くらいにチェックインを済ませ、その後世界一高いといわれる仏塔を見に行くことにしました。

すぐ着くだろうと思っていたのですが、誤算がありました。。
この日はロイカトン(満月の夜に行われるタイの有名な伝統行事)の翌日の土曜日で、かなり渋滞していたのです。

仏塔は車から見えているのに、いっこうに中へ入れる様子がありません。整備する人はいるものの、周辺をぐるぐるぐるぐる回るばかりなのです。プラ パトム チェディー周辺には駐車場スペースがなく、道路沿いに車を停めているようでした。それでも停められる車の数には限りがあります。ほとんどの車が、駐車スペースを探すのに苦労していました。

ライトアップ

ライトアップされた仏塔がとても綺麗です。渋滞はしていましたが、ライトアップを見ながら心を落ち着かせるようにしていました。「早く近くで見たいー!」と思いながらも、渋滞の様子を見るとだんだんと自信がなくなってきます。「入れないかもー」と半分諦めながらも、もう少しだけ粘ります。周辺は、どこからでも仏塔の姿が目に入ります。仏塔に見守られてような安心感を感じますし、この仏塔を中心とした街なんだなと実感できます。

大渋滞

ロイカトンの関係で、お祭り状態になっていたのですね、屋台は路上にまで立ち並んでいます。一瞬中の様子が車から見えたのですが、人で溢れていました。もう9時過ぎているというのに、人が減る気配もありません。

1時間以上粘ったのですが、車を停めれる様子がないので諦めて、翌朝挑戦することにしました。ホテルから2キロなので、すぐに着くかと思ったのですが、予想外なこともあるものです。歩いた方が早い気もしましたが、歩行者用の道でもない気がして挑戦できませんでした。こういうところは、イベント時期を避けた平日に来るべきですね。

ホテルに一泊

プラ パトム チェディーはお預けということで、ただのドライブになってしまいました。ライトアップが見れたのは良かったです!

1泊1000バーツ(3000円ほど)の格安ホテルだったのですが、案外良かったです。新築で清潔感もありました。周辺をドライブしてみてわかったのですが、案外綺麗なホテルが立ち並んでいました。スターバックスが併設されているホテルもあったり、リゾーットっぽい雰囲気のあるホテルもあったり。今度ゆっくり来れる時は、ホテル選びもしっかり行おうと思います。今回は気まぐれです。

タオルアート

早朝の「プラ パトム チェディー」や町の雰囲気が癒される

タイ王室の保護を受ける仏教寺院「ワット プラパトムチェディー」。
その境内にあるのが、世界一の高さを誇る仏塔「プラ パトム チェディー」です。

この日も用事があるためゆっくりはできませんでしたが、早朝6時頃プラ パトム チェディーへ向かいました。もちろん渋滞もなく、スムーズに到着です。この日は時間が早すぎたため入り口からの鑑賞です。(開放時間 毎日8:00〜17:00/ 入場料金60バーツ)

早朝でも参拝に立ち寄る人もちらほらいました。少し聞いてみたところ、通勤前にここの入り口で手を合わせるのが日課なのだとか。私も手を合わせてこの場を立ち去りました。

早朝だと、僧侶の姿も見ることができます。また、神聖な雰囲気の中で手を合わせると、心が浄化された気分になり、新たなエネルギーをチャージできます。

仏塔

この世界一高い仏塔「プラ パトム チェディー」は、2005年に世界遺産の登録申請を出しているのだそう。しかし、「プラ パトム チェディー」が世界遺産になり周辺の市場移転が余儀なくされることを恐れ、地元住民が抗議をしたのです。そのため、いまだに世界遺産に登録されていません。

歴史的な記録が少ないため、不明瞭な部分は多いですが、この仏塔は1700年以上の歴史があるのだとか。現在は世界一高い仏塔として有名になっていますが、建設当初の高さは40mだったそうです。今では120.45mの高さを誇る、「世界一高い仏塔」になったのはすごいですよね。また、現在に至るまでには幾度かの改修が行われています。現在の形になったのは1851年〜1868年頃だといわれています。

1975年には、仏塔の調査報告(9年の歳月を費やしたもの)を受けて、政府は2500万バーツ近くの費用と6年間の歳月を費やして修復作業を行ったそうです。

正面から

入り口が4箇所あるのですが、どこから見るかで雰囲気がちがいます。正面から見るとちょうど仏像が見えますが、この仏像にはラーマ6世の遺骨が納められているのだそうですよ。

今回は中の様子を写真におさめめることはできませんでしたが、内部にはいくつも仏像が安置されていて、すべての形が異なります。寺全体の大きさは、約300m四方。境内には直径約100m、全周約300mほどの回廊があります。この回廊は僧侶の学校として使用されているので、若い僧侶たちがここで勉強をしている姿を見ることができるでしょう。

時間外は関係者だけ中にいます

境内の一角には、博物館もあります。プラ パトム チェディーに関する装飾品などが展示されていますが、ここは写真の撮影が禁止されているので注意してください。チェディーに関するものだけではなく、ナコンパトムの経済や歴史などについての資料なども見られます。他にも、約2,000年以上も前から、この地に人が住んでいたとされる証拠なども展示されています。
(プラパトムチェディー博物館:水曜日〜日曜日9:00〜16:00 / 入場料金 100バーツ)

早朝ならではの光景

「托鉢(たくはつ)」している様子です。僧侶にご飯や品物をあげることで、タンブン(徳を積む行為)しています。あげた人は、「良いことをさせてもらった」と感謝し手を合わせるのですね。これは早朝にしか見ることができない光景です。バンコクなどでも托鉢の様子は見ることができますよ。

托鉢の時間は一般的に朝6時から8時頃までです。托鉢を行う頻度は人それぞれで、気まぐれな人が多いように思いますが、中には毎日托鉢する人もいますよ。

やり方としては、お供えものを僧侶が持つ鉢の中に入れていきます。(僧侶には触れないように注意)僧侶が経文を唱えてくれるので、ひざまずきましょう。そして、願いごとを唱えながら用意されたお皿に水を注いでいきます。僧侶が清められた水を振り掛けて終了です。移し替えた水は近くの木に与えてください。このやり方は、お寺で経文を唱えてもらうときも同じです。

プラパトムチェディーはタイ国内で最も格式高いお寺のひとつ

プラパトムチェディーはタイ国内で最も重要な寺院のひとつです。タイ国内の王室寺院の中でもわずか6寺しかない最高位の格付けで、非常に格式の高い寺院でもあります。有名な「ワット・ポー」や「ワット・アルン」と同様に、王室の保護を受けているのですよ。

ちなみに、6寺しかない最高位の格付けを得たお寺は、

1 ワット・ポー
2 ワット・アルン
3 ワット・スタット
4 ワット・マハータート
5 ワット・プラ・パトム・チェディ
6 ワット・プラプッタバート

です。

タイ国内で最も格式高いお寺のひとつである 「ワット・プラ・パトム・チェディ」にぜひ訪れてみてくださいね。巨大な仏塔も圧巻ですよ。

この記事のライター

タイ在住5年目の専業主婦です。今でも、カルチャーショックに驚く日々。タイのおすすめ情報や、ローカルな部分をお伝えいたします。

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