壮大かつ偉大なる大湿原!パンタナルをブラジル側からとボリビア側から見てみよう!

壮大かつ偉大なる大湿原!パンタナルをブラジル側からとボリビア側から見てみよう!

ブラジルとパラグアイ、ボリビアと3カ国をまたいでいるパンタナルと呼ばれる大湿原。熱帯の動植物の宝庫とも呼ばれ世界遺産にも認定されています。そして南米大陸にあるこの大湿原は世界最大の湿原としても知られます。そんなパンタナルをボリビアとブラジルの国境沿いのそれぞれの町から眺めることができます。その壮大さに圧倒されます。


ボリビアのブラジルとの国境沿いの町プエルトスアレス

特に何もない町

ボリビア第二の都市サンタクルスから長距離バスで10時間、電車でなら18時間。640㎞の距離の所にプエルト・スアレスという町があります。この町はちょうどボリビアとブラジルとの国境沿いの町です。ボリビアの公用語はスペイン語、ブラジルの公用語はポルトガル語です。

この国境沿いの町ではスペイン語とポルトガル語が行き交う独特の文化があります。ブラジルからの流通が良く、ブラジル人もボリビアの方が物価が安いので生活用品をボリビアに買いに来たりします。そしてお互いの国境沿いの町はフリーゾーンの様に行き来できるのも面白いところ。

プエルト・スアレス唯一の見どころ

このプエルト・スアレスはブラジルに自由に行けるという事以外は特に見どころも何もない町です。また、灼熱の熱帯地方として知られ、夏場には気温は50℃にまで達することがあります。ボリビア国内でも有数の灼熱の場所として有名です。

そんなプエルト・スアレスに唯一の観光スポットがあります。それがバイーヤと呼ばれる桟橋スポットです。実はこの場所、カセレス湖という湖でブラジルとパラグアイをまたぐ大湿原、パンタナルの一部です。夕焼けに見えるこの湖の景色はとても美しいです。また夜景もきれいですのでぜひ見てほしいです。

昼間見える景色もまた絶景

カセレス湖、湖のはずですが昼間見えるその迫力の景色はまるで大海原を思わせます。どう見ても海にしか見えません。しかし、この景色は湖によるものでアマゾンの大自然が育んだ圧倒的な景色なのです。特に雨季の水量が増す季節は本当に迫力があります。

このプエルト・スアレスはボリビアからブラジルへ旅行する際、ブラジルビザを格安で簡単に取得できることで知られています。なのでビザ取得の通過点という認識の方が多いと思いますが、美しい湖の景色を見ることもできますので、ぜひこのバイーヤを訪れてくださいね。

国境を通ってブラジルへ

ブラジル側から見た景色

先ほども紹介しましたが、このブラジル側の国境沿いの町コルンバまではフリーゾーンに当たりパスポートなしでも入国することができます。その逆もしかりです。しかし興味深いのがボリビアからブラジルに入ると一気に景色が変わります。

ボリビアは南米でも最も貧しい国として知られます。しかしブラジルは南米を代表する先進国です。なのでその差が国境を越えた瞬間に歴然として現れます。この国境越えも2つの国を対比してみていると非常に興味深いものがあります。

そして、ブラジル側のボリビアとの国境沿いの町コルンバの少し高台から見えるパンタナルの景色も美しいです。

晴れた日の景色は圧巻

こちらも同じカセレス湖ですが、緑の湿地帯の部分と湖の青の美しいコントラストが太陽に照らし出されて美しい景観を見せてくれます。本当にアマゾンの大自然の迫力を間近に感じることができるスポットです。

ブラジルのさらに先に進んだ町でパンタナルの本格的なツアーを楽しむことができますが、実はこのコルンバでもパンタナルのジャングルツアーをクルーズ船やボートで楽しむことができます。アマゾンならではの植物や動物に出会えることで好評のツアーです。

料金もそれほど高くなく半日から1日もしくは3日や5日といったプランを選ぶことができます。せっかくコルンバに来られるならこのジャングルツアーを楽しむのもありです。

コルンバの丘から町とパンタナルを眺める

緑が濃く映る景色

コルンバを訪れたならぜひ訪れておきたい場所があります。それは町と大湿原を一望できる丘です。白い大きなキリスト像が目印のこの丘からはコルンバの町を一望できます。そしてその町を覆うように囲まれた大湿原の景色が印象的です。

アマゾンの大自然だからこそ見れる景色であって日本では決して見ることのできない迫力のあるこの景色をぜひ見ていただきたいと思います。コルンバも同じようにボリビアへの入国の通過点として見られがちです。でもこうした見どころが確かにあるのです。

カセレス湖からの夕焼けとシーカヤック

夕暮れ時のコルンバの港

コルンバの夕暮れ時の港の景色はとても綺麗です。港町の独特の景観を見ることができます。石畳に覆われたこの港。やはりボリビアから入国してくると本当に別世界に迷い込んだような気持になります。舗装されていない土の道、土埃、ごみと野良犬。

ブラジルに入るとそうした雑多な景色は一気に消え去りおしゃれな港が姿を現すのです。そうした違いも楽しむことができます。

シーカヤックを楽しめます

実はこのコルンバ側の湖ではシーカヤックに乗って楽しむことができます。アマゾンの大湿原を有したこのカセレス湖の湖をシーカヤックに乗って優雅に美しい景色を堪能できます。

ピラニアにはご注意を

壮大な湖をシーカヤックで、少しあこがれるシチュエーションですが実はこのカセレス湖にはたくさんの魚が居てもちろんその中にはピラニアも居ます。なので、万が一転覆してしまった問いは少し危険です。なのでシーカヤックに乗って遊ぶときにはピラニアには注意が必要です。

夕焼けがとにかく美しい

そしてこの港から見える美しすぎる夕焼け。夕焼けが空だけではなくて湖にまで映り込んだその景色は本当に一生忘れることのできない者です。ブラジルとパラグアイ、ボリビアをまたぐ巨大で壮大な大湿原、パンタナル。アマゾンの大自然が育んだその美しい景色をぜひコルンバを訪れたなら楽しんでほしいと願います。

また、このコルンバとプエルト・スアレス。ブラジルとボリビアの違いを見ることもできますが、カセレス湖に隣接するこの2つの町では湖の幸を存分に味わうことができます。

カセレス湖からの湖の幸を味わおう

ふんだんに川魚が街中で

こちらはブラジルのコルンバの町中から。カセレス湖からとれる川魚に野菜を詰めて焼いて売っている光景です。淡白な川魚も美味しいですのでコルンバを訪れたならぜひ味わってほしいです。

ピラニアスープ

ボリビアのプエルト・スアレスではピラニアが名物料理として知られています。そのピラニアを最もおいしく食べることができるのはスープです。ピラニアスープは本当に絶品です。特にボリビアは内陸国ですので海がありません。魚もあまり流通していないのが現状です。

しかしこのプエルト・スアレスではピラニアの他にもたくさんの川魚がカセレス湖からとれるので魚をリーズナブルな値段で簡単に食べることができるのでうれしいです。ぜひプエルトスアレスに立ち寄ったならピラニアスープを味わってください。

ワニ肉とカレーのコンビネーションはばっちり

また、アマゾンのジャングルさながらこのカセレス湖の湿地帯にはワニが生息しており、そのワニ肉もこのプエルト・スアレスでは名物となっています。ワニ肉料理を味わうことができます。ワニ肉のフライやワニ肉のソーセージなどが売られています。

また1キロ25ボリビアーノ(400円ほど)とそれほど高く無い値段で買えるのも大きな魅力。ワニ肉は鶏肉よりも少し柔らかく、とても美味しいです。そして、カレーと相性が抜群です。もしワニ肉を買って料理するときはカレーと合わせることをおすすめします。

プエルト・スアレスとコルンバ、ボリビア側とブラジル側から見える大湿原の景色は少し異なりますし、お互いの国の文化の違いも見受けることができるでしょう。ぜひブラジルからボリビアへ、ボリビアからブラジルへ陸路で移動される場合はお互いの国境沿いの町を少し散策してください。

ただの通過点だけではなく、国境沿いならではの独特の文化を見ることができます。そして、迫力ある大湿原の景色とふんだんにとれる湖の幸で舌鼓を打ち旅行を楽しんでくださいね。

この記事のライター

南米ボリビアに在住。まだまだマニアックな観光地や穴場スポットがたくさんある国ですので、少しづつ紹介できたら嬉しいです。

関連する投稿


意外なビール産出国?高山地帯の清流からつくられるボリビアビールは世界で一番おいしい?

意外なビール産出国?高山地帯の清流からつくられるボリビアビールは世界で一番おいしい?

南米のボリビアというとウユニ塩湖や首都ラパスをイメージされる方が多いかもしれません。それ以外の事はあまり知らないという方も多いかもしれません。実はボリビアはビール好きにはたまらない国でもあります。ボリビアのビールはビールのワールドカップで世界一にも輝いたことがあります。高山地帯の水からつくられたボリビアビールをご紹介!


地球の裏側南米ボリビアにあるサンファン日本人移住地の歴史資料館に行ってみました

地球の裏側南米ボリビアにあるサンファン日本人移住地の歴史資料館に行ってみました

ボリビアは日本から見れば地球の裏側に当たります。そして、人口のいる都市としては日本から最も遠い場所にあるのがこの南米のボリビアだともいわれています。そんなはるか遠い場所ボリビアに日本から移住した日本人が作った町があります。その名もサンファン日本人移住地。壮絶な開拓の歴史を現地の資料館で見ることができたのでご紹介します!


南米ボリビアでしか採掘できない宝石、ボリビアニータをボリビア旅行のお土産におすすめしたい

南米ボリビアでしか採掘できない宝石、ボリビアニータをボリビア旅行のお土産におすすめしたい

南米大陸の真ん中の国ボリビアにはたくさんの観光資源があります。また天然ガスやリチウム、石油といった文字通りの資源もたくさんある豊饒な国です。そして、ボリビアには、世界でボリビアだけでしか採掘できない貴重な宝石があります。その名もボリビアニータ。ボリビアを訪れた際にはお土産として買っていってほしいこの宝石についてご紹介。


南米ボリビアの牛肉事情!牛の放牧も国民性さながら自由で興味深いものがあります

南米ボリビアの牛肉事情!牛の放牧も国民性さながら自由で興味深いものがあります

南米ボリビアは海のない内陸国です。それでボリビアの家庭に新鮮な魚が流通することは少ないです。川魚はありますが、海の幸がボリビアの家庭に並ぶことはほとんどありません。そんなボリビア人の食を支えているのは鶏肉と牛肉と言って過言ではありません。ボリビア人がよく食す牛肉。その牛肉事情は国民性さながら自由で面白いので今回ご紹介!


南米ボリビアを旅行するときに注意しておきたい野犬事情についてまとめてみました

南米ボリビアを旅行するときに注意しておきたい野犬事情についてまとめてみました

南米ボリビアはウユニ塩湖と首都ラパスが日本でも取り上げられて、いつか行ってみたい地球の裏側の国として知名度も上昇しています。近年目覚ましいほどの経済発展を遂げてはいますがボリビアはまだまだ途上国です。旅行する際には衛生面や治安など注意が必要。そしてボリビアを旅行する際に、気を付けてほしい野犬事情についてもまとめました。


最新の投稿


1週間のバンコク滞在でSIMは必要?バンコクで実際にSIMカード買うならどれがいい?

1週間のバンコク滞在でSIMは必要?バンコクで実際にSIMカード買うならどれがいい?

タイバンコクに滞在の際、SIMカードを購入することにしました。使用していないSIMフリーの携帯を持ち込み、それにSIMカードを入れて使用しました。私たちが選んだSIMカードは、AISという会社のものでした。この会社を選んだわけや、空港でのSIMカード購入までの流れ、実際に使用した感想などをお伝えします


クイーンズランド州最大級のショッピングセンター”パシフィックフェア”へ行こう♪

クイーンズランド州最大級のショッピングセンター”パシフィックフェア”へ行こう♪

”パシフィックフェア(Pacific Fair)"というショッピングセンターを知っていますか?オーストラリアクイーンズランド州最大級のショッピングセンターで400店舗以上のお店が入っています。お買い物を楽しむならココが一番!ゴールドコースト市内から2、30分、しかも無料で行ける方法を詳しくご紹介します!


【スペインの城シリーズ】アルカラ・ラ・レアルの城は街を丸ごと飲み込んでる!フォルタレッサ・デ・ラ・モタ

【スペインの城シリーズ】アルカラ・ラ・レアルの城は街を丸ごと飲み込んでる!フォルタレッサ・デ・ラ・モタ

スペインの城シリーズ、第7回は、アンダルシア東北部にあるハエン県アルカラ・ラ・レアルにあるお城です。お城には、城下町を含めて残っていて、今発掘中という考古学ファンにはものすごく楽しめるお城だと思います。観光地として有名ではないのに、外国人観光客がたくさん来ていました。結構、穴場のおすすめ観光地です。


【ベトナムホーチミン】ビール一缶50円!!現地のスーパーで何が買えるのか紹介します!

【ベトナムホーチミン】ビール一缶50円!!現地のスーパーで何が買えるのか紹介します!

ベトナムのホーチミンにCoopMartというスーパーマーケットがあります。もちろん日系スーパー(日本食材が豊富にそろうスーパー)もありますが、せっかくベトナムにいるなら、現地のローカルスーパーに行ってみませんか?現地の人たちもたくさんくるスーパーで、何が買えるのか、売っているのか、大体の物価を紹介します!


日本人も大好きなBBQ!南米ボリビアではシュラスコと名を変えて楽しまれています!

日本人も大好きなBBQ!南米ボリビアではシュラスコと名を変えて楽しまれています!

休日になると日本人も大好きなBBQ!バーベキューは大切な行事なのではないでしょうか?それは地球の裏側のボリビアでも同じです。特に南米ではシュラスコと名を変えて楽しまれています。そんな南米の特にボリビアのバーベキュー事情ですが、日本のBBQと違って豪快でダイナミックです。現地の牛肉事情とあわせてご紹介します。


アクセスランキング


>>総合人気ランキング