夜景好きさんは必見!広州タワーがいつも以上に美しくライトアップされる広州市の「灯光節」に出かけてみよう!

夜景好きさんは必見!広州タワーがいつも以上に美しくライトアップされる広州市の「灯光節」に出かけてみよう!

広州市のシンボル「広州タワー」をご存知でしょうか?ただ単にシンボルというだけではなく、広州市の有名な観光地の一つでもあるので、昼も夜も地元の人や観光客が多く訪れます。今回は、その広州タワーで毎年11月中旬に行われる「灯光節」の様子をレポートしてきました。特に夜景好きさんは必見ですよ!夜デートにも最適で、要チェックです!


まずは簡単に、広州タワーについてご紹介します。中国語で「広州塔(読み:グァンジョウター)」と呼ばれる広州タワーは、広州市のシンボル的存在です。タワー自体は広州地下鉄三号線の「赤岗塔」駅付近にあります。こちらの駅名は、中国語では「チーガンター」駅です。

ただ、広州タワーが大き過ぎて、赤岗塔駅からだと真上に見上げるような形になってしまいます。そうすると首が疲れるだけでなく、タワー全体を見ることができません。

それで多くの観光客は、通常赤岗塔駅のお隣にある「珠江新城(ジュージャンシンチェン)」駅から広州タワーを見学します。広州タワーは、真下から見上げるよりも全体像が見えた方がずっと綺麗なんです。

では、その広州タワーで毎年秋頃に行われているイベント「灯光節」を覗いてみることにしましょう。(※広州タワーについて詳しくは、今度別記事でご紹介する予定です。今回は、あくまで「灯光節」のイベントについての記事となっています。)

灯光节とは

灯光節とは、毎年11月中旬頃から広州タワーとその目の前にある花城広場で催されるイルミネーションイベントのことです。中国語では「灯光节(ダングァンジエ)」となります。調べたところ、ここ二年ほどは11月の半ばからスタートしていましたが、今年は10月27日~11月19日となっていて、例年より少し早めでした。

中国版グーグルで「2017年灯光节」と検索すると、多くの場合10月27日~2018年5月4日までと出てくるかと思います。でも大抵はその下に詳細な説明があって、「全ての灯光節作品の展示期間は11月19日まで」とあります。

つまり、一部の光のショーは来年の五月までずっと行われていますが、灯光節そのもののいくつかの展示は、11月19日まで(今年はすでに終了)ということです。ですから、もし来年の灯光節に行く計画を立てるとしたら、全ての展示が行われている期間に行って来ることをおススメします。

私は、今年の灯光節が十月末から開催されていることを知らず、友人のSNSで「灯光節行ってきました~」という写真がアップされているのを見て初めて、今年すでに始まっているということを知りました。その時点ですでに最後の一週だったので、急いで行ってきましたよ。

灯光節のイルミネーションの詳細についての説明がありました。

灯光節は、期間中毎晩18:00~22:00まで行われています。一部22:30までライトアップいている部分もあるようですが、せっかくなら22:00までに行って楽しんで来たいですね。

灯光節イベントに関係する機構などの紹介です。

「主会場」とは字のごとく、メイン会場の意味です。なかなか多くの機構が灯光節のイベントに参加しているようですね。

今年の灯光節はもう終了してしまいましたが、見逃した方もご安心ください。まだ情報は公開されていませんが、恐らく大晦日~元旦にかけての期間や春節(中国の旧正月)の際にも、広州タワーとその近辺のイルミネーションの企画があるはずです。「冬はイルミネーションの季節」というのは、日本も中国も変わりませんね。

ではここからは、2017年11月版の灯光節で活躍した光るオブジェをご紹介していきましょう。

2017年灯光節のオブジェ(その1)

毎年灯光節の時季になると、普段は準備されていない特別な光るオブジェが登場します。もし日本だったら、それぞれのオブジェにどういった意味合いが込められているかについての説明書きが作品の手前に用意されていると思います。でも、こちらでは展示作品の付近にそういった説明は一切なく、きっとほとんどの見物客たちも「それが何なのか」は知らないのではと思います。

実は、こちらの記事の冒頭の写真に写っているイルミネーションについての説明の看板に、作品の紹介が書いてあったようです。ただ、とてもさり気なく小さな文字で書いてあって気付きにくいですし、実はこの看板は灯光節をほぼ見終わった後に登場します。もうみんな全部見終わって「帰ろう、帰ろう」となっている時に登場するので、あまり関心を引かないのではないかと思いました。

みんな意味合いよりも、基本的に「綺麗か、そうでもないか」という一つの基準でこれらオブジェを見ているのでしょう。それはそれで、分かりやすくていいですよね!

まず最初に現れるこの行列は一体…?

2017年の灯光節で最初に現れるのは、こちらのオブジェとそこに行列を成す人々です。すでに写真の左手には綺麗な広州タワーの姿を見ることができますね。それにしても、これだけ行列するのは何故でしょうか?

なるほど!みんなこの位置で写真が撮りたかったんですね。

オブジェの正面に行ってみて分かりました。こちらのオブジェは、怪しく光る卵から生まれた広州タワーをイメージしているようです(説明は読んでいないので、このイメージが正しいのかは不明ですが、これは分かりやすいですね)。

卵のイルミネーションはピンクとブルーの二色変化でした。

私の個人的な感想では、正直なところ「素敵!」と言うよりも「ちょっとこの卵の形が気持ち悪い…」と思いました(汗)でも、並んでまでここからの光景を写真に収めたいと思った人たちにとっては、「素敵!」だったのかもしれません。

こういったことは、感性によってかなり変わってくるので面白いですね。でも、「素敵!」とまで思っていなくても、「せっかくここまで来たから」ということであれば、私も納得です。とりあえず、写真を撮れるところでは撮っておいた方があとで後悔がありませんから。

それにしても、卵の奥に見える広州タワーの足元に、何か別の見慣れないオブジェがあるようです。あれが二つ目のオブジェでしょうか?見に行ってみましょう。

2017年灯光節のオブジェ(その2)

卵のオブジェから先は、人の流れを制御するために、一方通行となっていました。(普段はそういうことはありません。灯光節の間だけです。)

右回りで広州タワーを見ることができるようになっています。左回りはできないということを示すために、「右回り!左からの立ち入りは禁止!」という機械音のアナウンスが途切れることなく流れていました。このアナウンスがかなりの音量で、出入口付近はうるさかったです。

こちらは左側の出口です。

上の写真にあるように、係の人がいて、左側からは入ることができないようになっています。先程のアナウンスが大音量なので、よっぽど不注意な人が来ない限り、係の人たちの出る幕はないでしょう。

ちなみに、こちらかなり遠目から写真を撮っています。中国では、警官や政治関係の人や施設の写真を撮ってはいけません。発覚したら、殴りかからんばかりに怒鳴られる可能性があります。日本はこういうところがかなりぬるい傾向があるので、海外では気を付けた方が良いですね。

こちらの係の人たちは、「撮ってはまずい人たち」なのかはよく分かりませんが、基本制服を着ている警官っぽい雰囲気の人にはカメラは向けない方が無難でしょう。今回は暗がりでしたし、かなり遠かったので大丈夫かなと判断しました。

2017年灯光節の第二の光るオブジェです。

こちらが第二のオブジェです。詳しい説明を読まなかった私は、このオブジェにどんな意味が込められているのか皆目見当がつきませんでした。

こちらのオブジェは、周囲の四方から写真撮影が可能なこともあってか、特に行列にはなっていませんでした。こちらも、個人的には「ちょっと気持ち悪い」と感じたのですが、一体何の形なのでしょうか?ちなみに、私たち夫婦は真先に「カニ」を思い出しました。

様々な色に変化していました。

先程の「卵」のオブジェはピンクとブルーの二色だけの変化でしたが、こちらの「カニ(←定かではありません。あくまで個人的なイメージです)」は、ブルー、ピンクに加えて、オレンジ、グリーン、イエロー、肌色(薄ピンク)、グレーなど、かなりたくさんの色になっていて、色的には綺麗でしたよ。

とあるお父さんと可愛らしい娘さんも、この「カニ」の前で記念撮影のようです。ちょうど女の子らしいショッキングピンクに変わったところだったので、良かったですね。

薄いオレンジ色に変化しました。

よく見ると、こちらのオブジェには会社のロゴのようなマークがあります。見ているうちに、だんだんと平仮名の「た」に見えてくるのは、私だけでしょうか?そう思うと、何だか昔のアニメのようでもあり、ちょっと可愛らしい感じもしてきますよね。もちろん、絶対に日本語のわけがないのですが(笑)

広州タワーと第二のオブジェの図です。

最初は「気持ち悪い」としか思わなかったのですが(製作者の方には申し訳ありませんが…)、見慣れてくると、ちょっとだけ「ガンダム」にも見えてきました。不思議なもので、ガンダムと思えば「ちょっとカッコイイかも」と思えてくるんですよね。

2017年灯光節のオブジェ(その3)

では次に、三番目のオブジェをご紹介します。三番目のオブジェは、一つ目や二つ目と比べるとだいぶ地味な印象でした。

2017年灯光節の第三の光のオブジェ

灯光節の三つ目のオブジェは、地味ながらも今までになく「綺麗系」の作品でした。個人的には、少なくとも気持ち悪くはないですし、色も綺麗で好感が持てました。

派手さはないものの、近くで見ると綺麗です。

私と共感できる人が多いのか(?)、最初の二つのオブジェと比べてインパクトが弱いにもかかわらず、こちらのオブジェには人が大勢群がって写真を撮っていましたよ。

2017年灯光節のオブジェ(その4)

だいぶ広州タワーに近づいてきました。ここで、第四のオブジェが見えてきましたよ。

2017年灯光節の四番目のオブジェ

四番目のオブジェは、地球のモチーフでした。何故か土星のような輪に半分だけ囲まれている地球です。こちらのオブジェはなかなか見栄えがするものになっていましたよ。

広州タワーの足元で輝く地球のオブジェ

ついに広州タワーまでたどり着きました!

ここまでで、灯光節に特別に展示されている四つの光るオブジェを見てきました。ついに、広州タワーの目の前まで来ましたよ。

広州タワー正面の光景

広州タワーは、2010年に一般公開が始まった比較的新しい広州市のシンボルです。高さは600メートルということなので、スカイツリーよりも少し低いくらいですね。なかなか高く、迫力があります!

今日はレインボーイルミネーションの広州タワー

やっぱりみんなお目当ては広州タワーですね!一番人が群がっていました。ちなみに、広州タワーは普段から毎晩ライトアップされています。ただ普段は、ブルーやピンク、オレンジなどタワー全体が一色に彩られていることが多いです。

やや曇っていますが、光り輝く広州タワーは存在感があります。

レインボーの広州タワーも時々見かけますが、灯光節期間中のように、ずっとレインボーのままのことは普段ありません。灯光節ならではの演出のようです。

広州タワーからそのまま振り返ると…?

広州タワーがあるのは、北京、上海に続く中国第三の都市広州のど真ん中、最も華やかなエリアです。近隣のオフィスビルの多くが、普段からイルミネーションに参加しています。それで、タワー自体のイルミネーションはもちろん素敵なのですが、実は振り返った反対側の夜景も、なかなかのものなんですよ。

大都会広州の夜景です。

上の写真のスクリーンは、灯光節に特設されたものだと思います。基本的に企業の宣伝のようでした。その後ろに見えるのは、先程見た四つ目のオブジェ「地球」です。周りにあるビル群は、広州タワーとともに毎晩光り輝いています。

広州タワー向かいの広場から見る夜景

平日の夜でしたが、だんだんと人の量も増えてきましたよ。

ここからが灯光節本番です!

実は、ここまでの夜景は全て灯光節のほんの「はじまり」に過ぎません。灯光節の本番は、ここからです!

突然、広州タワーが…!?

私たちがちょうど広州タワーの目の前にたどり着き、見学していると、突然壮大なBGMが大音響で鳴り響き始めました!どことなくスターウォーズを彷彿とさせるような曲です。そして、その壮大なテーマに合わせて、広州タワーのイルミネーション・ショーがスタートしました。

壮大な音楽にピッタリのスケールの大きいイルミネーション

イルミネーションは、BGMに合わせて勢い良く動きます!音楽がどんどんアップテンポになっていくのに合わせて、イルミネーションも目まぐるしく変化し、なかなかの見ごたえです!

タワーの上方部には、しっかり広告がありました。

どこの会社だったか忘れてしまいましたが、広州タワーの上部には企業名がしっかり浮かんでいました。ずっと一つの企業名が広告されていたので、広州タワーのもと締めなのか、今回の灯光節のもと締めなのか、というところでしょうね。「ちゃっかり」と言うよりは、「しっかり」宣伝していましたよ(笑)

少し離れて見ても大迫力です。

灯光節の本番イルミネーションなので、誰も振り返って戻ろうとはしていませんね。大迫力です!

曲が変わったあたりです。

大音響のBGMは、三曲ありました。最初は、スターウォーズさながらの壮大かつ徐々にアップテンポになっていく曲、二曲目は優美な女性が舞っているような情景を思い浮かべる(たぶんそうです!)柔らかな音楽でした。

上の写真は、二曲目に変わった頃のイルミネーションです。壮大さから優しさへ、イルミネーションの色や動きも変えてきていましたよ。二曲目は、全体的にゆっくりとした動きが特徴となっていました。そして、その後三曲目に突入です。

三曲目に入りました。

三曲目は、ジャンル的には一曲目のBGMと同じく、壮大なスケールの曲となっていました。それでも、一曲目はアップテンポだったのに対して、三曲目は壮大さ、雄大さを特徴としていたので、ちゃんとメリハリがついていました。

BGMとイルミネーションの盛り上がりから、フィナーレが近いことが分かります。

三曲のBGMとそれに合わせたイルミネーションの演出から、一連のイルミネーションにはそれなりのストーリーがあるように感じさせられました。約八分間のイルミネーション・ショーとなっていましたが、長過ぎず短過ぎず、途中で見飽きることはありませんでした。思っていたよりも良かったです!

フィナーレです!

誰が見てもはっきりそれと分かる、壮大なフィナーレでした!広州タワーが夜空に輝きます!

圧巻のフィナーレ

広州タワーから発せられる光線が夜空に輝き、なかなかすさまじい光景でした。もうすぐ終わってしまうと思い、多くの人たちはシャッターを押すのに必死になっています。今晩ここへ足を運んだのは、この瞬間を見るためですからね。

最後の最後、レインボーの本体の色も目まぐるしく変化しています。

レインボーのイルミネーションをグルグルと回転させながら、四方八方にレーダー光線を発していて、もう何が何だか分からなくなってきました(笑)

灯光節のイルミネーション終了です。

夜空に鳴り響くBGMが終了するのと共に、広州タワーの八分間のイルミネーション・ショーが終わりました。思っていた以上に見ごたえがあり、良かったです。

(広州タワーは基本的に毎晩イルミネーションされていますが、BGM付のイルミネーション・ショーは、灯光節の期間中だけの特別なイベントとなっています。)

地下鉄方面へ戻る道中の夜景もとっても綺麗です

お目当てのショーが終わったので、とりあえず地下鉄方面に戻ります。混雑が予想される灯光節の期間中は、全体的に右回りとなっているので、人の流れに従って、来る時は左手に見ていた四つのオブジェを今度は右手に見ながら帰ります。

四つ目の地球のオブジェの後ろ側です。

上の写真、指が入ってしまって申し訳ありません。先程の地球のオブジェは後ろから見てもなかなか綺麗でした。

2017年灯光節の風景

都会的なビル群を眺めながらの帰り道です。

広州タワー側を振り向いた光景です。

広州タワーは、遠くから眺めてもなかなか綺麗です。今晩は灯光節のために準備された地球のオブジェがタワーの足元にあって青い光を放っているので、いつも以上に目立っています。

団体観光客と遭遇しました。

写真右側のカップルが目立ってしまいましたが、その後ろの赤い旗に注目しました。明らかに地元の人ではない言語(中国語の標準語に近い言語)を話すおじさん・おばさんの団体が、旗の後に続いていました。

旅行ガイドと思われる旗の持ち主が何故か皆の進行方向に対して逆走しているのが少し気になりましたが、ただでさえ人が多いので、おじさん・おばさん方は遅れまいと早足でついて行っていました。このように、遠方からの観光ツアーにも、灯光節のイベントが組み込まれているようです。

「I LOVE 広州!」

この「GZ」は「広州」の意味です。中国語普通話のピンイン表記(振り仮名のようなもの)が「Guangzhou」なんです。それで、これは「I LOVE 広州」となります。私と同じです!ちなみに、「広州」の発音は「グァンジョウ」となります。

直訳すると「秩序正しく見て、渋滞しないでください」

私が灯光節に行った日は、灯光節最後の週の平日の夜ということもあってか、それ程混雑はしていませんでした。それで、比較的自由に光の展示を見て回ることができましたが、混雑時はあまり長いこと一箇所に立ち止まって写真を撮ったりするのが難しいほどの人の量になるということかと思います。

確かに、中国の祭日の混み具合は日本の比ではありません。旅行でこちらに来られる方は、事前に中国の祭日を調べて、旅行期間に祝祭日に当たらないように計画することを強くおススメします。

奥にある「注意安全」の表示は、日本人ならすぐ分かりますね。

あれ、向こうのビルに一人の男性が…?

引き続き地下鉄方面に向かって歩いて行くと、向かいのビル(写真右側)に一人の男性が登場しましたよ。ハットをかぶったジャケット姿の男性のようです。

あ、踊り始めました!!

ビルのイルミネーション上の「彼」が、踊りだしました!なかなか激しいダンスで(ラップでしょうか)、なかなか面白いです。粋な演出ですね!

緊急時の出口の案内

広東省は天災がかなり少ないエリアですし、比較的治安もいいです。以前広州の別の場所ではテロ行為が行われたことはあるようですが、重犯罪に関しては、日本と同じくらい治安が良いと思って生活しても大丈夫そうです。(ただし、スリや詐欺などの犯罪はかなり多いので注意が必要です。)

ここでは、生まれて一度も地震を経験したことがないという人がほとんどなので、地震大国日本から来ている私としては、「もしここで地震が起こったらどれだけのパニックになるだろう」と考えると、ちょっと怖いです。

滅多なことはないかと思いますが、いざという時のために、緊急時の避難経路を確認しておくのは大切なことですね。

灯光節期間中の出口の表示

灯光節中は、あくまでも片道通行ですよ!ということを強調した表示です。基本自由な気質の人民の皆さんにも、是非ちゃんと見てほしいものです。

灯光節のイルミネーションイベントを二倍楽しむ方法

最後に、ささやかながらも灯光節のイルミネーションを二倍楽しむ方法をご紹介します。

またもBGMが…!

ひと通り見終えて、出発点近くまで戻ってちょっとマックカフェで休憩していると、またも大音量のBGMが聞こえてきました。ふと見上げると(マックカフェが地下一階にあるため)、あのガンダムのようなオブジェが通常と違う光り方を始めていたんです。

興味津々の私は、全く動こうとしない主人を置いて(笑)階段を駆け上がり、ガンダムオブジェの前まで行ってみました。

今までにない不気味な発光の仕方をするガンダム(のような)オブジェ

これから何かが起きますよ~という思わせぶりなBGMがガンガンかかっています。ガンダムオブジェの様子もどこか尋常ではありません。

発光!!

BGMに合わせて、ガンダムオブジェが発光し始めました。さすがに広州タワーには劣りますが、これはこれで頑張って光っていました。

やっぱりみんなの目線は広州タワーのようです。ちょっと可哀相な特設オブジェ。

BGMに合わせて色と光線の角度を変えています。

こうして広州タワーと一緒に見たら良いかもしれません。

二曲目に入った頃にふと気付いたのが、「さっきのBGMと違う!」ということでした。ちょうど今夜の八時過ぎなので、一時間毎に広州タワーのイルミネーション・ショーを行っているのではと思うのですが、ショーの度にバッグミュージックを変えているのでしょうか?

確かめるために、ちょっとだけ逆走して広州タワーの方に行ってみました。

広州タワー灯光節イルミネーションを遠目から

この距離まで来て、真相が分かりました。広州タワーは広州タワーで、一時間前と同じBGMに乗って同じように光のショーをしていました。つまり、広州タワーと手前のガンダムのようなオブジェにはそれぞれのBGMがあり、同じ時刻にそれぞれがショーを始めるということです。

灯光節を二倍に楽しむ方法とは、少なくともこの灯光節会場に二時間以上とどまって、それぞれ違う場所でショーを楽しむという方法なのでした。

遠目でも大人気の広州タワー

世界の中でもスマホ大国と言われている中国ですが、灯光節で思ったのは、意外と一眼レフのような本格的なカメラを利用している人が多いということでした。スマホは手軽ですけど、カメラの良さを知っている人もたくさんいるようです。

「灯光節」の率直な評価・感想

毎年広州市で行われている「灯光節」ですが、率直に評価すると「悪くない」です。中の上、上の下といったところでしょうか。毎年約半月ほど開催されているようですが、仮に近くに住んでいたとしても、「一回行けば良いかな」という感じです。でも、「せっかくだから一回は行きたいな」という感じがします。特に夜景好きの人、SNSに写真を投稿するのが好きな人には良いですよ。

あと、仕事が終わった後の夜デートにはもってこいだと思います。この頃の広州は暑くも寒くもない良い気候ですし、都会的な夜景はなかなか綺麗です。近くに公園のベンチや飲食できるところがたくさんあるので休憩するにも困りませんし、何といっても無料です。無料で開催されているということを考えると、灯光節も「なかなか」という評価をつけることもできます。

訪れるのが若者ばかりだと、イベント自体のガラが悪くなりがちかもしれません。でも中国の皆さんはとってもパワフルです。夜の遅い時間まで、お年寄りや小さい子ども連れの家族がたくさん来ているので、例えば一人でフラッと散歩に行ったとしても、全然危なくないですよ。みんな楽しそうで、良い雰囲気です。

老いも若きも共に楽しむ灯光節です。

11月前後に広州市を訪れる予定の方がいれば、広州のシンボル広州タワーを観光するためにも、一回は行ってみてください。(これを見るためだけに旅行を計画するという程のものではありません。何かの「ついで」くらいがちょうどいいです。)

夜の一、二時間、素敵な広州市の夜景を堪能することができますよ。

この記事のライター

中国広東省広州市に住む30代主婦です。今の目標は広東語をマスターすること!大好きな広州を、楽しく詳しくレポートしていきます★

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