CMでお馴染みの三井住友VISAカードシリーズの中で、初めての1枚や学生におすすめのカードが「三井住友VISAクラッシクAカード」です。
安定の信頼感を持つだけでなく、旅行保険やショッピング保険、万が一のときのサポートなど、クレジットカードの基本形といっても過言ではありません。
その魅力にせまっていきましょう。
カードの概要および年会費
三井住友VISAクラシックAカードは、三井住友カード株式会社が発行するクレジットカードの1つです。
年会費は1,500円(税別)であり、学生から若手向けの一般クラスのカードとなっています。
クレジットブランドは、世界シェアNo.1のVISA、No.2のMastercardの2つから選ぶことができます。
■Webからの申し込みで初年度年会費0円!2年目以降も条件によっては無料に
Webからカードの申し込みをすることで、初年度の年会費は無料となります。
また、2年目以降については条件を満たすことで年会費が3割引、もしくは全額免除とすることも可能です。
年会費が割引となる条件は次の4つです。
1. 【500円引き!】WEB明細サービスに申し込み、かつ年に6回以上カードを使う
2. 【年会費無料!】マイ・ペイすリボに申し込み、かつ年に1回以上カードを使う
3. 【750円引き!】年間100万円以上利用する
4. 【年会費無料!】三井住友VISAクラシックAカード(学生)に申し込み、大学等に在学中である
WEB明細サービスに申し込み、2か月に1回の頻度でカードを使えば【年会費1,000円(税別)】におさえることができます。
1回払いがすべてリボ払いになる「マイ・ペイすリボ払い」に申し込んだうえで、年1度以上のカード利用があれば、2年目以降も年会費0円で使えます。
リボ払いになる金額を、限度額いっぱいにすればマイ・ペイすリボ払いに登録していてもリボ払いにならず、1回払いで済ませることができます。
とはいえ、「リボ払い」という言葉にあまりいいイメージを持っていない方やマメでない方は、1,000円(=月々あたり84円)を払ったほうが、精神衛生上は安心といえるでしょう。
■ポイントは還元率0.5%、提携のネットショップならばポイント最大20倍
三井住友VISAクラシックAカードは、1,000円の利用につきワールドプレゼント1ptが貯まります。
このポイントは、1ptにつき5円相当の品と交換ができるため、基本の還元率は0.5%です。
ただし、Amazon.co.jpやユニクロオンラインストアなどといった提携Webショップでの利用であれば、ポイントが2倍以上、最高で20倍となる場合もあります。
Yahoo、Amazon、楽天といった大規模ショップからニッチなWebショップまで、数百もの店舗が提携を結んでいます。
■女性限定の「三井住友VISAアミティエカード」、学生限定の「三井住友VISAクラシックAカード(学生)」も
女性限定となりますが、三井住友VISAクラシックAカードとほぼ同じ機能にも関わらず、年会費が安い三井住友VISAアミティエカードがあります。
年会費は1,250円(税別)で、2年目以降はAカードと同じ条件で割引になります。
そのほかにも、アミティエカードは携帯電話の支払いに限りポイントが通常の2倍つくという特典もあります。
女性の方であれば、Aカードよりもアミティエカードをおすすめします。
また、学生の方であれば「三井住友VISAクラシックAカード(学生)」を選ぶといいでしょう。
在学中は実質年会費無料(※)になるだけでなく、100万円までのライフ&スポーツ保険(任意加入)がついてくるので、大変おすすめです。
※ 年会費250円(税別)がかかりますが、Web明細申し込みで500円引きとなるため、年会費無料で使うことができます。
おすすめカード | 学生(高校生は除く) | 学生以外 |
男性 | 三井住友VISAクラシックAカード(学生) | 三井住友VISAクラシックAカード |
女性 | 三井住友VISAアミティエカード(学生) | 三井住友VISAアミティエカード |
三井住友VISAクラシックAカードの特徴は3つ
このカードの大きな特徴は次の3点です。
・自動付帯する海外旅行保険
・最高100万円までのショッピング保険
・顔写真入りのカードを作れる(無料)
■自動付帯する海外旅行保険
同じクラスの他のカードを見ると、海外旅行保険はついていても利用付帯であることが多いですが、このカードは自動付帯となっているところがポイントです。
とはいえ、利用付帯でないと死亡・後遺障害の補償金は300万円なので、万が一のことを考えるのであれば利用付帯の条件を満たすことをおすすめします。
利用付帯の条件は、「1. 現地までの交通費をカードで支払う」「2. ツアー代金をカードで支払う」のいずれかを満たせばOKです。
また、補償金額は治療・疾病費用がそれぞれ100万円ずつと、決して多い額とは言えません。
海外旅行に行くのであれば、他のクレジットカードでも保険をかけておいて補償額を上乗せするか、民間の旅行保険に入っておくのがいいでしょう。
【海外旅行】(自動付帯。利用付帯の条件を満たすことで補償内容一部UP) | |
傷害死亡・後遺障害 | 自動付帯 最高 300万円 利用付帯 最高2,000万円 |
傷害治療費用(1事故あたり) | 100万円 |
疾病治療費用(1疾病あたり) | 100万円 |
賠償責任(1事故あたり) | 2,500万円 |
救援者費用(1旅行中) | 150万円 |
携行品損害 (1旅行中) | 最高 20万円(免責 3,000円) ※ただし、1組あたり10万円まで |
お買い物安心保険 ※カードで購入したものに限る |
100万円(免責 3,000円) |
補償期間 | 出国から3か月間 ※ 出国後に利用付帯の条件を満たしたときは、利用時点から3か月間 |
■最高100万円までのお買い物安心保険
お買い物安心保険(動的総合保険)も標準で付帯していますが、海外利用と国内利用とで保険が適応される条件が異なります。
海外利用はカードを使ったすべての買い物が対象ですが、国内利用は3回以上の分割払い、もしくはリボ払いで支払ったもののみが対象となります。
なお、事故日以前であれば、あとからリボのサービスを使っても保険が適応されます。
3,000円の事故負担金はあるものの、高額な買い物であれば、保険料として分割払いやリボ払いの手数料を払ってもいいかもしれませんね。
■顔写真入りのカードを作れる(無料)
三井住友VISAクラシックAカードは、裏面に顔写真が入ったクレジットカードを発行できるため、安全性をより高めることができます。
別途料金はかからないものの、一旦は写真なしのカードを発行してから申請書類を送るという手間がかかります。
とはいえ、紛失や盗難時の不正利用のリスクを大幅に減らすことができるため、ぜひ写真入りのカードを作っておきたいところです。
「三井住友VISAクラシックカード(Aなし)」と何が違うのか?
似た名前のカードに「三井住友VISAクラシックカード」というのがあります。
今回紹介しているのは「三井住友VISAクラシックAカード」ですので、「A」が入るか入らないかの違いとなり大変ややこしいです。
このカードは、よりコストを抑えてカードを持ちたい方向けのカードとなっていますが、ほとんど違いはありません。
Aカードとの相違点は次の3つです。
変更点 | 三井住友VISAクラシックAカード | 三井住友VISAクラシックカード(Aなし) |
1. カード券面 | 右上に「A」というマークが入る (メリットは特になし) |
「A」マークなし |
2. 年会費 | 基本:1,500円(税別) 初年度無料 条件満たせば2年目以降も無料 |
基本:1,250円(税別) 初年度無料 条件満たせば2年目以降も無料 |
3. 旅行保険 |
【海外】自動付帯 最高 2,500万円 | 【海外】利用付帯 最高 2,000万円 |
【国内】利用付帯 最高 2,000万円(国内) | 【国内】×(付帯なし) |
海外旅行にはあまり行かず、クレカの維持コストをより抑えたいのであれば「三井住友VISAクラシックカード」を選んでもいいでしょう。
しかし、条件を満たせばどちらも年会費無料になることから、わざわざ三井住友VISAクラシックカード(Aなし)を選ぶ理由はありません。
また、女性の方であれば、同じ年会費1,250円で「三井住友VISAアミティエカード」が持てますので、そちらを選ぶのがおすすめです。
三井住友VISAクラシックAカードは基本の1枚
ポイントサービスに旅行保険、顔写真を入れられる特典など、ブランド力に名を恥じない1枚となっています。
はじめての1枚を迷っている方や、社会に出て信頼のあるクレジットカードがほしいと思っている方には、ぜひ三井住友VISAクラシックAカードをおすすめします。
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