南米のパラグアイからアルゼンチンへの国境越えを体験!川を渡った向こうは違う国

南米のパラグアイからアルゼンチンへの国境越えを体験!川を渡った向こうは違う国

南米大陸の内陸国であるパラグアイとアルゼンチンは隣同士の国でもあります。パラグアイの首都アスンシオンの南東にある国境沿いの町エンカルナシオン。この町から川を渡ってアルゼンチンへと入国することができます。島国に住む日本人にとってこの国境越えは新鮮な体験です。また、エンカルナシオンとポサーダスの町の魅力についてもご紹介!


パラグアイ第三の都市として知られるエンカルナシオン

首都アスンシオンからバスで6時間

南米のパラグアイと聞くとサッカーが強いという印象があるかもしれません。しかし、それ以外に特に見どころなないのではとも。特に目立った観光資源のないパラグアイですが、明るく心優しいその人々に触れて好きになるという人も少なくありません。

パラグアイは親日家の国としても知られています。たくさんの日系人や日本からの移民が移り住み、勤勉に働くその姿を見て、パラグアイ国民から尊敬を勝ち取ったという歴史もあります。また1950年代に結ばれた日本とパラグアイの移住協定により、比較的簡単な手続きで永住権を取得できます。

そんなパラグアイの首都アスンシオンから南東へ長距離バスで6時間ほどの場所にエンカルナシオンという町があります。ここはアルゼンチンとの国境沿いの町として、アルゼンチンへの玄関口としても知られています。

平穏な町の様子に癒される

パラグアイ第三の都市としても知られていて、多くの人口を擁する町ですが本当に静かです。南米を旅行していると人々のにぎやかさと都市部ではクラクションの音がひたすら鳴っていたりと、少し静かな場所に行きたいと思ってしまいますが、ここエンカルナシオンは本当に静かです。

目立った観光スポットがあるわけではないこの町ですが、南米周遊しているバックパッカーがふと立ち寄ったこの場所を気に入り、何日か滞在したという話を聞きますがその気持ちがわかります。

落ち着いた町の雰囲気

落ち着いた町の雰囲気、歩いていてどこかホッとするような気持ち。ああ、南米にもこんなゆったりできる町があったんだと思ってしまいます。実は、この町日本人移住地が近いこともあり、日系人の方も多く住んでいて何軒か日本食レストランもあります。

本格的な日本食を安く食べれることで評判です。もし、エンカルナシオンを旅行される場合はぜひおすすめします。

ヨーロッパの田舎町を思わせる風景

パラグアイはアルゼンチンの文化の影響を受けている国だと言われています。アルゼンチンはヨーロッパ移民の文化が色濃く残り、首都ブエノスアイレスは南米のパリとも形容されるほど。なので、アルゼンチンの国境に面するエンカルナシオンもどこかヨーロッパ調の町の雰囲気が漂います。

ヨーロッパの田舎町の中心を歩いているようなそんな気分になります。

内陸国なのにビーチがある?

内陸国なのにビーチ?

エンカルナシオンを訪れたなら必ず行きたい場所、それがビーチです。パラグアイは内陸国なのになぜビーチがあるのでしょうか。エンカルナシオンはパラナ川という大きな川に隣接しています。その川にビーチをつくっています。大きな川なので風があると波が起こります。

なのでパッと見た限りはどう見ても海にしか見えません。この場所には地元の人たちが泳ぎに来ていたり、外国人旅行者が訪れたりしています。エンカルナシオンに来たのならここだけは必ず行っておきましょう。。

日本人移住地が近くにあります

日本食ショップにて

エンカルナシオンにもたくさんの日系人の方が住んでいますが、それは町の近くに日本人移住地がある影響があります。エンカルナシオンの近隣にはラパス移住地やチャベス移住地という日本人の移住地があります。日本人のパラグアイの開拓の歴史を聞いたり、日本食を食べに行ったりと楽しい出会いがあるかもしれません。

なので、エンカルナシオンから少し足を延ばしてこの日本人移住地を訪れるのも旅の良い思い出になるかもしれません。しばらく海外を旅していると日本食が恋しくなりますが、こちらにも日本食が充実して売っているのでうれしい気持ちになります。

国境を越えてみよう!アルゼンチンへ

橋を渡ってアルゼンチン

パラグアイのエンカルナシオンからアルゼンチンのポサーダスという町はパラナ川を隔てています。なので、橋を渡ればそこが国境となり、アルゼンチンへ入国することができます。バスや車でこの橋を渡りますが、両端には歩道があり、歩いても入国することができるようです。

ただし、国境警備隊にマークされる恐れがありますので、くれぐれも乗り物に乗ってアルゼンチンへ入国するようにしましょう。アルゼンチンからパラグアイに入国する倍も同じです。車ならドライブスルーのような形でパスポートにハンコを押してもらって入国できます。

バスで入国する場合は国境の入国管理局でいったん降りてパスポートを提示、そして入国できます。簡単に国を越えられるのがなんとも新鮮な体験です。

アルゼンチンへ入国

国境を越えて、アルゼンチンへ入国しました。といってもたいして景色は変わりませんが国境越えを果たした瞬間です。島国に住む日本人にとっては川を越えて国が変わるのは不思議な体験ですが、地元の人たちからすれば当たり前の様です。

アルゼンチンは経済破綻などの影響もあり物価が下がっていてモノの値段が安く、パラグアイ人はわざわざアルゼンチンに来て買い物をしていくという話を聞きました。通貨のレートによってどちらの国で買い物をするのか決めるそうです。国境沿いならではの文化に触れました。

川沿いののどかな町、アルゼンチンのポサーダス

町の中心広場

アルゼンチンのポサーダスはとくに観光地化もされておらず、のどかな田舎町という雰囲気があります。しかし、パラナ川に面するこの町の風景はとても綺麗です。夜のパラナ川はどこか日本の海岸沿いを思わせるような雰囲気がありました。もちろん、海ではないのですが。

夜景がきれいでした

内陸国を旅行しているととても海が恋しくなります。しかし、ここには海があります。海ではなく川ですが海の様です。ライトアップされている川沿いの景色はほんとうに綺麗でした。

向こうに見える光はパラグアイ

川沿いから眺める景色。向こうに見える光はパラグアイの街並みです。川を隔てて国が違うという体験。南米を旅行しているからこそできる何気ない新鮮な体験です。エンカルナシオンもポサーダスもこれといって観光スポットはありませんが、のどかで落ち着ける町です。

もし、南米の都市部や田舎を旅行していて少し疲れたなと思うときは、この2つの町を訪れてください。そして、ゆっくり景色を見ながら過ごしてください。落ち着ける空気を提供してくれる素敵な町であることが訪れたときにわかるでしょう。そして、国境越えも体験してくださいね。

この記事のライター

南米ボリビアに在住。まだまだマニアックな観光地や穴場スポットがたくさんある国ですので、少しづつ紹介できたら嬉しいです。

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