ナンシーのオペラ座でオペラ公演を観よう!オペラ座周辺情報と一緒にリポート!

ナンシーのオペラ座でオペラ公演を観よう!オペラ座周辺情報と一緒にリポート!

フランス、ナンシーにはとても美しく歴史的価値のあるオペラ座があります。伝統的な建築方式で煌びやかに装飾された、フランスならではのこのオペラ座で、オペラ公演を観に行って来ました!町自体は落ち着いた雰囲気の小さな観光都市と言ったところ。この記事では周辺の観光スポットやグルメ情報も交えつつ、詳しくその魅力をご紹介します!


ナンシーのオペラ座(Opera National de Lorraine)正面

せっかくヨーロッパに旅行に行くのならば、本場のオペラ公演を観賞してみたいと思いませんか?日本で「オペラ」と言うと、どうしても少し敷居の高い印象を受ける方が大半だと思います。ですがヨーロッパでは、クラシック音楽全体が古くから市民の生活に根付き、身近なものとして親しまれています。

各都市に必ずと言っていいほど劇場やオペラ座が存在し、定期的に公演を行って観客を楽しませていますし、夏にはそこかしこの広場などのオープン・スペースで星空の下、演奏会が催されます。

もちろんフランスも例外ではありません。オペラと言うとイタリアのイメージが強いかもしれませんが、フランスも立派なオペラ大国であり、数々の著名な作曲家や演奏家を輩出しています。

フランスで最も有名なのは恐らくパリにある二つのオペラ座ですが、パリでオペラ公演のチケットを購入しようとすると、日本ほどではないにしても敷居が高くなります。チケットの値段設定が観光客をターゲットにしたもののため、ひとり100ユーロから200ユーロは払うことになるでしょう。しかも人気の高い公演は高額のチケットすらも入手困難で争奪戦になります。

その点ナンシーなどの地方都市では気楽にオペラ観賞を楽しむことができます。王道のパリ・オペラ座にこだわらず、気軽にリーズナブルにオペラ観賞するのには最適な環境です。

オペラのチケットをオンラインで探そう!

カリエール広場

周辺のヨーロッパ諸国の各劇場同様、ナンシーのオペラ座のチケットもオンラインで購入することができます。旅行の日程が決まったら、ホームページをチェックしてどんな公演があるのか確認し、旅立つ前に日本でチケットを探してみましょう。

ナンシーのオペラ座ホームページ
http://www.opera-national-lorraine.fr/

パリのオペラ座と違い、価格設定はとてもリーズナブルです。日本でオペラを観ようと思ったら、安くても末席1万円は下りませんが、本場ヨーロッパで1万円も出す観客はそうそういません。希望する日程の演目からオンラインのチケット・オフィスへ移動し、会場のマップで空いている席の位置を確認しましょう。

ちなみに、ヨーロッパの伝統的建築様式の劇場でオペラなどのマイクなしの生演奏を聴く場合、1階席よりも2階、3階席の方がおすすめです。音響効果が上階に行くほど良くなり、歌手の声とオーケストラのボリュームのバランスが最適になっていきます。

そして、こちらは言い伝え的なものなので真偽のほどは定かではありませんが、「クラシック音楽は舞台向かって左側の席で聴け」と、ヨーロッパでは言われています。より良い音で音楽を楽しむことができるとされています。

それらの点も頭に入れて席を選びましょう。上階に行くほど安くなるのもうれしいポイントです。ちなみに今回私は3階の席を18ユーロで購入しました。

オペラ公演を観る前に腹ごしらえ!本場のガレットを食べに行こう!

巨大ガレット

オペラ座のあるスタニスラ広場(Place Stanislas)から伸びるスタニスラ通り(rue Stanislas)にあるカジュアルな軽食屋さんシャルルズ(Charle's)の特大ガレットは、オペラ観賞前の中途半端な時間にでもありつけるおすすめの一品です。

せっかくフランスにいるのだからフランスならではのものを食べたい、だけどオペラ観賞の前ではゆっくりレストランに入っている時間はない…という悩ましいシチュエーションに答えをくれるお店です。

もちろんガレットは大きさだけではなく、味も上々で大満足のクオリティーです。薄く丁寧に焼かれた生地に、これでもかというくらいのボリュームで具材が詰め込まれています。ランチタイムが過ぎた後は一旦お店を閉めてしまう飲食店が多い中、シャルルズは夜まで続けて営業しています。

住所:11, rue Stanislas, 54000, Nancy

お腹が満たされたら周辺を散策しよう!美しい建物いっぱいのナンシー中心部

アルク・エレ

ナンシーの旧市街は、オペラ座のあるスタニスラ広場を中心に広がっているので、オペラ座から徒歩数分で辿り着けてしまう位置に数々の見どころがあります。もちろんスタニスラ広場自体も、とても美しい有名な観光スポットなので、写真撮影を忘れずにしておきましょう。

上の写真は、スタニスラ広場から見えるエレの門(Arc Héré)で、ここを通り抜けると美しい並木道と黄金の装飾が印象的なカリエール広場に抜けます。カリエール広場を真っすぐ進み、広場が終わるところで左に折れると下の写真のバジリカがあります。ほんの数分の徒歩移動で、とても貴重な文化遺産のオンパレードを見て回ることができます。

ナンシーのバジリカ

ヨーロッパでは簡単にスターに会える!出待ち体験

ナンシーでのオペラ観賞はとても素敵な体験になりました。指揮者の技量と歌手たちのパフォーマンスに心を打たれました。オンラインで購入した格安のチケットでも、いざ席についてみるとしっかりと舞台全体を見渡すことができましたし、音響もとてもいい劇場だったので、心行くまで素晴らしい音楽を満喫することができました。

演出も比較的伝統に乗っ取ったクラシック系のものだったので、現代的演出でしばしば起こるような、オペラのストーリーと目に見える舞台上のシーンに違和感を覚えるようなことはありませんでした。

オペラ界のスター歌手たちに至近距離で会うのは、実はヨーロッパではとっても簡単です。この日も公演終わりにゆっくり会場を出て、素晴らしい演奏の後の高揚感が冷め切らないままに、正面入り口向かって右サイドにある関係者入口で出待ちをしました。

各公演の初日には、どの劇場でも出演者たちや関係者一同が初日の成功を祝うパーティーが劇場内部で催されるため、出待ちはほとんど不可能になります。しかし、初日以降の公演日には、終演後の出演者たちが関係者入口からどんどん出てきて家路に着きます。そこを狙えばサインを貰ったり、公演の感想を言ったり、一緒に記念撮影をすることも可能です。

この日も10人ほどの出待ち客がいました。待ち時間は20分足らずといったところだったでしょうか。私のお目当ての歌手も、快くツーショットでの記念撮影を承諾してくれました。

ナンシー名物のメルヴェーユを買ってみました

メルヴェーユ各種

ナンシーにある老舗パティスリーのオ・メルヴェーユ・ド・フレ(Aux Merveilleux de Fred)というお店の看板商品、メルヴェーユを散々勧められたのでウキウキしながら購入してみました。

メルヴェーユとは、メレンゲベースのスイーツです。まず見た目がかわいらしくて女心をくすぐられます。フレーバーがとても豊富で、どれを買おうか迷って迷ってなかなか決められませんでした。結果、フランボワーズやキャラメルなどの4種類を選んで買って帰りました。

食べてみた感想は、正直なところ「どうしてこれを地元の人たちにあんなにも勧められたのかなぁ…」といった印象でした。

もちろん不味くはありませんし、2日間かけて4つ全部完食しました。が、マカロンやカヌレ、クイーニーアマンなどの超有名フランス菓子のレベルを期待していた私は、若干の落胆を覚えました。

人それぞれ好みが違うのは当たり前なので、私にだけ響かなかっただけかもしれませんが、購入される際にはまずひとつ味見として買ってみてから、大量買いするかどうかを決めた方が良いのではないかと思います。

まとめ

私がナンシーを訪れた初日は、あいにく天気が優れなかったために写真も暗くなってしまったのが残念です。それでも、フランスらしさを誇らしげにまとった、とても美しい町でした。劇場の音楽的なレベルもとても高く、大満足の小旅行となりました。ナンシーに足を運ばれる際には是非、オペラ公演もチェックしてみていただきたいと思います。

この記事のライター

ヨーロッパ在住歴13年の経験を活かしてイタリア、スイス、ドイツ、フランスのちょっとディープな観光情報をお届けします!

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