地の果て、秘境、マヤ族の村の魅力。今回はチキンバスでサンタクルズ デル キッチェへ

地の果て、秘境、マヤ族の村の魅力。今回はチキンバスでサンタクルズ デル キッチェへ

マヤ族の生活を垣間見にグアテマラへ来てみませんか? 今回は民族衣装を見るためにサンタクルズ デル キッチェ方面へ移動します。バスの乗り方や民族衣装、マヤ族の日常と、私達が気をつけ、尊重しなければいけない文化など役立つ情報満載です。


太古から変わらぬ生活をしている民族がいたら、それはとっても魅力的な事。そんな好奇心がこうじて、グアテマラで1番大きなマヤ民族であるキッチェ族の村に住んでいます。彼らの言語キッチェ語を話し、彼らに混じって生活をする事四年、見えてくるのはとてつもない文化の数々。今日はそんなキッチェ族の魅力をお伝えします。

マヤの世界へようこそ

まずグアテマラの空港を一足出れば、そこはマヤ族の世界。色とりどりの民族衣裳を身にまとったマヤ族の方々があちらこちらに見受けられます。ただ都会で見るマヤ族の大半は都会的な生活をしていて、マヤ語も文化も廃れ気味です。本当のマヤ族の姿を見たいなら、おすすめは、サンタ クルズ デル キッチェ方面かナワラ方面。チキンバスと言われるバスに飛び乗って下さい。

チキンバスに乗ってみよう

有名なチキンバス。荷物はバスの上に縛られます。

車内は民族衣裳を身にまとったマヤ族の人で常に超満員です。マヤ族の人は笑わないので、ブスッとしてますが、根はいい方が多いのでニッコリ笑いかけて座りましょう。ここでの注意は、貴重品はしっかり身に付ける事。満員なのでスリがでます。

さらに、もう一点、基本マヤ族の写真撮影は御法度です。必ず許可を取りましょう。多くのキッチェ族は写真を撮られると魂を抜かれると考えられています。さらに、1983年にはキッチェ族vs政府軍の激しい内戦を経験しているので部外者に対する不信感が大きいので注意が必要です。

さて、席に着いたら周囲のおばちゃま達のファッションチェックが面白いです。各村、民族衣装が異なり、服装を見ただけで、どこの村の人かが分かる仕組みになっています。最近は都市に買い物に来るマヤ族の方々も増えていて、若者の中には自分の好きなスタイルの民族衣装を身に付ける人も増えてきています。

各村の民族衣装を見て回るのも面白い

チキムラ村の民族衣装

ウィピル 民族衣装ブラウス

トップスはウィピルと言い、綺麗な刺繍がほどこされています。手織りの布に、刺繍をほどこすのが伝統ですが、最近は機械抜いのお手頃な値段のウィピルもでてきています。

若者に人気のウィピル

こちらは、ビーズをほどこしたウィピル。老いも若きも、民族衣装は艶やかです。

コルテ 民族衣装 巻きスカート

手織りのコルテの数々

こちらがスカート。コルテと呼ばれる手織りの約6mの布をグルグル巻きつけ帯できつく縛るだけ。太っても、妊娠しても使える優れた民族衣装です。地域によっては、これにお揃いのエプロンを身に付ける地域もあります。

コルテは安もので300ケツァール(約4500円)から、上限はありません。中には数十万もする物も。値段は糸の種類と模様の複雑さで決まります。このコルテ、地域によっては洗濯すると色落ち、色移りする物もあるので要注意です。

私のお勧めは、コルテを買ってどこの村にもある仕立屋さんでスカートにしてもらう事。50ケツァール(750円程)前後で雑誌の写真などを持っていくと同じように仕立ててくれます。マヤ族はすごく手が器用なのです。

民族衣装の洗濯方ですが、キッチェ族は洗濯機を使いません。全て手洗いです。その理由は汚れが落ちないから。キッチェ文化にお風呂文化は一部地域を除きありません。行水は彼らにとって、一大イベント。私の住む村では、週一の行水、もっと山奥だと月一の行水が普通です。つまり、下手すると一ヶ月ほど服を着替えません。

よって、バスのお隣に座っている方々からは不思議な臭いがします。そして、ダニをもらう確率が高いです。これが私の悩みでしたが、解決策はバスを乗る前に犬の蚤よけスプレーを鞄や衣服にかけておくのが一番効果的です。

さらにバスに乗る前にする事は酔い止めを飲む事です。キッチェ族は山岳民族です。バスはすごい山道を猛スピードで駆け抜けていきます。さらに、車内は超満員で不思議なキッチェ族の臭いが立ちこめます。

猛スピードで、携帯使用しながらの運転であっても、事故は稀です。これはひとえにキッチェ族の野生の勘による運転だからです。キッチェ族の凄さはバスが故障した時にも見られます。エンジンから黒煙がでていても、スパナ一つで直してしまいます。生活能力高すぎです。毎回驚きの連続です。

バスの乗り方とコツ

バスの乗り方は、とにかく素早く乗り込みます。減速してくれたら乗っていいよ、サイン。気の短いキッチェ族は止まってはくれません。運転手の他にもう一人助手がいて、乗り込むのを助けてくれます。

チキンバスはアメリカの幼稚園バスのお下がりです。小さく狭い子供用シートに三人で腰掛けます。私のおすすめは三人がけの真ん中。窓側は体が車体に当たり痛いですし、通路側は、カーブの度に空気椅子になり、大変です。バスは大抵満車で、休暇の時期はドアに人がぶら下がり、窓からも人を乗車させるので、大変不快です。

乗ってしばらくすると助手がお金を集めに来ます。乗車賃はすごく安く、感覚としては一時間乗ってQ10(150円)ほど。キッチェ族の村は、各村、衣裳も、文化も違うので拠点を決めたら、近くの村を色々見て回ると面白いですよ。では、マヤ族との楽しいバスの旅を‼

チキンバスはデコレーションにも各バス力を入れています。外装や備品も見て下さいね。

この記事のライター

一度きりの人生を思いっきり生きる、をモットーにマヤ族の村で楽しく生きています。人生変える旅に貢献できる情報発信していきます。

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