韓国のマチュピチュ!?釜山・甘川文化村(カムチョンムンファマウル)でアートを楽しむぶらり歩き

韓国のマチュピチュ!?釜山・甘川文化村(カムチョンムンファマウル)でアートを楽しむぶらり歩き

韓国でソウルに次ぐ大都市、釜山。その釜山の南東に位置する甘川文化村をご存知でしょうか?山間の小さな村なのですが、最近釜山の観光スポットとして人気急上昇中!ピンクや青などのカラフルな小さな家々が連なっており、まるで「韓国のマチュピチュ」だというのです。一体とのようなところなのでしょうか?実際にぶらり歩きしてきました!


甘川文化村(カムチョンムンファマウル)とは?

高台から見下ろした甘川文化村

甘川文化村とは、釜山広域市、沙下(サハ)区に位置し、切り立った山の急斜面に作られた小さな集落です。

もともとは1918年に「太極道」という宗教の信徒たちが切り開いた村なのですが、朝鮮戦争時に避難民が集まってきたりといろいろな過去をを経て、現在のような山の急勾配にへばりつくようにいくつもの小さな家が密集する形になったようです。

2000年代初頭になると、村の独特の風景に魅せられた芸術家たちがじょじょに集まり、村に移住してくるようになります。

村おこしの一環で行われた「マチュピチュプロジェクト」

2009年になると「マチュピチュプロジェクト」と呼ばれる村おこしが始まります。これは村中に壁画やオブジェなど芸術作品を展示しようというものです。そのため、村の家々はカラフルな色合いに生まれ変わり、村の至る所に現代アートの作品が展示されるようになり、釜山の人気観光スポットになったのです。

「韓国のマチュピチュ」というのは実は公称だったというのが面白いですよね。
村内はとにかくアップダウンが激しいので、スニーカーなどの長く歩いても疲れない靴でお出かけください。

甘川文化村への行き方

地下鉄1号線、土城(トソン)駅6番出口階段。ここからすでにカラフルです

地下鉄とバスの乗り継ぎか、タクシーが便利

甘川文化村の最寄りの地下鉄駅は地下鉄1号線「土城(トソン)駅」です。トソン駅6番出口を右手に30mほど進むと「釜山大学病院がんセンター」があり、その前にバス停があります。

バス停にあった地図に日本語で場所を記入してみました

小さなバス「マウルバス」の1番、2番、2−2番が甘川文化村へ行くバスです。バス料金は大人1100ウォン。(2017年10月現在)
「甘亭小学校(カムジョンチョウトゥンハッキョ)」で下車します。

がんセンター前、甘川文化村行きのバス停はこんな感じです

土城(トソン)駅から徒歩で行けないことはないと思うのですが、かなりの急勾配を登らなければいけないため甘川文化村へ到着するまでに疲れ切ってしまうと思います。ぜひバスかタクシーの利用を。

甘川文化村に向かうバス内から撮った風景。かなりの急斜面なので徒歩は大変そうです

インフォメーションセンターでパンフレットを購入しよう!

インフォメーションセンター

私たちが甘川文化村に行った日は天気予報が外れてしまい、小雨模様でした。
バスから下車し、インフォメーションセンターを目指します。ここでは甘川文化村の地図を一枚2000ウォンで販売しています。

パンフレット。韓国語、英語、中国語と日本語のパンフレットもあります

もちろん購入しなくともいいのですが、購入するといくつかメリットがあります。地図が甘川文化村のスタンプラリーブックになっており、チェックポイントに訪れると特製のポストカードが計3枚もらえる仕組みになっています。

また、パンフレットには村内のオブジェや壁画などアート作品の位置や作品説明があるので、アート好きの方は購入して損はないと思います。

地図を片手に出発!スタンプラリーも忘れずに

まずは村一番の賑わいを見せるエリアから

インフォメーションセンター前で娘をパチリ。壁画やオブジェがあってカラフル

インフォメーションセンターから先は、おみやげ屋やカフェ、食堂、韓服(チマチョゴリ)のレンタルが出来るお店など、村一番の賑わいを見せる場所です。

チマチョゴリ(韓服)レンタル屋さん。セーラー服のレンタルもできます

最初のスタンプポイントはインフォメーションセンターのすぐ近くにあるので、わかりやすいと思います。

最初のスタンプポイント「小さな博物館」

ガイドブックによく登場するオブジェ「路地を泳ぐ魚」はフォトスポットです。写真を取るために行列になることも

階段を登るとそこは絶景!スカイフロア

スカイフロアへ続く石階段

くねくねした急な石階段をのぼると、スカイフロアにたどり着きます。ここはポストカートスポットなので、一階の係の方にスタンプを見せてポストカート一枚をゲットしてくださいね。

ポストカードをゲットした後は外階段を上り二階へ行くことをお忘れなく。街全体を見下ろせる絶景を楽しめます。

スカイフロア2階より村の風景。海が見えます

道沿いには色々なショップが立ち並びます。この日はあいにくの天気のせいか、閉まっているお店が多かったのが残念ですが、スイーツなどのグルメが楽しめます。

スカイフロア横のカフェ。人面鳥?のオブジェが屋根に

別の場所の人面鳥

いたるところに壁画あるので、写真を取るのが楽しい!

こんなことして遊べます

チマチョゴリを着て散策している人をよく見ました

カフェ横の階段にも壁画が。記念撮影にいいですね

甘川文化村はココ!「星の王子と砂漠のきつね像」

甘川文化村に来たら、ここで写真を取らなければと言われるぐらい有名なフォトスポットです。インスタグラムでここを検索すると、写真が本当にたくさんヒットするぐらい大人気なんです。

写真を撮るために待っている行列

星の王子様の横に座れるようになっています

さすが人気スポットなので写真を取るためには並んで待たなければなりません。私たちも10分ほど待って写真を取りました。

ここから村の中へ。小路はまるで迷路のよう!

村内をめぐる小道

星の王子さま像を過ぎて、いよいよ村内を散策します。住宅がひしめくように密集しているのでまるで迷路のようです。現在も村の人達が住んでいるところですので、静かに散策するようにしてくださいね。

家々を下から見上げたアングル。家が密集してますね

とにかく階段が多いです。ここは148段もある「星を見る階段」

作家さんのアトリエが多い

木彫作家さんのアトリエの看板

芸術家さんのアトリエが多いのも甘川文化村の特徴。運が良ければ作業中の様子が見られるかもしれません。見学の際には、見てもいいか必ず確認してくださいね。

なにやら屋上で準備中の芸術家さんたち

村内のオブジェや壁画たちは見逃せない!

村内の道端や空き家にはオブジェなどの美術作品がたくさん!全部見きれないほど。ところどころスタンプゾーンになっているところもあるのでお見逃しなく。

スタンプゾーンにもなっているオブジェ「動く村」

プラスチック板が手のように見える動くオブジェ

本物の人に間違えそうになりました

景色と美術作品の調和ですね

ネコ好きさん必見!甘川文化村は地域猫が多い

子猫6兄弟。この日は肌寒かったのでネコ団子になっていました

甘川文化村を散策していて思ったのですが、甘川文化村は地域猫が多いです!ときどきネコのために餌を置いてあったりと、どうも村全体でネコを大事にしている様子。

ご主人さま?と観光客をお見送りするネコ

韓国では一般的にのら猫は忌み嫌われる傾向にあります。韓国に13年住んでいる私でさえも地域ぐるみでのら猫を大事にしているところは今まで見たことがなかったため、とてもびっくりしました。

村人のネコを大事にする心は美術作品にも現れています。おばさん子どもとネコのふれあいを描いた『野良猫と一緒に過ごすのどかな日常』というオブジェとなり、村の小さな公園にひっそりと置かれています。

野良猫と一緒に過ごすのどかな日常

スタンプラリー最終ポイントは「甘内(かんね)オウルト」

甘内(かんね)オウルトのおばさんのオブジェ

甘川黄土塩商会は日曜日はお休み!

スタンプポイントを一つ一つ回ってきましたが、少々道に迷ってしまい先に最終ポイントの「甘内(かんね)オウルト」に到着してしまいました。そこでわかったのは、村の坂道を下った先の甘川黄土塩商会(カムチョンファンドソグムサンフェ)のスタンプポイントは日曜日がお休みのため開いていないということ!

甘川黄土塩商会(カムチョンファンドソグムサンフェ)は村の最下層に位置します。日曜日に間違って行ってしまうと、また急な坂道を登って戻ってこなければならないので要注意です。

日曜日には甘川黄土塩商会(カムチョンファンドソグムサンフェ)のスタンプは、ここ「甘内(かんね)オウルト」で押してもらえます。
そんなことは全然知らなかった私たち。道を間違えたのがある意味ラッキーでした。

無事にスタンプラリー全制覇!素敵なポストカードGet

スタンプ全制覇でポストカードが3枚揃いました。ポストカードの写真はいろいろ種類があるようで、どれがもらえるかはお楽しみのようです。

私たちがもらったポストカードの中に夜の甘川文化村の写真がありました。夜の風景もまた素敵です。

翌日は膝がガクガク(笑)でもまた行きたい!

私たちの甘川文化村のスタンプラリーは、雨降りで子供連れだったことと、途中で道に迷ったためか全部で約2時間ほどの行程でした。

天気のいい日ならば周りの景色も楽しみながら、素敵なスタンプラリーになること間違いなしですし、ちょっと一休みに展望の良いカフェに訪れてみるのもいいかもしれません。

ただし、万年運動不足だった私は甘川文化村のアップダウンの坂道にやられてしまったのか、翌日には膝ガクガク&筋肉痛に見舞われました・・・

次回、甘川文化村を訪れる際には事前に十分に体力を養ってから再挑戦したいと思います。

この記事のライター

日本→オーストラリアを放浪、今は韓国在住です。「近くて遠い国」と言われる韓国が「近い国」に感じられるような情報をお伝えします。

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