半日あったらデルフトへ行こう!青空マーケットが広がるデルフトでのんびり街歩き♪

半日あったらデルフトへ行こう!青空マーケットが広がるデルフトでのんびり街歩き♪

デルフトは半日で歩き回れる大きさのこじんまりとした可愛い街です。青空マーケットや骨董品市も週2日で開催されており、手作りのジャムや子供服・アンティークのお皿など、ここでしか手に入らないヨーロッパらしい御土産が買えます。運河沿いを歩いてみると、オオバンなどの鳥の巣も間近で見られ、のんびりとした街歩きが楽しめます。


デルフト(Delft)の街全体は運河で囲まれており、半日で歩くには最適の街。デルフトブルーの名で有名な陶器(ロイヤル・デルフト等)のお店も多くあります。17世紀に活躍した画家のフェルメールが生まれた場所としても有名で街の中心近くにフェルメールセンターもあります。

今回はデルフトの街の中心・マルクトからの景観をお伝えしたいと思います。

デルフトは南ホラント州に位置しており、デンハーグと隣接しています。デルフト中央駅までは、ロッテルダムから電車で15分、アムステルダムからは電車で1時間弱程度。

デルフト中央駅から中心のマルクトへは、徒歩10分弱の場所にあり、デンハーグからはトラム(路面電車)でも20分弱で行けます。この近さから、ロッテルダム・デンハーグからの観光客も多く、また、デルフトに宿泊してこれらの都市へ観光に行く人も多いそうです。

Homepage

https://www.delft.com/

デルフトの公式ホームページはこちらになります。(英語・オランダ語のみ)

運河沿いの青空マーケット・骨董品市は一点物のお土産に最適!

「マルクト」とはマーケットの意味で、その名の通り、週末は青空マーケットや露店で賑わいます。私たちは週末の土曜日に行ったので、マルクトにたどり着く手前の運河の周りで骨董品市に出会いました。こちらは4月から10月までの間、木曜日と土曜日に開催されているそうです。

ヨーロッパのお土産で一品物を探していらっしゃるのであれば、青空マーケットをお勧めします。古い絵画やアンティークのお皿、動物のはく製まで、珍しいものがたくさん並んでいます。また、おじさんやおばさんが中心の売り子さんも気さくなので、地元の人との交流もできます。皆さん商売っ気があるというよりは単にお話し好きなので、聞いてもいない商品の説明もしてもらえます(笑)。

週末の土曜日。お天気は曇りですが、運河沿いの青空マーケット・骨董品市は人々で大賑わい。

マルクトまでの途中、流れの無いデルフトの運河は、まるで緑の絨毯の様

また、デルフトの運河の周りを歩いていて気づいたのは、他の都市のように運河に流れが無く、流れが停滞してる点です。アムステルダムやオランダの多くの都市で必ずと言っていいほど見かける運河ボートツアーも、デルフト中心地では全く見かけません。

そのため、運河の流れが停滞していて藻が前面に運河を覆い、緑の絨毯が運河に敷かれている様です。オランダ国内でよく見かける、オオバンというクイナの一種の体が黒く頭だけ白い鳥が、運河の中央に固まっている藻の上に、巣を作っていました。

運河の藻の上に浮かぶ、オオバンの巣。

私達が訪れた8月下旬は、ちょうど子育ての季節らしく、親鳥がひな鳥のために水面や水面下からエサを探してひな鳥たちに運ぶ姿が見られました。

ひな鳥の為に一生懸命親鳥が水面上・水面下のエサを探しております。立ち止まって数分過ごすにも、癒される光景ですね。

デルフトの街の中心・マルクトからの景観

マルクトに面している建物で主要なのは2つ、市庁舎(Stadhuis)と新教会(Nieuwe kerk)です。両方が向かい合うようにマルクトに面しています。市役所は重厚な趣で存在感を表しており、週末は結婚式のカップルとそれを祝福する人々で賑わいます。

週末の地元の結婚式の様子が見られます。招待客はシャボン玉で祝福しています♪

マルクトの中心はレストランやベーカリー、アイスクリーム屋さんで囲われており、マーケットでお買い物をする人々を眺めながら、ゆっくりお茶や食事が楽しめます。私はオランダでよくあるビターバレン(Bitterballen)と、ビールを注文しました。

オランダの人気No. 1軽食・ビターバレン

今回ビールと一緒に注文したビターバレンと呼ばれるおつまみは、オランダ国民が大好きな軽食です。直径3センチくらいの大きさで、通常は豚肉や牛肉のミンチやぶつ切りにした牛肉や子牛の肉に、ブイヨン・バター・濃縮した小麦粉および塩をじっくり煮込んで混ぜた物を一度固めた後、パン粉の中に叩きつけ、卵を混ぜて揚げています。レシピによっては細かく刻んだ野菜を加えることも。レストランやカフェ・居酒屋・食堂・イベントの軽食などにもよく出てきて、大人も子供も大好きなスナックなのです。

通常はマスタードソースと一緒に食べます。どんな肉が含まれているかあまり特定がつきにくい味なので、以前食べた時、「馬肉の可能性もあるかも?」とオランダ人の友達が言っていました。日本人は馬肉も平気ですが、友人の南アメリカ人は、「馬肉は無理!」と言って残していました(^^;)

馬肉が混ざっているかどうかはさておき、このビターバレン、小腹がすいたときの軽食や、ビールのおつまみにもぴったりですので、オランダにいらっしゃったときは是非食べてみてください。お勧めです。

オランダの国旗付き、ビターバレン(お皿の右側)とビールで乾杯。

マルクトにも運河沿いと同じく青空マーケットが広がっており、こちらは骨董品は無く、新品の手作りのものが中心です。手作りのアクセサリー、地元のアーティスト達が描いた絵画やポストカード、アジアから輸入した雑貨、地元のお店が出すスイーツやジャム等が買えます。ファミリー向けが多いのか、手作りのおもちゃや子供服も買えます。ここでしか買えないお土産も買えそうです。

市庁舎を背景に、ヨーロッパらしい商品に出会えるかも。

また、デルフトはオランダ国内でトップ一二を争う工科大学があり、学生の街としても知られています。マルクトのカフェに座っていると、気づいたら周りは学生だらけだったなんてことも。マルクトに座っていると、すぐそばにある新教会からのカリヨンの鐘の音が30分毎に聞こえます。

オランダ第二の高さを誇る新教会の展望台で、ヨーロッパらしい景色を満喫

ビターバレンでお腹も満たされたところで、マルクトに面している新教会には登る事が可能です。オランダ国内で2番目の高さを誇る高さで(一番はユトレヒトにある大聖堂の塔)、108.75mの高さがあるそうです。

これに登ります!

階段入り口の様子。2人がすれ違って通るときは、1人は壁際で待機しないと通れない幅です。

途中何か所かで休憩をはさみながら、379段の階段を登りきると、展望できる箇所にたどり着きます。頂上からは天気が良い日は遠くロッテルダムやデンハーグまで展望できます。赤い屋根が主に見渡せ、いかにもヨーロッパらしい風景です。マルクトに面した側は、マーケットのテントと反対側にある市庁舎が見下ろせます。

運河を挟んで赤い屋根の家々が連なる光景。

右には旧教会も見渡せます。

ただし上の展望台は特に風が強いので、お子様を連れていく場合は特に注意してくださいね。体感温度もぐんと下がるので、ジャケットを持って行くことをお勧めします。螺旋階段はくねくねとして狭く、上り下り一緒の両通行ですので、他の観光客と譲り合いながら登りました。

週末にオランダにお越しで、青空マーケットに興味があれば、デルフトのマルクトを体験してみてください。半日で回れる可愛いサイズの都市ですし、地元の学生や結婚式に出会えてますし、新教会からの景色はヨーロッパらしい景色が見られること、間違いなしですよ♪

この記事のライター

カフェ、自転車、ビール、オランダのアート(絵画、建築等)をこよなく愛しています。

関連する投稿


美味しくて安くて楽しい!ハーグに来たら巨大青空マーケット(De Haagse Markt)にいらっしゃい!

美味しくて安くて楽しい!ハーグに来たら巨大青空マーケット(De Haagse Markt)にいらっしゃい!

ハーグ市場は、オランダで最大のマーケットであり、ヨーロッパでも最大の市場のうちの一つです。500余りの露店が出て、様々な人種や商品が見られるのと共に、美味しくて新鮮な果物や野菜などの食べ物と、お買い得な衣料品や子供服、バック、靴、ペンキ、工具、日用品から電化製品まで、ありとあらゆる掘り出し物も見つかる可能性が大ですよ!


オランダに来たら絶対外せない景色、世界遺産 キンデルダイク(Kinderdijk)の風車群

オランダに来たら絶対外せない景色、世界遺産 キンデルダイク(Kinderdijk)の風車群

オランダといえば一番に、平らな平和な風景と共に風車と思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?ロッテルダムから水上バスで30分、バスで1時間ほどの場所あるキンデルダイクは、オランダの中で最も数多い19基の風車が並んで建っている地域です。ずらーっと風車が並ぶ風景は、まさにオランダ!というイメージ通りの風景です。


オランダ国内で賢く公共交通機関に乗ろう!OVチップカードとその他のカードの購入の仕方&お得情報

オランダ国内で賢く公共交通機関に乗ろう!OVチップカードとその他のカードの購入の仕方&お得情報

オランダ国内で1週間以上滞在・移動する場合は、滞在期間中の公共交通機関代が馬鹿になりませんよね。出来れば効率よく、お得に電車やバスを乗り回したい…とお考えの旅行者に向けて、今回はオランダの公共交通機関が使えるカードやサービスを、まとめてみました。


オランダで見つけた日本、Clingendael(クリンゲンダール)パークの日本庭園

オランダで見つけた日本、Clingendael(クリンゲンダール)パークの日本庭園

海外での日本庭園や日本風のパークに行ったことはありますか?ヨーロッパでは大半が中国庭園だったりして、なかなか本格的な日本風のものにお目にかかることはないでしょう。でも、今回行ったデンハーグにある日本庭園(Japanse tuin)は、季節限定なこともあり、かなり日本の趣に近い庭園で、お勧めです。


オランダ各地を一ヵ所で旅した気分になれる♪ミニチュアタウン・マドローダム

オランダ各地を一ヵ所で旅した気分になれる♪ミニチュアタウン・マドローダム

オランダ・デンハーグにあるマドローダムは、子供も大人も楽しめるテーマパーク。オランダ各地に所在する建物や、鉄道・飛行機・船などの乗り物が25分の1で精巧に作られており、建築物好きや乗り物好きの人にとっては一ヵ所でオランダ各地の名所旧跡と雰囲気を見られる最適の場所です。


最新の投稿


中欧の国「ポーランド」が、1年で最も華やぐシーズン! クリスマス・シーズンの楽しみ方

中欧の国「ポーランド」が、1年で最も華やぐシーズン! クリスマス・シーズンの楽しみ方

12月に入り、世界中がクリスマスモードに突入。どこでディナーをしようか、恋人へのプレゼントは何にしようか……など、クリスマスのプランについて考え始めた人も多いのではないでしょうか。今年は思い切って海外で過ごしてみるのはいかがでしょう? 今回は中欧の国のひとつ、ポーランドのクリスマスを紹介します。


ハワイで大人気の丸亀うどんがロサンゼルスにも上陸!気になるうどんを食べに行ってみた!

ハワイで大人気の丸亀うどんがロサンゼルスにも上陸!気になるうどんを食べに行ってみた!

今回の記事は、ロサンゼルスに最近オープンした丸亀うどんを紹介します。すでにハワイなどに店舗があり、長蛇の列ができるお店ですが、新装開店のロサンゼルス店はどのようなものなのかを調査してきました!ここでは日本スタイルのうどん、天ぷら、丼ものなどをかなり格安で楽しむことができます。お店情報や店内の様子など詳しく紹介します。


美味しくて安くて楽しい!ハーグに来たら巨大青空マーケット(De Haagse Markt)にいらっしゃい!

美味しくて安くて楽しい!ハーグに来たら巨大青空マーケット(De Haagse Markt)にいらっしゃい!

ハーグ市場は、オランダで最大のマーケットであり、ヨーロッパでも最大の市場のうちの一つです。500余りの露店が出て、様々な人種や商品が見られるのと共に、美味しくて新鮮な果物や野菜などの食べ物と、お買い得な衣料品や子供服、バック、靴、ペンキ、工具、日用品から電化製品まで、ありとあらゆる掘り出し物も見つかる可能性が大ですよ!


ロサンゼルスでガチすぎるゴーカート場へ行ってみたらゴーカートがスポーツだと思い知らされた!

ロサンゼルスでガチすぎるゴーカート場へ行ってみたらゴーカートがスポーツだと思い知らされた!

今回はロサンゼルスでできるアクティビティの中から屋内ゴーカート場へ遊びに行ってきました。遊園地で乗れるようなゴーカートとは違い、かなり本気のライディングを経験できる場所でした。腕や足が筋肉痛になること間違いなし!体力や運転技術に自身がある人はとっても楽しい!そうでない人には過酷すぎる!超本気のゴーカートを紹介します!


音楽と芸術の都ウィーンでアートに触れる小旅行を満喫!おすすめスポット紹介

音楽と芸術の都ウィーンでアートに触れる小旅行を満喫!おすすめスポット紹介

冬でも魅力が衰えない美しい古都ウィーンでの、私のショート・トリップの様子をリポートします。芸術に溢れたその街並みはまるで大きな美術館のようで、何度訪れても飽きることのない大好きな都市です。夏のハイシーズンにはない良さが冬のウィーンにはあるので、この時期の旅の目的地としておすすめしたい理由を細かく解説していきます!


アクセスランキング


>>総合人気ランキング