【女子必見】スペインセニョリータに学ぶ誘惑の方法!フェリアは出会いのチャンス

【女子必見】スペインセニョリータに学ぶ誘惑の方法!フェリアは出会いのチャンス

私の住んでいるカソルラでは9月がフェリアの季節です。フェリア(収穫の時期のお祭り)は恋の始まりの時期でもあります。スペインの若者の恋はどのように始まるのでしょう。恋人いない歴0年の人が多い、アンダルシアの村の女の子に話を聞いて見ました。恋人を作る参考にはならないかもしれませんが、楽しく読んでください。


お祭りは恋のチャンスがいっぱい!

小さな子どもって何を着ていても結局地面に座って遊び出します。

伝統的なお祭り、特に農村などで開催されるお祭りというのは、基本、恋人を見つけるために機能しているのではないでしょうか。日本も盆踊りのとき、古くは踊っている女の子を見て、ドキドキして、すぐに誘うというのが流儀だったはず。今でも、普段ジーパンの女の子が浴衣を着ると、かなり効果的なのではないでしょうか。お祭りの日に物語が始まるのは世界共通のようです。

昔見たメキシコの映画で、ぶどう祭りで女の子たちが裸足でぶどうを踏みながら歌う場面がありました。ぶどうを踏んで、ジュースにし、それがワインになるのですから、きれいな足で踏まなくては行けません。女の子たちは全員処女であることが条件です。そして、昔はみんな長いスカートを履いていましたから、ぶどうジュースで服が汚れないように軽くスカートを上にあげるのです。すると普段見えていない脚がちらりと見えて、男の子がクラクラになって恋に落ちるという話でした。

もちろん、スペインのフェリアも例外なく恋がたくさん生まれます。女の子たちは、みんなセビジャーナとかヒターナと呼ばれる伝統的な衣装を着て、普段とは違う雰囲気で現れます。夜は、あちらこちらでフェリアのために作られたカセタ(プレハブの家)で一晩中踊ったり、お酒を飲んだりします。1年で一番出会いのチャンスがある時期です。

実は私の住んでいるハエン、カソルラはアラゴン地方の文化が色濃く、伝統的衣装はセビジャーナではなく、北地方のスタイルです。

そして、うちには息子と娘がいるので、そういう物語はいろいろ聞かされます。その中でとっておきの恋の始まりの物語を紹介します。非現実空間だからこそできる誘惑の仕方。スペインのセニョリータたちがどのように誘惑の罠を仕掛けて、恋の物語の始まりを作るのか。恋に溢れるスペインの方法が日本で通用できるかどうかはわかりませんが、きっと参考になると思います。

恋人を作るための注意点

本題に入る前に、恋人を作りやすくするためのポイントをいくつかチェックしておきましょう。

結婚式などではイギリスよりずっと地味目なスペイン。でも、フェリアでは、カラフルに。幾つになってもカラフルなセビジャーナを着れる幸せ。

⑴お出かけはだいたい3人グループがベスト

男の子もだいたい3人くらいで行動するので出会いのチャンスが増えるのです。もちろん、一人でいて、一人が似合うかっこいい大人の男性に出会う、というのが理想かもしれません。でも、一匹狼系のかっこいい人に出会う可能性は低めです。全く知らない人に話しかけるのも勇気が必要になります。ですから、3人くらいで行動して、まず、知り合う、話してみる、ところから始めましょう。

だからと言って、大人数はおばさん指数が高くなってしまうのでNGです。大人数で行動している男の子も魅力的な子が少ないというのも理由です。

⑵かわいい(きれいな)女の子とつるもう!

小さい女の子たちも髪をあげて、セビジャーナを着るとさらにかわいく見えます。

かわいいこと一緒にいると見劣りするのではないかと思っていませんか? 女の子のかわいさは、実は相乗効果があるのです。3人の女の子が一緒にいると華やかで、きれいな子が混じってる方がグループがキラキラに見えます。

ところで、スペイン男子は本当に美人に弱いのです。だから、昔から「美人でなくてラッキー」という言葉があります。美人だと大事にされすぎて、努力することを忘れて、気付いたときはおばあちゃんになって、知識も何も身に付けることなく、歳をとっていた、ということが起きるからだそうです。

⑶自分の長所をよく知ること

太っていても気にせずセビジャーナを着ているのがスペイン流。

お祭りのときに女の子が華やぐのは普段と違うスタイルだからです。特に髪をアップにして、白いうなじが出たりすると魅力的です。丸い顔が出て嫌だから、アップにしない人もいますが、もし素敵なうなじやかわいい耳を持っていたらそれを強調したスタイルにしないと損です。

具体的にスペインセニョリータの恋の始まり物語

物語とは関係ない写真ですが、セビジャーナを着て馬に乗ると絵になります。

イサベルが16歳のときの話。
馬に乗っている素敵な人の前で転んで、靴のかかとが取れてしまいました。(実は、かかとの取れた靴を用意しておいたんですけどね。)素敵な人が上から、どうしたの?ときいてくれて、靴のかかとが取れたのだというと、馬の後ろに乗せて家まで送ってくれた、というのが恋の始まりだったそうです。

この話、樋口一葉の「たけくらべ」を思い出してしまいました。「たけくらべ」では、主人公、みどりの下駄の鼻緒が切れて、僧侶が鼻緒を修理してくれるところから始まったんでしたよね?世界共通、「歩けない! どうにかして」作戦。

わんこさんも素敵な衣装で王子様との出会いを待っています。

サンドラの場合
フェリアの夜、ぶつかってしまった男の子が、ちらっと見たらかっこよかったので、そのまま横転死しました。もちろん、ふわふわのセビジャーナを着用していたのです。サンドラは、淡い色が好きなのですっかり泥んこになってしまいました。男の子が立ち上がるのを手伝ってくれたあと、クリーニング代を払いたいと言って、電話番号の交換をしました。その後、6年間付き合ったという物語。

ポイントは着ている服が、Tシャツとジーンズではなく、自分では洗えないセビジャーナを着ていたという点です。このお話、私は、わざとぶつかったんじゃないかと疑っているんです。だって、ぶつかった瞬間に素敵だと思って、というのはかなり迅速すぎる判断だと思いませんか?

家にやたら派手な扇子があったので、どうしたのか問いただしたのです。

そして三つもの話。
実はこれを書きたくて、この記事を書き始めたのです。

写真はうちの19歳の息子です。フェリアの夜、飲んでいて知り合った女の子が、この扇子を息子に渡して、「次に会ったとき、返してね。この扇子は私のお気に入りの扇子なの。」と言位残して、帰ってしまいました。

「次の出会い」を確実にする一つの方法ですよね。日本だったら、浴衣だからうちわ? でも、うちわだとかさばりますから、やはり扇子の方がいいですね。扇子にはうっすらと香水がしみコマされていました。それも一つのテクニックでしょう。

ちょっと臭い?スペインセニョリータの恋の始まり物語でした。

こういうかなり臭い出会いがあるのも、伝統的な衣装に身を包み、非現実空間にいる時間があるからかもしれません。基本的に恋は非現実な場面の方が生成しやすい性質を持っているものです。大昔なら、このまま結婚して子供を10人くらい産んで、現実世界に戻ってくるのでしょうが、現代はその前に大学や就職という現実があって、たとえ中世の匂いが微かにではあっても、残っているスペインであれ、非現実を持続するのは難しいようです。

それでも、たとえ臭かろうと、恋が始まるのは素敵なことです。

この記事のライター

スペインに住んで17年になります。小さな素敵な町やお祭り、工芸品などスペインらしいスペインの旅を楽しむ情報をお届けします。

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