【グアテマラの食シリーズ】その1 ベジタリアンのオーナー夫妻が切り盛りするオーガニック食材店 "Satya"

【グアテマラの食シリーズ】その1 ベジタリアンのオーナー夫妻が切り盛りするオーガニック食材店 "Satya"

【グアテマラの食シリーズ】では、メキシコとはまた一味違った「グアテマラの食」情報をお届けしていきます。第1回目は、ケツァルテナンゴ(シェラ)にあるオーガニック食材店 “Satya”。「グアテマラならではの食ベ物」というコンセプトからは少しずれますが、個人的にすごくお勧めできるお店なので、第1回にもってきました。


有機栽培のコーヒーと自家製サンドイッチを出す ”Satya”

街並みを見ながらぶらぶらと散歩している時など、ちょっとコーヒーが飲みたくなったり、小腹がすいてちょっとしたものを食べたくなったりすることがありますね。でもここはグアテマラ、その辺の路上の軽食スタンドや大衆食堂は、衛生面が気になってなかなか手が出せません。

今回紹介するオーガニック食材店 “Satya” はその心配が無用。基本的にはオーガニックの食料品を売っているお店ですが、小さいながら飲食できるスペースがあって、有機栽培の美味しいコーヒーと、オーナー夫妻自家製のサンドイッチを出しています。 

そしてトイレがきれいなのも大きなポイント。ここグアテマラは公衆トイレが少なく、おまけにきれいな所は少ないので、きれいなトイレがある場所を把握しておくと便利です。

オーナーはベジタリアン

オーナー夫妻のアクセルとビルマは「ユルいベジタリアン」だそうで、「友達と食事をするとき以外は野菜しか食べない」そうです。でも娘さんはもっと厳格なビーガンで、卵や牛乳はもちろん、ハチミツも食べないんだとか。そういう訳で、自分たちが食べる食材を探すのにも一苦労です。

15年前にベジタリアンの食生活を始めるにあたって、自分たちが食べたいオーガニックの食材を探してシェラじゅうを回ったそうですが、シェラには当時そういう店は1軒もなかったらしいです。首都のグアテマラ・シティーまで行って、オーガニックの食材をいろいろと探し回って入手していたようですが、自分たちの他にも、特にシェラに住んでいる外国人でオーガニックの食材が欲しいという人が結構いて、この店を出すことにしたそうです。 

15年ベジタリアンの食生活をしているおかげで、体調がすこぶるいいというアクセルとビルマ。 家で食事を準備する時には基本的に全てここで売っているものを使っているという徹底ぶりです。

オーナーのアクセル。奥さんのビルマはシャイで写真はパス

オーガニックの食品が日本よりも割安

扱っているものはさまざま。グルテンフリーの小麦粉やシリアル、栄養価の高さで注目されているキノア(キヌア)、中南米の黒砂糖「パネラ」、プロポリス、ビーガンがハチミツの代わりに食べるリュウゼツランのシロップ、オーガニックのパンやジャム、ココナッツオイル、モリンガのティーバッグもあります。置いてあるものは基本的に全てオーガニックです。グアテマラ国内からだけでなく、オーストラリアやアメリカ、ペルー、メキシコなどから輸入したものを揃えています。 

冷蔵庫の中にはヨーグルト、健康飲料として注目されているコンブチャ、そしてこの日は売り切れていましたが豆腐も日本から輸入したものを置いているようです。

冷蔵庫の中段右のほうにあるビン入りのはビーガン用のマヨネーズ。卵を使っていないマヨネーズで、普通の味とガーリック味があります。ガーリック味のを買ったことがありますが(私はビーガンでもベジタリアンでもないですが)、普通のマヨネーズと比べると少しさっぱりしていて、それでも卵を使っていないとは思えないコクがあって、おいしかったです。 

食品以外ではオーガニックシャンプーやコンディショナー、エッセンシャルオイルなども扱っています。物にもよりますが、食品もそれ以外の品も、日本で普通に売っている値段よりも少し割安だと思います。

イチ押しのオーガニック・サンドイッチ

そして、お勧めのサンドイッチとコーヒーですが、上の写真がメニュー表です。Café(コーヒー)とSoya(豆乳)の横にある「8 onz」「12 onz」は onza(オンサ)でカップの大きさです。1 onzaは約30ccなので、8 onzaは約240cc、12 onzaは約360ccです。

オーガニック・サンドイッチは、メインの具がキノア・ひよこ豆・ピーナツバター・サラダから選べます。この日はキノアを頼んでみました。キノアと野菜と木の実を混ぜて焼いた”キノアパティ”をオーガニックの野菜と一緒に全粒粉のパンに挟み、自家製ドレッシングをかけてあって、すごくおいしかったです。パンが全粒粉なのと、キノアのパティも結構しっかりしていて、食べ応えがあります。キノアパティもひよこ豆のパティも、ビルマの自家製だそうです。これで25ケツァール(1ケツァール15円として、約375円)は、かなりの満足感があります。

溶かして飲むチョコレート?「アイズポップ」

飲み物はコーヒー・紅茶・豆乳などがありますが、珍しいのは「アイズポップ」。目玉付きのチョコレートが、木の棒にアイスキャンディーのようについていて、これをホットミルク(チョコラテ・コン・レチェ)か、またはコーヒー(モカ)に入れて溶かして飲みます。

アイズポップのモカを飲んでみました。結構な量のチョコレートが入るのでどうかなと思っていましたが、くどい甘さではなくて、これもなかなかおいしかったです。チョコが入ったので、オーガニックのコーヒー自体の味はよく分かりませんでしたが、次回はコーヒー単体で飲んでみたいと思います。ちなみにこのカップの大きさは8 onzaです。

Satyaの場所と営業時間

場所は、シェラのア・セントロアメリカ公園(下の地図のParque a Centro América)から歩いて10分くらい。  中央公園の周りは古くからの建物が残っていたり、石畳の道があったりと、なかなか雰囲気のある街並みです。首都のグアテマラ・シティと比べてシェラは治安もそんなに悪くないので、気持ちよく散歩できます。あまりないと思いますが車で行く場合、お店の前のスペースに1台だけ路駐できます。

Satyaの営業時間は、月曜日から金曜日が午前9時半から午後6時半まで。土曜日は午前10時から午後5時までで、日曜日はお休みです。シェラに来る機会があったら、一度覗いてみてください!

この記事のライター

メキシコに4年住んだ後、今はグアテマラ在住5年目。隣同士なのにこんなに違うメキシコとグアテマラのいろんな魅力をお伝えしていきます

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