マネパカードをざっくり言うとこんな感じです!
・1枚で6つの通貨を手数料が割安でチャージでき国内外で使えるプリペイドカード
・海外ショッピングでかかる手数料がクレジットカードのほぼ半額
・15歳以上75歳未満、誰でも審査なしでカード発行できる
マネパカードとは

マネパカード
マネパカード(Manepa Card)は国内外で使えるMastercardブランドの海外プリペイドカードです。運営している会社も、知名度が高く安心して使うことができます。
また通常のクレジットカードと異なり、使いすぎを防ぐことができ、与信審査も不要であることから誰でも簡単に手に入れることができます。
日本で発行される海外プリペイドカードは、マネパカード以外にもキャッシュパスポートやネオマネーなどがありますが、「海外でかかる手数料を少しでも安くしたい!」「日本でも使えるカードがいい」という方々にはマネパカードがおすすめです。
マネパカードの基本的な特徴
■年会費、発行手数料無料
カードを作ると年会費や発行手数料はいくらかかるんだろうか?と心配になりませんか。マネパカードは、これらの費用は一切かかりません。
日本でもプリペイドカードとして使用できるので、すぐに海外旅行の予定がない方もショッピング用のサブカードとして一枚作っておくと便利ですね。
またマネパカードはICカードなので、内部の情報を改ざんされるなどの心配がありません。さらにカードで購入した商品には、カードショッピング保険で総額50万円まで補償がつきます。
■MastercardがあるATMで現地通貨を引き出せる
海外で高額の現金を持ち歩くのはおすすめできません。
マネパカードがあれば現地の空港や街中にあるMastercardのマークがついたATMから現地通貨を引き出すことができます。
しかも、米ドルにチャージしてあれば、それらのプリペイドカードが対応していない通貨でも引き出し可能です。
もちろんATMで現金を引き出すにはATM手数料がかかります。とはいえ通常、銀行や両替のお店で外貨に交換する手数料を考えるとマネパカードのほうがお得です。
複数の国に行かれる方であっても、安心して渡航することができます。
■24時間365日対応のサポート
盗難やトラブルにあった場合でもマネパカードの会員専用サイト内で、自分で簡単にセキュリティのロックをかけることができます。
また、サポートサービスは24時間365日対応。
カードの盗難や紛失などのトラブルにあってもすぐに連絡をすれば残高を補償してくれます。
何度もいいますがマネパカードは、ICカードなので偽造やカード情報が盗まれるなどの心配もなく不正に利用されることもありません。
マネパカードのメリットその1・手数料が一番かからない方法とは
海外でクレジットカードを使って買い物をする場合も、海外プリペードカードを使う時も、どちらも手数料がかかってきます。
まず海外プリペイドカードを使用した場合、必要となる手数料にはだいたい次の3つとなります。
(1) プリペイドにチャージする際にかかる"入金(チャージ)手数料"
(2) 海外で外貨を使う際にかかる "決済手数料 (外貨取扱手数料)"
(3) 現地で現地通貨に換えるための "為替手数料"
(※手数料の名目は各会社によって異なることがあります。)
また海外でショッピングや飲食店でクレジットカードを使う場合も同様に手数料がかかってきます。
あまり海外に行かれない方は知らない方も多いのですが、国内と違い海外でクレジットカードを使う場合は、たとえ一括払いであっても手数料がかかってきます。
下の画像を参照にすると、1000米ドル分ショッピングした場合は手数料は1,518円もかかってきます。
一般的には海外でクレジットカードを使うと、利用額の1.6%程度の手数料はかかってくる事が多いのですがショッピング時に使うカードをマネパカードに変えるだけで、この手数料が約53%OFFになります。
もちろん、他の国の通貨でクレジットカード払いした場合も手数料は必要となります。
国によって為替レートが違うため、手数料が高くなってしまう国もあります。
このような場合もマネパカードを上手く使うことでコストが半額近く抑えられるのでかなりお得に買い物できます。
海外旅行に行かれる方、海外で買い物をされる方にはマネパカードを作っておかれることをぜひおすすめします。
マネパカードのメリットその2・帰国後余った外貨は円に両替し国内で利用可能
帰国後使い切れなかった外貨はペイバックし、円に両替してからマネパカードにチャージします。
この際の手数料は無料です。そして国内ショッピング限度額を設定するとMastercardのプリペイドカードとして日本国内でマネパカードを使うことができます。
しかも、使った金額の最大1.5%が後日キャッシュバックされます。
他の海外プリペイドカードは日本国内では使えないことのが多いため、帰国後は払い戻し手数料を払って出金するか、そのまま寝かせておくしかありません。
一方、マネパカードであればMastercardブランドがあるお店で残った金額をそのまま現金代わりとして使うことができるので、おすすめと言えます。
マネパカードのサイトから残高照会も簡単に確認ができます。
またチャージも同じサイトからすぐにできるのですが、チャージができる時間が決まっているのでそこだけは注意してください。
チャージ可能時間
月~土曜日 0時15分~23時45分
日曜日 0時15分~ 2時00分
2時15分~23時45分
マネパカードのメリットその3・最高50万円のショッピング保険が自動付帯
他社のプリペイドカードとは違い、マネパカードはショッピング保険が自動で付いてきます。
マネパカードで購入した商品が盗まれた、壊れたといった場合も国内外を問わず50万円まで補償があるので安心です。
ただしカードの盗難に関してはクレジットカードとは違い、日付をさかのぼって損害費用を補償してくれる「盗難補償」がついておりませんのでご注意ください。
マネパカードのメリットその4・誰でも(15歳以上75歳未満)審査なしで発行可能!
一般的なクレジットカードであれば18歳以上しか作れないのですが、マネパカードであれば15歳以上であれば発行が可能です。
例えば、高校生のお子さんが海外に留学される場合なども、送金手段として使うことができ非常に便利です。
またシニアの方にも高還元率のお得、安心なお財布カードとしておすすめします。
マネパカードのデメリット2つ
■マネパカードに入金できるのは本人のみ~高校生や大学生のお子さんの留学予定がある親御さんへ
高校生や大学生のお子さんの留学予定がある親御さんは、どの方法で子供さんにお金を送金するのが一番お得か知ってますか?
例えば留学先の銀行で口座を作り、そこに親御さんが日本から送金してあげるという方法を選ぶと、日本円から現地通貨に両替する手数料とATMでお金を出金が毎回かかってしまいます。
マネパカードは原則として本人以外からカードにチャージすることができませんが、マネパカードと連携している三井住友銀行にお子さん名義の口座を作っておき、そこに親御さんが振り込んであげるという形をとれば手数料がかかりません。
ただし、お子さんが中学生以下の場合はマネパカードを作ることができません。
その場合は家族からの入金が可能で、年齢制限なく作れる「キャッシュパスポート」というプリペイドカードがおすすめです。

マルチカレンシーキャッシュパスポートの評判や口コミは!?年会費や手数料、年齢制限などについて詳しく解説します!
http://travelclip.jp/articles/216海外プリペイドカードで有名なキャッシュパスポートはマルチカレンシーで最大9つの通貨を管理することが可能です。このカードの優れている点は年齢制限がないとこと、家族が入金できること、さらにスペアカードが付くということです。自分自身の旅行や出張用に使うのはもちろん、海外留学を控えた子供たちにもおすすめの便利なカードです。
■該当する外貨が残高不足になった場合、他の外貨から自動で補填されない
マネパカードでは6つの外貨を一度にチャージしておくことができますが、該当する通貨の残高が不足しても他の通貨から自動補填はされません。
1~2つの国にしか渡航しないのであれば問題ありませんが、複数の国に旅行に行く際には残高に気をつけ、可能であれば現地通貨をおろせる米ドルに多くチャージしておくことをおすすめします。
なお、マネパカードは日本円(JPY)に加えて、米ドル(USD)・ユーロ(EUR)・英ポンド(GBP)・豪ドル(AUD)・香港ドル(HKD)の5外貨の取扱いができます。
申請からどれぐらいで手元に届くのか
公式ホームページのQ&Aによると、
「口座審査完了日から5営業日(土日祝日除く)程度で発送いたします。(中略) お手元に届くまで約1~2週間程度が必要です」
と書かれています。
そのため、少なくとも渡航日の2週間前には申請するようにし、可能であれば1か月以上余裕を持って申請するのがいいでしょう。ちなみに、申請には本人確認書類とマイナンバー確認書類の2点が必要です。
マネパカードのキャンペーン情報
マネパカード口座の開設を考えている方へお得な情報です。
日本国内でのご利用金額に対し、口座開設日から翌月末日まで一律2%をキャッシュバックされるキャンペーンが実施されます。
もしマネパカードに入会されるなら、今がお得です。
まとめ
クレジットと比べてのメリットポイントはいろいろあるマネパカードは、買い物した時の手数料等のコストが実質半額になるというのは嬉しいポイントです。
また与信審査がなく日本に住んでいる15歳以上の方なら誰でも気軽に入会でき、その際の発行手数料・年会費もすべて無料となります!
さらに外貨両替も銀行や両替店と比べかなりお安くなるので、海外旅行のご予定がある方はぜひ作っておいて欲しいカードです。
海外だけでなく国内でも、お得に使えるサブのお買い物カード「マネパカード」をご紹介でした。
主要海外プリペイドカード一覧表
★マネパカード | キャッシュパスポート | ネオマネー | |
ざっくり言うと | ・6通貨を手数料割安でチャージでき国内外で使える ・海外ショッピング手数料がクレカのほぼ半額 ・15~75歳未満なら誰でも作れる |
・年齢制限なしで誰でも作れる ・銀行口座の開設は不要 ・家族からもチャージが可能 |
・中国で便利な銀聯ブランドのカードがある ・一部のセゾンカウンターで即日発行も可能(VISAのみ) ・セブン銀行・セゾンATMから手軽にチャージが可能 |
入会金 | 無料 | 無料 | 無料 |
会費 | 無 | 一年間に取引が無かった場合のみ 13か月目から、1か月/150円 |
無 |
年齢制限 | 日本在住で15歳以上 | 年齢制限なし | 日本在住で13歳以上 |
入会時の審査 | 無 | 無 | 無 |
日本からの送金が できる? |
△可能 ※プリペイドカードへの直接入金はできないが、マネパカードが提携している銀行口座への振り込みは可能 |
〇できる ※事前に家族が入金委任状の登録手続きをしておくことが必須 |
〇できる ※事前に家族が入金委任状の登録手続きをしておくことが必須 |
チャージできる通貨 | 5通貨 (米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・香港ドル) |
9通貨 (日本円・米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・ニュージーランドドル・カナダドル・シンガポールドル・香港ドル) |
日本円のみ |
チャージ時の手数料 | FXの為替レート+口座振込手数料+所定の手数料 | 当日のレート+口座振込手数料+入金額の1% | 日本円のやり取りのため 口座振込手数料のみ |
カード再発行手数料 | 1,000円/回 | 無料 | 無料 |
海外ATM引出時の手数料 | ATM引出手数料(200円程度) | ATM引出手数料(200円程度) | Visaまたは銀聯の 当日標準決済レート×4%+ATM引出手数料 (200円程度) |
スペアカードの有無 | 無 | 一枚は無料で発行 | 無 |
海外留学向き? | 使える 送金が直接できないが間接的に可能 |
向いている 海外留学中の子供さんへの送金が簡単で使いやすい |
向いている 海外留学中の子供さんへの送金が簡単で使いやすい |
カードブランド | マスターカード | マスターカード | VISA・銀聯カード |
各カードの特徴 | 6つの外貨を一度にチャージすることが可能。現地通貨をおろせる米ドルを多くチャージしておくと便利です (注)該当する通貨の残高が不足しても他の通貨から自動補填できません |
9通貨に対応、通過自動優先機能付き。MasterCard対応ATMやお店でも使える (注)盗難補償やショッピング保険はついていません |
セブン銀行ATMセゾンATMで夜間や早朝、連休中も簡単に即チャージ |
トラベルクリップは世界中の観光情報、フード、ホテル、ショッピング、交通などリアルで役に立つ情報を発信しています!