中国行くなら銀聯カードは必須!旅行でも出張でも中国では大活躍のクレジットカード!

中国行くなら銀聯カードは必須!旅行でも出張でも中国では大活躍のクレジットカード!

銀聯カードといっても日本では馴染みがない人も多いですが、実は中国では圧倒的シェアを誇るクレジットカードなんです。元々は中国国内向けのカードとして発行されましたが、人口の多さ手伝って爆発的に広がり、現在では中国国内だけでなく、日本国内を含め、世界各国でも利用ができるようになってきています。


突然ですが、銀聯(ぎんれん)カードというのをご存知でしょうか。
これは中国にある金融機関から発行されているクレジットカードのことで、中国の方が観光などで訪日する際に使われるのはもちろんですが、日本人が中国に旅行・出張する際にかなり役に立つカードの1枚です。
今回は、銀聯カードについてご紹介いたします。

銀聯カードとは

元々は中国国内において日常の買い物などで使ってもらえるように作られた銀聯カードですが、今や発行カード数は約60億枚と言われています。
というのも、中国で発行される銀聯カードはほとんどがデビットカード*と言われ、各銀行で作るキャッシュカードに付帯していることが大半であることから、多くの中国国民が利用している状況です。
また、中国ではVISAやMastercardといった世界的なカードブランドが使えるエリアは限られており、代わりとして銀聯 (Union Pay) のブランドが使えることのが多いことから、海外からの観光客に向けて銀聯ブランドは日々拡大しています。
2017年9月現在、日本、アメリカ合衆国、大韓民国をはじめ、タイなどの東南アジア、ドイツなどの欧米にも加盟国が広がっており、使える国々は約20か国と言われています。
発行部数や急速な加盟国の増加を見るに、国際ブランドとしての地位を獲得しつつあるとの見方もあります。

* デビットカード:使うたびに口座から金額が引き落とされるカードのことで、口座の残高までしか使えないことから使いすぎを防げるのが特徴です。

中国に旅行に行くならあったほうがいいのか

結論から言えば、あったほうが断然オススメです。
中国国内では、大都市から地方都市までの約1,800万店舗で利用できるため、多額の現金を持ち歩く必要性がなくなり安全です。
また、日本で発行される銀聯カードは2段階認証を設けています。
これは、カードを使って支払いをする際、直筆でのサイン(署名)に加えて6桁の暗証番号を入力する必要があるため、セキュリティ面でも安心して利用することができます。
もちろん、万が一のときに備えてコールセンターによるサポートを受けることができます。

なお、通常のクレジットカードは4桁の暗証番号で、銀聯カードを作るときにも"4桁の"暗証番号を登録しなくてはなりません。
銀聯カードはこの登録した4桁の前に「00」と入力することで、6桁の暗証番号にしています。
国内外問わず、銀聯カードを使うときには暗証番号に注意してください。

日本で銀聯カードは使えるのか

こちらについては「一部店舗でのみ使える」というのが現状です。
これは先ほどの2段階認証が関係してきます。
日本で発行される銀聯カードはすべて、署名+6桁の暗証番号が必要になります。
そのため、銀聯カードが使えるとなっていた場合でも、暗証番号を入力する機器がないと利用することができません。
また、国内で流通しているJCBやVISAとは違ったシステムになっているため、お店側で対応しきれないこともあるようです。

「UnionPayのロゴがあるのに、銀聯カードが使えないじゃないか」という声が飛んできそうですが、銀聯カードの多くは中国から来日する旅行客・ビジネスマン向けです。
中国本土で発行しているカードは、普段私たちが使っているクレジットカードと同じで暗証番号なしで利用できます。
そのため、そうした方々は銀聯カードが日本国内で使えるものの、日本で発行する銀聯カードは上述した2段階認証により使えないケースがでてくる、というわけです。

日本人にとって銀聯カードは不要か

メインカードとしては不十分ですが、サブカードとしてはおすすめの1枚です。
日本国内でも銀聯カードを普及させようと様々な取り組みを行っており、一部の家電量販店やドラッグストア、空港などでは、この銀聯カードを使って買い物をするとその場で割引が受けられることもあります。
日本では三井住友や三菱東京UFJ、ANAなどから発行されていますので、安心してカードを作ることができます。

銀聯カードのメリットとデメリット

ここまで銀聯カードについて色々とお話してきましたが、改めて銀聯カードのメリットとデメリットを整理したいと思います。

【メリット】

(1) 中国国内にある1,800万をこえる店舗でキャッシュレスでの決済ができる
(2) 使うときには署名と暗証番号の両方が必要なため、セキュリティ面も安心
(3) 国内の一部店舗では、割引などのサービスを受けることができる。

主に中国へ旅行・出張される方向けのメリットとなりますが、中国国内で多額の現金を持ち歩かなくていいのは防犯上にも大変有利です。
もちろん、現金を持ち歩かないからといって盗難のリスクが0になるわけではありませんが、2段階認証とサポート対応で被害を最小限に抑えることが可能です。
また、日本国内においてもお得な買い物ができる店舗もあるため、サブカードとして活躍する1枚になると言えるでしょう。

【デメリット】

(1) 日本国内ではまだまだ使える店舗が限られている
(2) 支払い回数は一括払いのみ対応
(3) キャッシング機能はついていない

先ほどの署名+暗証番号で安心というメリットの裏返しになってしまいますが、その機能がゆえに日本国内では使える店舗が限られてしまうのが欠点です。
また、通常のクレジットカードはリボ払いなどの分割払いに対応していますが、銀聯カードは一括払いだけしか選べないため、高額な買い物をするときは注意が必要となります。
加えて、銀聯カードにはキャッシング機能はついていないため、出張先で現金を下ろしたいという場合には別途カードを用意していく必要があります。

銀聯カードは、メインの1枚としては機能面でやや不安がありますが、別途メインカードと組み合わせてサブカードとして使うことで、最大限その効果を発揮すると言えるでしょう。

日本国内で発行できる主な銀聯カード

日本国内で発行できる銀聯カードは三井住友銀聯カード、MUFG銀聯カード、ANA銀聯カード、九州銀聯カードの4種類です。
それぞれ具体的に見ていきましょう。

三井住友銀聯カード

三井住友カード株式会社が発行しており、4社の中で唯一「単独で銀聯カードを作れる会社」です。
急な出張にも応えられるよう最短3営業日で発行するため、1週間程度でお手元にカードが届くのが特徴です。
年会費は0円、現在はキャンペーンで発行手数料が0円になっているのも魅力で、デザインは大人向けなものと、かわいらしいパンダ柄の2種類から選ぶことができます。

MUFG銀聯カード

三菱UFJニコスが発行する銀聯カードです。
ただし、三井住友銀聯カードとは違って三菱UFJニコスから発行するカードを持っていることが発行条件となります。
特徴は、加盟店での支払いで銀聯カードを使うとポイントが2倍付与されることです。
もちろん、年会費・発行手数料は0円となります。

ANA銀聯カード

ANAカードを持っている方には、ANA銀聯カードがおすすめです。
1,000円のご利用ごとにワールドプレゼントポイントが1ptたまり、それをそのまま1pt = 5マイルのレートでANAマイレージポイントに移行することができます。
さらに、移行にかかる手数料は0円、年会費や発行手数料もかからないため、マイレージポイントを貯めている方にはもってこいの1枚です。

九州銀聯カード

最後は九州カードが発行する、九州銀聯カードです。
九州カードを所持している方は、発行費が0円になるのでおすすめと言えるでしょう。
ちなみに、三井住友銀聯カードと同じデザインを選ぶことができます。

まとめ

中国に旅行・出張で行かれる方に必須のクレジットカードとして銀聯カードをご紹介いたしました。
日本国内でもサブカードとして活躍するので、この機会に1枚作ってみてはいかがでしょうか。

この記事のライター

トラベルクリップは世界中の観光情報、フード、ホテル、ショッピング、交通などリアルで役に立つ情報を発信しています!

関連するキーワード


クレジットカード 中国

関連する投稿


中国の「国家AAAAA級景勝地区」の一つ!美しい麓湖公园(ルーフー公園)を散策して、中国の自然を満喫してみよう

中国の「国家AAAAA級景勝地区」の一つ!美しい麓湖公园(ルーフー公園)を散策して、中国の自然を満喫してみよう

中国広東省の広州市は、中国各地や海外からもたくさんの観光客が押し寄せる人気都市です。非常に多くの観光名所がある中で、今回ご紹介するのは広州でも人気の自然観察エリア「麓湖公園(ルーフー公園)」。実はこの麓湖公園、「国家AAAAA級景勝地区」としても認定されている貴重な場所なんですよ。では早速、公園内を散策してみましょう。


中国セブンイレブンの格安豆乳が美味しい!中国セブンの使い勝手や日本のセブンとの違い

中国セブンイレブンの格安豆乳が美味しい!中国セブンの使い勝手や日本のセブンとの違い

中国旅行中、中国オリジナルのコンビニに入るのはちょっとハードルが高いと思う人はいるのではないでしょうか?でも大丈夫、中国の都市部にはたくさんのセブンイレブンが進出してきているんです。今回は、中国セブンで格安で飲むことができる「豆乳」が意外に美味しい件と、中国セブンの様子や日本のセブンとの違いについてご紹介していきます。


リサーチなしの飛び込みでOK!中国広東省広州市の一般的な食堂で地元民の普段の食生活を体験してみよう

リサーチなしの飛び込みでOK!中国広東省広州市の一般的な食堂で地元民の普段の食生活を体験してみよう

食の都・中国広東省の広州市を旅するなら、広州グルメは外せません。ガイドブックに載っている人気店を探して歩くのも良いですが、旅の途中にたまたま通りがかったお店に気分でフラッと立ち寄るというのも旅の醍醐味です。今回は広州市にあるごくごく普通の食堂に潜入して、注文のシステムやメニュー・お料理などの感想をレポートしていきます。


中国で「マックカフェ(Mac Cafe)」を利用してみよう!そのお味やサービス・日本との相違点まとめ

中国で「マックカフェ(Mac Cafe)」を利用してみよう!そのお味やサービス・日本との相違点まとめ

中国旅行でちょっとひと息つきたい時、日本にもあるよく知っているお店があると安心するものです。特に中国のコーヒーやケーキは日本人にとってはあまり美味しくないことが多く、手堅く美味しいカフェを知っていると重宝します。今回は、中国にもガンガン進出している「マックカフェ(Mac Cafe)」のお味やサービス情報をまとめました。


【中国の公園シリーズ】都会のオアシス的な「東風公園」は、広州旅行でちょっとひと息つくのにピッタリの憩いの場所

【中国の公園シリーズ】都会のオアシス的な「東風公園」は、広州旅行でちょっとひと息つくのにピッタリの憩いの場所

私は中国の公園が大好きです。海外旅行で公園?とはあまり考え付かないかもしれませんが、中国の公園って、中国の良さが発見できるとっても面白い場所なんです。今回は、規模的にはそれほど大きくないものの最近筆者が気に入った「東風公園」をご紹介します。都会の真っ只中にあるオアシス的な公園で、市民の憩いの場です。どうぞご覧ください。


最新の投稿


南米の途上国ボリビアでもおいしいカフェを味わえる?ボリビア旅行で疲れたらぜひおしゃれなカフェへ

南米の途上国ボリビアでもおいしいカフェを味わえる?ボリビア旅行で疲れたらぜひおしゃれなカフェへ

南米最貧国とも言われ続けていたボリビアですが近年経済発展を遂げるようになり人々の生活も向上しました。以前はおしゃれなカフェなどほとんどなかったボリビアですが、近年では外資系のカフェも進出していて特に第二の都市サンタクルスは南米で一番発展を遂げている町ともいわれます。そんなボリビアで味わえるおしゃれなカフェをご紹介


中国の「国家AAAAA級景勝地区」の一つ!美しい麓湖公园(ルーフー公園)を散策して、中国の自然を満喫してみよう

中国の「国家AAAAA級景勝地区」の一つ!美しい麓湖公园(ルーフー公園)を散策して、中国の自然を満喫してみよう

中国広東省の広州市は、中国各地や海外からもたくさんの観光客が押し寄せる人気都市です。非常に多くの観光名所がある中で、今回ご紹介するのは広州でも人気の自然観察エリア「麓湖公園(ルーフー公園)」。実はこの麓湖公園、「国家AAAAA級景勝地区」としても認定されている貴重な場所なんですよ。では早速、公園内を散策してみましょう。


ソウルはおしゃれなカフェがいっぱい!HOLLYS COFFEEでゆったりしてきました!

ソウルはおしゃれなカフェがいっぱい!HOLLYS COFFEEでゆったりしてきました!

ソウルにはおしゃれなカフェがたくさんあります。観光をしているとあちこちで素敵なカフェを見かけます。観光や買い物で疲れた時にちょっとカフェに寄ることが可能です。今回はソウルのイテウォンにある、HOLLYS COFFEEに行きました。飛び込みで入ったのですが、とても素敵な空間でゆったりとくつろぐことができました!


Jin Air(ジンエアー)は元気いっぱいギャクいっぱい?韓国ドラマを連想させる?乗った感想をお伝えします!

Jin Air(ジンエアー)は元気いっぱいギャクいっぱい?韓国ドラマを連想させる?乗った感想をお伝えします!

Jin Airは韓国の格安航空会社です。上手に利用すると荷物込みで比較的安い値段で利用することができます。今回、韓国から日本への移動のためにJin Airを利用しました。ポップで元気な乗務員や、ギャグがいっぱいの機内説明書など、今までにない面白いスタイルの航空会社でした。そんなJin Airについてお伝えします。


マウイ島のラハイナ地区で見つけた可愛すぎるビーチ雑貨が買えるお店ヘールゼン

マウイ島のラハイナ地区で見つけた可愛すぎるビーチ雑貨が買えるお店ヘールゼン

今回紹介するのはハワイのマウイ島にあるラハイナ地区で見つけたおしゃれでかわいいビーチ雑貨が買えるお店ヘールゼンです。オアフ島とは違い、ローカルショップの多いマウイ島ならではの、個人経営で他では手に入らないかわいいビーチ雑貨を手に入れることができるお店です。一体どんなものが買えるのか、写真付きで解説していきます。


アクセスランキング


>>総合人気ランキング