今、中国でレンタサイクルが熱い!話題のレンタサイクルを利用して、時間もお金も節約しよう

今、中国でレンタサイクルが熱い!話題のレンタサイクルを利用して、時間もお金も節約しよう

ここ数ヶ月、私の住む中国広東省の広州市では、レンタサイクルが一大ブームとなっています。街中どこを見渡しても自転車だらけです。短期旅行には向きませんが、もし1ヶ月以上中国に滞在するなら、時間とお金の節約になりますよ。ここでは、ここ中国でレンタサイクルが爆発的に人気の理由やその使い方、利用する際の注意点などをご紹介します。


今中国で大流行のレンタサイクルとは?

若者から老人まで、どこを見ても自転車、自転車、自転車です。

今、広州市ではレンタサイクルが爆発的な人気となっています。「え?中国と言ったら自転車の大群でしょ?」と思っている方、それは昔の話です。少なくとも都市部は、今は完全に車社会なんですよ。昔から中国では、車を持っているということはかなりのステータスになってきました。

今でもそれは変わっていませんが、今や大抵の一般家庭では車を所有していますし、日本車もバンバン走っていますよ。人口の多い中国の中でも特に人口が密集している広州市では、平日の朝夕のラッシュアワーと週末はどこも酷い渋滞になっています。

車社会と言えど、もちろん自転車もありました。でもここ1~2年程で、広州市の自転車事情は大きく変化し、「また自転車社会に戻るつもりなのか?」という勢いで自転車ユーザーが増えています。そのほとんどが、レンタサイクル利用者です。

ここ数年で、道路に自転車用車道のマークが急激に増えました。

日本でもレンタサイクルに注目する動きはいくらかあるようですが、それでもまだあまり普及はしていませんよね。レンタサイクルと聞くと、運動用か観光地を巡るために用意された物で、普段利用する物ではないと思います。

でも広州では違います。今や、私の生活でもレンタサイクルはなくてはならない存在になってきました。ではここで、広州市でレンタサイクルを利用するメリット・デメリット、また利用の仕方や注意点をご紹介しましょう。まずは、レンタサイクルのメリットをご紹介しますね。

レンタサイクルを利用するメリット

こちらで今レンタサイクルを利用するメリットはたくさんあります。私も今では完全にレンタサイクル愛用者の仲間入りで、毎日確実に2回以上、多ければ一日で10回は利用させてもらっています。では、どんなメリットがあるのでしょうか?

とにかく便利!時間と体力の節約になります

たくさんお買い物をした時にもとっても便利!

まず大きなメリットは、時間と体力の節約です。私は車を持っていないので、今までの移動手段は基本的に、公共のバスか地下鉄、または徒歩でした。でも、地下鉄はやや割高で混んでいるし、目的地までのちょうどいいバスがない場合も多々あります。バス停がとっても遠いとか…。過去何回か、ちょうどいい交通手段がないために炎天下30~40分歩いたこともありました。結構しんどいです。

また、重い物を買った時に困ることもありました。お米や醤油などの調味料、トイレットペーパーなどは、持って歩くとなると意外と重いんですよね。何回も行ったり来たりしたくないので、本当は一気にたくさん買ってしまいたいところを、持ち運ぶことを考えてこまめに買うしかありませんでした。

でも今は、レンタサイクルがあるのでとっても便利です!家の前まで乗り付けることができてしまうので、お米も一度に多めに買うことができるようになりました。主婦としては大変助かります。

嬉しいキャンペーンがいっぱい!お金の節約にもなっています

特にここ1年程は、レンタサイクルの利用者が爆発的に増えて、この業界は大いに盛り上がっていて、どんどん新しいレンタサイクル業者が登場してきました。より多くの利用者を獲得するために、各社嬉しいセールやキャンペーンをガンガン行なって、激しく競争してくれているようです。利用者としては、嬉しい限りです。

ここで、簡単に過去数ヶ月間に実際にあったキャンペーンを見てみましょう。

何が当たるかな?くじ引きキャンペーン

数回利用するとくじ引きが引けるというキャンペーンです。

こちらのキャンペーンでは、レンタサイクルを一定回数利用した後、くじ引きが引けるようになります。くじの中身は様々ですが、例えば1回分の自転車利用券が当たると、ちょっと嬉しいですよね。宣伝ではiPhone6だとかカシオのジーショックだとか色々書いてありましたが、完全にただの客引きのための広告だと思われます。

一回agodaの割引券というのが当たったことがあるのですが、「一週間以内に通知が来ます」というお知らせが来て、その後何もありませんでした(笑)まぁ期間内にagodaを利用する予定がなかったので全く期待していなかったのですが、こういう適当なところがものすごく中国らしいです。

今まで当たった中で一番お得感があったのは、5回分の自転車無料利用券でした。やっぱり実用的な賞品が一番です。

「○日~○日まで無料」キャンペーン

今まで何回もあったのが、○日~○日までレンタサイクルが無料になるというキャンペーンです。朝起きたら通知が来ていて、「今日から一週間全て無料です。」と教えてくれます。時々午前中自転車を利用したら無料になっていて、午後になってからお知らせが届くということもありますが…こういうユルイところは愛嬌です。無料なら文句はありません。

私がレンタサイクルを利用し始めた今年の四月には、「毎週金曜~日曜は全て無料」というキャンペーンがありました。無料キャンペーンはかなりの頻度であるので、最近では無料でない日はなんだか損している気がして、自転車に乗る気になれないくらいです(笑)ユーザーにとってはとってもありがたいキャンペーンの一つです。

これはすごい!乗れば乗るだけお金がもらえるキャンペーン

こちらは私が利用しているこの5ヶ月間で、一番素晴らしかったキャンペーンです。

もう終わってしまったのですが、一時期素晴らしいキャンペーンがやっていました。いくつか条件があったようには思いますが、簡単に言うと、乗れば乗るほどお金が溜まっていくというキャンペーンです。レンタサイクル一回十分以上の利用で、何日間か連続で利用するとお金が加算されていくというシステムでした。

詳しい計算方法はよく分かりませんでしたが、とにかくお金が増えるなら大歓迎!ここで言っているお金とは、現金ではなくて、こちらのレンタサイクルのみで利用できるチャージされたお金のことです。

もっと前には実際にスマホ上で現金がもらえるというキャンペーンもあって、主人と二人で50元(日本円で約840円程)*以上を稼ぐことができて喜んでいたこともあるのですが、さすがにそのキャンペーンは採算が取れないと思ったのか、長くは続きませんでした(笑)

私が最初にチャージしたのは20元(約336円)なんですが、今や24.4元(約410円)に!

私は今年の四月のはじめにお金をチャージして、レンタサイクルを利用し始めました。最初はよく分からなかったので、とりあえず最低チャージ金額の20元をチャージしてみました。使ってみて良かったらまたチャージし直そうと思っていたんです。

でも、今のところまだその必要はないようです。なぜなら、色々なキャンペーンのお陰で5ヶ月経った今でも最初の20元はまるまる残っているからです。それどころか、今ではプラスの24.4元になっているんです!ビックリですよね!

「レンタサイクルの使い方」の部分で後述しますが、私の場合、5ヶ月間毎日何回も自転車に乗っていますが、取られたのはデポジットとたった20元のみということになります(デポジットは解約する時に返ってきます)。レンタサイクルの利用は、本当に素晴らしく交通費の節約になっているんですよ。

今現在は、1ヶ月1元キャンペーン

今現在行なわれているのは、こちらのキャンペーンです。

今現在は、こちらの「1元で1ヵ月乗り放題」というキャンペーンがやっています。先月は「無料で一ヶ月乗り放題」だったので、それには劣りますが、本来1回1元のところを1元で1ヶ月なので、かなり無料に近いキャンペーンで大変助かっています。

ちなみにこちらは、1回の利用は2時間までとなっているので、1回に2時間以上利用した場合はキャンペーン料金とは別にお金がかかるようです。一応毎回キャンペーン内容をきちんとチェックして応募しないと、とんだところに落とし穴があったら困りますからね。

変わりやすい広州の天気にも対応しやすい

広州の天気は一日の間でもコロコロ変わることで有名です。季節にもよりますが、太陽がギラギラ照りつける真夏日かと思ったら、急に真っ暗になって激しいスコールが降り出す…なんていうこともよくあります。

マイ自転車だと天気を気にしなければいけませんが、レンタサイクルであれば、最悪降り出したら自転車を放棄すればいいので、マイ自転車よりずっと気楽に利用できるんです。

盗難の心配がないのが大きな魅力

今まで、私たちが長い間自転車購入をためらっていた一番の理由は、「盗難の確率が高いから」です。せっかく数百元出して自転車を買っても、あっと言う間に盗まれてしまったという友達が何人かいました。中には数千元の電動自転車が盗難に遭うことも。(1000元は約16700円程で、こちらでは大金です。バイトで働いている人で言えば、約半月分の給料なんですよ。)

チェーンや鍵が壊されたり、チェーンがついていない場合は自転車丸ごと運んでいくような専門の泥棒集団もいるようです。歩くのが面倒で勝手に人の自転車に乗っていってしまう人もいれば、盗んだものを商品として売り出しているグループもいるようなので、本当に盗難率が高いんです。

その点、レンタサイクルは「自分の物ではない」というメリットが大きいです。使い終わったら、もうその先を心配する必要がないんですから。これは中国で流行るはずですね。

ではこんなにメリットの多いレンタサイクルですが、デメリットについてはどうでしょうか?いくつか取り上げてみましょう。

レンタサイクルのデメリットや弊害

これまで見てきたとおり、広州生活においてのレンタサイクルの利用にはかなりのメリットがあります。それでもデメリットや弊害もそれなりにあって、今後も問題視されていくのかなと思っています。今度は、私が観察した限りでのレンタサイクルのデメリットや弊害についてご説明しましょう。

故障車が尋常じゃなく多い

ヒドイ光景ですが、最近ではあちこちでよく見かけます。

故障車があまりにも多いです。たくさんの故障車が放置されているので、もともと日本と比べると「すごく清潔!」とは言い切れない中国の街がより一層汚くなっています。

また、上の写真のようにはっきりと故障車と分かればまだしも、スマホを操作して自転車をレンタルしてから故障に気付くことが本当に多いです。自転車を借りる前にチェックしておきたいポイントとしては、

・前後タイヤの空気が入っているか?
・両方のブレーキが利くか?
・チェーンが見るからに緩んでいないか?
・電子キーは反応するか?(押しても音が鳴らないものは電子キーの故障で使えません。)
・ペダルが両方付いているか?(意外と反対側のペダルがついていなくて、せっかく借りたのにこげない…ということがよくあります。)

といったところでしょうか。

急いで出掛けようとしている時にこれらのチェックポイントを全て確認するのは結構手間で、うっかり忘れてしまうこともあります。でもそうすると案の定ペダルが片方ついていない、電子キーが壊れているなどの致命的な故障で使い物にならないことが多いんです。

他にも、乗ってみてからでなければ分からない故障や不具合もあります。ペダルが歪んでいるとか、サドルが調度いい高さに固定できない、こぐ度にカッタンカッタンという異常な音がする、ブレーキの利きが甘くて危ない、どうしてかは分からないけれどペダルがものすごく重くてこいでもこいでも全然前に進まない…などです。自転車の質に、かなりの当たり外れがあるんです。

10分以内の近場での移動であれば、そのまま我慢して乗ることもあるのですが、ある程度の長距離ともなると妥協はできません。では、変な自転車に当たってしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?

故障車に当たった場合、こちらの画面で報告をして利用をキャンセルすることができます。

自転車をレンタルしてしまってから故障に気付いた場合、100秒以内であれば、スマホ画面を操作してレンタルをキャンセルすることができます。上の写真の画面で、故障箇所を選択して報告し、修理を依頼します。そうするとキャンセルボタンが出てくるので、それでキャンセル成立です。制限時間以内にキャンセルが成立すれば、利用料金を請求されることはありません。

それでも、やっぱり急いでいる時や疲れている時に故障車に当たると、「またか…」と思わずため息が出ます。ユーザーの使い方の荒さもあると思うのですが、自転車の定期的な整備点検ができていないようなので、改善を願います。

こちらは全部故障車で、修理を待っている状態のまま何ヶ月も放置されている様子。放置されているだけでなく、むしろ増え続けているような気がします。自転車の墓場ですね。

鍵を破壊する人がいる

特に最初の頃のアナログ的な鍵の自転車は、鍵の部分が破壊されていることが多いです。破壊して、キャンペーンでない時も無料で乗るのでしょうね。レンタサイクルが流行ってから、こういった「人の悪い面」が見えるようなニュースがずいぶんと増えてしまったようです。

チェーンをつける人がいる

鍵を壊すのよりも手っ取り早く、チェーンを付けてレンタサイクルを私物化してしまう人もすごく多いです。こうしたルール違反者への対応策として、最近では、今までアナログロックだった自転車を電子ロックに切り替えています。

アナログロックだと、それぞれの自転車のキーを解除するパスワードは常に同じで、パスワードを暗記してしまえば、お金を払わなくてもその自転車を使うことができてしまっていました。でも新しい電子ロックの場合、使い終わる度にキー解除のためのパスワードが変更されるようです。

ですから、たとえチェーンを付けたとしても、一度自転車の鍵をかけてしまうと無料では乗れなくなります。鍵をかけないでずっとチェーンだけの状態にして私物化している人は未だに時々いますが、そういうやからの自転車は、見かけたら勝手にガチャッと錠を下ろしてしまいます。(ルールを守らない人は嫌いなので…笑)

こうしたシステム上の改善があり、数ヶ月前と比べると「私物化問題」は格段に減っていると思います。安いのですから、みんなきちんと登録をした上で利用してほしいものです。

あり得ない危険な乗り方をする人が増えている

便利で安いレンタサイクルの登場で、あり得ないような危険な乗り方をする人が増えています。中国はもともと交通ルールがあってないようなものなので、信号無視とか逆走などといった問題はもはや普通です。では、どんな「あり得ないような危険を冒す」人たちがいるのでしょうか?

自転車のカゴに人を乗せないように!と書いてあります。

レンタサイクルは二人乗りができないような造りになっていて、後ろにもう一人座ったり立ったりすることはできません。でももし二人乗りできたら、一人分の自転車代が浮きますよね?

上の写真にあるように、自転車のカゴに人(子ども)を座らせる人がそれなりにいます。2歳くらいの子から大きいと5歳くらいの子でしょうか。お尻をカゴに入れるようにして、足を外にブラブラ出して乗っているんです。もちろん運転手は親です。ものすごく危険ですよね!

もし腰や頭から落ちたら、一生障害を背負って生きていかざるを得なくなるかもしれませんし、悪いタイミングで後ろから車が来たら、命を落とす危険も十分あります。親はあまり深く考えていないのかもしれませんが、見ているこっちが心が痛みますね。

また小学生くらいの子どもだと、運転手の前の斜めのバーの上に立たせて二人乗りしている人もいます。中国ではノーヘルでバイクの二人乗りや三人乗りは当たり前なので、そういう環境で育っている子どもたちはかなりバランス感覚がいいようなのですが、それでもやっぱり不安定過ぎます。

レンタサイクルの規定で、もともと12歳以下の子どもは利用してはいけないことになっているので、(全く守られてはいませんが…。)そうすると親がレンタサイクルの登録をしても、子どもは登録することはできず、親子で出掛ける時にこういう危険なことになってしまうのかなと思います。

日本の親は過保護な人が多いようにも思いますが、こちらはもっと子どもたちを保護してあげてほしいと思ってしまいますね。「カゴに人を乗せないように!」という張り紙はされるようになりましたが、見つかったからといって特に罰則はありません。これでは危険な乗り方をする人は、あとを絶たないと思います。

街の景観と安全にも影響あり

今や街のどこにおいてもひしめき合っているレンタサイクルは、存在感があり過ぎます。

広州市内には精錬された都会もあれば、昔ながらの風景を思わせる味わい深いエリアもありますが、いずれもカラフルでゴチャゴチャしたレンタサイクルの大群に景観を損なわれていると言わざるを得ません。素敵な石畳の道が自転車で占領されているのを見ると、やっぱり残念です。

自転車がなかった頃は、歩道があったみたいですね。

このように、本来あった歩道がなくなってしまうというケースも少なくありません。これではみんな車道を歩くしかなくなってしまいます。レンタサイクルの良さの一つは、不要な時にすぐに乗り捨てることができることです。でも置き場が確立されていないことから、安全に通行しにくくなっている場所が増えてきています。

駅前など場所によっては、レンタサイクルを置いてはいけないという規制がかかっているところも見かけるようになりました。便利さと安全の両方を追求するって結構難しいことのように思いますが、こちらも改善されてほしいなと思っています。

レンタサイクルの簡単な使い方

レンタサイクルを利用する手続きは、難しくありません。中国語が読めないとちょっと苦戦するかもしれませんが、必要なのは身分証明書(私たち外国人であればパスポート)とデポジットだけ、手続き自体は至ってシンプルです。

ネットでお目当てのレンタサイクル会社のアプリをダウンロードして、登録画面に進みましょう。まずは、電話番号などの個人情報を入力します。それから、パスポートの名前入りのページを開いた状態で、自分の顔とパスポートのそのページがしっかり写るように写真を撮り、その写真も登録します。

そして、各会社によって決められたデポジット(北京語では「押金」と書いて、「ヤージン」と読みます。)をネット上で支払えば、登録完了です。もう自転車を借りることができるようになりましたよ。では次に、実際のレンタサイクルの利用の仕方を見てみることにしましょう。

場所にもよりますが、お目当の自転車を見つけるのは結構簡単です。

まずは、登録した会社の自転車を探しましょう。レンタサイクルアプリを開くと、画面上にその会社の自転車がどこにあるのかが表示されますが、どういう訳かあまり当てになりません。普通に路上に止めてある自転車がないか、目で確認する方がずっと早いです。

この場合、地図上にある黄色い風船のようなマークが自転車の位置…のはずですが、なんと地図上には表示されていない本人の目の前にもたくさんの自転車があります。

先に挙げたチェックポイントをさっと確認して、自転車を借ります。各自転車には下の写真にあるようなQRコードと番号がついています。基本的にはQRコードを読み込めばいいのですが、上手く読み込めない場合は番号を打ち込むこともできます。

QRコードと番号。自転車を私物化するためか、番号やコードが読めないように消されていることも多く、その場合は他の自転車を探すしかありません。

QRコード読み込み中画面です。

この画面でQRコードを読み込めればいいのですが、上手くいかないこともあり、その場合は左下の手のマークの部分を押すと番号入力画面になります。また、夜暗い時は右下の懐中電灯のマークを押せば明かりがつくようになっています。

無事にレンタルできると、このようにキーロックを解除するための四桁のパスワードが表示されます。

こちらのパスワードで自転車のキーロックが解除されれば、自転車に乗ってどこにでも行けるようになりますよ。こちらの画面では「113秒後から正式にレンタルが開始されるので、問題があれば修理の依頼を出すように」と書いてあります。前は100秒だったはずですが、今は120秒(2分)に改善されたのかもしれません。

こちらは従来のアナログタイプです。パスワードは毎回同じ番号なので、私物化されやすく、今このタイプは減ってきています。

こちらが新しい電子キータイプです。毎回自動的にパスワードが変更されます。私物化対策としては良いのですが、電子キー自体が壊れていて(電池切れとか?)で動かないケースが増えていて、これはこれで問題ありです。

レンタサイクルの使い方、すごく簡単ですよね?大抵のレンタサイクルは、1時間1元(約17円)か30分0.5元(およそ8円)で利用することができます。これは中国元でもコスパ最高ですが、日本円で換算しても考えられない安さですよね。とってもお手軽ですよ。

レンタサイクルの大手会社を紹介

これだけ流行っているので、レンタサイクル会社もどんどん新しいものが出てきています。ここでは、私の住む周辺でよく見かける代表的な会社を少しだけご紹介しておきましょう。

私が愛用しているofo

イエローの車体が目印のofoは、私が5ヶ月程愛用しているレンタサイクルです。当時ofoを選んだ理由は、ofoは広州でレンタサイクルサービスが始まった初期の頃からの比較的信頼できる大手だということと、デポジットが99元(約1663円)と、他の大手よりだいぶ安かったことにあります。

故障車がとりわけ多いとか、アナログタイプからデジタルタイプへの移行が遅いだとか色々言われてはいますが、しょっちゅうお得なキャンペーンがありますし、故障車などは結局どこも同じじゃないかと思うので、私は満足しています。

一応デポジットは退会と共に返ってくるはずではありますが、ここ中国では何が起こるか分からないと思っているので、万一返ってこないことも考えると、安ければ安い方が安心です。ofoの利用料は、1時間1元です。

こちらも業界大手のmobike

オレンジとシルバーのボディが特徴のmobikeは、先程のofoと並んで業界ツートップと言って良い初期の頃からの大手レンタサイクル業者です。私は実際に乗ったことはないのですが、ofoと比べて車体が軽くて丈夫で乗りやすいということを売りにしています。

私たち夫婦もofoかmobikeで迷ったのですが、mobikeはデポジットが299元(約5022円)とofoと比べてだいぶ高かったので、私たちは質は劣ってもお安いofo方にしました。mobikeはデポジットは安くないものの、ユーザーはかなり多いようですよ。

私の友人(中国人)のオススメはbluegogo

爽やかなブルーのその名もbluegogoは、先の二つの業者程の大手ではありませんが、車体の乗りやすさに定評がある会社です。デポジットはofoと同じく99元でお安く、中国人の友人は絶対ofoよりこちらがいいと勧めてくれます。

確かに、一度彼女と自転車を交換させてもらったのですが、すごく乗り心地が良く、彼女曰く故障車率もかなり少ないとのこと。故障車だらけのofoと比べて、質が高そうでした。またこちらは30分0.5元なのも、短距離利用の場合ちょっとお得感があります。

私はすでにofoで登録をした後で、色々と登録して複雑にしたくなかったのでそのままですが、こちらの会社もなかなか良さそうです。

比較的新しいU-bicycle

黄緑色のU-bicycleは、広州市では、比較的新しく登場したレンタサイクル業者です。デポジット298元で利用料は30分0.5元のようですが、まだ知名度が割と低いのか、あまりしょっちゅうは見かけません。これから利用者が増えるかどうかは、まだ分かりませんね。

私の友人もそうですが、多くの中国人たちは、レンタサイクルを一つの会社に限定しないで、三つ四つの業者に登録をしているようです。確かにそうすれば、大抵どこででも利用可能な自転車を見つけることができるでしょう。

でもここは中国。絶対にデポジットが返ってくるという保証はない!と思っている私たちは、これからも当面はofo一本で行こうと思っています。

半年以上経ってもキャンペーンがあるかに注目

メリット・デメリットと色々ありますが、ここ数年で台頭してきたレンタサイクルは、私たちの中国生活に、もはやなくてはならない存在となっています。きっと多くの中国人にとってもそうでしょう。仕事や遊び、ちょっとした買い物まで、市民の足になってくれるレンタサイクルにはこれからもお世話になっていくつもりです。

今のところ、顧客獲得のために各社ともなかなか良いキャンペーンを繰り出してくれていますが、利用半年以上経ったらピタッとキャンペーンがなくなったりしないか、すでに獲得しているユーザーのことも大切にしてくれるか、今後も注目です。

今や広州市内のどこに行っても目に付くレンタサイクルの大群

デポジットを支払うことを考えると、1〜2週間の旅行に向いているとは言えないかもしれませんが、1ヶ月くらい滞在するのであれば、旅行中でも十分利用価値はありますよ!利用する際は、くれぐれも安全を最優先して、「赤信号でも全ての車が止まるとは限らない」と肝に命じておきましょう。

中国の交通事情も、慣れればそんなに怖くありません。広州市は意外と緑が多いですし、自転車をこぐのもなかなか気持ちがいいですよ。スイスイと自転車で自由に動き回って、自分だけの穴場なスポットを見つけちゃってくださいね。

*2017年9月のレートによります。

この記事のライター

中国広東省広州市に住む30代主婦です。今の目標は広東語をマスターすること!大好きな広州を、楽しく詳しくレポートしていきます★

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