真夏でも真冬?壮大な氷河の世界が広がるスイスのティトゥリスへ冒険に出かけよう!

真夏でも真冬?壮大な氷河の世界が広がるスイスのティトゥリスへ冒険に出かけよう!

スイスには真夏でも訪れることのできる氷河のトンネルがいくつかあります。その中でも、公共交通機関で簡単にたどり着くことのできるお手軽な氷河トンネルを有するのがティトゥリスです。氷河の上を行くリフトに乗ったり、ソリ滑りを楽しむこともできるおすすめスポットです。この記事ではそんなティトゥリスの魅力をご紹介します!


私たちがスイスへの旅行を計画していた時に思い出したのが、人気テレビ番組「水曜どうでしょう」で紹介されていた氷河トンネルです。天然の氷河をくり抜いて作られたトンネルの中に入るという、とても貴重な経験が出来るスポットです。

どうせスイスに行くならば是非立ち寄ってみたい!と思い、複数の氷河トンネルの情報を集めて、一番アクセスが簡単そうなティトゥリスに行くことを決めました。

いざ行ってみると、氷河トンネルだけではなかったエンターテインメント・スポット、ティトゥリスの魅力を、以下に詳しくレポートしたいと思います!

山登りせずに公共交通機関だけで楽々氷河の世界へ!

電車の車窓からの眺め

ルツェルン(Luzern)から電車に揺られて40分ほどでティトゥリスの最寄りの鉄道駅、エンゲルベルク(Engelberg)に着きます。こちらはドイツ語で「天使の村」という、なんとも素敵な名前の町です。

スイスの電車からはずっと美しいパノラマを楽しむことができるので、移動が苦になりません。

エンゲルベルクの鉄道駅から徒歩10分ほどで、ティトゥリスへの第一歩、一本目のロープウェイ乗り場に着きます。徒歩が面倒だという人は、馬車も利用できるようですよ。

目的の氷河トンネルのあるポイントまで登るためには、ロープウェイを2本乗り継がなければいけませんが、一歩も登山をすることなくたどり着ける便利さとお手軽さは魅力ですよね。

ロープウェイを乗り継ぎ目的の氷河トンネルに到着!

二本目のロープウェイは、世界初の360度回転するゴンドラに乗って登っていきます。地元の人しか行かないような「スイスの穴場」にこだわって旅程を組み立ててきた私たちですが、さすがにここティトゥリスは有名観光スポットだけあって、外国人観光客であふれかえっていました。ゴンドラもぎゅうぎゅうに詰め込まれて乗り込むことに…

しかも某隣国の団体客は、列を作って並んでいる私たちをものともせずに、ぐんぐん順番抜かしをして先に入っていきます。バカンスのいい気分が少しだけ害されました。

しかもゴンドラから見えるのは霧、霧、そして霧…お天気はいい日だったのですが、やはり山頂と下界とではまったく違うようです。

それでもゴンドラを降りたらすぐに氷河トンネルが、その神秘をもって私たちを出迎えてくれました!8月中旬の真夏の北半球でこの光景は、まさに別世界。ここに来てみたかったんです!

氷河トンネル内部


トンネル内部にはしっかり手すりも備え付けられています。それもそのはず、スニーカーだった私はつるっつる滑って歩くのが大変でした。

簡単な防寒具も必要です。真冬のコートとは言いませんが、ウィンドブレーカーかニットくらいは必要になります。私の友人はユニクロで買った折りたためるダウンコートを持ってきていて、快適だったようです。トランクに入れてもかさばらないので、あれはいいアイディアだったと思います。

大迫力!氷河の上にかかる吊り橋

高いところが大好きな私は、スイスでたくさんの吊り橋を渡って楽しみました。ここティトゥリスにも、かなりの迫力の吊り橋があります。

鉄骨製なのでいわゆる一般的な「吊り橋」のイメージとは少々異なりますが、下を覗けば山肌に氷河の大パノラマ。高さも相当なもので、テンションはどんどん上がります!上からよーく覗き込むと、氷河の割れ目は青く光っていることに気づきます。自然のパワーのすごさを実感できるスポットです。

長さも幅も大振りなので、複数人数がじゃんじゃん行きかいます。それでも揺れることもなく、とても頑丈に作られたものであることがわかります。

吊り橋を渡り切ると、スキー場にあるようなリフト乗り場があります。

覗き込めばこんな景色

大絶景のリフトで雪遊びをしに行ってみる

吊り橋を渡ったところからは、リフトに乗って「氷河パーク」を目指します。ソリなどの簡単なアクティビティを楽しめるスポットなのだそう。このリフトはまた別料金ですが、ここまで来たら行かないわけには行きません。

ですが、氷河パークに向かうためのこのリフト自体が、実は大変なエンターテインメントでした。

氷河トンネルのあるポイントまで登ってきたような立派なゴンドラではなく、こちらのリフトは身体がむき出しになるタイプのものです。横一列に4人ほど座れるように、簡単なイスと安全装置がついています。この至ってシンプルなリフトがかなりの高度をグングン進みます。

晴れてはいるのに辺りには霧が立ち込め、足元を覗けば氷河の割れ目がぱっくり口を開いていて、ちょっと信じられない光景です。

遠くにリフトが2台交差しています。

足元に氷河の割れ目が!これは写真を撮らずにはいられません。下の写真に写った割れ目の内側が青く光っているのが伝わるでしょうか?写真にしてしまうと、まるで絵画のようです。私たちの足を写り込ませることで、なんとかリアリティを出そうと頑張りました。でも合成のようにしか見えませんね。

大迫力の氷河

そんな大迫力のリフトを存分に楽しみ、大はしゃぎで降車場に降りると、煙る霧の中、氷河パークが見えます。大人も子供も関係なく、ソリ滑りを楽しんでいます。もちろん私たちも勢い勇んで参戦しました!

ソリなどのグッズは無料で貸し出されています。と、言うより、放置されているので勝手に好きなものを選んで使います。

滑り終わった先には、人が乗る用のベルトコンベヤーがあるので、登りも楽々。何度でもソリ滑りを楽しむことができます。

何度も言いますが、私たちが訪れたのは真夏。8月の中旬です。雪景色で忘れてしまいそうになりますね。

アクティビティに利用されている坂道

まとめ

多少の観光客の多さに目をつむれば、大満喫できるおすすめスポットです。一度は氷河トンネルをくぐってみたいと思っていたので、願いが叶って満足しました。こんなに身近に氷河を感じることができるのは貴重な体験だと思います。

ちなみに、電車の待ち時間をつぶすために入った、エンゲルベルクの鉄道駅の道路向かいにある喫茶店で食べたアイスクリームが最高に美味しかったので、こちらも是非チェックしてみてくださいね。

標高などの基本情報

この記事のライター

ヨーロッパ在住歴13年の経験を活かしてイタリア、スイス、ドイツ、フランスのちょっとディープな観光情報をお届けします!

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